寺尾紗穂+鳥羽和久トークイベント今週末開催。


今、誰が悲哀を抱えながらかっこ悪くも勇猛に吶喊しうるのだろう。
寺尾紗穂さんは先週の金曜日に、ブログにそう書きました。


勝手にひとりで死ねばいいのに。
そんな残酷な言葉が世の中に蔓延する昨今。


私たちはいつのまにか、自分が理性的な人間であることを疑わなくなったのかな。
そのせいで、はじめからなかったことにされた悲しみは、いったいどこに行ってしまったのかな。
悲哀を抱えながら吶喊(とっかん)することが、冷笑の対象にしかならないのだったら、
たったいま悲哀を抱えすぎて手に負えなくなっている人たちは、
そのまま押しつぶされて、ひとりで犬死にしてしまえばいいのかな。


家族のこと、学校のこと、そして世の中のこと。
ここにある小さな声を聞いて、自分自身の小さな声をも聞く機会になればと思います。

諸事情で直前の連絡になり、申し訳ありません。


前日7日に冬にわかれてのライブに参加の方はもちろんのこと、金曜は平日だからライブには参加できない方や、先日行われた「平成の子どもたち」(鳥羽和久トーク)に席がなくてご参加いただけなかった方も、ぜひお越しください。

皆さまのご来場をお待ちしています。


https://www.facebook.com/events/416386058946762/


チケットはこちら↓でお求めいただけます。


◇イベント
今、誰が悲哀を抱えながらかっこ悪くも勇猛に吶喊しうるのだろう
~家族、学校、そして世の中の小さな声から
寺尾紗穂+鳥羽和久トーク


◇参加費
2,400円(学生は1,000円)

◇会場
とらきつね 福岡市中央区唐人町1-1-1成城ビル1F



◇日時
6月8日(土)10:00~11:30


◇ご予約とお支払方法
①とらきつねBASEにて決算
②とらきつね店頭でお支払


◇お問い合わせ先
092-731-0121 とらきつね

・・・・

今や吶喊は抹殺されかけている

自閉症の人も
子供たちも
叫んでいるけれど、それは良くても黙殺され
悪ければ舌打ちされる

この世から消えたいと思っている女も
誰かを殺してから死にたいと思っている男も
擦り切れた声で叫んでいるけれど
その吶喊は聞かれない

今や歌い手がそれを伝えるしかないのかもしれない

昨日演奏を手伝ったマヒトゥはステージで
長い咆哮を何度もマイクに乗せた
ステージ下手からちらっと見た
紅い龍のようだった

改めて魯迅の「吶喊」を読み返す

「わたし自身としては今はもう、痛切に言の必要を感じるわけでもないが、やはりまだあの頃の寂寞の悲哀を忘れることが出来ないのだろう、だから時としてはなお幾声か吶喊の声を上げて、あの寂寞の中に馳かけ廻る猛士を慰め、彼等をして思いのままに前進せしめたい。わたしの喊声は勇猛であり、悲哀であり、いやなところも可笑しいところもあるだろうが、そんなことをいちいち考えている暇はない。」(井上紅梅訳)

みないちいち考えてしか物を言わなくなった
喊声が消えるのは当然だ
「理性」と引き換えに感じることを麻痺させた
むしろ喜んで

今、誰が悲哀を抱えながらかっこ悪くも勇猛に吶喊しうるのだろう
それは本当は、叫ぶことを忘れた全ての人、であるはずなのだけれど

http://www.sahoterao.com/blog/


・・・

◇プロフィール


〇寺尾 紗穂(てらお・さほ)
1981年11月7日生まれ。東京出身
大学時代に結成したバンドThousands Birdies' Legsでボーカル、作詞作曲を務める傍ら、弾き語りの活動を始める。2007年ピアノ弾き語りによるメジャーデビューアルバム「御身」が各方面で話題になり,坂本龍一や大貫妙子らから賛辞が寄せられる。大林宣彦監督作品「転校生 さよならあなた」、安藤桃子監督作品「0.5ミリ」(安藤サクラ主演)の主題歌を担当した他、 CM、エッセイの分野でも活躍中。2009年よりビッグイシューサポートライブ「りんりんふぇす」を主催。2019年まで10年続けることを目標に取り組んでいる。2017年6月に最新アルバム「たよりないもののために」を発表。同曲のMVは写真家の大森克己が初監督作品として手掛け話題になった。坂口恭平バンドやあだち麗三郎、伊賀航と組んだ3ピースバンド冬にわかれてでも活動中。

著書に「評伝 川島芳子」(文春新書)「愛し、日々」(天然文庫)「原発労働者」(講談社現代文庫)「南洋と私」(リトルモア)「あのころのパラオをさがして 日本統治下の南洋を生きた人々」(集英社)「彗星の孤独」(スタンドブックス)があり、新聞、ウェブ、雑誌などでの連載を多数持つ。


〇鳥羽 和久(とば・かずひさ)
1976年8月21日生まれ。福岡県出身。
大学院在学中の2002年に中学生40名を集めて学習塾を開業。2010年に航空高校唐人町(単位制高校)開校。
現在、教室で150名超の小中高の生徒を指導する傍ら、本屋と雑貨の店「とらきつね」の運営や及び文化イベントの企画を行う。
近年は、子育てや旅に関するエッセイ執筆や、全国の学校での講演も多数。著書に『親子の手帖』(鳥影社)、『旅をする理由』(啄木鳥社)がある。



寺尾紗穂さんがボーカルとピアノをつとめるバンド冬にわかれて初の福岡公演は
3日後の7日(金)開催。
糸島のくらすことさんもカフェで参加します。
楽しみですね。
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by terakoyanet | 2019-06-04 16:39 | とらきつね | Trackback | Comments(0)