まもなくテストシーズン
2008年 09月 17日
いまボサっと怠惰な生活を送っている子はきっと次回の中間テストはひどいことになりますよ。
2学期の定期テストは1学期ほど甘くないのです。範囲は広く、内容は難しいです。
学校と塾で指示されたことを自分の意志でひとつひとつ丁寧に仕上げてください。そうすることで、結果はついてきます。
特に3年生は2学期の内申点が受験結果に直結します。その意味で、学校の定期テストは受験そのものなんです。もう受験は始まっています。
1学期の期末テストでは3年生の学年上位10名に当塾から3名が入りました。さらに力をつけたいま、みんながどれだけ健闘できるか期待しています。
それにしても・・・3年生の男子の一部に、この期に及んで自分が何のために勉強しているのかわかっていない子がいます。
昨日のテキスト授業、2時間ずっとボッサーーーーーとして時間を棒にふった子は、いったい何がしたいんでしょうか? 次回から、集中できない子は、いくら静かにしていても、もう教室から出てもらおうという話になりました。友達どうしの甘やかし大会はもうやめてください。今年の男子の一部はこれがとても気になる。とてもばからしくて見てられません。
どうせできない、じゃなくてやらないからできない、ということが、いまだにわかっていません。半ばあきらめながらも、親も行けというし、自分的にもなんとなく塾に来てないと不安だから来ている、そんな心持では決して成績は伸びないでしょう。
やる気があるとかないとかは置いといて、とりあえずなんとか自分の意志でやってみる、そしてそれを細々と毎日続ける、とにかくこの時期は実践あるのみです。
もうやる気がないとか言ってられないのです。やるしかないんだからやってみろ、3年生の2学期というのはそういう時期です。
携帯・メール・パソコン・ゲーム(DSやオンライン)・テレビ・音楽・マンガ・アニメ・恋愛・・・これらに夢中になって宿題ができていない子がいます。ただなんとなく宿題ができていない子がいます。
勉強以外のことに夢中になること自体は否定しません。ただ、中3のいま、いましかできないことが目の前にあります。いまやっていること(=受験に向けたさまざまな努力)は、来年のいまは決してできないのですよ。
宿題ができていない子にはペナルティーを与えています。昨日の授業で宿題ができていなかったSクラスの子は、今度の土曜日に補講で700個の英単語熟語の覚えなおしを行います。
この時期になり、きちんと考えながら目的意識を持って勉強を続けた人が伸びるということを実感しています。勉強はつらいけど、それでも少しでも楽しみながら勉強している人が伸びるということも感じています。
私はこれまでに、どん底からはい上がって見事志望校に合格した子どもたちをたくさん見てきました。成績が伸びない子は、頭が悪いのではなくて、自分が成績を伸ばすためにすべきことをやっていないだけだ、ということに早く気づいてほしいと、その子たちのために、切に願っています。