当仁中1年 1学期期末テスト成績
2017年 07月 14日
今年の1年生、最初の実力テスト(到達度テスト)の結果を見たときに、うむむ、これはがんばってもらわなければ、と思っていたのですが、期末テストは本当に頑張っている子が多く、一人ひとりの努力の足跡がくっきりと見えるものになり、うれしく思いました。ちゃんと結果を出せる学年だということがわかりました。
勉強の取り掛かりが遅かったことを悔やむ子、ケアレスミスで20点以上落として落ち込む子、いろいろな子がいましたが、今後の肥やしになる経験になったのではないかと思います。
では以下は集計結果です。(未提出者[得点不明]は2名)
かっこ内の数字は学校の平均点との比較。
◇中1平均点(本校期末直前講座受講生)
国語 74.6(+8.4)
数学 78.1(+16.1)
社会 87.0(+14.1)
理科 81.5(+11.2)
英語 77.2(+14.8)
5科総合 398.4(+64.6)
400点目前の平均点となりました。
いつも、最初のテスト(1学期期末)だけは学校平均点が高い中1英語のはずが、今回は数学とともに最も平均点が低く(学校平均62点台)難しいテストになりました。テストを見ましたが、えーこの時期にこの問題出すかーという内容のものもあり、私自身、今後の勉強になりました。今年は特に書くことに力を入れていることがわかるテスト内容で、日ごろちゃんと正確な綴りを覚える訓練をしていない子にとっては難しいテストになりました。夏期講習では徹底的に覚える復習課題が出ますから頑張りましょう!
今年の中1には特に、数学の勉強のしかた自体について、丁寧に指導してきました。
数学は、授業中に解き方をいくら理解できても、そのあとに自分で間違えずにできるようになるまで繰り返さないと、できるようにならないよ、ということを何度も話してきました。子どもたちは一生懸命に首を縦に振りながら聞いていました。
数学は他の科目と違うんだよ。中学校の他の科目は基本的には覚えて理解したらそれで勉強が終わりなんだけど、数学は違うんだよ。野球のボールの投げ方も、テニスのラケットの振り方も、いくら目で見て耳で聞いて理解しても、練習して自分の身体がなじむまでやらないと、できるようにならないよね。数学の計算もそれと同じだよ。数学はその点ではスポーツと同じだよ。数学は授業中、(特に個別指導とかだと)その場で理解できたと思いやすいから、それが落とし穴になりやすい。理解できたと思ったら、同じような問題をとことんやりこなさないと。だから、問題集を見てみると、数学だけは、同じような問題がたくさん並んでる。学校のドリルやワーク、塾のテキストも、同じような問題ばかりたくさん並んでいるでしょう。あれは意味がないのではなくて、同じような問題ばかりやりこなさいと、できるようにならないからなんだよ。そのことを踏まえて、理解した問題こそ、たくさん解いてね。そんな話をずっとしてきました。
今年は数学が最も平均点との差が大きい科目になり、皆、よく頑張ったんだなあと改めて思いました。
特進クラスの一次選抜基準を超えた生徒たち(9名)の平均点です。
◇中1平均点(特進クラス候補生)
国語 86.0(+19.8)
数学 84.6(+22.6)
社会 92.9(+20.0)
理科 87.8(+17.5)
英語 84.0(+21.6)
5科総合 435.3(+101.5)
特進クラスに選ばれる生徒たちは450点以上を目標としている子が多いですが、まだテスト馴れしていない子もおり、今回ようやく、学校の定期テストの輪郭をつかんだ生徒も多いのではないかと思います。
次回はさらにかなりの飛躍が期待できると思っています。だって、本当に頑張ろうとする気持ちが強い子ばかりですから。
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