明日は今年最後の沖縄・宗像堂さんのパンの日

先日、KBCラジオ、PAO~Nでも紹介されましたが、明日は今年最後の沖縄・宗像堂さんのパンの日です。(13時~)今年も宗像堂さんのパンを皆さんにお楽しみいただけたことが本当に嬉しいです。

基本的にね、おいしいものをつくろうということは、和食では考えないんですよ。もったいないという言い方があるけれども、おいしいものはもともとおいしいから、おいしいものをおいしく食べなさい、それでないともったいない。

これは数日前に発売になったばかりの、料理家・土井善晴+政治学者・中島岳志『料理と利他』(ミシマ社) からの一節。これを読んだときに、宗像堂の宗像誉支夫さんの言葉を思い出しました。

僕の場合は一つひとつの素材と対話をして、常に動きながらベストなパフォーマンスを探し続けるような作り方をしています。自分の中に「ここでOK」というポイントはありますが、いつも想像以上のパフォーマンスを素材自体が返してくれる。微生物やるなあ(笑)というか、未だに驚くことがありますよ。奥深くて新鮮です」
ANAの機内誌「翼の王国 」より

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料理もパン作りも私がおいしくするというより、素材自体が想像以上においしいんだから、それを味わわないともったいない。それを逃さないために素材と対話をするけど、ゆっくり丁寧にやればうまくいくというものでもなくて、細部に耳を澄ましながらもいつでも拘りを手放せる柔らかさをもち続けること、「ええ加減さ」をどこかに持っていることが肝心なのだろうな。『料理と利他』を読みながら、宗像さんの仕事についてそういうふうに考えました。
前置きが長くなりましたが、今年最後のパンは以下のラインナップです。個人的には黒糖カトルカールを年末年始にシュトーレンみたいに少しずつ切って食べていくのは最高の贅沢だと思います。私がこの世で一番好きな焼き菓子黒糖カトルカール。まだ食べたことのない方はぜひお試しください。

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宗像堂のみかさんからもメッセージをいただいています。

沖縄19°C、あれ?昨日よりあったかい。曇空だから寒く感じてしまっているのかも。

いつも通りにあったかいドリンクやあちあちのパニーニご用意しております。

さて、明日19日土曜午後より、福岡のとらきつねにて、宗像堂のパンや焼き菓子を販売していただきます。

福岡の皆様、沖縄も曇空の日が多く、クリスマスソングがやっと似合うようになりました。少しでも陽射しが出ると、わぁ〜っと気持ちが明るくなります。

さて、今回のラインナップは、
つぶつぶ麦の角食パン、バナナコクルレ、サブリナ、ライ麦カンパーニュ、パンオレザン、黒糖メロンパン、アーサチーズ、カルダモンブッラ。

焼き菓子は読谷麦の酵母スコーン、黒糖カトルカールとなります。

前回初お目見えのカルダモンブッラ。
手に入らなかった方は、是非!
スウェーデンのお茶とおしゃべりの時間フィーカの時によく食べられるパンです。甘くてコーヒーや紅茶によく合います。

今年最後のお届けとなります。冷凍庫に宗像堂のパンがあるとなんだか安心するとよく言われています。スライスして、ラップに包んでさらにジプロックに。
たっぷりひと月は美味しくいただけます。

では、良いお年をお迎えくださいませ。
あと2週間を華麗✨に駆け抜けましょう〜。


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毎月、福岡の皆さんにメッセージを送り続けてくださる、みかさんの愛の深さに感謝。
皆さん、明日お待ちしています。



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by terakoyanet | 2020-12-18 14:19 | とらきつね | Trackback | Comments(0)