はりがねと授業のこと
2007年 07月 16日
注文時のことです。
店員さん:「麺の硬さはどうなさいますか。」
私:「麺の硬さは普通でいい?」
S君:「・・・はい」
T君:「はりがねお願いします。」
私:「そんなんないよ!!」(つっこみ)
店員さん:「ありますよ。(きっぱり!)」
私:「え!?何それ!?」(つっこみに失敗し狼狽)
福岡のラーメン屋(他でもあるかもしれませんが)では柔麺・硬麺とかを好みで選べますが、このはりがねというのは、硬麺の上をいく、超硬麺だそうです。
つっこみが不発に終わるのはつらいです。わたしはラーメンに疎い人間ですが、たぶん福岡のラーメン好きなら「はりがね」なんてみんな知ってることなんだろうと思いました。T君が「はりがね」と言ったあとも店内では「麺はりがね~」という言葉が飛び交っていましたから。
おすそわけではりがね麺食べてみました。ええっと。小麦粉の味がします。なんか粉っぽくてうーん。これはおいしいのか? でも一度このはりがねに慣れてしまうと、ほかの硬さがものたりなく感じるんだろうなというのはなんかわかります。
ラーメン定食(ラーメン+ご飯+餃子)を頼んだのにかかわらず、ペロッと食べてしまったT君。すぐさま替え玉を注文。そこで店員に質問。
T君:「はりがねの上(はりがねより硬いやつ)ってありますか。」
店員:「はりがねの上は生麺になります。(またやけにきっぱり!)」
おい!ってことは「麺の硬さは?」て聞かれて「生麺で!」と答えたら、スープにそのまんま生麺入れてくるのか?? これはぜひとも誰か試してもらいたいものです。
T君は2杯目もはりがねに。その後S君もはりがねにチャレンジ。(しかしS君はそのあと腹痛に・・・。)
無事に棚もでき、おいしいラーメンも食べ、つっこみも失敗し、はりがねという新しい知識を得、楽しいひとときでした。
・・・が、このあとは怒涛の忙しさ。
4時過ぎからの3時間の個別指導のあと、1年生の授業。
1年生は、期末テスト終了後から、英単語を覚えるのが間に合っていない子が何人もおり、おとといは該当するご家庭に何軒もお電話しました。
来週からは、英単語を確実に覚えていくために、保護者様にもご協力を求めながら、新しい方法で指導いたします。
とにかく英語はまずは覚えろ!とことん覚えろ!これに尽きます。ある程度単語を覚えていないと、文法的な説明をしたところでちんぷんかんぷんなのです。英語というのは、まずは単語を覚えないと、手も足もつけられない科目です。単語を知らない子どもに英語を教えるのは、数字を知らない子どもに数学を教えるようなもんです。
逆に言えば、かなり後れを取っている受験生とかでも、まずは単語(当校の場合「中学受験単語総復習」)を覚えまくれば、苦手克服の突破口が開けます。
いまからしっかり覚えていこう!
最近、1年生(とくに女子の一部、というか2・3人だけ)が私語で注意されることが増えてきました。
これ以上注意されるようだったら、「お前もう帰れ!」と教室から締め出します。昨日の注意でこちらが本気だということがわかったと思うので、気をつけてください。
2年生は男の子に小学生みたいに落ち着きのない子が何人もいるのが特徴です。みんな悪気がないのはわかります。真面目に受けようという気持ちがあり、ふざけたことをしようと考えているわけではないのもわかります。でも、1人のちょっとした行動によって周りまでうるさくなったり集中力を欠いたりすることがあります。一人ひとりもっとしっかりしてください。
3年生は、他人に迷惑をかける子は見当たりません。一人ひとりがもっと集中力を高めていくことが大切です。