2019年 06月 10日 ( 1 )

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平成の10枚 唐人町寺子屋 その5

ぶれてぼやけてしまっている、写真としては価値のうすい1枚をセレクト。

公立入試の合格発表当日に集まった特進Sクラス生6名。
この年は6人が全員、修猷館高校に合格!

受験が終わっても、合格発表が終わるまでは、気持ちが晴れることはない受験生たち。

ずっと悩んで苦しみ抜いた果てに、そこから解放された子どもたちの最高の笑顔。



将来のためにと、いまを犠牲にすることを強いる在り方は人生を豊かにしない。
その意味では、受験というのはいまを犠牲にするシステムであることは否めない。

しかし一方で、大人から押し付けられる形ではなく、自らの不確かな力をどうにか信じて、己の力を振り絞る形で学問にのめり込んだ子たちというのは、受験を経て、確かな手ごたえを得て、次の歩みを進めることができている。

受験には問題が多いけれど、それは受験の制度自体よりも、社会や学校、家庭が受験に期待するものが、受験を複雑なものにしているからだろう。受験のときというのは、ある意味では、子どもよりもその周囲が試される機会だと言える。
周りの大人の方が不安であたふたし始めることほど、子どもにとって足枷になることはない。






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by terakoyanet | 2019-06-10 12:57 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)