唐津市鎮西町 名護屋城址
2008年 10月 17日

October 2008
名護屋城は文禄の役のときに僅か半年ほどで建てられた城ですが、その規模は当時全国最大の大坂城に並ぶものだったということです。
城内は広く、1時間くらいかけてゆっくり回るといろいろな発見があります。








名護屋城は、整備がさほど行き届いておらず、それがかえって秀吉の夢の跡を私たちの目前に現出させます。
秀吉の夢と言えば一種の歴史ロマンですが、この出兵は(特に)朝鮮の民衆にとってはひどい飢えと殺戮の戦であり、立場を変えれば歴史的愚行として語られるものです。
子どもたちに教えるときにはいつも難しいことだなと思いながら、言葉を選びながら話しています。
佐賀・福岡には、元寇の史跡がたくさんあったり、はたまた有田焼をはじめとする朝鮮の人々によって開かれた陶磁器の里があったりと、少し付近を巡るだけで大陸の歴史と文化とともにあった土地であることを実感させられます。
名護屋城跡から見下ろすパノラマはそれはもう美しいのひとこと。
海を隔てた朝鮮を遠くに見遣る地に建てられたこの城が絶景の地にあるのは歴史の必然です。
壱岐を前方にとらえ、天候のいいときは、対馬まで見えるということです。


この日は空がとても不思議な色をしていて、ぼーっと眺め入ってしまいました。

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本ブログは、10月17日11時現在



刻々と変化する時間が、写真の中で止まって・・・・奇跡の一瞬みたいですね。
ところで、名護屋城博物館には行かれましたか? 友人(高校の先生で現在出向中)が勤務しているのですが、歴史を学ぶのにお勧めです。
いまからもっと秋が深まると、空はさらにいろいろな表情を見せるのでしょうね。
名護屋城博物館、行きたかったのですが、私たちが行ったときには時間が遅く、もう閉まっていました。
本当はガイドでもお願いして、城址を見て周りたかったのですが。
外から見ても、とても立派な博物館で驚きました。
次に行くときはぜひ立ち寄りたいと思います。行くときには相談するかもしれません。
アオザイさん、ごぶさたしていますが、近いうちお会いしてお話でもできたらいいのにと思っているところです。

生徒さんたちを連れて行かれても良いかもしれないですね。
そのときは、私も友人に連絡します。
あの博物館は、展示の仕方もバランスがとれていて、韓国でも評価されていると聞きました。
11月初めまでは、忙しいのですが 連絡くださいませ。 阿蘇のKくん、元気にしてるかな?
博物館はどのような展示になるのだろうと思っていたところです。日韓両国に配慮した構成になっているんですね。
近いうち連絡いたします。I&I先生方にも会いたいです。K君はお便りを見る限り元気ですが私も連絡していません。近いうち連絡してみようと思います。