ささやかな共感。
2017年 07月 12日
「先生の出身、朝倉高校なんですね。僕のおばあちゃんも朝倉高校出身なんです。」
少し恥ずかしそうに、そう話しかけてきました。
私は思わず
「おばあちゃん、大丈夫だったの?」
と尋ねました。家の状況はともかくも、ご家族は皆ご無事とのこと。
「ああ、よかった。」
私が深く息を吐きながらにっこりすると、彼もにっこり微笑みました。
塾の授業の休憩中の、わずかな時間に生じた何でもない会話です。
でも、彼の心も、彼のご家族の心も、そして私の心も、今回の水害のあまりの状況に心を揺さぶられていて、
そのふるえを思いがけず共感することができた瞬間というのは、なんとも言えないこみ上げるようなありがたさがあるものです。
とらきつね on Facebook 随時更新中です。
唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。
入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。