ハバナの思い出
2019年 09月 09日
おすすめしたい(とはいってもあくまで個人の責任で)のが声をかけられたロコの人(ただし英語ができる人)に、声をかけられるがままにカフェやバー、彼らの家について行ってみること。キューバは治安が悪くないので、まずとんでもないことになはならないと思う(とはいってもあくまで個人の責任で)。彼らに奢らされるしお金をせびられるのは間違いないから覚悟の上でのおすすめだが、それでも既成の英語ツアーなんかに参加するより格安で地元ならではの面白い経験ができると思う。
キューバは9月が新学期。2日後から小学生になるダリオくんのお母さんからキューバの教育事情、子育て環境について話を聞く。ダリオくん、途中で私の事が好きになって、いや違う、私の髪の毛のただならぬザラザラ感にハマって、何度も触りに来て至福の表情を浮かべる。
ハバナのホテルではフロントの女性がチェックアウトの作業を進めながら声を上げて笑ったり歌ったりと幸せで楽しそうだった。
その後に2泊だけしたメキシコのホテルではフロントの男性が靴を鳴らして腰を振って踊りながらチェックインの作業してて、改めてラテンアメリカ最高と思った。作業効率は悪いけどどうでもよくなる。
生きるために働くというより、生きるように働く。日本の働き方改革もそっちの方向でお願いしたい。
今回、社会主義の国キューバを訪れて驚いたのが、人々の国の政治に対するリスペクト。
これについては長くなるのでそのうちまとめたいが、男女も人種も年齢も関係なく一人ひとりは平等であるという人権感覚を国民がデフォルトで共有しているという空気があるのはすごいことだと思った。キューバのことを「最後の楽園」と呼ぶ人がいるのは、こういう政治的な側面も含意してのことだと思う。