坂口恭平 × 田北雅裕 トークライブ(11/23) 参加した方々のご感想

11月23日に行われた坂口恭平さん、田北雅裕さんのイベント。
第1部は田北さんによる「ふりかえり2016」、第2部は坂口さんの「現実宿り」出版記念トークライブが行われました。

奇跡のような凄まじい時間で、いまだにその日の印象が鮮烈に残っています。

そのときの参加した方の感想を以下にご紹介させていただきます。(掲載のご了承をいただいています。)



遅ればせながら、23日祝日夜のとらきつねさんでのイベント。

田北雅裕さんのお話
田北雅裕さんと坂口恭平さんのトークライブ
坂口恭平さんのお話とライブ

濃い濃い時間でした。

田北さんのお話、丁寧でとてもわかりやすくて、まだまだ聞きたいことたくさん!

坂口さんは、驚くほどの早口で、スピードラーニングかと思いました(笑)

天才なんだ、この方は。

でも、お話は尖っているようで、実はすごくあたたかく、真面目に感じました。

お母さまが子どもに感じて欲しいことを暗号のように生活の中に散りばめられていたお話や、各々がイメージする、例えば風景でも、それはある意味で「現実」で、しかもそれは個人的なものだけでなく、他の人達と共有することも出来る、というようなことに、改めてなるほど、と思ったり。

そして、それぞれが自分を惜しみなく出していくようになるこれからの世の中、きっとこんな天才的な人は、増えていくんだろうな、と思ったり。
そうすると、もう、天才、とか、しょうがい、とか、カテゴライズしていきようがなくなるんだろうな。

人と人は出会い、話し、触れる。
それで何が生まれるか。
幸せに向かっての知恵や行動。
うまくいかなかったり、悩んだ時に見守られる存在。

今ある自分は、自分で大きくなったように見えて、常に誰かの影響を受けたり、誰かの言動で心を揺さぶられたりして形作られていて、それは自分の好きな人達だけでなく、嫌いな人達からもちゃんと影響を受けている。

それを実感すると、必要のない人間とか出会いとかは、ない。

そして、私は、つい、こんな風に大人になった素敵な人達を育てたお母さん、家族の環境に興味が湧いてしまう。

イベントの前のミニマーケットで買った花屋マウンテンさんのドライフラワーとミニリース。
生花は枯らす「火の手」の私にも、ドライフラワーなら!という一抹の期待。

花屋マウンテンさん、すごく丁寧に、お花を愛おしむように包んでくださり、その姿に何だかすごくあたたかい気持ちに。

普段乗らないバスで帰ったら、確認したのにまさかの乗り間違いで、自宅近くから雨の中15分ほど歩いて帰宅。

ものすごい熱量のイベントだったので、頭冷やすのにちょうどいいってことかなぁ。

ドライフラワーが濡れないように…と気をつけて帰って、紙袋からお花を出した後に気がついた花屋マウンテンさんのロゴマーク!

かわいい…


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田北雅裕✖️坂口恭平 ふりかえり2016 @とらきつね トークイベントに行って来ました。

坂口さんの予言(?)のとおり、久々に興奮し過ぎてすぐには寝れないだろうという状況で帰路に着きました。
クールダウンせねば、インプット量が多すぎたのでアウトプットしなければ、と幼なじみの店に寄ろうとしたけどあいにくのお休み…
仕方がないので家の周りをドライブして帰り着いたらダンナがまだ起きてるよ…
何もやましいことはないのに、なぜか後ろめたい気分にさせられました。

ということで、ここにアウトプットしている次第。

以下雑感…
坂口さんのお話が若干キョーレツ過ぎて刺激が強めだったけれど、高校生も何人かいるなかで、それぞれがお話や音楽を聞いて楽しんで、それぞれ何かしら自分の中で咀嚼して落とし込んでいる感が伝わってきて、素晴らしいなと思ったこと。

坂口さんと田北さんが初対面であり、まずもって佇まいからして真逆な印象であるのにもかかわらず、真面目なお人柄の田北さんが、坂口さんのまるでお父さんであるかのように、共通点を見出して分かりやすくトークを進めてくださっているのに感動してしまったこと。

お話の内容としては田北さんの場合、杖立温泉に移住なさった後の取り組み、今の地域おこし、町おこし、またはまちづくりにおいて普遍的なテーマであり、基本的なテーマである、昔から町に住んでいる人たちへの新参者としてのアプローチの仕方、コミュニケーションの手段をお話してくださったこと。お話なさっている以上にご苦労があったと推察しました。
これはまちおこしに限らず、社会と家族のあり方へのアプローチでもあることを、社会からの孤立という視点から相模原の障害者施設の事件を通してお話してくださいました。
それから、SOS子どもの村ジャパンにおける取り組み。実は一番聞きたかったところでもあったのだけど、時間の関係上短くなってしまったので刊行誌を購入。後でゆっくり読みたいと思います。
一番印象に残ったというか、目からウロコだったのは、自立と依存は反対語ないし反対の概念ではないというお話。自立というのはたくさんの小さな依存によって成り立っているものだということ。すごく腑に落ちるお話でした。

坂口さんは…掻い摘んで言うなら…5次元と6次元のお話。躁状態の疾走感と高揚感。これ以上はお腹いっぱいです、勘弁してください(笑)
お支払いしたお金以上の、まさに宝寿、宝をおみやげにたくさんいただいた気がします。またこうして文章におこしてみると、宗教ぽくて怪しさ満載なのだけれど(笑)
高校の教科書にも載るほどの歴とした作家さんです。
まあ、高校の教科書に載ったからってどうなんだって、ご自分でもおっしゃってましたが。
すごくご自身も含めて生きづらさを感じるけど、それと同時に大丈夫だよって励まされてるような気にもなったし、もっと残りの人生出し惜しみせずに勉強してみようと思えるお話でした。
なんか、小学生の感想文みたいになっちゃったけど…本当に行ってよかったです。

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昨日の坂口さん効果が一夜明けてもまだ覚めやらない今日。本当に生きてる覚醒材ですよ。人剤ですよ。財かもしれない。ヤバい。
だけど同時に田北さんのお話が現実としっかり結びつけてくれている。田北さんもスゴイ。
あれだけすごい情報量のことを喋っているのに、全く論理破綻がないって…天才としか表現しようがないです。
聴いてるこっちも命がけ(笑。
帰ってから頭痛がして、知恵熱出すかもと怯えるくらいでした。
弾丸トークの一方で、あの伸びやかな歌。緩急激しいジェットコースターみたいな…
だからなぜか心地良い疲労感。坂口さんに言われた通りお風呂に浸かったら頭痛も治りました。

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田北雅裕さんと坂口恭平さんのトークイベントへ。とらきつねさんは福岡来て気になるお店のインスタ一斉フォローした時に知ったお店でいつか行きたいなあと思ってた矢先いきなりトークイベントのお知らせがアップされて即予約して。坂口さんのtwitterだと気付いた時点で満席告知だったのでほんと奇跡。

田北さんは申し訳ないことにほんとに知らなかったけど紹介のあった活動全て気になりすぎた。まちづくりのことや家族のあり方のこと。大学の時にあんなにありふれていたテーマばかりでちゃんと学んでおけば良かったと今更思ってしまった。田北さんは淡々とお話しされるイメージだったけどそこには想いがぎゅっと詰まっていて何度も感動した。面白いお話がたくさん聞けてよかった。

坂口さんは思えば1年ぶり。twitter復元後からやばいだろうなあと思ってたけど案の定スーパーぶっ飛び状態だった。今まで数々のイベントに行ったけどダントツ1位だったなというか私が一気に坂口恭平にぐわーってなったニコ生の宮台さんとの対談の時ぐらいぶっ飛んでた。汗流れるほど笑った元気もらった。歌もうたってくれて超贅沢時間。
福岡でみれてほんとに嬉しかった〜。なんかもう私の甘甘の感情による最悪とか絶望とかそんなくだらない状態は簡単にとっぱわれて私は私の生活をちゃんとする。ちゃんと生活することをがんばる。




その日の熱量が臨場感たっぷりに伝わってくる感想。
感想を書いてくださった皆さんに、ありがとうございました、と書きかけて違和感。
皆さん、きっと感じたことを書きたいから書かれただけですよね。

書かずには語らずにはおられない分厚いエネルギーが、その日、会場には宿っていました。


当日のイベントのはじめの挨拶で、私はある生徒の話をしました。
自己否定感に苛まれているある子の話。

その話をしていたとき、坂口さんは会場に入っていなかったので(トイレに行ってた?)私の話は聞いていなかったはずなのですが、トークライブが終わったあと、とらきつねの外に出てみると、坂口さんとその子が話していて、坂口さんが「君いいね~」と言っている場に遭遇。びっくりしましたが、あとで彼に聞いたところによると、彼は世間の「常識」「一般」の成り立ちについて坂口さんに話していた模様で、それに坂口さんが感心した、という現場だったようです。坂口さんが彼を「発見」してくれたことに感謝。家に帰ってきた彼をみて、お母さまは、彼の頭から火花が散っているのが見えたそう。参加した皆にとってかけがえのない時間になりました。
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当日の坂口さんの歌「春のせい」の一部をアップしました。それにしてもいい歌です。



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by terakoyanet | 2016-12-13 09:36 | とらきつね | Trackback | Comments(0)