新年度から変化した高校の朝課外
2018年 04月 19日
声を上げる人が多くなり、マスコミも取りあげたことで、大きな山が動いたという印象です。
選択制になったA高校の朝課外の参加率は8~9割の高率だそうです。
朝課外に行かないと不安、という刷り込みは簡単に消えるものではないのでしょう。親に行けと言われる子どもも多いのでしょう。
でも、朝課外に行けという親は、ちゃんと子どものために朝課外が本当に必要なのか、なんとなく行ってくれたほうが安心だから言っているのにすぎないのか、そういうことを自分自身の問題として考えた上で子どもに助言をしてほしいと思います。
朝課外が必要な子がいるのは事実ですが、必要ない子、むしろ朝の負担がマイナスになっている子も本当にたくさんいますから。
高校生たちも、自分たちで考えてほしい。なんとなく流されて行くなんて馬鹿げているよ。
行かない決断をした人は、じゃあ自分には何ができる?それをしっかり考えよう。
4月20日
質問ですが、なぜ朝課外が悪しき慣習となるのでしょうか?
それを悪いものと決めつけるのもある意味刷り込みなのでは?
朝課外を行う必要性がない言った生徒が大多数とおっしゃってますが、どこの集計で言われているのでしょうか。
高校の先生が、課外に来ない生徒に何かしら言うというのも実際にあった話なのでしょうか?
何にせよ、朝課外に参加した生徒が多いからといって、第3者の私たちが非難するのは間違いで、生徒たちを見守った方がいいのではないのでしょうか。
全て、主観で実際の根拠もないまま書き込むのは、教育に携わる者として少し危ないのでは?と思います。
乱文失礼致しました。ご回答よろしくお願いします。
>質問ですが、なぜ朝課外が悪しき慣習となるのでしょうか?
私は「朝課外が悪しき慣習」とは全く言っていません。むしろ朝課外は授業によっては役に立つことがあると思っています。もう一度、文章を読んでいただければと思うのですが、私が「悪しき慣習」と書いているのは、「朝課外」そのものではなく、「正課の授業内容を朝課外でもやる」ということについてです。お調べいただければわかることですが、「正課の授業内容を朝課外でもやる」というのは、学校側のルール違反です。子どもを指導する学校側が、公然とルール違反を犯すことは、私は間違っていると思います。
朝課外を行う必要性がない言った生徒が大多数というのは、本校で新聞社が取材を行ったときに、複数の生徒たちが証言したことです。正式な集計を行う権限はありませんので、大多数ではない学校もあるかもしれません。
高校の先生が、課外に来ない生徒に何かを言うということは、実際に聞いたことなので書きました。
私はこれまで多数の高校生たちと対話を重ねてきており、全て、主観で実際の根拠もないまま書き込んだわけではありませんが、個別の事例を一般化しているように見えるというご批判であれば、もう少しバランスを考慮した記事を心掛けていきたいと思います。ありがとうございました。
https://twitter.com/nishinippon_dsg/status/954383886724734976
選択制というのが形だけになっている部分があるんですね。バスの事情もあってやもなくそうしている子がいるというのは、確かにそうだと思いました。書き込んでくださって、なるほどと思いました。ありがとうございます。
選択が簡単にできないようでは、ちいさんも大変だと思います。