髪質と散髪
2008年 01月 14日
わたしが髪をいつも短くしているのには理由があって、ひと言で言うと、剛毛だからです。とても固い、いや硬いです。上部の髪の毛ははりがねのように天井に向かって伸び、側部の髪の毛は真横に(地面に平行に)伸びます。恐ろしいことです。
美容室でこれまでに言われたことのある言葉に「すごい髪ですね」「髪の硬さ歴代NO.1です」「繊維質たっぷりですね」「剛毛というか何というか・・・でも軟らかすぎるよりいいですよ」などがあります。恐ろしいことです。
大学時代のとある日、大学の生協内にある理髪店でおばちゃんに髪の毛を切ってもらっていました。
すると、「あはっあ」とちょっと聞いたことのないような声が店内に響きました。驚いて振り向いてみると、おばちゃんの指の腹から髪の毛が生えていました。しばらく意味がわからなかったのですが、私の髪の毛が髪を切っていたおばちゃんの指の腹に突き刺さって移植されていたのです。アデランスもびっくりの展開です。突然ありえないところから毛が生えたおばちゃんは「こんなん初めてよ」とキレぎみに言い放ちました。それまでちょっとこの展開を面白がっていたわたしは、このひと言で一気にへこみました。あっそう思われたんですね、すみませんでした、髪の毛硬くてすみませんでした、と思いました。
・・・というわけで、人に危害を与えないうちに早めに切ろうと思います。今日行けたらいいなでも月曜けっこう閉まってるよなあ、ああどうしようかなあと考えています。
私は美容院やら理容室やらで世間話とかをするのがあまり得意ではない、というか好きではなく、そこらへんも店選びが難しく、いざ行くとなるといろいろ考えて行けなかったりします。この前あの店であんな話したな・・・とか思っていると行くのがおっくうになってしまいます。
・・・とかなんとか言ってますが実際に髪を切りに行くと、髪を切ってくださっている方には恐縮なのですが、実は切ってもらっている間の9割の時間帯は寝ています。私の頭の中に、髪を切ってもらう時間はリラックスの時間ということがどうも刷り込まれてしまっているようで、いつも寝てしまいます。そしていつも「寝てすみません」と謝っています。
でも以前に一度、大名のN美容室で、「寝ててすみません。切りにくくてすみません。」と謝ったところ、「いえいえ、かえって集中できてよかったです」と言われたときは、この人、プロだすごいなーと感心しました。(実際とても上手なたぶん有名な方です。)
剛毛と言えば、昨年の卒業生のTY君もけっこうすごかったなあと思い出します。いつか髪の毛相撲でもやってみたいです。
![髪質と散髪_d0116009_1231446.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200801/14/09/d0116009_1231446.jpg)
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北マリアナ諸島 サイパン島
September 2007