中3のこと、受験勉強のこと

昨日は少しひさびさの中3の長時間授業。(先週の日曜は模試のせいでスタート時間が遅かったので。)

この1ヶ月で英語・数学の力を伸ばした生徒が本当に多いことを実感しました。
昨日生徒たちに配布した県模試の結果にも、それが如実に表れています。

この時期の受験生は、覚えるだけである程度点数が取れる(→定期テスト直前の勉強のしかた)部分の学習はすでに終わっている生徒も多く、あとはいかにひとつひとつの問題を掘り下げて、自分のものにできるかにかかっています。

特に数学は、基礎計算力がどれだけ大切かは言うまでもなく、そのあとは、いかに多くの問題パターンを自分のものにできたかが勝敗のカギを握っています。

焦る自分の気休めのために、ただ徒ら(いたずら)に過去問を解いているだけの子はいつまで経っても伸びません。
そういう一時的な自己充足のための学習をやっている子は、いつまでも自分がなぜ得点がとれないかということと向き合うことができていないので、決して弱点を克服することができません。(だってはじめから弱点を克服することから逃げているのですから。)

でもそうやって逃げている自分を見ようとしない。
必ずしも逃げることが悪いわけではない。
でもね、逃げている自分に気づけなくなってしまうのは、自分を騙し通せてしまうのは、ちょっとまずい。
もう少し、そのへん自己分析ができるようになったほうがいいと思うのです。

そういう力は将来、みんなの身を助けます。
あなたはせっかくそんなにまじめで真剣な人なんだから、受験を通して自分自身をごまかして裏切ることに決して慣れないでほしいのです。


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センターが終わり、今週は専願入試も。
いろんな葛藤や煩悶を抱えながらも、今日も一生懸命な受験生たちを心から応援しています。


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今年のセンター国語の評論は、沼野充義さんによる翻訳の話でした。

まったく違った文化的背景の中で、まったく違った言語によって書かれた文学作品を、別の言語に訳して、それがまがりなりにも理解されるということじたい、よく考えてみると、何か奇跡のようなことではないのか

本当にそうだなあと思いながら読みました。
今年のセンター国語は、とてもベーシックな良問でした。

また、センター地理Bで、地誌でウズベキスタンとウクライナが出たことに驚愕している人が多かったのですが、綿花・アラル海(の縮小)と灌漑・タシケント・イスラム教(中央アジア)といったキーワードをもつウズベキスタンのこと、チェルノーゼム・小麦・ドネツ炭田・クリボイログ鉄山といったキーワードをもつウクライナのことを、表層的にでも知っていれば解ける問題で、特に驚くべき問題ではありませんでした。ただ、全体で数問だけとても難易度が高い問題がありましたね。



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by terakoyanet | 2019-01-21 09:39 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)