カテゴリ:雑感・授業風景など( 1275 )

今夜、イベントに出るため『ことばの生まれる景色』(辻山良雄/nakaban)を読み返しています。この本については少し前に文章を書きました

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本というのは、2回、3回と読むと、明らかに読みが変化してくるので面白いですね。すでにリンクの文章を書いたときとは随分読みが変化したことを感じます。本との相互理解のようなものが深まっていく体験というのは、他に替え難いものです。

この本の中で、永井宏さんの『夏の仕事』が紹介されているのですが、永井さんにまつわるエピソードとして辻山さんは次のように書いています。

美術作家であった永井は、自分の周りに集まってくる人に対し「とにかく気持ちに正直になって、何か作ってみろ」と、いつもけしかけていたという。その態度は、多少美術の心得がある人だけに限らず、何も作ったことのない人に対しても常に同じであった。「そのときあなたは、どう感じたのか。」そうした個人の実感を、永井は何より大切にしたのだろう。
-『ことばの生まれる景色』辻山良雄/nakaban (ナナロク社)

これは、毎日でも自分自身に言い聞かせていきたいと思う言葉です。
何かを作らなければ生きていくことさえできなかった時代から私たちは遠く離れて、すっかり忘れてしまっているけれど、本来、誰でもやり続けさえすれば、何かを作ることができるし、そこに必要なものは正直さというシンプルなものくらいしかないのだろうと思います。「そのときあなたは、どう感じたのか。」これに集中することが、良い仕事をすることなのだと、私は信じています。

私が中学生を指導する際の授業(国・数・社・理・英 全てを教えています)では、明確な時間割というものを設けずに、生徒たちのその日の表情・様子・理解度を見て、その都度何をやるかということを変化させます。今日の数学はいまがピークでこれ以上進むと理解度が下がるなと思えば、躊躇なく他の科目の指導にその場の判断で切り替えるのです。子どもたちの反応が想定と違えば、せっかく必死に作成したプリントをそのまま捨ててしまうことも厭いません。授業というのはライブです。子どもたちを見て、自分がどう感じたのかということに信頼を置いた上で、その都度に判断を続けていくのです。ですから、その授業には「時間合わせのための時間」というものが存在しません。1科目1限あたり50分というような時間の区切りがはじめから決まっていると、どうしても「時間合わせ」のために無味な時間が生じてしまうのです。時間割を設けずとも、全体として辻褄があえばよいわけで、そういう授業を最初の年から17年間続けてきました。だから、常に「いま」に反応しながら「あなたは、どう感じたのか」を頼りに仕事をしていくことが、仕事から裏切られない唯一の方法だと私は思っています。

本の話から随分逸れてしまった気がします。
明日は辻山さんと「正直になって」話がしたいです。どこか自分自身に深い不安・自身のなさのようなものを抱えている私にとって、それはとても難しいことなのですが。辻山さんという正直な人を裏切りたくないです。

今晩のトークは こちらで30秒ほどで予約できますので、話を聞いてみたいなあという方はぜひ(僅かな勇気を持って)気軽にお越しください。会場(場所は天神)の「本のあるところajiro」で展示中のnakabanさんの原画は、いかにもajiroさんらしいセレクトで、見応えありです。また、全国の本屋と、本物の読書家たち、作家たちから注目され、愛される「本屋Title」を運営する辻山さんは、経営者としても、読書家としても、そして作家としても、語るべきものを持っている方です。ぜひご参加ください。



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by terakoyanet | 2019-03-19 01:52 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

昨日は、中3の公立入試前最後の授業でした。
最後まで楽しい学年でした。
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最後の授業の日の笑顔、最高でした。
受検の3日前。ハチマキしめてるより、こっちのほうがずっと自然でいいと思います。

今年は例年以上に細かな内容まで到達できたと思っています。
生徒達も追い込みでさらにグンと伸びました。
きっといい結果が出ます。

みんな、ありがとう!
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☆最後の日のみんなの言葉(一部)


私は寺子屋に入る前は、学校の定期考査で350点台を取ったこともあったのですが、「寺子屋に入って授業を受けて、宿題をする。」これだけで100点以上成績が上がりました。本当に寺子屋に入って良かった!!
入る前は、塾そのものに対して、嫌で、めんどうなものという印象しかなかったのですが、寺子屋に入って、先生がわかりやすく的確に教えて下さったので、無事に合格することができました。今は本当に終わるのが残念な感じすらしてしまいます。先生に心からの感謝を。


寺子屋の授業が1番楽しく、おもしろかったです。
僕は塾に入る前よりとても成績が上がりました。先生の授業がとても分かりやすくて本当に助かりました。
今まで、本当にありがとうございました。(公立入試は)自分の全力をつくして、がんばります。


3年生から塾に入って、最初はなれなかったけど、時間がたつにつれて、とても楽しくなりました。
授業もわかりやすかったし、まわりの人たちもおもしろかったです!
私の相談にのってくれて、ありがとうございました。不安があって、とても落ち込んだことがあったけど、乗り越えることができました。
一般入試がんばります! いつも通り、あせらずに頑張ります。最後まで絶対にあきらめない! 最初から落ち込んだりしない。


たぶんだけど、どの塾よりも楽しい授業だったと思う。授業でやったことで、ムダなことはなかったなと思う。
3年間つづけてよかった! 志望校落ちたとしても、それの勝る努力をしてきた自信ができました。
Do my best! 最後の高校受験、楽しんできたい!


とてもわかりやすい授業でした。テストの解説も、ものすごくわかりやすかったです。
宿題をやってこず、先生は僕たちのために出してくれたのにすみませんでした。相談や雑談も色々聞いてくれて、ありがとうございました。高校ではもっと勉強をして、上の方に入れるように頑張っていく!


楽しく授業ができました。いつも分かりやすく、理解しやすい授業でした。
はじめは本当に勉強が嫌いで、数学が特にできませんでした。でも、寺子屋に入って、自分で勉強をしようと思うようになりました。3年生になってからは、8月と1月の模試では70点以上点数が上がりました。先生達に3年間教えていただいたおかげで、こんな結果をとることができました。本当にありがとうございました。
(公立入試では)自分のベストが尽くせるように、一生懸命頑張ります!!


3年間、とても楽しく学ぶことができました。毎回、苦に思わずに寺子屋に通って、たくさんのことを学ぶことができてよかったです。
3年間本当にありがとうございました。受験前は、とくに、先生の言葉に励まされていました。先生と出会えていなかったら、合格もできていなかったかもしれません。寺子屋で学んだことを生かして、高校でもがんばります。
長濱先生も短い間でしたが、本当にありがとうございました。
高校では、学年1位を取るくらいの気持ちでがんばります。高校生活は、思いっきり楽しみながら、勉強もがんばります。


授業がとっても楽しくて、分かりやすく、とてもためになりました。
鳥羽先生と長濱先生は本当に授業が分かりやすくて、生徒思いの優しい先生で本当に寺子屋に入ってよかったです。
3年間ありがとうございました113.png
受験の最後の日まであきらめず全力を出す!


私は通常授業より国語塾の方が印象に残りました。(あと特演も。)
とても分かりやすくて受験にはもってこいでした。ありがとうございました!


初めて集団授業の塾に入って、大変だったけど、すごく楽しかったです。改めて勉強が楽しいと思いました。
中3からという遅い時期から入塾させてもらい、ありがとうございました。今までの人生の中でたぶん一番楽しい時を過ごすことができました。本当にありがとうございました101.png
(公立入試では)分からない問題はあきらめて、とける問題を確実に正解できるようにしたいです。


楽しいだけじゃなくて、本当にどの授業もおもしろくてわかりやすすぎた!
もし、他の塾だったら1ヶ月もしないうちにやめていたと思います。そのくらい寺子屋は私にとってサイコーでした。
鳥羽先生、長はま先生、ひじい先生をはじめとする先生方、本当にありがとうございました。大好きです!!
3年間ならってきたすべてのことを受検で発揮します。


3年間、本当に楽しかった。学校よりも質問がしやすいし、クイズけいしきみたいでおもしろかった。
鳥羽先生、本当にありがとうございました。私が今まで出会った中で確実に1番の「先生」でした。
先生はくだらない話も聞いてくれたり、相談にものってくれたりして、うれしかったです。
私もいつか、先生みたいにもっと見聞を広げたいです。鳥羽っち、好き113.png
(公立入試では)くじけない! 試験がどんだけ難しかろうが最後まであきらめない。自分は受かるから大丈夫と思って受ける。


楽しかったです。分かりやすかったです。小話が好きでした。
いままでありがとうございました。修猷館を目指せる実力を持たせてくれてありがとうございました。
(公立入試は)絶対に受かります!


僕は本当に寺子屋を世界一の塾だと思っています。わかりやすい、丁寧、いい意味で一人ひとりへの対応がちがう。
これだけの大人数をみんなじゃなくて一人ひとり引っ張ってくれてありがとうございました。おかげで実力がつきました。
入試の重圧に負けないように頑張ります!


とても分かりやすく楽しい授業でした。たまにうるさいときもあったけど、みんなと3年間受けられてとても楽しかったです。
3年間勉強のことでたくさん悩んできたけど、先生のアドバイスに助けられました。特に3年生では、受験のことでとても大変で自信をなくしたときもありましたが、最後の最後で合格できてよかったです! 鳥羽先生、長濱先生、3年間本当にありがとうございました!!


本当に分かりやすくて、楽しく3年間授業ができて、本当に良かったです。塾を寺子屋にしてよかったです。
寺子屋だったから、3年間続けることができたと思います。先生方、本当にありがとうございました。
本当に合格できるか分からないけど、最後まで全力でがんばりたいと思います!


明るいふんいきで授業をうけれるのがすごく楽しかった。社会の人物についての授業のとき、おもしろい情報をいれてくれたのが覚えやすかった! 3年間この塾に通って本当によかった! 特進にも入ることができて、とても充実した3年間でした!
(高校では)それなりに、自分のできることをがんばります。Going my way!!


小学生のころは勉強が全く好きではありませんでしたが、この塾の授業のおかげで成績が爆発的に上がりました。友達もできたのでよかったと思います。
3年間支えてくれてありがとうございました。とても分かりやすい(もはや学校に行く必要がないんじゃないかと思うほど)授業で、ここまで成績を上げることができました。体を大切にして下さい。
(公立入試では)その日だけはナルシストになる。(自分が落ちるわけがないと思う。)本気を出す。あとは運命に身を任せる。


寺子屋の授業は、あまり宿題をやってこなかった僕でも、ここまで成長できるほどの、とても素晴らしい授業でした。
3年間、優しくときに厳しく、いろいろなことを教えていただいてありがとうございました。
こんなに1人1人によりそってくれる塾は他に無いと思います。
(公立入試では)前日も当日もいつもどーり普通に過ごして、普通にテストを受けて、そして合格する。


学校の授業の100倍以上楽しかったです。いつも分かりやすく、楽しく教えていただきありがとうございました。
たくさん迷惑をかけました。大好きです。
(公立入試では)いつも以上の力がだせるようにがんばります。絶対合格!!


三年間おせわになった先生方、本当にありがとうございました。
この塾に入っていなかったら、私はヤバイことになっていたと思いました。
高校では自分の力でがんばります。先生方もお体に気をつけてください。
私立に入ってしまったので、親のお手伝いもしながら、奨学金をもらえるように一生懸命がんばる!!


わかりやすい授業であった。自分の苦手がたくさんあり、苦手を見つけることができたので成績もあがったと思う。
鳥羽先生は人を見ることが好きで、みんなのことをよく分析していたのが素晴らしいと思った。
他の先生たちも文句を言わず教えてくださったことに感謝したいです。
(公立入試では)ミスをなくし得意教科で満点をとれるようにする。人生の3分の1が決まってしまうような大事な入試で絶対合格する。


学校の授業よりもわかりやすかったです。とても楽しく授業を受けることができました。
自分たちにわかりやすい授業をしてくださり、ありがとうございました。
その授業のおかげで、高校に受かることができたと思います。
だから、今とても感謝の気持しかありません。本当にありがとうございました。
高校になると、もっと勉強が難しくなる。難しくなっても、その難しさについていけるように勉強をしていく。



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by terakoyanet | 2019-03-04 09:26 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

公立高校入試直前

中1・中2の期末テストの結果が明らかになりつつあります。

中1は数学がとっても難しかった(というか問題数が多すぎた)ようですが、今回のように学校の平均点が40点台のテストになった場合、点数が取れなかった子どもにご家庭で過剰に「数学だけなんでこんなにできないの?」と言ってしまうと、ほんとうに数学が嫌いで苦手な子になってしまうので、むしろ、取ることができなかった原因を親子でいっしょに考えるスタンスでお話ししてみていただければと思います。

中2は自己最高得点をたたき出した子も多数で、嬉しそうな顔をしている子が多いです。5科目で480点台後半をとった子も。
中2は受験生になるにあたり、雰囲気がますますよくなってきていますから(この学年、マジメなんです)これからが楽しみです。

・・・

一昨日、高専の合格発表が行われ、本校からも久留米高専に1名合格を果たしました!
中1のころからずっと特進クラスで頑張り続けたIさん。
声が大きな女の子が多い中で(ディスっているわけではないですよ)彼女はいつも静かに穏やかに座っていましたが
そんな彼女をずっと私も静かに心で応援し続けてきました。
最高の結果が出て、本当によかった。

当校で高専を受ける子は少ないのですが、過去10年間さかのぼって調べたところ、8名受験して6名が合格しています。
高専に行ったみんなは、いまも元気かな。

・・・

中3はいよいよ最後の授業まであと1週間になりました。
個性の強い学年でした。さびしくて胃がつぶれてしまいそうです。
公立入試でもこの学年はきっと素晴らしい成果を出すものと思います。

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このころから、もっとぐんと成長しました。よい中学校生活の締めくくりができますように。一人ひとりの高校生活が楽しいものになりますように。



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by terakoyanet | 2019-02-27 18:49 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

中3は私立入試が終わり、ほっとした表情を見せている子が多数。
本校の生徒たちは、受験シーズンになっても最後までずっといい表情をしている子が多いのですが、
これってとても大切なことだと、私は思っています。
きりっと合格ハチマキをつけて、魂を削って勉強に没頭し、受験に身を捧げる。
そういう考え方も否定しませんが、どこかに余裕や楽しみを残しながら取り組む受験のほうが、私にとっては自然に思えます。


中3のみんな、ほっとしているのはいいんだけど、公立入試が第1志望の子たちは、とにかく私立入試が終わったあとのラストスパートが合否を左右することがすごくあるということを今日の授業で子どもたちに伝えるつもりです。
私立が終わってほっとして勉強への手がゆるんでいる人たちが、受かると思っていたのに受からなかった、そういう話を、たったこの前、昨年の公立高校の入試で見事劣勢をくつがえして合格したAさんが話していました。


中1・中2は学年末テスト直前。
今年の中1・中2は日ごろよくやっているから、今回の定期テストは少し余裕をもって準備ができている印象があります。
とはいえ、範囲が広いですから、とにかく学校のワークは1日も早く終わらせて、自分のペースでテスト勉強ができる状況を早く作ってください。
いつも言ってますが、学校のワークを試験日の前々日や前日にやってるのはありえません。直前数日は、自分独自の課題や塾の対策プリント、一度解いたワークの見直し等をすべき時間で、提出のためにワークの答えを埋める時間ではありません。



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by terakoyanet | 2019-02-10 08:20 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

本日、私立前期入試!


本日は私立前期入試が行われています。

昨日は前期入試直前の授業。
みんなどこか緊張感で落ち着かない中

「やったー!! 私立入試が終わるー!」
と喜び叫んでいる公立志望の子が1名。

入試前日に、まだ終わってない入試に対して先駆けて、終わる―!!って喜ぶのすごい!と思いました。
前日はきっとみんな緊張して苦しい、と思っていたのですが、いろいろな概念が吹き飛ばされました。

・・・

昨日、今日と、私は附属福岡中の「にんげん」の授業に参加してきました。
子どもたちの議論に耳を澄ますのはとても面白いです。
附属小、いろいろ先進的な取り組みをしているなあと思います。
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by terakoyanet | 2019-02-01 11:36 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

昨日は少しひさびさの中3の長時間授業。(先週の日曜は模試のせいでスタート時間が遅かったので。)

この1ヶ月で英語・数学の力を伸ばした生徒が本当に多いことを実感しました。
昨日生徒たちに配布した県模試の結果にも、それが如実に表れています。

この時期の受験生は、覚えるだけである程度点数が取れる(→定期テスト直前の勉強のしかた)部分の学習はすでに終わっている生徒も多く、あとはいかにひとつひとつの問題を掘り下げて、自分のものにできるかにかかっています。

特に数学は、基礎計算力がどれだけ大切かは言うまでもなく、そのあとは、いかに多くの問題パターンを自分のものにできたかが勝敗のカギを握っています。

焦る自分の気休めのために、ただ徒ら(いたずら)に過去問を解いているだけの子はいつまで経っても伸びません。
そういう一時的な自己充足のための学習をやっている子は、いつまでも自分がなぜ得点がとれないかということと向き合うことができていないので、決して弱点を克服することができません。(だってはじめから弱点を克服することから逃げているのですから。)

でもそうやって逃げている自分を見ようとしない。
必ずしも逃げることが悪いわけではない。
でもね、逃げている自分に気づけなくなってしまうのは、自分を騙し通せてしまうのは、ちょっとまずい。
もう少し、そのへん自己分析ができるようになったほうがいいと思うのです。

そういう力は将来、みんなの身を助けます。
あなたはせっかくそんなにまじめで真剣な人なんだから、受験を通して自分自身をごまかして裏切ることに決して慣れないでほしいのです。


・・・・

センターが終わり、今週は専願入試も。
いろんな葛藤や煩悶を抱えながらも、今日も一生懸命な受験生たちを心から応援しています。


・・・

今年のセンター国語の評論は、沼野充義さんによる翻訳の話でした。

まったく違った文化的背景の中で、まったく違った言語によって書かれた文学作品を、別の言語に訳して、それがまがりなりにも理解されるということじたい、よく考えてみると、何か奇跡のようなことではないのか

本当にそうだなあと思いながら読みました。
今年のセンター国語は、とてもベーシックな良問でした。

また、センター地理Bで、地誌でウズベキスタンとウクライナが出たことに驚愕している人が多かったのですが、綿花・アラル海(の縮小)と灌漑・タシケント・イスラム教(中央アジア)といったキーワードをもつウズベキスタンのこと、チェルノーゼム・小麦・ドネツ炭田・クリボイログ鉄山といったキーワードをもつウクライナのことを、表層的にでも知っていれば解ける問題で、特に驚くべき問題ではありませんでした。ただ、全体で数問だけとても難易度が高い問題がありましたね。



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by terakoyanet | 2019-01-21 09:39 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

冬期講習1日目

昨日は冬期講習1日目。通知表の話題でもちきりでした。
中3は自己最高の子がたくさん。

昨日の中3の授業、手ごたえがありました。
子どもたちと冬を突っ走りたいと思います。

中1・中2も大切な時期、丁寧に指導し、着実に力が付くよう指導していきたいと思います。

そして、高3はいよいよセンター直前、小6の受験生も入試直前、です。


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by terakoyanet | 2018-12-22 10:27 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

保護者さまからのお便り

いま、タイトルを書いて
保護者さま、って呼び方あまり好きじゃない。別の言い方ないかな。
ご父兄は、もっと違うな。
と思いました。何かあれば教えてください。

保護者さまから、今年の夏以降にいただいたお便り(成績確認シートより)の一部をご紹介いたします。



今月も頑張ったなと思います。夏休みの個別から、少し自信がついたようです。2学期になり、頑張りが出てきたように感じます。この調子でやる気を持って欲しいです。(中2)


中2の半ばになり、塾内の友人間の切磋琢磨の効用をとても感じています。同じ男子のライバルが多いのがかえって刺激なっているようです。○○、がんばれ!(中2)


成績表を毎月頂くことが刺激になっている様です。
テストも、漢字の間違いを丁寧にチェックをして頂いて有難うございます。
今迄、学校では見逃されていたのか、気づいて頂けなかったのか良くスルーしていたので、読み取れる字を書く、漢字は何となくではなく正しく書くことについて、少し考える機会になっているのでは・・・と感じています。(小6)


少しずつ上がってきていますので、この調子で頑張って欲しい。(中3)


今月もよく頑張りました。部活が忙しかった中で、よく頑張っていたと思います。部活も落ち着いたところなので、TOP25に入れるようになって欲しいなあと思います。志望校に向けて、勉強も力を入れて、部活も頑張って欲しいです。(中2)


合宿、とても楽しかった様子です。鳥羽先生を始め、お世話になった方々ありがとうございました。部活で、3年生が引退し、学校もいよいよ忙しくなると思いますが、なんとか両立して頑張ってほしいです。成績もこの調子で、頑張れ(息子へ)!(中2)


成績が少しずつ上がってきているようで良かったです。このまま希望の高校へ行けるよう頑張ってほしいです。(中3)


部活や習い事もある中、○○をキープし続けている頑張りに感心しています。
自分の目標に向かって努力する姿勢は立派です。これからも応援しています。
今後ともご指導の程、よろしくお願いいたします。(中1)


いつもお世話になっております。夏の遠足もありがとうございました。とても楽しい思い出となったようです。自宅で学習していると、なかなか集中力が続かず、夏休み以降のペースが上がっているとはとても言えませんが、本人の性格上、あくまでもマイペースのようです。<中略>個別の先生方にも、いつも熱心に分かりやすく指導していただき、ありがとうございます。(小6)


いつもお世話になっています。
今はまだ遊びの延長のような感じで楽しそうに通っている我が子を見ていますが、今回、先輩方の記事や成績の事、合宿の様子などを共有させて頂き、段々とこんな風にのびのびと成長していってくれるのかなと楽しみになりました。又、先生の過去の記事も読ませて頂けてとても良かったです。先生が子供達に愛を持って接してくださっているので、子供達も仲良く共に成長していっているのだなと感じました。
「友達との勉強」については、本当につい先日子供と話したばかりでしたので、先生の記事で親の私の方が安心出来ました。これからの子供の成長が楽しみになり、又、親の私自身が、子供自身を信じて見守れる様になれてきているのは、寺子屋に通わせて頂く様になってからです。本当に温かな御指導、有難うございます。(小6)


以前の模試の結果や英検など、寺子屋の生徒さんたちは本当によく頑張っていますね!!
うちの子も刺激を受けていると信じたいです。(中2)


いつもお世話になりありがとうございます。だんだん難しくなって苦労しているようですが、ひとつひとつ身につくように丁寧に学習して欲しいと思います。(中1)


夏の合宿はとても楽しかったようで、秋に家族で阿蘇に出かけた時も、合宿で行った場所を案内してくれました。とても貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。(中2)


今月もよくがんばりました。苦手な教科を集中して学習をし、来月の成績が少しでも良くなるようにがんばろう。(中3)


卒業が近づいてきて、中学校という未知の世界が、だんだん現実のものとなってきました。
勉強がもちろん主軸ですが、部活動はやるべきか、両立は可能か、ブログなどで、先生のお考えも伺ってみたい気もします。(小6)


いつもお世話になります。いつも以上に気持ちを引き締めて、毎日勉強に取り組んでいるのと、塾が楽しいといつも元気に出かけていきます。終わった後も楽しそうに塾の報告をしてくれます。引き続き、ご指導宜しくお願い致します。(中3)


反抗期だった娘ですが、思春期に突入し、会話が成り立たなくなってきました。そんな中初めてベスト3に入り嬉しかったんでしょうね。自ら報告して来ました。(小6)


家でも、コツコツと取り組む姿勢が見られるようになった。この調子で継続してほしい。(中3)


中村学園での高校説明会、ありがとうございました。○○もあの日以降、少しではありますが、意識に変化が見えています。マイペースではありますが、少しずつ学年順位も上がってきました。部活動との両立は大変ですが、今しか出来ない経験です。楽しんで取り組んでくれたら良いと思います。3年からはギアチェンジしよう!(中2)


順調に偏差値が上がっていて、頑張っているなと感じます。
この調子で頑張ってほしいです。(中1)


寺子屋に入ると勉強習慣がつくよと聞いて入塾したのですが、確かに自分から机につく姿を日々見かけるようになり、きっと寺子屋の授業では、そういう子供に勉強をさせてしまう刺激があるのだろうと思いました。(中2)


今月の記録表は記事が盛り沢山で、ゆっくりと読みたいと思います。
本人のヤル気はまだ見えてきませんが、がんばりを期待したい。(中2)


成績表に名前があり、とてもうれしそうでした。
最近は塾に行くのが楽しいようです。(小6)


期末が終わったらいよいよ!!です。
健康に留意し、しっかり勉強にとりくんでほしいです・・。(中3)


今月もよくがんばりました。来月は、少しでも成績がアップできるよう苦手な数学を重点的に勉強していこう。来週は期末テストがあるので、中間テストより良い結果を残せるようがんばろう!(中1)


トップ10に入ってほしいです! 日々の小さな積み重ねを大事にして下さい。(中1)


まだまだの成績ですが、でも本人なりに頑張っているのがわかりますから、応援しています。(中2)


受験前の大変な時期ですが、こんな時期に嬉しそうに塾に行く我が子を見て、とてもうらやましく感じます。本当に替えがたい環境で学習できていることに感謝いたします。(中3)


先日は三者面談ありがとうございました。不安なこと、迷っていることを伝え、深い考え方でアドバイスいただけ、親子ともまた少し前向きになれました。<中略>この状況を大切に感謝し、当日そのときまで、力を尽くしてほしいと思います。(中3)




子どもとの心のやりとりが見える文章をくださった皆さま、
また、私どもにまでお心を寄せてくださった皆さま、ありがとうございます。

いよいよ、受験がはじまります。



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by terakoyanet | 2018-12-12 09:50 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(5)

連日、三者面談が行われています。

現在、中3は学校の面談で私立前期(または専願)入試の願書を書いているところで、その直前に行われる塾の面談は、一部の生徒にとって大きな意味を持つものです。

学校では必ずしも生徒一人ひとりの希望や適性に基づいた進路指導が行われているとはかぎらず、与えられた情報が少ないために、学校が提示した狭い選択肢の中で志望校を決定してしまう場合も少なくありません。(しかし、これは担任の先生個人を責めているわけではなく、学校の進路指導には限界がある、という話です。)

高校の進路状況は、毎年著しく変化していますから、個人で情報を収集するのには限界があります。ですから、塾の面談を通して、進路の選択肢を広げたり、決めていた志望校を変更したりする生徒は珍しくないどころか、全体の半数以上の生徒が、本校の面談で志望校を決定しているという状況があります。選択肢が広がった生徒の中には、ほんとうにうれしそうに目を輝かせる子も少なくありません。このために、この仕事をやっているんだと実感する瞬間です。

親と子の中に、高校の進路決定についての迷いがある場合には、進路指導を適切にすることができる塾に通うことをお勧めします。そのことで、子どもの進路が大きく変わりますから。
しかし、それができる塾というのはとても少ないのが現状です。

私も塾をはじめたばかりのときは手探りでした。
しかし、17年目のいまは、さまざまな的確な助言をすることができていることを自負しています。


でも、私が言うことを信じすぎないでくださいね。
高校への期待、将来への期待を、私の言葉にゆだねられるのは、ちょっと荷が重いです。

将来というのは手探りです。その手探りにこそ、人生の楽しみがあります。
私の助言も含めて、手探りで、その手に触れる感覚を確かめながら、楽しそうな将来を見つけ出していってほしいと思います。



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by terakoyanet | 2018-12-05 14:18 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

2018 旅の記録 その2

8月、中1・中2のサマー合宿は、熊本・阿蘇へ。

勉強の合間に、かるべけいこさん・野中元さんのご家族といっしょに配膳をしたのも大切な思い出。
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最終日に訪れた草千里と杵島岳からの景色は、子どもたちの脳裏にも焼き付いたようで
後日子どもたちからもらった写真には、この構図の写真がたくさん写っていました。
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高森名物の田楽も美味しかったね。
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8月、小6の遠足は広島へ。とても空気が澄んで美しい晴れの日でした。
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お盆休みを利用して出張で訪れた東京。
1日だけ那須まで遠出して、現地に住む友人といっしょにカフェ・美術館めぐり。
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8月には、塾の1Fで日本財団(Diversity in the Arts)の取材を受けました。
工房まるの樋口さんと、宅老所よりあいの村瀬さんとの鼎談です。
まさにそれ自体が旅のような、めくるめく楽しい時間でした。
このときの様子は、後日、DIVERSITY IN THE ARTS TODAYに掲載されました。



中3の夏合宿は、16年連続で宮崎県都城市のかかし館へ。
帰りは(こちらも16年連続で)霧島神宮に立ち寄りました。
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4泊5日の夏合宿。今年は天候に恵まれなかったのですが、そんなことを忘れてしまうくらい、子どもたちは全力で楽しんでいました。人生で一番長い時間勉強して、覚醒した子も多数。写真は今年初めて訪れた曽木の滝。
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教室を始めた16年前から毎年9月の初めにお休みをいただいています。
今年はスリランカとインドへ。取材の仕事を兼ねた旅です。
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スリランカの主目的はバワ建築のホテルを巡ること。
スリランカではUberのスリランカ版であるアプリ、Pick Me が活躍。
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インド・チェンナイのタラブックスへの取材はこの旅のハイライト。
写真はタラブックスの代表ギータさんと、タラブックスでいっしょに本を製作している高橋さん、さらにチェンナイ在住のタミルのエキスパート(インド映画翻訳家、研究者でもある)深尾さんといっしょに。
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インドは面白すぎる場所。チェンナイは空気もそれほど悪くないし、土地と人のエネルギーを感じることができる。ここではUberが活躍。
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帰りはシンガポールへ。
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モスクのすぐそばに仏教寺院があり、カトリック教会がある。
シンガポールとスリランカの多民族ぶりを見ながら、多民族の共生は人を逞しくするものが確かにあると感じました。日本の単一民族幻想がいかに日本に住む人たちの「他者」「異者」に対する意識を弱らせているか。
日本人が英語ができないのは、教育の問題というより人々の意識と社会構造の問題だと実感しました。
シンガポールではUberのシンガポール版アプリGrab が活躍。各地とも、5年前に比べて格段に旅の難易度が下がりました。
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激安の航空チケットを買うと、トランジットで街に出る楽しみという特典がついてくることがある。
この数年、各地で出入国が急速にストレスフリーになっていて、シンガポールと香港では出入国とも所要時間が5分を切るという驚きの最短記録を達成。これならトランジットでも迷わず出国できます。
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香港はリアス海岸上にできた世界にも稀に見る大都市。
空港からの眺めははっきりとわかる景観。
地形を見ながらその生成について考える、ひとりブラタモリは、世界のどこに行っても面白い。
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by terakoyanet | 2018-11-20 14:45 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)