■2008年度高校受験説明会レポート(第2部)
2007年 11月 16日
1.高校紹介 城南高校 2年 石丸君
[要旨]
(1)中学のときのものが今では物足りなく感じるほど体育祭や文化祭等が楽しく充実している。自分たちで創り上げる喜びがある。
(2)受験者は入試の日には時計を忘れないようにしよう!自分は持っていかずに時間配分が分からずてんぱってしまって大変だった。国語の作文で失敗→落ち込んでしまってもう大変。
(3)高校には面白いやつがいっぱいいる。西新駅まで乗っちゃりパスで地下鉄に乗ってきたあとなぜかそこから走って城南高校まで登校するやつなど。
(4)城南受かりたいなら努力しろ。自分は自分という気持ちが大切。他の人が遊んでいても、自分はあと少し・・・という姿勢が大事。城南にはそういうことができる真面目な人が多い。城南には才能というより努力型の人間が多く、そこがとても魅力。
追記:卒業生の石丸君、人間的成長をとても感じることができる発表でした。会のあと、電話等で保護者のみなさんとたくさんお話しをしましたが、卒業生たちのしっかりした話に度肝を抜かれた方も多かったようです。笑い話と同時に大切なことはちゃんと言う、さらには石丸君の人間的魅力があふれ出るそんな発表でした。高校でも活躍中の彼だからこそあれだけの内容が話せたのだと思います。石丸君ありがとう!
2.高校紹介 福岡西陵高校 1年 栗原君
[要旨]
(1)唐人町から自転車で50分ほど。(ここで場内どよめき) 交通機関使って40分ほど。(ここで場内、交通機関使ってもあまり変わらないのね~という雰囲気)
(2)校風は他校より落ち着いていて人柄がいい人間が多いと思う。
(3)風紀改善指導はポイント制で厳しいが、落ち着いた校風のためにはしかたがないこと。
(4)3年に一度の西陵祭はとても大きなイベント。地域の人たちがたくさん訪れる。
追記:卒業生の栗原君、朴訥とした人柄を感じさせる発表で、好感を持たれた方も多かったのではないでしょうか。質疑応答のときには付近でいのししが出るなんて話も出てきましたね。「こういうの苦手」としきりに言っていましたが、いえいえ一番緊張していないように見えましたよ。彼のさらなる活躍を期待しています。栗原君ありがとう!
3.高校紹介 筑紫女学園高校 1年 石川さん
[要旨]
(1)ホテルなみのきれいなトイレや茶室、庭園など、施設がとても充実している。チャイムが校歌で初めて来た人はびっくりする。
(2)学食のメニューがとっても豊富。
(3)文化祭はクラスの出し物がとても充実していて、ライブ等のイベントが盛りだくさん。
(4)仏教の学校なので、仏教行事が執り行われる。貴重な体験。
(5)受験はどんなに短い時間も無駄にせず、努力を続けることが大切。塾のテキストでは、理科記述式と受験単語が特に役に立った。
追記:しっかり原稿をつくってきていて、とても内容のある発表だったと思います。真面目に丁寧につくってきた原稿を読み上げる姿にとても好感を持ちました。真剣な表情の石川さんを久々に見たので、受験期の彼女のがんばりや彼女とのやりとり等を思い出し、こみ上げるものがありました。舞台には登場しませんでしたが、筑紫女学園1年の松永さんには発表原稿をいっしょに考えるだけでなく、当日の受付等、本当にいろいろと動いてもらい、今回の会の裏方として一生懸命にお仕事してもらいました。石川さん、松永さんありがとう!!
4.高校紹介 修猷館高校 1年 白部さん
[要旨]
(1)構内は充実した設備。文化講演会や総合学習など、校内の企画や授業も大変充実。とても楽しいしためになる。
(2)部活動も非常にさかんで、全国大会出場の部活動もある。とにかく校内になんでもがんばるぞという雰囲気がある。
(3)修猷館は「天才型」が多いとか言われるけど、そういう人ほど努力は欠かさない。先生や生徒はみなとっても個性的。全国屈指の数学の実力をもつ先生がいたり、霊感の強い先生がいたり・・・
(4)大運動会や大文化祭はとても盛り上がる有名なイベント。皆が本気でぶつかり合う。また、東京と北海道(スキー)の選択制修学旅行がある。
(5)修猷館は内申悪くても入れるとよく言われるが、そういう人はごく少数。私は内申がよかったから点数悪くても合格できた。(*注:彼女は点数悪かったと言っていましたが、点数的にもちゃんと最低合格ラインを超えていました。点数に加え、内申が満点だったので、受かるのは当然です。) 内申があると安心と自信につながる。だから内申点を大切に考えてほしい。
(6)受験はとにかく絶対に受かりたいという気持ちが大事。自分の気持ちを強くもってほしい。
(7)いろいろな問題集に手をつけるより、1つのものをしっかりやるべき。(私の場合は塾のテキスト) 1日は短いけれど、できることはたくさんある。
追記:白部さんにはいろいろとお話ししてもらいました。内容のある話で、聞く側も修猷館高校を具体的にイメージすることができたのではないかと思います。でも皆さんに考えてもらいたいのは、修猷館高校に入ったからといって別にバラ色の高校生活が待っているかといえばそうではないということです。白部さんは、自分で充実した高校生活をつかみとっているのです。楽しい高校生活のことを聞くのは楽しく刺激的です。でも、そういった高校生活を送れるかどうかはそれぞれ各人次第です。これはどの高校でも同じことだと思います。別にこれは目立て!前に出ろ!ということではありません。人の前に立って目立って充実した高校生活を送る方法もあります。でも、全く目立たないけど充実した高校生活を送ることだって可能です。そこは、一人ひとりの心の問題だと思います。
白部さん、発表中も終始笑顔でとてもすてきでした。その笑顔にいまの生活の楽しさがにじみ出ていました。これからも楽しく充実した高校生活を送ってください。白部さんありがとう!
高校紹介のあと、質疑応答が行われました。
5.2008年度高校受験についてのご説明 塾長 鳥羽
[要旨]
(1)2008年度高校受験の日程等の説明
(2)入試データの見方の注意 →データに振り回されすぎないこと。
(3)公立高校の合否決定の方法 A群・B群について
(4)受験勉強のしかた、模試の受け方・見直しの重要性、模試結果に振り回されすぎないこと。
(5)今年度の3年次学習進行状況の説明
(6)今後の3年生スケジュールと卒業生に聞いた各教科の学習方法と点数を伸ばす秘訣
追記:残り時間が少なくなっており、用意していた資料すべてを丁寧に説明する時間がありませんでした。(特に要旨(4)~(6)の内容) 説明会の終了後、「先生の話をもう少し伺いたかった」と、複数の保護者様からお声があり、申し訳なく思っております。いまいちど、総合資料84ページからの内容をご熟読いただきたいと思います。生徒達にもこれからも受験の心構え等、伝えていきたいと思っております。
参加された保護者様、生徒のみんな、協力してくれた卒業生のみんなと保護者様、高校やフクトの先生方、本当にありがとうございました。おかげさまで、とても充実した高校説明会になったと思っております。会後の生徒たちの反応も非常によく、危機感とやる気を向上させることができたと思います。保護者さまたちからも、電話やメール等でいろいろな(好意的な)声をいただき、ありがたいと思っております。2年生も多数参加いただきましたが、2年生保護者様からは、「うちの子を無理にでも連れてこればよかったー!話聞かせたかったー!」という言葉をいただきました。人数的に会場ぎりぎりでしたが、私も可能ならば1・2年生に聞いてほしい!という内容だったと思います。とにかくたくさんのいいお話しがありましたから。
さあ、3年生、これからが本番、期末を乗り切って、いよいよ受験一筋まっしぐらの時期に入ります。
説明会のなんとも言えないよい雰囲気は、鳥羽先生をはじめとする先生方のお力と感じました。本当にお世話になりました。