テスト明けの教室開放
2008年 10月 12日
教室開放にやってきたのは合計14名。(全体の3分の2)
教室開放に来た子に言いました。
「今日教室開放に来た子は成績伸びるよ! これはへたな占いより当たるから。」
子どもたちは「うれしいーーー」「やっぱりーー!!?」とかいろいろな反応を見せていましたが、これは思いつきで適当に言ったわけではありません。
昨日の教室開放に来た子は、継続した受験に向けた取り組みができている子です。
テスト終わったばっかしだからーーと自分を甘やかすのではなく、受験に焦点をあわせた生活ができている子です。
反面、昨日参加しなかった子たちの多くにとって、まだ受験勉強はしょせん2の次なんです。本気になんかなってません。この時期になっても、中間・期末前だけやっとけばとりあえず満足なのでしょう。そんな子が受験で目標を達成し、充実感をもって中学の受験生活を終えることができるとはとうてい思えません。
昨日教室開放にやってきた子はみんな笑顔で教室に入ってきました。自分のやるべきことがわかって教室にやってくるのは幸せなことです。やるべきことがあるというのは人にとってうれしいことですよね。
教室開放で、1日頑張った子たちは少しずつですが確実に前に進んでいっています。それを横で見ていられるのはとても私にとってもうれしいことです。
一方で「塾の教室開放に行く!」と行って小学校の校庭で野球をしていた男子。
遊ぶなら遊んでください。遊ぶのはおおいに結構。
しかし遊ぶなら堂々と遊んでください。「塾の教室開放に行く!」と親に行ったのならば、塾に来て勉強してください。嘘に塾を利用するな。嘘をついてへらへらしてるなんてふざけるな。
塾の通常授業の場合、こんな嘘は絶対につくことができません。(当塾では、授業を休んだ、または遅れた場合、ご家庭に連絡をすぐに入れるので、授業をさぼるのは難しいです。)
自由参加の教室開放は、親に嘘をつくのに都合がいいのでしょう。このことについては、親御さんとしっかり協力しながら、子どもたちとどう接していくか、厳しく考えていく必要があります。
3週間後には早くも期末テストの対策がはじまります。
・・・ということは、受験勉強に集中できる時間は本当にごくわずかです。
期末テストが終わればもう12月です。受験は1月から随時はじまります。
受験までのカウントダウンはもう聞こえています。数ヵ月後には新しい制服を着て、高校の正門をくぐるのです。耳を澄ませて数ヵ月後の自分の声を聞いてみてください。
この3週間に力を伸ばしましょう。中央区テストもまもなくです。進路決定も目前です。
努力できる人はすばらしいです。頑張りを見せてください。