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2017年 10月 15日

石川直樹さんトークライブ2017

10月11日(水)に、とらきつねにて、写真家石川直樹さんのトークライブが開催されました。

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世間は石川さんのことを、すごいことをやってのけた人物という像を描いていると思うのですが、石川さん本人の文章と語りの中からは、冒険、探検にともなう武勇伝語りが飛び出すことはなく、事実と経験がただ淡々と語られるのみ。

石川さんは若い時から一貫としてそうだなと思います。だから彼の言葉は信頼できます。

石川さんにとって、山を歩くことも海を航海することも気球で飛ぶことも、身体を使った思考実験なのでしょう。彼の旅のスタイルは、芭蕉がかつて「舟の上に生涯を浮かべ」と詠んだ杜甫や西行などの古人たちに通じるものさえあると感じます。だから、彼の旅に意味や価値があるというよりは、彼が旅している、そのこと自体が理屈抜きに私たちを魅了するのです。

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参加した高校生たちと記念写真を撮ってもらいました。
高校時代から一人で海外に飛び出していた石川さん。
参加した彼らも、自分で選択できる人生がすでに始まっていることを強く感じて、大いなる刺激を受けたようです。

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石川さんとの縁は来年以降も続きそうな気がします。
今回ご参加いただけなかった皆さんも、またの機会にぜひ。



◇石川直樹プロフィール
1977年東京生まれ。写真家。
2000年、ポール・トゥ・ポールに日本の代表に選出され参加、北極点から南極点までの地球縦断を敢行。翌年、エベレスト[北壁](8,848m/チベット)に登頂。当時の七大陸最高峰登頂世界最年少記録を更新。2005年、東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最近では、ヒマラヤの8000m峰に焦点をあてた写真集シリーズ『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』『K2』(SLANT)を5冊連続刊行。最新刊に写真集『DENALI』(SLANT)、『潟と里山』(青土社)、『SAKHALIN』(アマナ)、著書『ぼくの道具』(平凡社)がある。



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by terakoyanet | 2017-10-15 09:49 | 行事・イベント | Trackback | Comments(0)
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