配布物のお知らせ&卒業生
2007年 09月 25日
本日、3年生に三者面談等のお知らせを配布いたします。1・2年生には明日配布いたします。ご確認のほどお願い申し上げます。書類の提出期限は25日(日)となっておりますので宜しくお願いします。
[卒業生のこと]
卒業生と会う機会が、毎年毎年増えていっています。今週も3人と会う約束があります。それぞれマンツーマンで会うので時間的にはかなりの無理があるのですが、それぞれが、切実な問題を抱えていたり、大学に受かるための大切な準備の手伝いであったり、進路や将来の相談であったりするので、こちらも真剣に向かい合わなければなりません。時間をつくるのはかなり大変ですが、卒業生と会うのは無類の楽しみでもあります。
Wikipediaの「寺子屋」の項目に、「寺子屋の師匠は往々にして一生の師であることも多かった」とありました。寺子屋の師匠たちは、成人していた筆子(生徒)たちとどのように関わっていたのだろうかと考えます。もちろん人それぞれであったと思うのですが、思いを込めて卒業させた子どもたちの数は年々増えていきます。彼らと一生つきあっていけるのであればつきあえたら楽しいだろうなと思います。でも体はひとつしかありません。
もちろん生徒の半数以上は、卒業後、一生会わずに(または街角で数回顔を会わす程度で)お互い思い出を胸に秘めたまま生きていくことになります。私は基本的にはそれでいいと思っています。でも、そのなかでも、私が幸いにしてその子にとって必要な存在であったり、私もそれに応えられる可能性があったりする場合に、身がひとつしかないわたしには葛藤が生じます。
私はまだ若輩者ですが、たくさんの生徒を持っている皆さんはどのようにされているのだろうかと考えているところです。

北マリアナ テニアン島
ストーンヘンジを連想される古代遺跡
紀元前1500年頃のものと推定されている
このタガストーンは、住居の柱や墓石などいろいろな説があります