テルミンを演奏!
2007年 10月 04日
テルミンは世界最初の電子楽器と言われていて、テルミン本体に手を触れることなく、テルミンのアンテナの前の空間に演奏者手のをかざすことで、アンテナと手の間の距離(や手の面積・温度など)で音の高さや音色が変わる楽器。
この楽器を操るのは演奏者の音感にかかっているということで、絶対音感(一音聞けば調にかかわらずその音の高さが認識できる、音を聞くと即音符が浮かびそれを高さを変えずにそのまま演奏できる)の持ち主のうちの彼女と、相対音感(音の高さの関係がすぐに認識できる、知ってる曲なら歌うのと同じように鍵盤が弾ける)の持ち主のわたしの最強コンビ?としては、これはわたしたちのためにある楽器だ(そうか?)と盛り上がって鼻息荒くテルミン演奏にチャレンジ!
最初はチューニングが難しかったけど、慣れるとこれは簡単。でも、肝心の演奏は・・・難しい・・・。微妙すぎる。テルミンには自分の耳以外に音階を取る手段がなく、音程をとるのがとても難しいです。
それでもなんとか、蛍の光、ヘイジュード、ふるさと、さくらさくら、コンドルは飛んでいく、家路、喜びの歌、荒城の月、君が代、小公女セーラのテーマ(なぜいまさら?)、大草原の小さな家のテーマ(なつかしい!)、ラピュタの曲などがなんとなく弾けるようになりました。他にも白鳥やG線上のアリア、鳥の歌、マタイ受難曲のアリア、ブラームスやベートーベンの交響曲、カーペンターズやドリカムやGLAYやミスチルやGReeeeN、おしりかじり虫までいろいろチャレンジしましたがぜんぜん曲にならず、まだまだ美しいメロディーを奏でるにはかなりの練習が必要です。
それにしても2千円ちょっとでこんなに楽しめるなんて「大人の科学」はすごいです。
実際にテルミンに触れることはできなかったけど、手の動きが敏感に音に現われていて、難しそうだけど、慣れると細かいニュアンスまで付けれるんだなーと思いました。
このテルミンをロシア民芸品であるマトリョーシカの形にしたマトリョミンというのなら扱ったことがあります。やっぱり音程を取るのが難しかったです。特に跳躍が大変でした。
マトリョミン欲しいと思っています。(でも4万円以上するからいまのところはminiテルミンでOKということで。) 跳躍は本当に難しいね。でも跳躍やっててチェロの跳躍だってこんな感じで難しかったよなーと昔を思い出しました。