子どもを信用することと、子どもの嘘について

休校明けのこの時期、「宿題やったの!?」「やったし!」・・・・・「やってないじゃなーいー!!(怒)」というやり取りに翻弄されて疲れているお母さん、お父さんも多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたい文章が今日、新潮社の「考える人」に掲載された村井理子さんのこちらの文章。

村井さんの文章を読んで、よかった、私だけじゃなかった、と胸をなでおろした方も多いかもしれません。

親がよかれと思って無理をしただけ、子どもも別の形で無理をしてしまうものですが、親にとっては子どもの無理が単に嘘や裏切りに感じられてしまうんです。だからと言って親に無理をするなというのも無理だなあと考えると、もうわけがわからなくなってきます。(何を言っているんだ。)

子どもが親に嘘をつくときって、子どもにとって嘘自体が親との良好な関係を繋ぎとめるための精いっぱいの誠実な応答であることが多くて、だから親の「あんた嘘をつくんじゃない!」は、「無理を強いる」→「無理をさせた結果嘘をつかせる」→「それなのに嘘を責められる」という、子にとっては悪夢の循環になってしまいます。

だから、子どもにあたることもできずに子どもの目の前でただ不安なまま立ち尽くしている村井さんのようなお母さんには、ただ立ち尽くしているという事実だけで子どもは救われてしまっています。そういうわけで、そんなお母さん、お父さんたちには、子どもがほめられるときみたいに、えらいねーと言ってあげられる存在がいたらいいなあと心から思うのです。




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by terakoyanet | 2020-05-22 11:32 | 寺子屋エッセイ(読み物) | Trackback | Comments(0)