最近のつぶやきより(2021/09/04 - 2021/11/26)
2021年 11月 27日
那智勝浦町色川にある書店+喫茶のらくだ舎さん。辿り着く難易度は高いけど本当に素晴らしいお店。 pic.twitter.com/uOy3jMulCc
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 4, 2021
受験戦争とかマイノリティの権利の話とかっていかにも都会的な問題なんだと日本の端っこにいると気づかされる。大切な感覚なので忘れないようにしないと。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 6, 2021
子供は大人以上に保守的で自分の周りの世界、環境を変えたいとか全く思ってない、むしろ変わらないでほしいと思ってるという話をすると驚かれるけど、子供の食べ物の好き嫌いを参照するだけでもわかる話だと思う。世界を変えたいというのは基本的には大人の発想。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 10, 2021
H中学校の2学期始業式の答辞で「不幸な時代に生まれた皆さんは」と挨拶したPTA会長に対して、Nさんが不幸な時代かどうかは私に判断させてくれとキレていた。キレていいと思う。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 13, 2021
親の子に対する悩みの多くが「子供の現状が受け入れられない」に尽きる。子供のほうが自分の状況を受け入れてる。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 14, 2021
例えば親が「子供の成績が伸びない」と嘆くとき、「伸びない」という見立てに自らの偏見と欲目が多分に含まれていることは見ないままに子供や環境(学校や塾)に嘆息を投げつけてるわけだ。高望みしている私を直視できる人は少ない。そして子供も「成績が伸びない私」のストーリーに巻き込まれる。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 14, 2021
親の「子供の成績が伸びない」は「子供の現状が受け入れられない」の言い換えにすぎないんだけど、そうやっていつも子供を高く見積もろうとする親が「うちの子は自信がない」「自己肯定感が足りない」というのを聞くと、自分が地獄の脚本書いてることにまず気づけよと思う。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 14, 2021
学歴社会で子供を勝ち組にしようとする親の浅はかさを嘆く論者の主張は半分正しいが半分間違ってる。彼らが見てないのは人間は矛盾を抱えたままよりよい選択をしようとする生物だということ。多くの親は学歴社会の信奉者ではないし子供もそんな世界線を信じてない。「それでも」良い学校を目指すのだ。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 17, 2021
問題を抱えてる子が問題そのものについていきなりしゃべり始めることなんかほとんどなくて、むしろ深刻な子は日常と乖離した話ばかりしかしないことのほうが多くて、そういう話をうんうんと聞いていたらひび割れたところから日常の問題が垣間見えることがある。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 20, 2021
保育園や小学校で性教育を強化すべきという論調が強まってるけど絶対副作用あるから慎重を要する。性教育って「自然に反する」ところがあって伝える側にその点への配慮と巧みさが必要になる。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 21, 2021
連載更新!今回は偶然性の時代における「ワンチャン」について考えてみました。親ガチャ、YouTuber、OWGなどの話も。最終的に複数の価値観を定点観測する話をしています。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 24, 2021
第7回 君もワンチャン狙ってるの?|十代を生き延びる|鳥羽 和久|webちくま(1/3) https://t.co/OljNpd3vFU
「弱くてもいい」と言う前に、「いや、別に弱くなくない??」とツッコんだほうがいいと感じることが多いです。弱さを身に纏いたがる人が多いから。https://t.co/EsS1g7QYeR
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 25, 2021
うちの子には本人が嫌なことはやらせない。親がそれを徹底すると子供は本当に苦労する。特に10歳くらいまでにその方針を植え付けられた子はチャレンジするという気概を根こそぎ奪われてしまっていることがあり、中学に入るとエネルギーの行き場がなくて煩悶してる子が多い。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 26, 2021
過度に倫理的な人はそれだけでバランス崩してる証拠だから気をつけなよ、という話をした。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) September 28, 2021
昨日は高校生たちと「インターネット」をテーマに話した。インターネットに対して全くといっていいほどネガティブな印象を持っていないことに驚く。自分用にカスタマイズした環境でリアルよりずっとのびのびと、安心して「ありのままの自分」でいられる子供たちが浮かぶ。クラスタ化した環境で遊んで
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 3, 2021
仕事は楽しみですかって単に人の欲望の捉え方が雑という印象。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 6, 2021
連載更新!今回は「成績が伸びない」という思い込みについて、その欲望を紐解く話を書きました。親が子供に権力を行使する際の狡猾さを描写したので、読むのがしんどい方もいるかも。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 8, 2021
第8回「成績が伸びない」と思っているあなたへ|十代を生き延びる|鳥羽 和久|webちくま https://t.co/oMIBayHDke
いま「子どもの心を傷つけてはいけない」の行き過ぎのせいで、大人と子供の関係が硬直している現場がたくさんあるはず。親の中にも子供が他人に傷つけられると仇を取るまで許さない人も多い。でも人間どうしなので傷つけることくらいあります。逆に子どもから傷つけられることもあります。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 8, 2021
深夜ですが……良いことしてると思ってる人たちは邪魔されたと感じたときに「正しさ」を揶揄してるのか?正しさに陶酔しない自分だと思いたいのか?と相手を責める。それに対する全力の抵抗を試みました。あなたの間違った「正しさ」を揶揄どころか抹殺したいと思ってるんですhttps://t.co/PqBIg08YEJ
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 12, 2021
なぜ親も勉強すべきかと言えば、勉強するというのは自分が変容することを受け入れることであり、それは親としての私、親と子の関係性の変化を受け入れられることに繋がるから。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 15, 2021
数学のテストのときに勢い余って日付欄の10/16を5/8に約分して提出してしまったRくん元気かな。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 15, 2021
最近、子供に対して干渉してはいけないと親が過度に構えることによる弊害のほうを見ることが多い。何事も無理に抑制したら碌なことにならない。子供にとって「気を遣う親」はとても厄介な存在。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 17, 2021
親と子の関係も、職場の人間関係も、勉強のやり方も、ある程度の雑さがあることが肝だと思う。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 17, 2021
BTSがなぜ世界的に人気があるかといえば、歌とダンスもあるけど、何より彼らが新しい時代の優しさを体現していてそれにみんなが心底感動してるからなんですよね。その価値観はいまの小さい子供たちに間違いなく波及してる。そこらへんの論考ってもう出てるんだろうか。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 18, 2021
お母さんの笑顔は宇宙一!と言う子供に対しては、お前は宇宙の何を知ってるんだ!?とマジ切れしてほしい。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 23, 2021
実際、小学校のときに将来の夢が決まってそれを抱いたまま中学、高校に進んでる子って視野がせまいなと思うことが多々あります。将来の夢に向かってがんばってるのマジすごいと思う一方で、なぜそんなに早く自分の可能性を絞り込んでしまったのともったいなく思うこともある。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 25, 2021
連載更新です!今回は「将来の夢」について。将来の夢がない子はもちろん、将来の夢がある子にも読んでもらいたいです。夢がないことは、希望がないこととは違います。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 29, 2021
第9回 「将来の夢」は何ですか?|十代を生き延びる 安心な僕らのレジスタンス|鳥羽 和久|webちくま https://t.co/JU80vjVjEw
あなたが選びとらなかったもうひとつの人生は、あなたの無意識の中にこれからも力強く存在し、あなたの未来を照らし続けます。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 30, 2021
この部分、最近得た実感に基づいていて、引用してくださった方が何人かいらっしゃるのが嬉しいです。https://t.co/JU80vjVjEw
詩人や音楽家が政治を語ることのどこが悪い?という主張があるけど、詩や音楽を通して言葉が言葉自体として開かれる瞬間を日ごろ喜びとしている鑑賞者たちが、いかにも「意味のある言葉」を発する詩人や音楽家たちに幻滅するくらいの権利はあるし、詩や音楽やってるならそれくらい解れよと思う。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 4, 2021
大人は子供の勉強を心配する前にいかに自分が勉強するかを本気で考えたほうがいい。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 7, 2021
寺尾紗穂さんの連載「日本人が移民だったころ」を一気読み。私の生まれ故郷の今村(福岡県大刀洗町)もかつて世帯の半数以上がブラジル移民を出した集落で最近は移民のことばかり考えてる。まずは周防大島のハワイ移民資料館に行こう。https://t.co/WGVZtjTbvW
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 11, 2021
連載更新!10回目㊗は大人になっても難しい「自分の言葉で話す」ことについて渾身の力を振り絞って考えました。後半になるにつれて面白くなりますのでぜひ。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 12, 2021
第10回 「自分の言葉で話す」って難しい|十代を生き延びる |鳥羽 和久|webちくま(1/2) https://t.co/cND4owp8CF
中1のAくんが「先生、暇なときは何してるんですか?」と尋ねたので「暇と思う瞬間がない」と答えたら、Aくん、「某鳥羽和久氏のある著書によりますと、暇をもてあますというのはとても大切なことで…」と講釈を垂れ出したので面白かった。いっしょに笑った。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 12, 2021
せめて大人は(子供が)受験に落ちたら人生が詰むってのは嘘だっていう冷静な認識を保ってほしい。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 15, 2021
子供たちが小室さん落ちたの全国にバラされて恥ずっ言っててああいう報道いろんな意味でダメだと思った。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 15, 2021
釜山出身の女性が長年(中洲で25年)やってる名店イッスルへ。ホルモン鍋、チヂミ、炸醤麺をいただく。BTSもBLACK PINKも大好きだけどご飯食べてる最中に流れてる必要は全然なくて、田舎の食堂みたいな落ち着いたこの店で食べる韓国料理の美味しいこと。韓国まで行けなくても福岡にはイッスルがある。 pic.twitter.com/3IvFaZSsDn
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 17, 2021
学校って道徳やら体育やら生徒指導やら、学びの横道みたいのをいっしょに教えようとするから焦点が見えなくなる。その点、塾は王道の学び1本を子供に伝えられるから、学びへの感化力は学校の比じゃない。学校でなくて塾で学びと出会う子供が多いというのはそういうところだと思う。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 19, 2021
浪人して予備校に行って初めて学びと出会う受験生が多いというのもそういうことで、学校ってのは学びの横道やら人間関係やらが重すぎる。軽やかに学ぶ場と出会って初めてすくすくと成長ととげる子供たちを見てきた。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 19, 2021
すごく面白かった。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 20, 2021
・日本は才能の見極めが早すぎる
・子どもの才能を開花させるには強制が必要なタイミングがある。その点で、最近の教育は放任や自主性の重視に偏り過ぎている
・運動会の徒競走でいつも最下位で恥ずかしいと思う子がいるとします。でも順位をつけないのは(かえって)変でしょう
等 https://t.co/llJLW8VUdW
便利な言葉は罪だ。教科書に載った言葉はそれだけ「使える言葉」に出世したわけだが、そのときにはすでに言葉の時間性(歴史性)は失われてる。だから常に便利じゃない言葉があることが重要だと思う。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 23, 2021
今年も中1になってとつぜん今年はサンタは来ない(と親に宣告された)子が大量発生中。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 25, 2021
連載更新!11回目は「僕の大好きな先生」。「先生」についていま語るべきことをぎゅっと詰め込みました。これまでの回で最も正面切っての教育論ですが、こそっと恋愛論にもなってる気がします。長いですが、後半になるにつれ面白くなりますのでぜひ。https://t.co/G4txuOQ5F5
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 26, 2021