福岡県公立入試、自己採点会を終えて。
2017年 03月 10日
今回、本校で福岡県公立高校入試を受検したのは25名。中3生全体の3分の2でした。
(残り3分の1は私立高校が第1志望)
□2017年度 本校生 福岡県公立入試平均点(25名全員:統一基準を基にした自己採点)
国語 45.6 数学 38.5 社会 40.8 理科 43.4 英語 42.6
5科目総合 210.9
□2017年度 本校生 福岡県公立入試最高点
国語 55 数学 60 社会 53 理科 57 英語 60
5科目総合 272
今年の受験生たち、大健闘です。
国語は例年より若干易化しました。新傾向の問題が出ましたが、昨年ほどの変更ではなかったため、冷静に対応できた生徒が多かったようです。実に半数の生徒が50点越えです。国語塾の成果もしっかり出たと感じています。
数学は満点が出ています。(公立入試の数学で満点はすごい!!) 大問2・3と4の証明をいかに冷静に解いて得点に結びつけられたかが勝負の分かれ目になりました。
社会は今回最も傾向が変わった科目になりました。もともと多い文章記述問題がさらに増え、国語力を問われる問題が多数でした。直前1週間に公民の復習をしっかりやったことで救われた子多数。よかった。
理科は例年通り。本校自慢のテキスト「理科記述式」から多数同じ問題が出題されました。
そのせいで本校生にとっては解きやすいテストとなりました。作図も定番の問題ばかりでした。
英語は満点が複数名出ていて、半数近くが50点以上をとりました。
過去問研究が万全だった生徒たちにとっては取っつきやすい問題が並んでいました。
今日はたくさんの子どもたちの涙を見ました。
参加者の半数近くが泣いていた気がします。ほっとした子の涙、悔し涙。
一人ひとりの気持ちにつられて、私も涙をこらえるのに必死でした。
それにしても今年の自己採点はとても良い雰囲気でした。
点数が思った通り取れた子も、そうじゃなかった子も、誰一人として適当になったり乱雑になったりせず、
ほんとうに真正面から真剣に自分の受験の結果を受け止めようとしていたでしょう。
それこそがいままで一生懸命努力して、良い時間を過ごしてきた証拠です。
万が一、良い結果が出なくても、泣きたいだけ泣いたら、そのあとはもう一度真正面を見て
自信を持って前に進んで行くんだよ。
今日のみんなを見て、本当に力をもらいました。自信ももらいました。
みんなが受験生として寺子屋で良い時間を過ごしたことを、私たちは心から誇りに思っています。
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