1・2年生の生徒に意識変革を求める文(親子で読んでください)
2007年 08月 28日
2・3年生は例年通りの参加数でしたが、1年生の参加者が予想より少なく、希望制とはいえ、もう少し積極的に参加していただきたかったと思います。(参加しやすい日程だったわけですから。)
今年のうちの塾の生徒の特徴は、問題行動を起こす生徒がおらず、落ち着いて勉強ができているところにあります。真面目な生徒がとても多い年です。しかし、最近、1・2年生にいろいろな問題を感じるようになりましたので、それを率直にお示ししたいと思います。
◇1年生の問題点
①この学年だけ私語が多い。
②欠席が多い生徒が複数いる。
③まだ1年生だから・・・という意識がある生徒や(失礼ながら)保護者様がいる。
④休憩時間にうるさい。
私語が多いのはこの時期の1年生の特徴でもあるのですが、これから厳しく引き締めていきます。3日前には授業時間にうるさかった生徒を立たせて全員の前で謝らせました。今後もし注意が続いた場合、教室からの退場を命じます。
塾に来ても成績が伸びない子で1番多いのが欠席が多い生徒です。欠席したのにこちらから執拗に言わないと自分でその穴を埋めようとしない生徒です。塾を休んだ場合、休んだときにやった内容を自分で取り戻すには、授業時間の2・3倍の労力が必要です。これは間違いありません。塾では大切なところのエッセンスがつまった授業をやっているわけですから、それを自分でまとめて理解してやろうとすると膨大な作業になるわけです。それを理解したうえで、欠席するときは「覚悟して」休むことが必要です。
◇2年生の問題点
①子どもっぽい甘えが残る子が多い。
②宿題をまともにやらない子が複数名(5・6人)いる。
③まだ2年生だから・・・という意識がある生徒や(失礼ながら)保護者様がいる。
2年生は前回の授業で30分を割いて意識変革を求める話をしました。宿題ができていなくて反省文を書いて提出したばかりの子たちがまた宿題をやってない!ということがあったので、かなり怒りました。全員に意見を聞きました。きれいごとやうわべでなくて本気で話せ!こっちは本気なんだからみんなも本気で話せ!と呼びかけ、生徒たちの意識を問いました。
宿題をやってない子たちのなかで、宿題はやらなければならないものだ、という意識がない子はいません。もともと塾の講義に対して不真面目なようすやナメた態度を見せる子がいる学年ではありません。宿題はやらなければならないということは当然わかっていて、やっていないことに対して罪悪感めいたものまで感じている・・・でも、できない・・・これが2年生の宿題をやらない子たちの現状です。
まだ、1・2年生だから・・・というのなら、失礼ながら、塾に来る必要はないと思うのです。3年夏の部活動が終わってからがんばるというのもひとつの考えとして否定しません。
でも、塾に来るなら全力で来てください。部活動を大切にする子は塾も大切にしてください。こちらは、部活動をやってても最低限の勉強は・・・というような部活動生の都合にあわせた最低限のレベルをただ保つための授業をやっているのではありません。常にその子たちの最大限の努力を見るためにこちらも日々がんばっているんです。気を抜かないでください。力をもっと注いでください。1・2年生での取りこぼしがどれだけ受験期のその子の運命を左右することになるかは、わたしは身をもってよく知っています。また1・2年生のときにきちんと知識を積み重ねていった生徒たちが受験期にどれだけ力を発揮しやすいかということもよくわかっています。部活のがんばりは尊重します。でも部活をがんばっているから塾がおろそかになる・・・という図式はこちらとしては一切認められません! 一人ひとりの意識変革を強く望みます。
昨日、教室のゴミ箱に捨ててはいけないはずの空き缶が3・4個捨ててありました。
なぜ捨ててはいけないところに平気で捨てるのか、どういう神経してるんだ? ということで今日は捨てた子たちにきちんとした場所に捨ててもらおうと思っています。昨日の模試(第1部)の休憩時間にファンタグレープなどを飲んだ子たちです。(もし空き缶を捨てた子でこの文章を読んだ子がいたら、こちらから言われる前に謝りに来てください。)
いまでこそ3年生はすばらしい集中力と雰囲気のなか授業が進んでいますが、昨年のいまごろ、一昨年のいまごろは、いまの1・2年生以上に深刻な問題を抱えていました。細かな呼びかけを地道に重ねることで、生徒たちの意識を少しずつ変えていこうと思います。
photo by toba
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入試に間に合うんでしょうか?
いずれにしても、いまからががんばりどころだと思います。がんばっているのに効果が出なくて本気で悩んでいるのなら、身近な人にぜひ相談してくださいね。