人生の荒波

この仕事をしていると、人の涙を見る機会がたくさんある。
昨日突然教室に来た卒業生は、「先生、久しぶりー」と言って泣いていた。
昨日ご相談に来られたお母様と在校生も面談中に涙した。私も涙をぐっとこらえてお話しをした。

人生では突如、波がやってきて、自分の力ではどうしようもないことがある。そんなときは、ぐっとこらえて上を向いて歩くしかない。
きのうお話しした卒業生、お母様、在校生も、いまの大変な時期を乗り切って、また楽しい人生を切り拓いてほしいと切に願っています。皆さんに幸がありますように。

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さるぼぼ
岐阜県飛騨の伝統的な人形
さるぼぼの意味は「猿の赤ん坊」
縁起がよいとされ、お守りとして使われます。
教室にも「受験必勝!」バージョンをかけています。

Commented by 荒波にのまれてる保護者 at 2008-02-17 00:51
その在校生と保護者様はマイナスの涙ですか。一緒に涙を流せられる分羨ましく思います。嬉し涙どころかとうとう悔し涙さえ出ず、言葉を失った保護者はどうすればよいですか。先生教えて下さい。
Commented by terakoyanet at 2008-02-17 03:17
その在校生と保護者様はマイナスの涙ではありません。突然のことに驚き、困惑し、不安を感じながらも、次の確かな一歩を踏み出すために、いま歯をくいしばっていらっしゃいます。

荒波にのまれている保護者様、「一緒に涙を流せられる分・・・」というコメントに悲痛なお気持ちを深く感じました。どの学年の保護者様かわかりませんが、いまからでも一緒に考えることはできたらと思います。(いつも私がばたばたしているせいで相談したくても遠慮してできない、という状況であったならば、本当に申し訳ありません。)
コメントだけでは今の状況を察しかねます。できることなら、いまからでもお話しがしたいです。
Commented by terakoyanet at 2008-02-19 15:15
コメントをいただいて3日ほど経ちますが、いまだに保護者様のコメントについて考えています。昨日もおとといも合計6時間以上いろいろな保護者様とお話しをしました。もしお話しをまだしていない保護者様でしたらぜひお声をかけてください。
Commented by その保護者です at 2008-02-22 01:43
ご心配おかけしまして申し訳ありませんでした。私のせいで先生にご迷惑かけてしまい反省してます。でも先生は連絡くださいました。なのでお話してます、楽になりました。
Commented by terakoyanet at 2008-02-22 02:51
いいえ、迷惑などはありません。心配はしましたが、お話をしたお母様だったんですね。
私が思っているお母様であれば、わたしは本当にお母様のお子さんを大事に大切に思っています。とても大好きです。何考えてるかわからないところはありますが、でも本当にいい子です。きちんとしているところ、しっかりしているところもあります。きっと立派に育っていくと思っています。本人がもう少し成熟し、お母様との関係も少し変化すれば、いまの荒波が徐々にさざ波程度に変化していくかもしれません。これからもいろいろご心労を抱えることがあるでしょうが、少しでもお力になれればと思います。
by terakoyanet | 2008-02-15 10:03 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(5)