忘れ得ぬ日(航空高校唐人町修学旅行)

航空高校唐人町の修学旅行7日目の5月5日、ロンドンの中心街ソーホーで英語学校の授業を終えたNくんと、郊外の町に遊びに行きました。

いくら憧れのロンドンとはいえ、ずっと市街地にいると心が荒みますから、適度に郊外で遊ぶのが長く滞在する際に必要なことです。

ヨーロッパはこの時期、日がとても長いので(日没は21時前後)、学校の授業が終わる15時半以降からでも、十分に日帰りトリップが可能です。こんな機会を逃す策はありません。ということで、Nくんと南部の白亜海岸にハイキングに出かけました。

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今回の旅行中は、偏西風の機嫌がよくて、天候にとても恵まれました。
この日の夕日が忘れられません。

無計画のため帰りの足がなくなり、携帯も圏外。
たまたま出会ったイーストボーン在住の家族に近くの駅まで送ってもらいました。
とてもハートフルな家族で、こういうささやかな時間が大切な思い出として心に残るものになります。

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Nくん、その翌日には、単独でイーストボーンの隣町ブライトンに行き、私の二十年来の友人Nigelに会って、1日いっしょに遊びました。
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パブに行ったり、素敵なシンガー!?のパフォーマンスを見て、彼女と写真を撮ったり、楽しい時間を過ごしたようです。
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ありきたりの修学旅行では決して出会えなかったことをたくさん経験したでしょう。
多様性という言葉の意味を肌で感じたでしょう。
その土地に行って、その土地の人に出会うというのは、かけがえのないことです。


高校に通うのが苦しいと思っている子もいるかもしれません。
でも、いまの私たちにはたくさんの選択肢があって、ひとつのレールにとらわれる必要なんてないのです。

いま苦しんでいる子どもがそのことに気づいてほしいし、子どもだけでなく、そばにいる大人こそが、脇道にそれる勇気を持ってほしいと思います。
本校(航空高校唐人町)の修学旅行は、子どもたちに脇道のおもしろさを垣間見せる機会になったと思います。



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by terakoyanet | 2018-06-02 08:27 | 行事・イベント | Trackback | Comments(0)