年間表彰式にて

一昨日は冬期講習の合間に年間表彰式が行われました。


「今年の中3、一度もマスク取った写真撮ってないやん。マスク外して口を閉じてニコッとして前向いてー!」と言ったらこの笑顔(涙)
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さまざまな表彰が行われましたが、ブログでは、読書感想文コンクールの結果だけ発表します。


〇最優秀賞 三吉千絢さん(中1)『きみはなぜ生きているのか?』中島義道(偕成社)

「きみはなぜ生きているのか?」を読んでから、この世界が不安定で、ぐらぐらして見えるようになりました。「明日、太陽が昇らないかもしれない」「次の一瞬で世界がなくなってしまうかのしれない」そんなぐらぐらした世界の中で生きているのだから、この一瞬も奇跡であり、大切にしなければならないなと、価値観が大きく変わりました。…


〇入選 新田仁美さん(中2)『へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々』鹿子裕文(筑摩書房/ナナロク社)

私はこの本を読んで「へろへろ」とは何か考えた。「へろへろ」とは、人生の最期までを「へろへろ」しながらも生きるということではないかと思った。笑いながら自分の人生の最期を迎えるということだと思う。私もこれからは、人を思いやり、困っている人がいたら手を貸し、笑いながら生きようと思う。


〇入選 柿本万瑠々さん(中2)『カラフル』森絵都(文藝春秋)

〇入選 川本倭央くん(中2)『声めぐり』齋藤陽道(晶文社)

〇佳作 岩遼太朗くん(中2)・平野夏菜(中2)



最優秀賞の三吉さんが選んだ『きみはなぜ生きているのか?』の著者、哲学者の中島義道さんは3年前(2017年)に本校1Fとらきつねで講演をなさったことがあります。今度お会いすることがあれば、きっとこの感想文をお届けしようと思っています。

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by terakoyanet | 2020-12-27 23:48 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)