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英語を覚えるということ ~ 似顔絵のこと

現在、中間考査直前の対策授業が行われています。
準備万端の子と、まだまだ準備不足の(単に覚えていないことが多い)子の差が大きいと感じます。
考査直前になると、この子は今回伸びそう、とか伸び悩みそうとかが、はっきりと見えてきます。
出遅れている子の猛烈な挽回を期待しています。

当仁中の中1は、学校で英単語のスペリングコンテストがあったそうで、発表された上位40名中の寺子屋生の割合がすごく高かったと子どもたちが話していて、私のほうもうれしくなりました。
寺子屋生の8割が上位にランクインしていたそうで、満点の生徒も。
「でも、当たり前やん、寺子屋の人、圧倒的に有利やない?」とある女の子。

中1生は、中2・中3と同じく夏期講習の間に約800語の英単語テストが行われました。
今年は中1生も本当に頑張りました。毎回90点以上をとった生徒たちは700語以上、半分しか覚えられなかった生徒でも400語の英単語を夏の間に覚えました。
そんな彼らからすれば、学校の英単語テストは、かなり簡単なものでした。

最近、学習において、丸暗記というのはつくづく評判が悪いです。
しかし、「覚える努力をしなくていい」なんて言う語学教師はみんなうそつきです。
語学は覚えなければ始まらない科目です。

それにしても、単語を覚える、というのは訓練が必要だと、子どもたちを見ていて思います。
日ごろ単語を覚えていない中学生に、ほら、覚えなさい、と言ったところでなかなか覚えられないのです。その点、寺子屋の生徒たちは、日々の訓練が積まれています。日ごろから覚える訓練ができているからこそ、新しい単語が出てきてもすぐ覚えられます。

これは自分一人で刺激が少ない環境で勉強している子には身に付きにくい力で、寺子屋に途中から(中2・中3から)入ってくる生徒で最も多いのが、「勉強得意だったはずなのに、英語が取れなくなった」という子ども。彼らは「覚える習慣」を身につける機会がなかったために、理解力はあるのに英語が苦手になっている子どもたちです。語学は言葉そのものを扱う学問ですから、言葉を知らなければ、いかに理解力があっても得点できないのは当たり前のことです。


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いま、中3と中1で、私の似顔絵を描くのがはやっていて、特に中3のある子が、ブログに載せろと毎日言ってくるので、載せることにしました。

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毎日の授業がとても楽しいです。

9月の後半は、子どもたちの夏のがんばりの成果がしっかりと数字となって現れますから、到達度テスト、県模試、2学期中間テストと、結果が出るのを心待ちにしているところです。



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by terakoyanet | 2018-09-17 01:51 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)