夏期講習とその他の雑記
2008年 07月 30日
男子テニス部以外の中体連が終わり、クラスの雰囲気がようやく落ち着きつつあります。
夏にこれからどれだけいままでの自分を変化させ、自分をやる気にさせて各自が努力できるか、楽しみにしています。
部活動が終わったご家庭では、気持ちの切り替えを呼びかけてください。
まだ男の子数名が、受験モードの表情ではありません。
いったい何のために来てるの?という子がいます。あまりに目に余る子に関してはご家庭に連絡もいたしました。
やる気のない子はみんなの足をひっぱります。早くいきいきとした表情で、前のめりの姿勢で、教室に来てほしいと願っています。
早いもので、進路決定まであと2ヶ月半です。それまでに成績を伸ばさなければ、志望する学校を受験することも叶わない子もいます。
1日1日を大切にして、夏を自己改革の契機としてください。
◇2年生
相変わらずいい雰囲気で授業が進んでいます。
宿題もきちんとやっている子が多いのですが、今日は社会の宿題の出来が悪くて怒られた生徒が数名いました。
夏期講習になんとなく参加している子がいます。雰囲気でわかります。
心ここにあらず。
そんなことではいけません。
ご家庭でも、何のために夏期講習に参加しているのかということを、もう一度子どもさんと話し合ってください。
2年生は中だるみに時期、なんて言ってられません。いまは将来を左右する大切な時期であることを、ご家庭でももう一度しっかり話していただきたいと思っています。
◇1年生
とてもいい雰囲気で授業が進んでいます。
昨日は、難しい単元として有名な、理科1分野の凸レンズがつくる像の説明を行いました。
がやがやとしているときも多いのに、ここぞというときには集中してちゃんと聞く学年です。
難しい内容なのに、よく理解できました。
光の凸レンズの部分は、夏期講習理科のハイライト(最も大切なところ)です。
しっかり何度も見直してください。
2・3年生の保護者様にもう一度お願いしますが、ご家庭で、何のために夏期講習に参加しているのかということを、もう一度話し合っていただきたいと思います。
ぼけっと来られては困ります。部活を理由に宿題ができないというのは通用しません。
(もしどうしてもできないのならば、事前にそのことを伝えてください。)
夏に努力をしなければならないことを、ご家庭でも粘り強くご指導ください。
私どもも準備を怠ることなく一生懸命指導したいと思います。
新日鉄八幡製鉄所で大火事が発生しました。
学びと体験の夏合宿のコースになっていますので、何らかの影響を受けるかもしれません。
その場合にはご連絡いたします。
この前、卒業生と話していたら、いまの寺子屋の子どもたちの中に、ブログ(ホームページ)を持っている子が多数(10人くらいはいるんじゃない?と言っていました)いるとのこと。
もしかしたら、これを読まれている親御さんのお子さんも持っているかもしれません。
ほとんどのご父兄がわが子がブログを持っていることを知らないわけですから。
ブログは自己表現を鍛えることができるかもしれない点ではいいところがありますが、ムダに時間がかかる、交友関係が変化して生活スタイルが変化することがある、知らない子と関わることでトラブルに巻き込まれることがある、中学生の日記は自分を見つめるというよりは、楽な方向ばかりに行く自分をただ甘やかすばかりで、しかもそれに友達がいい感じで相槌を打ってくれるから安心して、馴れ合いの友人関係が育まれるだけ・・・という感じで、悪い面もあると思います。
私もこの歳になってこうやって文章をたらたらと書き連ねているくらいですから、中学生のときだったら携帯持ってブログとか書きたいなーと思うタチだと思います。だから、中学生のプロフィールページやブログ等を否定する気はありません。
ただ、子どもたちには、ある時期になったときに、気づいてほしいと思うのです。
「私、こういう時間の使い方でいいんだろうか?」「こんな友達づきあいでいいんだろうか?」「もっとやるべきことがあるはず」「もっと本当に楽しいことがあるはず!」
自分を大切にしたいのならば、楽しみや欲に流されるのではなく、自分自身をしっかり管理する力をつけてください。
夏の子どもさんの生活管理は、普段以上にご家庭の力が大切になります。
三者が協力して夏を乗り切っていきましょう。
ブログ等が原因で痛ましい事件が起きています。中高生にとって、文章や、文字の持つ感覚を鍛えるツールとしての利点はあるものの、やはり先生が指摘するように、馴れ合いや歪んだ仲間意識を助長してしまう傾向はあります。
我が塾生も、何人かブログを書いていますが、日々指導の中で注意をしていかねばと考えています。利便性に精神性が追いついていない現状ですが、禁止より教育が大切ですよね。
中高生というのは甘えなければ、十分に自分で考える力を持っている年頃です。
本人が自分の力で判断し考えることができるように、参考としての道標を示すことが私たちにできることだと思っています。
それにしても夏期講習は忙しいですね。
かねごんさんもお体に気をつけてください。