塾の規則
2008年 11月 22日
日ごろの生徒たちの様子を見ていて、誰がそんなことを?思わざるをえません。
言ったとしたら男子ということになると思うのですが、彼らは塾ではみんないい子にしていて、塾の約束を破った上にそんな発言をするなんて、いったい誰なんだ!?と本当にわかりません。
塾では可能なかぎりで講義終了後に周囲5店舗ほどのコンビニの見回りに行っています。
見回りに行った結果、親と塾の許可なしには行ってはいけないはずのコンビニに、子どもがいた、ということがこの1年に3度ありました。(すべて男子)
そのときは妥協をせずに話し合いをし、本人たちになぜコンビニに行ってはいけないかを納得させ、再犯の場合には退塾になる旨等を伝えています。
しかし、私自身これだけで万全だ、もう子どもたちは決して約束を破ってはいない、とは思っていません。こちらの監視の目をかいくぐって約束を破っても罪悪感をさほど感じていない子がほんの数名でしょうが、いるかもしれない、と思っています。
どうしてもこちらの真剣な話が伝わらない子が数名います。すべてを軽く見てなめてかかっているのです。そういう子とは、何度もぶつかります。そのときだけいい子にしていて実際にはわかってないんじゃないか?という子もいます。ぶつかり続けた結果、塾をやめた生徒もいます。それにしても、子どもとぶつかることは本当に疲れます。
塾として、子どもたちの問題行動を完全にふせぐことは不可能です。でも、何が大切か、人を思いやることがどれだけ大切かということを、自分の頭で考えることができるような子どもになってほしいと思い、毎日メッセージを送っています。
こういうコメントを読ませていただくと本当に悲しくなります。そして本当に申し訳なく思います。
また、どうやったらもっと子どもたちの心に届くのだろうかと考え込みます。
このコメントの内容が本当だとすれば、まさに近隣の方の好意を踏みにじった許しがたい行為です。注意をなさった方がショックを受けるのは当然です。
私は、塾は子どもたちの学力をつけるために、成績を上げるために存在していると思っています。そのためにこそ全力でいきたいと思っています。しかしときに子どもたちの生活面・倫理面のだらしなさのために、成績を上げる以前に見逃すわけにはいかない点がでてきます。そういうときは話し合いをするしかありません。
もちろん私たち先生も欠点だらけの人間ですから一方的に正しいことを押し付けるような話にはなりません。しかし伝えるべきことは伝えていかなければならない、という使命は確(しか)と感じています。
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