令和3年度福岡県立高等学校入学者選抜学力検査の出題範囲
2020年 10月 19日
令和2年度(2019年度)福岡県公立高校中間志願者数・志願倍率[実質倍率]〈福岡地区の一部のみ〉
2020年 02月 21日
本ページでは、推薦合格内定者数を除いた、実質志願倍率を発表いたします。これは推薦入学内定者数を分母・分子から除くことで、県庁HPや新聞等をご覧になっても見えてこない「リアルな志願倍率」を独自に求めたものです。リアルな倍率は、概して新聞・マスコミ発表の倍率より高くなります。また、既内定数が大きい学校ほど、実質倍率が跳ね上がるので驚かれることと思います。しかし、こちらの数字のほうが現実に近い数字と思っていただければと存じます。
なお、発表する範囲は本校の生徒たちのほとんどが受験する第6学区、及び第5学区の一部です。
(※この記事内容に関するお問い合わせは本校の生徒・保護者様以外は受け付けておりませんので、ご了承ください。)
*注:以下の合格者数・不合格者数についてはあくまで統計上の数字であり、実際に必ず以下の結果になることを保証するものではありません。(科やコースが複数に分かれている高校では、転科(転コース)合格などにより以下の数字が変動します。入学辞退者が出て補欠合格が出る場合もあります。また、言うまでもなく以下は「中間」志願者数をもとに算出しているため、最終的な志願者倍率ではありません。)
*「残り定員」とは、「推薦入学内定者数を除いた入学定員」と同じ意味です。
◇普通科・普通コース・総合学科 実質倍率
→1位 福翔(総合学科) 残り定員209名・志願者数407名 倍率1.95(県発表1.62)
・・・受検者のうち209名が合格、198名が不合格
↑2位 城南(普通科) 残り定員308名・志願者数551名 倍率1.79(県発表1.68)
・・・受検者のうち308名が合格、243名が不合格
↑3位 修猷館(普通科) 残り定員408名・志願者数696名 倍率1.71(県発表1.65)
・・・受検者のうち408名が合格、288名が不合格
↑4位 城南(普通科理数コース) 残り定員35名・志願者数59名 倍率1.69(県発表1.60)
・・・受検者のうち35名が合格、24名が不合格
↓5位 福岡中央(普通科) 残り定員308名・志願者数468名 倍率1.52(県発表1.44)
・・・受検者のうち308名が合格、160名が不合格
・・・受検者のうち196名が合格、65名が不合格
↓7位 福岡西陵(普通科) 残り定員257名・志願者数328名 倍率1.28(県発表1.22)
・・・受検者のうち257名が合格、71名が不合格
↑8位 筑前高校(普通科) 残り定員342名・志願者数418名 倍率1.22(県発表1.19)
・・・受検者のうち342名が合格、76名が不合格
↑9位 早良(普通科) 残り定員34名・志願者数39名 倍率1.15(県発表1.04)
・・・受検者のうち34名が合格、5名が不合格
↓10位 糸島高校(普通科) 残り定員263名・志願者数290名 倍率1.10(県発表1.08)
・・・受検者のうち263名が合格、17名が不合格
*その他、福岡女子高校と玄洋高校は定員割れ。
やじるし(↑→↓)は昨年順位(中間倍率)との比較です。
福翔高校が2年連続首位。福岡中央高校は、昨年倍率が跳ね上がったぶん、今回はもとに戻った印象です。
◇専門学科・コース 実質倍率
専門学科は昨年倍率が高かった学科は避けられやすい傾向にありますので、昨年と大きく順位が変動していますが、福岡工業の各科は毎年倍率が高い傾向が続いています。
学校の学科すべてを合わせた学校全体の実質倍率では、福岡工業が昨年よりさらに上昇して1.64倍(県発表1.41)、博多工業はやや落ち着いて1.32倍(県発表1.23)、糸島農業が1.01倍(県発表1.01)、福岡女子が1.00倍(県発表1.00)となっています。福岡工業高校以外の学校は倍率が大きく下がりました。
専門のコースを受験する場合、合否はあくまで第1志望のコースを希望している生徒が優先的に選ばれると考えられます。ですから、学科に対するこだわりがそれほど大きくない場合、倍率の低い学科に変更したほうがずばり合格率は高くなることが予想されます。学校の先生の負担が増えるのは本当に心苦しいのですが、中には検討したほうがよい方もいらっしゃるかもしれません。
――――
受験生の皆さんには、志願倍率を参考に志望先を再考する最後のチャンスが認められています。
これまでにも何度か書きましたが、このタイミングで志願先変更をすると、変更先の学校の印象が悪くなるから合格に不利、なんてことを言う方もいらっしゃいます。そんなことは絶対にありません。受験のルールに則って手続きをしているかぎり、そんなことはあってはならないのです。
一方では、志願先に対して一途な気持ちを持っている生徒にとって、中間倍率発表には意味がありません。
そういう子たちにとって、倍率の発表は気を引き締める契機にすぎません。
これだけのライバルがいるんだ。よし、勝って受かってやる!
公立入試は、倍率にかかわらず大部分の生徒が合格する私立入試のように甘いものではないことをしっかり認識し、ライバルたちに打ち克つための強い気持ちをもつきっかけになればそれでいいと思います。
倍率なんか気にする暇があったらひとつでも単語覚えた方がいいし、1問でも数学の問題解いた方がいい。
最後まで伸びる生徒はそのことがわかっていて、倍率が出た今日も、黙々と勉強して着実に力をつけているのです。
これからの入試直前2週間ちょっとがこの3年で一番伸びる時期です。
皆の懸命な努力を精いっぱい応援しています。
2020年度(令和2年度)福岡県公立高等学校入学者選抜志願状況〈実質倍率〉について
2020年 02月 20日
2020年度 福岡県(福岡地区)高校入試日程
2019年 10月 25日
平成31年度(2019年度)福岡県公立高校中間志願者数・志願倍率[実質倍率]〈福岡地区の一部のみ〉
2019年 02月 19日
本ページでは、推薦合格内定者数を除いた、実質志願倍率を発表いたします。これは推薦入学内定者数を分母・分子から除くことで、県庁HPや新聞等をご覧になっても見えてこない「リアルな志願倍率」を独自に求めたものです。リアルな倍率は、概して新聞・マスコミ発表の倍率より高くなります。また、既内定数が大きい学校ほど、実質倍率が跳ね上がるので驚かれることと思います。しかし、こちらの数字のほうが現実に近い数字と思っていただければと存じます。
なお、発表する範囲は本校の生徒たちのほとんどが受験する第6学区、及び第5学区の一部です。
(※この記事内容に関するお問い合わせは本校の生徒・保護者様以外は受け付けておりませんので、ご了承ください。)
*注:以下の合格者数・不合格者数についてはあくまで統計上の数字であり、実際に必ず以下の結果になることを保証するものではありません。(科やコースが複数に分かれている高校では、転科(転コース)合格などにより以下の数字が変動します。入学辞退者が出て補欠合格が出る場合もあります。また、言うまでもなく以下は「中間」志願者数をもとに算出しているため、最終的な志願者倍率ではありません。)
*「残り定員」とは、「推薦入学内定者数を除いた入学定員」と同じ意味です。
◇普通科・普通コース・総合学科 実質倍率
↗1位 福翔(総合学科) 残り定員213名・志願者数413名 倍率1.94(県発表1.63)
・・・受検者のうち213名が合格、200名が不合格
↗2位 福岡中央(普通科) 残り定員308名・志願者数579名 倍率1.88(県発表1.75)
・・・受検者のうち308名が合格、271名が不合格
→3位 城南(普通科) 残り定員308名・志願者数543名 倍率1.76(県発表1.65)
・・・受検者のうち308名が合格、235名が不合格
↘4位 修猷館(普通科) 残り定員405名・志願者数667名 倍率1.65(県発表1.60)
・・・受検者のうち405名が合格、262名が不合格
↗5位 福岡女子(普通科) 残り定員82名・志願者数130名 倍率1.59(県発表1.40)
・・・受検者のうち82名が合格、48名が不合格
↗6位 福岡西陵(普通科) 残り定員258名・志願者数361名 倍率1.40(県発表1.32)
・・・受検者のうち258名が合格、103名が不合格
↘7位 福岡講倫館(総合学科) 残り定員196名・志願者数261名 倍率1.33(県発表1.20)
・・・受検者のうち196名が合格、65名が不合格
↘8位 城南(普通科理数コース) 残り定員34名・志願者数45名 倍率1.32(県発表1.28)
・・・受検者のうち34名が合格、11名が不合格
↘9位 糸島高校(普通科) 残り定員263名・志願者数296名 倍率1.13(県発表1.10)
・・・受検者のうち263名が合格、33名が不合格
↘10位 筑前高校(普通科) 残り定員342名・志願者数378名 倍率1.11(県発表1.09)
・・・受検者のうち342名が合格、36名が不合格
*その他、玄洋高校と早良高校は定員割れ。
やじるし(↗→↘)は昨年順位(中間倍率)との比較です。
今年は特に順位の大きな変動が激しくなっています。例年より修猷館高校の倍率が低めですが、だからといって修猷館高校の難易度が下がるというふうには考えない方がいいです。例年難しいことに変わりはありません。福翔高校、福岡中央高校は、例年以上に倍率が高いですね。学区全体としては、チャレンジよりも確実性を求める傾向の倍率になった印象があります。
◇専門学科・コース 実質倍率
↗1位 博多工業(インテリア) 残り定員26名・志願者数57名 倍率2.19(県発表1.78)
→2位 福岡工業(情報工学) 残り定員25名・志願者数52名 倍率2.08(県発表1.68)
↗3位 博多工業(建築) 残り定員25名・志願者数50名 倍率2.00(県発表1.63)
↘4位 博多工業(機械) 残り定員52名・志願者数101名 倍率1.94(県発表1.61)
↗5位 糸島農業(食品科学) 残り定員27名・志願者数50名 倍率1.85(県発表1.58)
↘6位 福岡工業(建築) 残り定員25名・志願者数44名 倍率1.76(県発表1.48)
↘7位 博多工業(電子情報) 残り定員32名・志願者数49名 倍率1.53(県発表1.43)
↘8位 福岡工業(都市工学) 残り定員25名・志願者数37名 倍率1.48(県発表1.30)
↘9位 福岡工業(工業進学コース) 残り定員32名・志願者数46名 倍率1.44(県発表1.35)
↗10位 福岡工業(機械工学) 残り定員25名・志願者数35名 倍率1.40(県発表1.25)
↘11位 糸島農業(農業技術・農業経済) 残り定員55名・志願者数72名 倍率1.31(県発表1.21)
↗12位 博多工業(画像工学) 残り定員33名・志願者数40名 倍率1.21(県発表1.18)
↗13位 福岡工業(電子工学) 残り定員29名・志願者35名 倍率1.21(県発表1.15)
↘14位 博多工業(自動車工学) 残り定員29名・志願者数34名 倍率1.17(県発表1.13)
↗15位T 福岡女子(食物調理) 残り定員27名・志願者数31名 倍率1.15(県発表1.10)
専門学科は昨年倍率が高かった学科は避けられやすい傾向にありますので、昨年と大きく順位が変動していますが、福岡工業の情報工学科、建築科、博多工業高校の建築科、機械科などは毎年倍率が高い傾向が続いています。
学校の学科すべてを合わせた学校全体の実質倍率では、博多工業が昨年よりさらに上昇して1.68倍(県発表1.48)、福岡工業が1.38倍(県発表1.26)、糸島農業が1.37倍(県発表1.25)、福岡女子が1.26倍(県発表1.18)となっています。
専門の科やコースの受験の場合、合否はあくまで第1志望を希望している生徒が優先的に選ばれると考えられます。ですから、学科に対するこだわりがそれほど大きくない場合、倍率の低い学科に変更したほうがずばり合格率は高くなることが予想されます。学校の先生の負担が増えるのは本当に心苦しいのですが、検討したほうがよい方もいらっしゃるかもしれません。
――――
受験生の皆さんには、志願倍率を参考に志望先を再考する最後のチャンスが認められています。
これまでにも何度か書きましたが、このタイミングで志願先変更をすると、変更先の学校の印象が悪くなるから合格に不利、なんてことを言う方もいらっしゃいます。そんなことは絶対にありません。受験のルールに則って手続きをしているかぎり、そんなことはあってはならないのです。
一方では、志願先に対して一途な気持ちを持っている生徒にとって、中間倍率発表には意味がありません。
そういう子たちにとって、倍率の発表は気を引き締める契機にすぎません。
これだけのライバルがいるんだ。よし、勝って受かってやる!
公立入試は、倍率にかかわらず大部分の生徒が合格する私立入試のように甘いものではないことをしっかり認識し、ライバルたちに打ち克つための強い気持ちをもつきっかけになればそれでいいと思います。
倍率なんか気にする暇があったらひとつでも単語覚えた方がいいし、1問でも数学の問題解いた方がいい。
最後まで伸びる生徒はそのことがわかっていて、倍率が出た今日も、黙々と勉強して着実に力をつけているのです。
これからの入試直前2週間が一番伸びる時期です。
2019年度 福岡県(福岡地区)高校入試日程
2018年 11月 12日
高校進学先別 中学時代の偏差値の推移
2018年 05月 08日

総合成績と進学先の関係
2018年 04月 07日



平成30年度(2018年度)福岡県公立高校中間志願者数・志願倍率[実質倍率]〈福岡地区の一部のみ〉
2018年 02月 21日
本ページでは、推薦合格内定者数を除いた、実質志願倍率を発表いたします。これは推薦入学内定者数を分母・分子から除くことで、県庁HPや新聞等をご覧になっても見えてこない「リアルな志願倍率」を独自に求めたものです。リアルな倍率は、概して新聞・マスコミ発表の倍率より高くなります。また、内定数が大きい学校ほど、実質倍率が跳ね上がるので驚かれることと思います。しかし、こちらの数字のほうが実際の数字と思っていただければと存じます。
なお、発表する範囲は本校の生徒たちのほとんどが受験する第6学区、及び第5学区の一部です。
(※今年、本校には昨年までと同様別学区の受検者もいますが、発表はこれまで同様の範囲に限らせていただくことをご了承ください。また、この記事内容に関するお問い合わせは本校の生徒・保護者様以外は受け付けておりませんので、ご了承ください。)
*注:以下の合格者数・不合格者数についてはあくまで統計上の数字であり、実際に必ず以下の結果になることを保証するものではありません。(科やコースが複数に分かれている高校では、転科(転コース)合格などにより以下の数字が変動します。入学辞退者が出て補欠合格が出る場合もあります。また、言うまでもなく以下は「中間」志願者数をもとに算出しているため、最終的な志願者倍率ではありません。)
*「残り定員」とは、「推薦入学内定者数を除いた入学定員」と同じ意味です。
◇普通科・普通コース・総合学科 実質倍率
↗1位 城南(普通科理数) 残り定員34名・志願者数66名 倍率1.94(県発表1.80)
・・・受検者のうち34名が合格、32名が不合格
↘2位 修猷館(普通科) 残り定員368名・志願者数653名 倍率1.77(県発表1.71)
・・・受検者のうち368名が合格、285名が不合格
↗3位 城南(普通科) 残り定員314名・志願者数530名 倍率1.69(県発表1.60)
・・・受検者のうち314名が合格、216名が不合格
↗4位 糸島(普通科) 残り定員265名・志願者数408名 倍率1.54(県発表1.45)
・・・受検者のうち265名が合格、143名が不合格
↘5位 福岡中央(普通科) 残り定員308名・志願者数474名 倍率1.54(県発表1.46)
・・・受検者のうち308名が合格、166名が不合格
↘6位 福岡講倫館(総合学科) 残り定員196名・志願者数297名 倍率1.52(県発表1.32)
・・・受検者のうち196名が合格、101名が不合格
↘7位 福翔(総合学科) 残り定員230名・志願者数324名 倍率1.41(県発表1.29)
・・・受検者のうち230名が合格、94名が不合格
↘8位 福岡西陵(普通科) 残り定員262名・志願者数353名 倍率1.35(県発表1.28)
・・・受検者のうち262名が合格、91名が不合格
↘9位 筑前高校(普通科) 残り定員342名・志願者数447名 倍率1.31(県発表1.26)
・・・受検者のうち342名が合格、105名が不合格
→10位 福岡女子高校(普通科) 残り定員91名・志願者数87名 倍率0.96(県発表0.97)
・・・定員割れ
*その他、玄洋高校と早良高校は定員割れ。
やじるし(↗→↘)は昨年順位(中間倍率)との比較です。
今年は昨年と比べれば上位の順位に大きな変動がありましたが、昨年がむしろ例外的というかんじもあり、いつもの年どおりに戻った印象で、特に驚くべき点はありません。(とはいっても糸島高校の倍率の高さには少し驚きましたが。)
◇専門学科・コース 実質倍率
↗1位 福岡工業(建築) 残り定員25名・志願者数59名 倍率2.36(県発表1.85)
↗2位 福岡工業(情報工学) 残り定員25名・志願者数52名 倍率2.08(県発表1.68)
↗3位 博多工業(機械) 残り定員49名・志願者数91名 倍率1.86(県発表1.53)
↗4位 福岡工業(都市工学) 残り定員25名・志願者数43名 倍率1.72(県発表1.45)
↗5位 博多工業(電子情報) 残り定員34名・志願者数57名 倍率1.68(県発表1.58)
↗6位 博多工業(インテリア) 残り定員32名・志願者数52名 倍率1.63(県発表1.50)
↗7位 福岡工業(工業進学コース) 残り定員29名・志願者数46名 倍率1.59(県発表1.43)
↘8位 博多工業(建築) 残り定員33名・志願者数52名 倍率1.58(県発表1.48)
↗9位 福岡女子(国際教養) 残り定員25名・志願者数39名 倍率1.56(県発表1.28)
↗10位 糸島農業(農業) 残り定員54名・志願者数80名 倍率1.48(県発表1.33)
↗11位 福岡工業(環境化学) 残り定員22名・志願者数31名 倍率1.41(県発表1.23)
↘12位 博多工業(自動車工学) 残り定員26名・志願者数34名 倍率1.31(県発表1.20)
↗13位 福岡工業(機械工学) 残り定員25名・志願者32名 倍率1.28(県発表1.18)
↘13位 福岡工業(染織デザイン) 残り定員25名・志願者数32名 倍率1.28(県発表1.18)
↘15位 博多工業(画像工学) 残り定員34名・志願者数43名 倍率1.26(県発表1.23)
今年は、上位8位までを福岡工業、博多工業の両校の学科が独占しています。福岡女子高校の倍率は例年より低めです。専門学科は昨年倍率が高かった学科は避けられやすい傾向にありますので、昨年と大きく順位が変動しています。しかし、近年は建築科の人気が続いていますね。(昨年は博多工業高校建築科が1位)
学校の学科すべてを合わせた学校全体の実質倍率では、博多工業が1.58倍(県発表1.43)、福岡工業が1.56倍(県発表1.35)、糸島農業が1.35倍(県発表1.24)、福岡女子が1.08倍(県発表1.06)となっています。
専門の科やコースの受験の場合、合否はあくまで第1志望を希望している生徒が優先的に選ばれると考えられます。ですから、学科に対するこだわりがそれほど大きくない場合、倍率の低い学科に変更したほうがずばり合格率は高くなることが予想されます。学校の先生の負担が増えるのは本当に心苦しいのですが、検討したほうがよい方もいらっしゃるかもしれません。
――――
受験生の皆さんには、志願倍率を参考に志望先を再考する最後のチャンスが認められています。
(今日・明日中には学校に提出するように言われるはずです。)
これまでにも何度か書きましたが、このタイミングで志願先変更をすると、変更先の学校の印象が悪くなるから合格に不利、なんてことを言う方(先生のほか、保護者様や生徒も)もいらっしゃいます。そんなことは絶対にありません。受験のルールに則って手続きをしているかぎり、そんなことはあってはならないのです。
世には人の不安な心を種として無責任な憶測が流布することが多々あり、これもそのひとつです。
一方では、志願先に対して一途な気持ちを持っている生徒にとって、中間倍率発表には意味がありません。
そういう子たちにとって、倍率の発表は気を引き締める契機にすぎません。
これだけのライバルがいるんだ。よし、勝って受かってやる!
公立入試は、倍率にかかわらず大部分の生徒が合格する私立入試のように甘いものではないことをしっかり認識し、ライバルたちに打ち克つための強い気持ちをもつきっかけになればそれでいいと思います。
倍率なんか気にする暇があったらひとつでも単語覚えた方がいいし、1問でも数学の問題解いた方がいい。
最後まで伸びる生徒はそのことがわかっていて、倍率が出た今日も、黙々と勉強して着実に力をつけているのです。
あと2週間です。
今年の生徒たちは、まだ十分に自分を追い込むことができていない子がおり、あと2週間のがんばりを期待しているところです。悔いのないように戦い抜いてください。
皆の懸命な努力を精いっぱい応援しています。
とらきつね on Facebook 随時更新中です。
平成30年度福岡県公立高校志願倍率(変更前)
2018年 02月 20日