カテゴリ:雑感・授業風景など( 1303 )

9月のつぶやき

先生、最近ブログの更新が減ったのはツイッターのせいですか?と高3Tくんに言われてひやっとしたので、こちらにも最近(今月)のつぶやきをいくつかあげてみます。































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by terakoyanet | 2020-09-28 12:28 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

9月17日の雑感

最近のつぶやき


中3生の女の子が作文の中で「なぜ体育ではやる気を声の大きさではかろうとするのか?」という疑問について書いている。ほんとなんでだろうね。バカみたいだよね。

・・・

親が子どものことを心配して過剰に守ろうとするときの問題点は、そのときの親の心の動きが、私は子どものことが「わかっている」という思いが前提となっているところだ。親が子どもを「わかっている」という思いは子どもの心と体を囲い込み、身動きを取れなくする。結果、子どもの自立が阻まれる。
長期的に見れば、親が子どもの心配に寄り添う、同調することが、むしろ子どもの苦痛や不安を長引かせてしまうことは多い。

・・・

このときの親の苦しみについては『親子の手帖』の中で次のように書きました。
子を守ることは、同時に子を抑圧することになる。でも、抑圧しすぎると、子は育たない。だからといって、抑圧しなければ、私はあなたを育てられない。親はそうやって子の責任を自分独りで引き受けようとするために、延々と逡巡を繰り返し、それに付随する苦しみによって、親はさらにその思考から子どもをいっときも手放すことができなくなります。子どもを自然に育てるということは、親がその思考から解き放たれ、子どもに対する力の行使を断念することなのに、それはなんと難しいことなのでしょうか。

・・・

千葉雅也さん
ほんとにそれ。

・・・


一般化は避けたいところだが、いまの多くの子どもたちに共通する弱点をひとつ挙げるなら「共感力が高すぎる」ことだと思う。共感力が高いから、やさしい子が多いし、あからさまな差別をする子も減った。
でも、共感力が高いというのはつまり空気を読むことで易きに流されやすいということなので、自分の理解できることだけを常にカスタマイズして受け取るだけで、それ以外を悪気なく簡単に捨象してしまう。
これはインチキのジェントリフィケーションが進む日本においては都合のいい傾向で、例えばホームレスという存在をはじめから存在しないものとして扱おうとするような日本社会の縮図でもある。

・・・

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おやときどきこどもの書評、その後も全国各紙に次々に取り上げられているみたいです!感謝。




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by terakoyanet | 2020-09-17 10:03 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

休校期間には、普段以上に保護者様方からたくさんのコメント、お便りをいただきました。
この困難な時期にたくさんのお心を寄せていただいたこと、お気持ちを伝えてくださったこと、本当にありがとうございます。ここでは十分にご紹介できませんが、この期間の子どもの変化について書かれた方も多数いらっしゃいました。一部ですが以下に掲載させていただきます。一部でもすごくたくさんありますので、3回か4回にわけてお届けします。
今回、この記事を残すことは、後で振り返ったときに大切な記録、記憶になると思います。



この数か月、自分なりに計画を立てる様になり、課題に取り組める様になり、明らかに1年生の時とはギアが変わった様に思います。いつも励ましてくださってありがとうございます。これからの1年間もどうぞよろしくお願いいたします。(中1)


ZOOM個別試験に苦戦していますね。意味の分からない緊張。慌てっぷり。〈中略〉今後の人生で…対人対面で回答が求められるシチュエーションはいくらでもやってきます。苦手でもこういった状況を回避するのではなく、対応能力を強化したり、経験を重ねることで克服していかなくてはなりません。うまく活用することで、このような手段も自分のものにしてください。(中2)


頑張っている人との差が出たんでしょうね。今後の巻き返しに期待します。
大変な状況の中、子ども達のために最大限の環境を与えて頂きありがとうございます。
おかげ様で勉強面の不安はなく授業再開を迎えられます。(中2)


休校中の授業の取り組みやテスト等の対応など、いろいろと知恵を絞って寺子屋を続けて下さりありがとうございました。
これからどのような学校生活になるのか分からないことも多いですが、”その時々でベストを尽くすこと”を先生方から感じ取っていると思います。ご苦労もあると思いますが、保護者としてできる限りフォローしていきますのでよろしくお願い致します。(中3)


しっかりとした成績表の冊子で、よく読ませていただきました。
4月からZOOMと教室テストとYouTubeの授業となりましたが、普通の授業だけでは不注意で取りこぼし、書き忘れの多い息子にとっては、何度も止めて見れるYouTubeは、とても助かりました。成績を出せたことで、次のやる気につながったと思います・(小6)


先々月より状況に応じた細やかな対応をしていただき、本当に感謝しております。先生のお陰で休校による勉強面での不安を感じることなく過ごすことができております。(中1)


生活スタイルが一気に変わると勉強への姿勢も大きく変わりましたね。歌っておどってYouTubeばかりではいけないことに気づいたハズです。(中1)


日々状況が変化する中、臨機応変な対応、そして丁寧でわかりやすい動画授業の内容に、寺子屋の底力を感じました。こういう非常時の対応で、本来の凄みがわかりますね。寺子屋に通っていなかったら、もっと不安の大きな休校期間になっていたと思います。(中3)


コロナの影響等大変な中、様々な工夫をされ、塾を継続されていること、心より感謝申し上げます。動画の授業もズームでのテストも新しいことがたくさんでとても楽しく勉強させて頂いています。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。(中1)


休校に伴い、どこよりも早い対応(YOUTUBEやZOOM)に、感激致しました。ありがとうございます。
ZOOM個別はちょっと緊張するみたいですが、良い集中力にもつながっているように思います。(中1)


この長い長い休みの間、本人なりに勉強をがんばっている様子でしたが、暗記作業がどうも苦手で、国語・英語、あいかわらず苦戦しています。〈中略〉本人が早く気づき、新しい(知らない)ことを知ることは楽しいと少ーしでも思ってくれたらうれしく思います。でも、まずは中学校生活を楽しんで欲しいです。(中1)


ズーム指導で先生の優しさや熱心さを感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。(中1)


学校が休校になってすることがない日常生活の中、塾の動画授業にとても助けられました。本人も何回もくり返し見ているようで、わかり易いとも言ってましたが、やはり対面で行われる授業にはかなわないようで再開されたことを親子共に喜んでいます。(中1)


親として今回の休校で教育とは、という事を考えさせられています。鳥羽先生に学ぶことができなかったらと考えますとゾッ…とします。先生どうか、ご無理なさらずご自愛ください。いつも本当にありがとうございます。(中1)


勉強に対して誠実に向き合ってほしい。自分の意志で勉強に臨んでほしい。と思うあまり、口うるさく言いすぎたのか、「ママは勉強の話しかしない。うるさい!」と言われてしまいました。知らない間に子供にプレッシャーを感じさせていたのかもしれません。コロナ禍でその思いが大きくなりすぎていたようにも思います。今は子供の力を信じて見守ってみようと自分自身に言い聞かせている所です。(中2)


約3ヶ月、先生に多大なご苦労をおかけして申し訳なさを感じつつも、動画授業、ZOOM授業のおかげで、親子ともに大きな不安もなく休校期間を過ごすことができました。Zoom個別はとんでもなく緊張する5分間だったようで、最初は手が震え、自分の心臓の鳴る音が響いていたそうです。その緊張感も貴重な体験だったと思います。先生、本当にありがとうございました。(中2)





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by terakoyanet | 2020-06-16 13:04 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

NHKのロクいちを見てくださった方々から反響が。子どもたちからもいろんなツッコミが。ありがとうございます。豊田記者が丁寧にまとめてくださいました。豊田記者は生徒たちと直接コミュニケーションを取りながら取材してくださって、取材を受けた生徒たちも嬉しかったんじゃないかなあと思います。

放送を見た方のために余計なことを少し加えさせていただくと、子どもたちは放送よりずっと痛みをともなう過激な話をしています。そして大人が舌を巻くほどかなり高度な話を展開しています。高校生はほんとうにすごい!面白すぎて毎週ヒリヒリしています。

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今日はこちら☟の投稿に反響が。(ちなみにこれは昨日、今日のことではありません。教室内で起きたセンシティブなことを書くときは1年以上の大きなタイムラグをとっています。)
プリントを忘れた子を叱ってもしょうがないんです。
困るなあという気持ちは伝えた上で(これだけでも子どもの心には随分負担になります)この子はそうなっていると思うしかないんです。そもそもプリントくらい忘れますよ。でも、継続してずっと忘れる子に対しては、なんでプリント忘れちゃうんだろうねということを根気強く一緒に考えていこうと思います。



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by terakoyanet | 2020-05-30 13:49 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

明日のNHK18:10~のロクいち!福岡で、コロナ禍の中、唐人町寺子屋の高校生ディスカッション授業がどのように行われたのか、特集で放送されます。取材をしてくださった豊田記者の頑張りには目を見張らされるものがありました。
うちの教室がどうこうというより、高校生たちが本当に生き生きとしているので、ほんとうにぜひ見ていただきたいです。

番組の取材をいただいた高校生ディスカッションは、本校の非常に特徴的な授業のひとつで、唯一受験に直結しない、でも、圧倒的に自分の言葉を身につけることができる授業です。

今年は高校生7名による授業(というより対話)が行われており、毎回ほんとうに刺激的な時間になっています。

ディスカッションの子どもたち一人ひとりの発言をこちらで拾ってご紹介することはできませんが、いったいどんな内容のことを話しているか、授業のレジュメ内容をこちらでご紹介したいと思います。


◇2020年第1回(4/19 ZOOM遠隔で実施)
トークテーマ コロナ禍の世界、日本、そして私たち


Topic 1 休校下の生活 福岡県 緊急事態宣言(特定警戒都道府県)


Topic 2 情報とのつき合い方 


Topic3 コロナ禍と民主主義


人間は確かに動物である。だから動物を管理するように管理すれば感染は防げる。でも同時に人間は動物では「ない」。そのことの意味を、絶対忘れてはならない。        

AERA 4/20 「eyes 東浩紀」より


私は皆さんに保証したい。自由に旅行し移動する権利を得るのがとても大変だった私のような人間に言わせれば、こうした制限は絶対的な緊急時にしか正当化されません。民主主義社会では決して軽々しく発動されてはならず、暫定的でないといけない。しかし今は、多くの命を救うために欠かせないのです。      

論座 藤田直央(朝日新聞)メルケル独首相 テレビ演説より




◇2020年第2回(4/26 ZOOM遠隔で実施)
トークテーマ コロナ禍の世界、日本、そして私たち その2

Topic1 国家とは何か

国家権力とは何か? 国家がみずからの命令や法に(人びとがそれに納得しているかどうかにかかわらず)人びとを従わせることができるのはなぜか?

理由:国家は最終的には暴力(物理的力)をもちいることができるから。(国家はみずからの命令に背いた人間を逮捕し、処罰することができる。物理的な力の行使が大規模になると、戦争までいきつく。)
「権力」とはたとえ相手がイヤだと思ってもこちら側のいうことに従わせることができる「可能性」のこと。ここで相手を従せる可能性を保証するのは暴力だけではない。(たとえば会社は給料や昇進への希望、「クビにするぞ」というおどし等によって、従業員を従わせ、働かせる。教師は、及第させるか落第させるかをきめる権限をもつことで、遊びたい生徒に勉強させることができる。これらも一種の権力。)しかし、国家はその可能性を、暴力(物理的力)の行使によって確保するところに特徴がある。国家権力の源泉は暴力の行使にある。

暴力は、それを恐れる者であれば誰にたいしてでも権力を発動することができる。暴力はあらゆる文脈をこえて権力をもちいることを可能にする。暴力の前では、他の権力源泉はほとんど機能することができない。しかも国家は法に基づいて暴力をもちいることができる。「国家とは合法的に暴力行使を独占する組織」(M.ウェーバー) だからこそ国家は、あらゆる組織や制度、集団を超えて、社会のなかに至上の権力(=主権)として君臨することができる。ー参考文献『国家権力とは何か』 萱野稔人

Topic2 コロナ禍と国家
◎デジタル感染追跡システム
→これらのシステム構築を国民が歓迎=自らで監視社会を歓迎する国民たち
→しかし、これらが国家権力(政府・警察など)に利用された場合どうなる?非常時非のみの対応にははならず、国家権力は新たな特権を手離したたがらない性質を考慮すべきではないか

Topic3 コロナ禍と人々の怒り

Topic4 高校生の不安と怒り


◇2020年第3回(5/10 ZOOM遠隔で実施)
トークテーマ 勉強を哲学する


Topic 1 なぜ勉強しなくちゃいけないんだろう?


Topic 2 しなくちゃいけないという問い方に疑問を持たなかった人へ


Topic 3 千葉雅也『勉強の哲学』

①勉強とは、これまでの自分の自己破壊である 

身近な環境になじんできた自分を客観視することで環境から引きはがし、別の考え方(言葉の使い方)をする新しい環境に引っ越すこと 

言葉を言葉として意識していない状態から、言葉を言葉として意識している状態への移行


②アイロニーとユーモア

アイロニー・・・自分が従ってきた環境を客観視し、それを疑うことでツッコミ(=批判)を入れ、真理を目指すこと

ユーモア・・・環境に対してボケをかますこと。つまり、これまでの1つの見方に縛られがちな環境に対して、別の見方を提示し、見方を多様化すること


⇒アイロニーは過剰になると、「絶対的に真なる根拠を得たい」という欲望になる。でもそれは実現不可能。だからアイロニーを過剰化させずにユーモアで折り返すことが推奨される。

⇒事実上私たちの言語使用では「ある見方」が仮固定されるもの。それは「こだわり」となってユーモアを切断してしまう。「こだわり」を固定的なものとみなすとそれは運命的に私たちを縛る。「勉強」はそのような「こだわり」を変化させ続けるもの。


Topic4 将来のためにいまを犠牲にすること


満ちたりた将来のためにいまできるだけがんばっておこうという論理、これは未来の幸福のために現在をとてつもなく貧しくする論理である。そのような論理にしたがって生きるひとたちは、老いれば老いたで、今日じぶんがあるのは…と過去をふりかえるのだろう。つまり過去の自分の延長線上にいまの自分を設定するのだろう。いってみれば、じぶんを過去の「実績」から逃げられなくするのだ。

老いの充実というのは、多くの場合、過去の栄光の記憶にのっかっている。あのときがんばっておいたから、いまこうしていられる…。「幸福な老年」とは、いままでの自分の業績に満足している状態である。つまり、過去の記憶とそこから生じた財によっかかって生きることである。ということは、別の生きかたというものをあらかじめ封じ込める生き方のことである。それは確定した過去の延長線上でなりたつ現在であり、したがってこの充実した老いはますます限定された狭い世界に入っていく。変化すること、存在がめくれることをみずからに禁じるような生きかたである。ー鷲田清一『じぶん・この不思議な存在』



◇2020年第4回(5/17 ZOOM遠隔で実施)
トークテーマ 幸福とは何か 

Topic 1 あなたは幸福ですか?


Topic2 幸福とは何か? 

社会学における「消極的幸福」「積極的幸福」

①消極的幸福…飢えや寒さ、命への脅威がなく病気や重労働など不幸や不安に苛まれない状態マイナスをゼロにする考え方

②積極的幸福…家族の幸福のため、自己実現のために物質的に豊かになること

高度経済成長期 物質的に豊かさになること=人(家族や世間を含む)から認められることと直結していた

成長神話⇒今日よりも明日がよくなることを誰もが信じていた豊かになる⇒人から認められる

=幸福の時代

③新しい消極的幸福…不安を煽り、不安を過度に共有しようとするマスコミや世間マイナスの疑似体験からゼロを得ようとする時代に


⇒モノを買うことでモノの向こうにある幸福を手に入れようとするのではなく、幸福を直接手に入れる方法を考える必要がある


Topic3 幸福を直接手に入れるとは?


①自分で気づかなかった自分の内部とつながること

「はまる」行為


*cf.人類の近代3大発見  

1)コペルニクス 地動説 地球は世界の中心じゃなかった!  

2)ダーウィン 進化論 ヒトは神の分身ではない!?  

3)フロイト 無意識ヒトは自分自身さえわからない!?


②社会や身近な他人とつながること

定年後の再就職や大学院進学災害支援、ボランティア
ー山田昌弘『幸福の方程式』



◇2020年第5回(5/24 今年度初の対面授業)
トークテーマ 学校について 

Topic 1 休校期間の学校の対応と学校の再開について(オンライン授業の感想も)

Topic 2 学校は好き?  
先生・授業・友達・学校行事など         

Topic 3 学校の目的教育基本法における教育の目的・目標

教育基本法1条(教育の目的)
教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。

⇒これをどう思いますか?

教育基本法2条(教育の目標)
その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。

⇒以下から1つ話題を取り上げてそれについて対話

・幅広い知識と教養を身につける。  
・真理を求める態度を養う。
・豊かな情操と道徳心を培う。      
・健やかな身体を養う。
2
・個人の価値を尊重する。
・個人の能力を伸ばす。
・創造性を培う。
・自主・自立の精神を養う。
・職業及び生活との関連を重視する。
・勤労を重んずる態度を養う。
3
・正義と責任を重んずる。
・男女の平等を重んずる。
・自他の敬愛と協力を重んずる。
・公共の精神に基づく。
・主体的に社会の形成に参画する。
・社会の発展に寄与する態度を養う。
4
・生命を尊び、自然を大切にする。
・環境の保全に寄与する態度を養う。
5
・伝統と文化を尊重する。
・それらを育んできたわが国と郷土を愛する。
・他国を尊重する。
・国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う。

Topic 4 これからの学校           
こういう学校をつくりたい



今年はこのような内容で授業を行ってきました。
明日の放送は楽しみですが、これからますます面白くなっていくであろう子どもたちの変容がほんとうに楽しみです。


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by terakoyanet | 2020-05-27 21:24 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

いまは私が毎週約120名の小中学生とZOOMで個別に繋いで学習の達成度の確認を行っています。

ひとりあたり6~8分の接続時間ですが、子どもたちのその短い時間に賭ける思いがビンビン伝わってきて、せつなくなるほどです。そのときの回答によって毎回1点単位で成績が出るわけですが、即座の瞬発力が試させている部分もあり、せっかく勉強したのに、ZOOMのときに実力を発揮できなかったと、ZOOMの個別が終わったあとに悔しくて泣いている子さえいるんじゃないかと思います。画面の向こうに涙をためながら座っている子を見ながら回線を切るのはなかなかせつないです。そしてまたその子のことが一段と好きになってしまいます。



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by terakoyanet | 2020-05-14 05:10 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

子どもたちは大丈夫

昨日は少しひさびさにZOOM個別で中3のほぼ全員の顔を見ながら話ができて嬉しかったです。中1・中2よりなぜか受験生であるはずの中3の頑張りを一番心配していた私は、子どもたちが思ったよりずっと頑張っているという単純な理由で昨日は頬が緩みっぱなしでした。ほんとうによかった。

コロナがあってもなくても変わらないくらいの授業はしっかり提供してきたつもりでしたが、子どもたち一人ひとりがちゃんとそれに応えてくれているのは嬉しいものです。寺子屋の生徒たちに関しては、学校に行かずとも、例年の中学生たちと同じだけの習熟度には十分達しています。これは誇らしいことである一方で、塾に行っていない子どもたちとの格差を自ら拡げているという意味では、苦しく感じる部分も多々あります。

この数日で、中学生約100名とZOOM個別指導を行いました。
その際のテストの優秀者は

中1
1NKさん100点 2OMさんとTRくん89点 4MMさん86点 5FMさんとFMくんとUSさんとMCさん82点

中2
1KIくん94点 2SKくん92点 3IRくん89点 4OHさん83点 5KNさん81点

中3
1INさん100点 2SAさん90点 3UKくん85点 4HAさん83点 5HSさんとONくん80点

1度目の結果を踏まえてみんなきっとまた奮闘するでしょう。次回は前回の自分を超えられるように頑張ってください。


・・・

子どもたちは大丈夫_d0116009_09015698.jpg
そして、昨日の夜にこの春修猷館高校に合格した生徒のひとりNくんから届いた公立入試得点開示の結果。
計276点。凄いです。数学は満点の60点、理科と英語も1・2問ミスだし、例年以上に記述地獄と言われた社会の53もすごい。
今年の福岡県公立入試は数学と社会で決まった感があるので、この2科目でとれたのは大きいです。
それにしても、今年の修猷館の合格ラインは250ちょっとなので、圧勝とも言える結果。本当にすごいな。

入学式も迎えることなく家にいる新高1たちがいま何をしているのかなと、毎日一度は考える日々です。



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by terakoyanet | 2020-04-18 09:01 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

遠隔授業スタート

昨日からいよいよ遠隔授業が始まりました。
(これまでは動画配信のみでした。今後は組み合わせになります。)
遠隔授業スタート_d0116009_12374510.jpg

画面の向こうの子どもたちがかわいすぎました。

子どもたち一人の後ろに家があり家族があるということを、改めて画像として一気に見せられると、胸にグッとこみあげてくるものがありました。

授業もこれでいける!という感触を得ることができました。

それにしても、一人で撮る動画より、子どもたちが画面の向こうでもリアルタイムでいる授業の楽しさは100倍でした。子どもたちも、なんか、ふつうの授業みたいやん、と思ったんじゃないかなと思います。

課題は各家庭の環境により接続が途切れる場合があることなどでしょうか。

来月もしもっと休校期間が伸びるようなことがあれば、いま動画配信の授業もオンライン(リアルタイムの遠隔授業)になるかもしれません。このへんもう少し詰めていきたいと思います。



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by terakoyanet | 2020-04-12 12:37 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

休校1日目のこと。

中3の授業中に号外で3月2日からの全国の学校に対する休校要請が出て、いきなりこのクラスの授業が最後になるかもしれなくなり、とても悲しくなって涙をこらえるので必死だった先週の木曜日。

もし最後になっても、みんなは十分やってきたから受験は大丈夫だよ、そう伝えるのが精いっぱいで、何も考えられなくなりました。最後の授業なら、最後の授業らしくちゃんと伝えたいことがあったし、準備もあったのに。何事にも手順があるでしょうと、為政者たちに叫びたい気持ちになったものでした。

休校1日目のこと。_d0116009_01432264.jpg
最後になるかもしれないから、写真とろっかーと言ってカメラを向けたら中3この笑顔。

学校を休校にした理由と目的を考えれば、塾の授業だけいままで通りにやるわけにはいかないと思い、翌日からYouTube配信などいままでやったことのないことにチャレンジしつつ、息をつく暇もないまま4日間が経ちました。

いつも目の前で子どもたちが生き生きと反応してくれる中で授業をしているので、一人でしゃべりながら撮影をするというのがもうどうしようもなく慣れなくて、特に最初の中2の授業の撮影ではとてもぎこちない姿を晒してしまい、もうその動画を思い出すたびに、もっといい授業ができたんじゃないかとため息ばかりついていました。いかに日ごろ子どもたちに助けられていたか痛感しました。それでも子どもたちが目の前でいることを一生懸命想像しながら動画を撮ったので、何か伝わればと思っています。

一昨日、昨日と、少人数授業にすることで、できるだけ感染リスクを下げるために、もともとひとつの中3クラスを4つのクラスに、中1特進クラスを3つのクラスに分けて授業をしました。一つひとつのクラスの時間は短くなったのに、それでも授業時間は大幅に増え、日ごろ行われるテストの時間を大幅に削って授業(説明・解説)ばかりをやったせいもあり、1日の授業が終わった際にはへなへなと倒れ込んだり、その場で少し寝てしまったりという状況で、でも私が体を壊してはどうしようもないし、何よりいまは公立直前の中3生のために元気でいなければならない使命がありますので、これからしっかり体調を整えていきたいと思います。

中1・中2は特進クラス以外の授業が配信になり、直接質問をすることができない生徒が多いため、今日からLINEで質問受付を始めました。さっそく4人の生徒から質問が届きました。数学や英語の質問が画像つきできたので、こちらも赤ペン先生みたいに書き込んで画像で返しました。楽しいです。コロナの心配がなくなった来年度の春以降も、週に1回だけでも時間を決めてLINE質問受付時間をつくったら、子どもたちが活用してくれるんじゃないか、そんなことも考えています。
今回の困難も、むしろこれからにつなげていけたらと思います。


昨日は休校第1日目でした。
中高生たちに休校1日目の過ごし方を聞きました。

Aくん 10時まで寝てて、そのあとテニスして遊んだ!(8時には起きたほうがいいよ。)
Bくん 俺もテニスして遊んだ!
Cくん テニスして遊んだけど途中で帰った!(結局休校だけどみんなで会ってテニスしたのね。)
Dくん 俺はコロナには感染しない、なぜなら俺がコロナだから。(何言ってんだか。)
Eさん 昼の2時まで寝てた。(赤ん坊か。)
Fくん 友達とLINEのビデオ通話繋いでずっとしゃべってた。(会わなくてもそうやって遊ぶのね。)

Gさん 先生の授業動画を家族みんなでテレビで見た。(やめて。)
Hくん 友達とLINEの電話を朝からずっと8時間くらいつなぎっぱなしにして、しゃべりたいときだけしゃべってた。(すごい。お互いに友達をそうやって「環境」として使うのね。でもつなぎすぎだよ。)
Iくん 友達の家で5人でゲームした。(休校でも皆で集まるのね。)
Jさん 布団の中に入ったままゲームし続けた。(貝みたいだね。)
Kさん めちゃ出た学校の宿題をとにかくがんばった。(Kさんもえらいけど、宿題を急ピッチで用意した学校の先生もえらいね。)


休校1日目の子どもたち、どのように過ごしていたでしょうか。
他にも焼肉、カラオケ、ボーリングに行った(または行く)という話もちらちらと聞きますが、どんどん休校の意味が…。

この時期、本を読んだらいいよと本気で思うので、近いうち本の紹介をしたいと本気で思っています。
(時間が取れますように。)




休校ですったもんだのご家庭も多々あるようで、お母さんお父さんたちからの愛すべき愚痴が届くこのごろ。
親子の関係がちょっと最近しんどいなあという方に『親子の手帖』をどうぞ。
ナナロク社から出る新刊のお知らせはもう少しお待ちください。

…と昨日の昼につぶやいたら、Amazonの「親子関係」部門ランキングでTOP10に返り咲き。
ありがとうございます。

センターで8割5分をゲットし、僅か1年の実技演習で第一志望の美大に合格した竹内さん。
卒業式の後に会いに来てくれました。一瞬疲れが吹き飛びました。(少々やつれていますが。)
2017年、2018年の当校の高校進学説明会に参加した方なら、彼女がいかにすごいかご存知でしょう。
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by terakoyanet | 2020-03-03 02:29 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

いよいよ福岡県公立高校入試まであと2週間余りとなりました。
受験生には伝えていますが、最後の2週間がこの3年間で一番伸びる時期です。
私はこの2週間のがんばりで劣勢を覆して合格した受験生をたくさん見てきました。
体調管理に留意しながら、最後の1日まで走り抜けてください。

今年の公立入試対策、視界良好です。
生徒たち一人ひとりが力をつけてきていることを強く感じます。

公立入試には公立入試ならではのクセがあります。
これはフクトや県模試などの模試では決して味わえないクセで、このクセに対応する力をつけるのがこの時期の公立対策に不可欠なのですが、このクセの部分にまでアプローチして徹底的な対策ができている塾は少ないのではないかと私は自負しています。(なぜならそのクセを理解するには指導側もかなりの経験年数を要するからです。それを5科目全て揃えるのは難しいと思います。)

やはり当校の特長は受験単語、理科記述式といった過去20年近くの指導の間に改訂し続けられて今に至るテキスト類。公立入試を深く解いた子ほど受験単語の威力に打ちのめされると思います。(打ちのめされてほしい。)単語帳は語彙数が多ければいいというわけではなく、範囲が限られていて、でも受験に必要な語彙数が年々増えている高校入試には、その過不足のなさが決定的に重要です。当校の生徒たちは2000近くの英単語と熟語を携えて受験に臨みますが、受験単語さえ覚えていれば、わからない単語や熟語は1つも出ないという事実は受験生たちを大きく勇気づけるものになると思います。

近年当校では直前の模試判定が決して芳しくなかった生徒たち(判定Dなど)が当日の入試では高得点をとって合格するという快挙が続いています。彼らは公立入試に最適化された学習を過不足なく、しかも楽しみながらやっていますから有利に決まっています。本番まで生徒たち一人ひとりがどれだけ頑張れるかが勝負ですが、私は今年も視界良好であると信じています。



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by terakoyanet | 2020-02-23 11:40 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)