最近のつぶやきより(2021/01/01 - 2021/02/13)
2021年 02月 14日
高校生や大学生には、いろいろな人の本を読むよりも、この人だと思った著者の本を全て網羅するつもりで読み漁ることをおすすめしている。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 5, 2021
いちばんやる気がないのはやる前だから、やり始めたらやる気でるからとりあえずやり始めてみようという話をした。冬期講習終了。 https://t.co/YJYuYjFJ9W
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 6, 2021
小中学受験の意思決定について言えば、「子供が受けたいと言ったから」と子供の意向のみを根拠にすることに違和感があります。親をはじめとする周囲は間違いなく子供に影響を与えていますから。子供の意志に託けて子供にだけ責任を取らせようとする大人はダメだと言い続けたいと思います。 #親子の手帖 pic.twitter.com/glEAx6b0wq
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 7, 2021
絶対迷惑メールでしょと思ったら福岡県からのメールだった。件名がおかしい。 pic.twitter.com/Dzlpb0H9qJ
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 9, 2021
石川直樹さんが持論と断りを入れた上で「高校三年生が人生の中で最も賢く、世の中を冷静に見ている」(『地上に星座をつくる』)と言っていてなるほどと思う。彼ら18歳は意図せずに世の中を公平に見る曇らない目を持っているという意味で臨界点に立っていて、それは大学や社会生活ではすり減っていく。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 9, 2021
夕食作ってその夕食を食べただけで子どもに大切なことは全部伝わっているのに(しかも毎日)親はそれ以上何を伝えようとしているんだろうか。毎日家族のために食事を作っている人たちはもっとその価値に気づいた方がいい。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 10, 2021
コロナのせいで子供は修学旅行も行けないし、学校行事もなくなってかわいそう…と言う大人の声がありますが、子供たちはそんなことであまり落ち込んでいないし、むしろかわいそうなのはいつも大人じゃないかと思います。少なくとも大人が思うほど子供はかわいそうじゃない気がします。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 13, 2021
「あなたたちのことを思って」と言う人は十中八九信用しない方がいい。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 16, 2021
人の気持ちを考えることに寄りがちな学校の道徳の授業だけど、まず自分の気持ちを根ほり葉ほりすることを考えさせた方がいい。自分の気持ちを抜きにして人の気持ちを考えさせるなんて大きな間違いのもとだ。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 17, 2021
少し前にテレサ先生と話をした。彼女は中学卒業後、仕事と育児をしながら30年以上学校への出入りを繰り返して学習を続け、今はハバナ大学で教鞭をとる。もっと生涯にわたって大学に出入りできるシステムや社会的理解がほしいと「40代受験生」という言葉に差別的なニュアンスが漂う日本の空気の中で思う pic.twitter.com/J1toLBqaUF
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 20, 2021
あなたの好きなことをしなさいと子供に理解を示し続ける「いい親」は、結果的に子供をいつまでも「いい子」に縛り付けてしまい、その抵抗力を根こそぎ奪ってしまう。それは最も優しい子育てのようで、最も残酷な子育てなのに、渦中の親と子はそのことに気づかない。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 20, 2021
二分の一成人式の、親への感謝を子供に強要する思慮のなさと残酷さ。それでも、それに強烈な違和感を感じている大人も、実際に子供が感謝を述べている場面に出くわすとたいてい涙を押し留めることはできない。大人の子供に対する感情の、このどうしようもない身勝手さ。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 20, 2021
どうせ言ってもやらないから最近はずっと勉強をやれと言ってない。そう話す親は多い。でもそのせいで親が怒りを心に溜め込んでいる場合には、それは確実に子供に伝わり、その怒りと、私に向き合おうとしてくれないという寂しさが、子供の心をじわじわと蝕んでいく。これでは親も子供も救われようがない
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 20, 2021
親は子供との距離をはかろうとするから、バランスを取ろうとするから、うまくいかなくなる。そのふるまいの多くが自信のなさからくる自己防衛であり、そのときに目の前の子供が見えなくなってしまう。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 20, 2021
学校の担任や部活の顧問が、この子がちょっといじめの対象になるかもしれないと察知した時点で、ぼくは(私は)この子のこういうところがむしろ好きで、そして同じようにみんなのことも好きという意思表示が自然にできれば、子供たちに「先生が大切にしているこの子を無下に扱うことはできない」という
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) January 24, 2021
良かれと思って気を回しすぎる人は、良かれと思うままに他人をコントロールする傾向がある。気を回すことを通して、相手の偶然的な未来をあらかじめ奪う。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) February 7, 2021
こんなにカッコいい詩が載ってるのに詩が好きな中学生が爆増しないのおかしい。後半やばい#音読してみてください#萩原朔太郎#光村図書 #中1国語 pic.twitter.com/lc9dV2sJVm
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) February 9, 2021
親が子供にどっちにするか決めなさいと判断を求めるとき、判断できない子供を責めがちになるけど、そのときには、子供がそもそも判断しなくていいことに巻き込まれているという事実が消えてしまっているから、つくづく子供は不憫だと思う。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) February 10, 2021
このツイートが驚きをもって多くの人に迎えられている。つまり、多くの人がこの事実を知らない。私も水俣の相思社に行くまで知らなかった。「何度でも書く」人がいなければ簡単に途切れてしまうこと。 https://t.co/glr9pTOTOb
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) February 12, 2021
今日の小6の社会のテストのとき、「ノーベル(賞)」の解答が空欄の子があまりに多かったから「世界でいちばん有名な賞」で「ダイナマイトを発明したよ」とヒントを出したら、解答に「BTS」と書いて出してる子が2人もいた
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) February 12, 2021
この肖像画(明治天皇)に対して「エグザイル」と解答した子以来の衝撃 pic.twitter.com/rYKnyq26YI
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) February 12, 2021
教えてあげるとやる気がなくなる子がいる。子どもが道筋を失って困っていたら思わず大人は助けたくなるけど、その子にとっては答えよりもそこにたどり着くまでの過程の手ごたえこそが命なので、そういう子にすぐに教えてしまうのはその子の楽しみを根こそぎ奪ってしまう。これすぐやっちゃうでしょ。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) February 13, 2021