寺子屋ブログ by 唐人町寺子屋

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2018年 10月 15日

2,019年度高校進学説明会が行われました。

昨日は、中村学園女子高校にて高校進学説明会が行われました。
生徒さん、保護者様、学校の先生など、あわせて200名以上の方にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆様、関わってくださった皆様に厚く感謝いたします。

高校生、中学生たち、小6のSくんも、みんなキラキラしていましたね。
高校生の芸達者ぶりに驚いた方も多かったと思います。

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中1、中2の生徒たちは、昨日参加したことで、今後の学習がプラスになる材料がいくつもあったはずです。
ぜひ日ごろの学習に生かしてほしいと思います。

そして中3のみんなにとって、昨日は受験までのラストスパートのための「今日から変わる」きっかけになる大切な日でした。
感想に書いている子がたくさんいましたが、厳しい言葉を受けて、心が痛くなることも多々あったでしょう。
でも、新しい生活まで、あとわずかの時間です。
昨日感じたこと、考えたことを胸に、これからの1日1日を大切に過ごしてください。



○いただいた感想をいくつかご紹介します。(ほんの一部ですが)

2年連続で出席しましたが、子どもたちがすごくしっかりしているなと感じます。(卒業生も含めて) 鳥羽先生が子どもたちに日頃から言って下さっていることを子どもたちはよく守っているなと感じました。わが子は2年生で少しゆるんでいるところがあるので、今日を節目にまた次にむかって頑張ってくれるといいなと思います。
1年があっという間であることを実感しました。すぐにやってくる受験を身近なものに感じてくれたらいいなと思います。
みんなよく自分のことをわかっていますね。すばらしい。(中2保護者様)


高校生のお話は、高校生活をエンジョイしている様子が想像できて楽しかったです。個性豊かな皆さんですね!
最後の林田君の、高校に入ってからどう過ごすかのほうが大事という話が印象的でした。
鳥羽先生の技や心構えのお話しが参考になりました。
子ども自身に自分のことをよく考えてほしいです。(中2保護者様)


今日はたくさんの事を学びました。
・意識してやると習慣に
・ただやる!!やるだけ
・私立選びも大事
・高校で何をするのか?
・今日から変わる
どう変わっていくか楽しみです!!(中3保護者様)


現役高校生による学校紹介がとてもわかりやすく、生徒目線で良い所も悪い所も包みかくさずという感じで良かったです。
ブース形式の質問で、西南の人が多く、先生が少なかった為、事前に聞いて先生の人数も増やしていただけたらと思います。
結構時間が長いと思っていましたが、あっという間で大変参考になりました。ありがとうございました。(中3保護者様)


寺子屋の説明会、初めて参加しました。とても意識が高く、丁寧にご指導いただいていると感じました。
高校受験についても、非常にわかりやすく、今からの追い込み時期に、娘と共に頑張れると思いました。ありがとうございました。(中3保護者様)


2年生のときも来たのですが、いざ受験生になってみると、見え方、感じ方がまったく違って、受験へのモチベーションが上がりました。(中3生徒)


今回の進学説明会でどの高校に行ってもがんばろうと思いました。
現在高校に通っている生徒さんが、私たちにアドバイスをくださった時の顔がとってももうもうしてました。
どこの高校に行くとかも、もちろん大切なことだけど、その高校に行って何をするかがこの先の人生において大切ということがよく分かりました。また受験は大変だけど、楽しんで勉強したいです。[原文ママ](中3生徒)


今日の説明会で、とにかく現実をつきつけられました。それに、いままでどうやって勉強すればいいかわからなかったけど、いろんな方法を知れたので、取り組んでいきます。(中3生徒)


今日が息子にとって転機となって、高校受験だけでなく、将来の夢や生き方、あり方に、プラスとなる会だったと思います。
ありがとうございました。(中3保護者)


今日の進学説明会で、自分の勉強の仕方、ツメがあまいと心がいたいほどしったので、苦手なところは目をそらさず、しっかり向きあっていこうと決心がつきました。受験までほんとにあと少しなので、気合いを入れてがんばっていきたいと思います。今日は本当にありがとうございました。(中3生徒)


今日の話の中で、「受験勉強の技」をこれからの勉強に生かしていこうと思います。
今まで目標を毎回必ずつくるということができていなかったので、小さくてもいいからつくって頑張ろうと思います。
高校の先生方の話や、実際に通っている高校生たちの話で、高校のことを詳しく聞けたのでよかったです。(中3生徒)


第2部の現役生による高校紹介は、やはり現実味があり、一言一句に重みがあり、1人1人の意志、対応がすばらしく、受験があったから、今の自分が「在る」姿をはっきりと見せてもらえました。特に、高○の兄のお友達が、しっかりと後輩に各個性を活かしたインパクトのあるメッセージを伝えていた姿がとても頼もしく、我が子の様に嬉しく思えました。受験をまだ現実的に受け入れきれていない中3のこの時期に、毎年開催してくださることの意義深さを改めて実感させて頂きました。ありがとうございます。
毎回、進化し、充実していく高校進学説明会を、見て行きたい気分です。(中3保護者様)


今現在、子どもも進路の事で悩んでいる時期に、高校進学説明会に参加する事が出来て、本当に良かったと思います。
自分で何かを感じ、行動にうつす事ができると期待しています。
本当にためになる貴重な話が聞けました。ありがとうございます。(中3保護者様)


高校生の高校説明がとても分かりやすく、学校を選ぶ基準となると思いました。
受験をするのも、高校へ行くのも、子供自身なので、しっかり考え、見て、感じて、決めて欲しいと思いました。
そして「高校楽しい」と、工業の村上さんのように、笑って言えるのが、私は一番だなと思いました。
今日までの準備等、色々ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。(中3保護者様)


高校生の高校紹介で、良い所と悪い所の両方が、細かいところまで分かるのがすごくたのしかったです。
今まで全然勉強していなかったんだということを、身にしみて感じました。
これからの受験勉強に、今日聞いたいろんなことを生かしながら、とりくんでいこうと思います。(中3生徒)


鳥羽先生のお話や、高校生のお話をきいて、「私も志望校に受かりたいな」と思ったので、サクセスノートなどを作ろうかなと思いました。また、三年生の先輩たちの決意表明を聞いて、私は来年あそこで堂々と「志望校に必ず行きます」と言えるように、今からでも勉強をがんばります。自習室も活用して、できるだけ空いている時間は行こうと思います。
環境は整っているので、文句を言わず、普段からがんばりたいです。(中2生徒)


昨年、一昨年も参加し、我が子の将来を想像しながら、先輩塾生、卒業生の皆さんの話を聞かせていただいてきました。
これまでの約2年半の間、苦手教科に悩み苦しんでいた子どもの姿をずっと見てきました。
今、親として思うことは、「学ぶことに心と頭ともに誠実に尽くしたのであれば、進学する学校とそこで出会う方々とご縁があるのだ」と。
受験までの間、模試や定期テストのそのひとつの結果に振り回されず、これまで励み築き上げてきた過程と自分自身を信じて過ごしてほしいと思います。
いつも温かくご指導をいただきありがとうございます。寺子屋に出会えて幸せです。(中3保護者様)


まだ先の事と思っていた受験について、具体的なお話を聞けたので、少し現実味が出てきました。
今の(子どもの)状況を見てると、高校へ行く必要があるのか?とさえ思ってしまうのですが、まだ自分からという事が出来ないのかなと気付きました。親のサポート出来る部分を考えたいです。
実際高校に来て、本人も興奮していました。休憩中に吹奏楽部の前を通って、とても嬉しそうにのぞいていました。
こういったところからでも、目標や志望校に、勉強につながると嬉しいです。
忙しい中時間をさいて来てくれた卒業生の皆さん、準備して頂いた先生方に感動しました。ありがとうございました。(中1保護者様)


高校入試で合格するということが、いかに難しいかということを、今回の説明会で痛感しました。
自分が得意な教科も決してあなどらず、自分ができる限りの勉強をやっていきたいと思います。
苦手な教科の最も苦手な部分を中心として、その教科を重点的にやっていきます。
勉強の計画は1つ1つ小さく分けて、自分が嫌にならないような勉強法を見つけます。
それによって、全体的な平均点も上げることを目標にします。(中3生徒)


高校生が本当に楽しそうで、憧れました。
高校受験、がんばる!(中3生徒)


高校生一人ひとりが本当にすばらしく、特に西南の竹内さんと、大濠の藤本実くんは、ユーモアと含蓄のある内容を兼ね備えていて、大人でも簡単にできないことを簡単にやってしまうことに驚かされました。城南3年の藤吉さんの話しぶりも人柄の良さが伝わり心に残りました。
鳥羽先生の言葉は日ごろ子どもたちを丁寧に見ているから出る言葉ばかりで、子どもの心には響いたと思います。
今日は長い時間でしたがあっという間でした。ありがとうございました。(中3保護者様)


第1部
私立高校説明会で、今まで興味を持っていなかった高校での話も聞くことができ、又、将来を見据えた進路選びをもう一度考える良い機会となりました。
第2部
福大大濠高校の紹介の藤本実君、最高でした!!
第3部
ポイントをずいぶん話して頂いてためになりました。(中3保護者様)


第2部からの参加でしたが、やはり高校生の生の声がとても印象深かったです。入ってから高校生活を楽しむ、というお話では、現高○の我が子が、あまり楽しめていないこともあり、深くうなずきながら聞いていました。限られた条件や数の中から進路を選ぶ、という経験自体に意味があるのだろう、と思うので、中学生なりにいろいろ考えてみる、ということが大切だ、と中1の娘に伝えようと思います。
充実の時間でした。ありがとうございます!(お弁当も美味しかったです。)今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(中1保護者様)


第1部での「自分の人生を生きていない」という先生の言葉は、子どもだけでなく大人にも響く言葉だと思いました。
第2部の高校生たち、最高でした。リアリティー溢れる内容で、我が子が数年後にああいうふうになるとは思えず笑、感心しました。
第3部の表彰式の小中学生がかわいらしくて、皆頑張っている姿を見て、子どもも刺激を受けてくれたらと思います。先生のお話しも、勉強をする上での「落とし穴」がよくわかる話でした。子どもも自分なりの言葉でがんばる気持ちを伝えられたと思います。寺子屋で子どもがお世話になっていることを誇りに思います。最後までよろしくお願いします。(中3保護者様)



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by terakoyanet | 2018-10-15 15:54 | 行事・イベント | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 13日

2019年度 生徒募集開始(12月1日より)のお知らせ 

来たる12月1日(土)より、2019年度の新年度生徒募集が始まります。(定員 小6・15名/中学・100名/高校・40名)

来年度(中学生2019年3月下旬スタート・小6と高校生は4月スタート)から、唐人町寺子屋での学習を希望される方は、12月1日(土)[インターネット(メール)では9時から、お電話では13時から]以降にお申し込みをお願いいたします。

入校の際、ご兄弟・ご姉妹・お友達と2名以上が同時入校(同じ月に入校)した場合、入校料金6,000円がおふたりともに無料になります(開校以来のサービスです)ので、入校希望のご連絡の際にお伝えください。



◇小学部小学部HPのご案内
小学部は小学6年生のみを受け入れており、以下の4つのコースからお選びいただきます。

コース①国語・算数・社会・理科 週2(火金)  

コース②国語・算数・英語(火木) 週2(火木)  

コース③国語・算数・社会・理科・英語 週3(火木金)

コース④国語・算数 週1(火)

*別途、テキスト代あり


小学校内容の基礎強化と公立中学入学のための準備講座となります。

一部、中学校内容も含むため、中学入学後に、1年早く始めてよかった!と実感してもらえると思います。

夏休みには「広島1日遠足」などの行事も行われます。


中学受験を目指している子どもも受け入れていますが、中学受験専門塾ではないことをご理解いただければ幸いです。


私が多くの子どもたちを見てきて個人的に実感として感じていることは、福岡市内の中学受験で国立中や私立中に入る場合、その中学で上位層を狙える子たちにとっては、間違いなく良い環境で学習を進めることができるチャンスになるのですが、その学校で下位層になってしまった場合には、かなり困ったことになる(例えば、中高一貫で高校入試がないため、高1・高2で中学内容さえほとんど理解できていない等)ことがあるということです。この年代の子どもが、自分ひとりで最も良い進路を選ぶことは不可能です。ですから、その子の適性を親が見極めてあげることがとても大切です。


昨年度は小学部は早々に定員になり、その後、多数の方をお断りしなければならなくなりました。

お早めにご連絡いただければ幸いです。




◇中学部中学部HPのご案内

中学生は中1、中2、中3で合計100名を定員とし、指導を行っています。

当校は開校時は「唐人町中学生寺子屋」という教室名でスタートした、中学生に特化した学習塾でした。


小6時点で満員だったので、新中1は生徒募集がないと思っている方がおられるようですが、毎年、中学入学のタイミングで入校を希望するための枠がございますので、今年も新中1の募集をいたします。ただし、今年は新中1が早いタイミングで埋まりそうな気配があります(お問い合わせが多い)ので、お早めにお申し込みください。


新中2に関しましては、昨年、ライトコース(*後述いたします)を開講した影響で、入校できる余地がございます。来年度の初め(3月)からの入校を希望する場合には12月1日以降に、それ以前の入校を希望する場合には各ご家庭のタイミングでご連絡ください。(新中1・新中3に比べると、埋まるのに時間がかかりそうな気配です。)


新中3は数名のみ入校を受け付けることが可能ですので、来年度の初め(3月)からの入校を希望する場合には12月1日以降に、それ以前の入校を希望する場合には各ご家庭のタイミングでご連絡ください。


中学コースは共通授業(5科)のほか、少数精鋭の特進クラス[修猷館・城南・西南等を目指す生徒]、特進Sクラス[中3のみ・修猷館の合格率が8割を超えるクラス]、国語塾[全生徒の過半数が受講する本校の看板授業のひとつ・本校は国語が得意な生徒が多い]、個別指導[完全1対1で毎回同じ先生が担当する家庭教師のような授業]等、各生徒のニーズに合わせた特色のある授業を展開しています。夏期講習が行われる夏休みには、充実した夏合宿が行われます。



*最近、遠方にお住まいの方から小中学コースご希望の連絡を度々いただきますが、継続して通うことができるかどうかを精査の上、ご連絡いただきますようお願い申し上げます。




◇高等部高等部HPのご案内

高校生は、修猷館、城南、福岡中央、筑前、福岡西陵、博多青松、西南学院、福大大濠、福大若葉、筑紫女学園、東福岡、早稲田佐賀などの多くの高校から、生徒が通っています。中学部とは異なり、自身に必要な科目・講義を選択して受講します。

小学部、中学部とは異なり、通年で生徒の募集を受け付けています。高卒生も受け付けております。

今年の夏休みは、九州で活躍する面白い人に会いに行く夏合宿を行いました。




◇単位制高校-航空高校唐人町-(航空高校唐人町HPのご案内)

本校に単位制高校のシステムを導入したのは、身近な生徒たちを助けたいという思いからでした。

何らかの事情で、高校に通い続けることがかなわなかった子どもたちの学習の場として、安心できる居場所として、ご活用いただきたいと思っています。

費用は入校のタイミング、週に何回授業に参加するか(週2~6まで)によって異なりますので直接お尋ねください。

しばらく高校に通っていない、高校の単位を取得していない等の理由で、本校に入学・転校した場合に学年が遅れることを懸念される方が多いのですが、ほとんどの場合、学年を遅らせることなく進級することができます。その点についてもお問い合わせください。


航空高校唐人町では、例年、生徒が自ら目的地を選ぶ修学旅行を行っており、今年はロンドン、及び南イングランドを訪問しました





◇その他の本校の特色

・当校の考え方を知っていただくためには、本校HPの総合インデックスや、ブログの寺子屋エッセイの記事、さらに、『親子の手帖』(鳥影社)のあとがき等をご参照いただければと存じます。『親子の手帖』に関しましては、全国の各メディアに取り上げられ、版を重ねています。(季刊文科74号[2018.4]、ダ・ヴィンチニュース[2018.5]、福岡市営地下鉄チカタビ[2018.5]、ダ・ヴィンチニュース[2018.6]、北海道新聞[2018.8]等)

・1Fのショップ、とらきつねでは本や文具、身体にやさしいお菓子などを販売しています。また、さまざまなものに出会いたい子どもたちや地元の皆さま向けの各種イベントを開催しています。(この1年でとらきつねでイベントをした方は、東浩紀さん、石川直樹さん、坂口恭平さん、寺尾紗穂さん、中島義道さん、尹雄大さん等)

高校生のための「ディスカッション」授業を開講しています。大学受験だけを視野に置くのではなく、幅広い考え方を身につけ、新しい時代の倫理について真剣に考えるための授業です。アクティブ・ラーニングというのは、本来こういうものだ、ということを実感してもらえるような、有機的、能動的な授業です。ここ最近の議題は、「芸術とは何か」「本とメディア」「キャラ化する社会」「正義とは何か」「常識とは何か」「人生における幸福とは」などです。

・1Fに木の自習室(有料)を設置しています。

ライトコース(中学生)は、月額わずか4000円で、週2回の指導を受けることができる特別コースです。参加には条件がありますので、ご確認ください



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撮影 ALBUS



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by terakoyanet | 2018-10-13 00:00 | 生徒募集(定員空き状況) | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 11日

意見を求めるなら、その世界を、書き手を、作品を愛している人からがいい。

すぐれた散文を発表し続ける文筆家の若松英輔さんが、1ヶ月前に呟いていたこの言葉。



若松さんのこのつぶやき、私はとても大切なヒントになる言葉だと思います。

本でも映画でも料理店でも(きっと塾でも)そうですが、誰かに意見を求めるなら、その世界を、書き手を、作品を愛している人からがいいのです。

「愛情のない眼には映らない何かがあり、その人も何かを賭けて語るからだ。」

愛している人は、確かにその世界の魅力を捉まえている。

それを捉まえていない人の話は、しょせんその人の独り語り(モノローグ)にすぎず、
相手に罪を擦りつけることで、自分の失点を見ないようにする仕掛けでしかないことが多いのだ。

それに対して、愛してしまった人というのは、自分の存在の欠片を、事実上あっちに持っていかれてしまっているのだ。

こんなふうにして、自分という持ち場を離れてしまった人の言葉というのは、本物だ。
自分という拠り所を離れるのは、それだけで命懸けだから、言葉も本物になる。

だから、意見を求めるなら、その世界を、書き手を、作品を愛している人からがいい。
私もそう思います。



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by terakoyanet | 2018-10-11 02:15 | 寺子屋エッセイ(読み物) | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 11日

アクセス数が多い「カンニング行為について」の記事

もともとアクセス数が多かったのですが、最近アクセスが集中している、いまからちょうど10年前の10月(2008年10月)に書いた記事「カンニング行為について」ですが、この記事を大幅に加筆・修正したものを、拙著『親子の手帖』に載せています。それにしても、この記事へのアクセスが多いということは、どれだけ多くの人たち、現場の先生たちや親と家族、そして当事者(子ども)がカンニングをめぐる問いや悩みを抱えているかということを物語っていると思います。

カンニングは「悪いこと」というより、子どもの何らかのシグナルであることがあります。
また、カンニングをした子どもに「悪い子」のレッテルを貼ることが大きな問題を引き起こすことがあります。

カンニングはその子の問題というよりは、その子の環境の問題なのだという意識を持ち、大人が知恵を絞ることが求められています。

拙著では、カンニングへの対処についてだけではなく、行為をした子どもと親の関係についても踏み込んで書いていますので、この記事が気になった方は、お手にとっていただければ幸いです。



『親子の手帖』、多くの方に手にとっていただきありがとうございます。
昨日のAMAZONランキングでも、部門別(出版社別)で1位をいただいています。

ちなみに福岡市内の図書館では、少なくとも、総合図書館、中央図書館、西部図書館、和白図書館(コミセン和白)の4か所で蔵書・貸出があるそうです。
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by terakoyanet | 2018-10-11 01:01 | 寺子屋エッセイ(読み物) | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 05日

【大切】台風25号接近に伴う対応等について

台風25号の接近に伴い一部の授業が休講になります。以下の情報についてご確認をお願いいたします。

【本日・5日金曜】
通常通り授業は行われます。
中学生に配布している高校進学説明会申込用紙(9月成績表の巻末)の提出は本日までとなります。
まだ提出していないご家庭は、本日22時までの提出をお願いいたします。


【明日・6日土曜】
開始時間が18時以前の全ての授業が休講となります。
休講になる授業は以下の通りです。

中3特演(鳥羽)
中3国語塾(鳥羽)
中3教室開放
中3特進(鳥羽)
高校テキスト
高校DCS(鳥羽)
開始時間が18時以前の全ての個別指導

明日、通常通り開講予定の授業は以下の通りです。

中1中2国語塾(鳥羽)
中2特進(鳥羽)
中学ライトコース
高校数3(松崎)
開始時間が18時00分以降の全ての個別指導

1F有料自習室は18時から使用可能です。
1Fとらきつねは終日休業となります。


【明後日・7日日曜】
英検が開催され、中3生徒も多数参加予定のため、中3の共通授業が16時~19時15分の短縮授業となります。
その他は通常通りです。


【明々後日・8日月曜】
中3福岡県模試が実施されます。12時30分に2Fに集合してください。終了予定は18時ごろとなります。
その他は通常通りです。



お知らせは以上です。
明日は18時以降については通常通りの授業となりますが、安全に留意してご来館ください。


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by terakoyanet | 2018-10-05 08:36 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 04日

また台風が来る 台風25号接近に伴う授業対応について

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先週に引き続き、また台風が接近しています。困りました。本当に。

今回の台風25号は北部九州に接近する経路が予想されており、多少の影響は避けられそうにありません。

明後日土曜日の授業については、18時までの授業が全て休講になる可能性が高く、それ以降の授業については休講するかどうか決めかねている状況です。明日の午前中に、正式なお知らせをいたします。


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by terakoyanet | 2018-10-04 13:03 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 03日

塾は勉強をする場所でありさえすればよい。 pt.2

ちょうど5年前の10月3日に、「塾は勉強をする場所でありさえすればよい。」という記事を書きました。
それを以下に再掲します。



・・・

道徳とか行儀とか、そういう付加価値(にすらならないが)を売りにする塾は詐欺以外の何者でもない。


Twitterでちょっとキツめの言葉を吐いたのは私のある知人。


昨今、「道徳」や「行儀」を教えることを「売り」にする塾が存在する。
中には「行儀のよさ」や「親孝行」をポイント化して、ポイントに応じて商品をあげるという、かなり悪趣味な塾も存在する。

私は「道徳」や「行儀」を塾で教えることも、それを「売り」にすることも嫌だ。
ましてや教室での「行儀」や家庭での「親孝行」に対して塾がポイントを付与するなんて、狂っているとしか思えない。そんなことは許されないとさえ感じる。


私は「道徳」や「行儀」自体を否定するつもりはないが、「道徳」や「行儀」といった社会の「常識」、または「社会」そのものに対して疑問を持った子どもたちに対し、その疑問を頭ごなしに否定するような、知性のかけらもない対応をしたくない。「頭ごなしに常識を押しつける人間も必要」という考えもあるかもしれないが、私は私自身の性質上、その考えに与することはできない。


私はかつて日本の村落に存在した寺子屋的学び舎に「道徳」や「行儀」を学ぶ場としての意義があったことを否定しない。最近読んだ宮本常一の本には、村落にとって寺子屋的学び舎がどれだけ生き生きとした意義をもったものであったかということが活写されていて、非常に興味深い。

しかし現在「道徳」や「行儀」を教えると謳う塾にとって、それらを教えることは、単に教室の「付加価値」を高めるための戦略でしかない。そこで教えられる「道徳」や「行儀」は、教える講師にとっても、教えられる子どもにとっても、決して必然性という纏いを帯びることのない空疎なものである。


このことに関連して、私がずっと心にひっかかっていることがある。
2007年に本校がN新聞に取り上げられた記事の本校の紹介のなかに、次のような一文があった。

「塾を勉強するだけの場所とは考えず、精神面の指導にも力を入れているのが大きな特徴。」

私は、こんなこと言ってないし!!精神面の指導とかしてないし!!と思ったけれど、声を大にして言うまでもないかと考え直し、当時、新聞社に抗議するようなアクションはとらなかった。

しかし、6年以上経った今になってもやはりこの文言は気になる。

私は、塾は勉強をする場所でありさえすればよい、と考える。
しかし、勉強を教えている過程で、不意に生徒と心が行き交う機会が訪れることがあるのだ。
そして、結果的に、生徒に精神的な影響を与えることがある。しかしこれは「結果的に」なのである。
はじめから「精神面の指導をするぜ!」とか絶対に考えていない。

夏合宿などの行事も、生徒たちの精神面の指導をするという大義のもと行っているわけではない。
第一に学習力向上のためであり、第二に教室環境(生徒―生徒間、生徒―講師間)を整えるためであり、そして子どもたちの屈託のないあの笑顔!が最高だから行っている。

本校がずっと生徒を集め続けることができるのは、精神面の指導といった「付加価値」のためではなく、単に「勉強をする場所」として優れた部分があるということを、生徒と保護者が認めてくださった結果だと思っている。
「付加価値」で勝負しようとするなんて、塾の指導力の弱小さを披歴するだけ。あくまで勉強をする場所としての完成度を高めなければ。

塾は勉強する場所でありさえすればよく、心や精神は結果的にあとからついてくる(ことがある)。
私はこのスタンスで塾を続けていくことが肝要だと考えています。




・・・

1Fにお店があったり、イベントが行われて行列ができたりするから、誤解されがちなのですが、いまもこのスタンスは全く変わっていません。お店やイベントは付加価値を求めて外付けしたようなものではなく、塾の仕事の延長上に自然発生的に生じたものです。

子どもと保護者にとって、塾というのはシンプルに、成績を伸ばす場所であればよいのです。
(通う子どもに聞けばわかりますが、)本校はそれをただひたすらに実行しています。

子どもと親の学力を向上させたいという気持ちを叶えるのが塾の仕事です。


おととい、けんすうさん(古川健介さん)


とつぶやいて、そう、確かに、と思いました。
AIが普及すると仕事がなくなる、そんな悲観的な話ばかりが聞こえてきます。
でも、そんなのはウソで、AIが普及すると、単にいまの仕事の質が変わるんです。

塾でも、子どもへの知識的指導の負担が少し減って、その代りに子どもたちのその都度の気持ちにこたえたり、AIの学習プログラムとの相性が悪い少数の子どもへのケアが充実したり、そんな未来が考えられるかもしれません。
いま、単に採算が合わないという理由で顧みられていない細やかな部分に、新たな価値が見出されるというのは、決して悪いことではないでしょう。

経営に求められていることは、一時しのぎにすぎない付加価値のアイデアを思いつくことではなく、いま、目の前で求められていることは何かを考え抜くということに尽きます。そうすれば、AIが普及して、仕事が変質していくさなかでも、柔軟な対応ができるでしょう。柔軟に対応するというのは、いま必要なことを見抜いて、変化を怖れずに行動するということです。私たちもまだまだ力不足ですが、そのことを大切にして、これからも仕事をしていきたいと思います。



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by terakoyanet | 2018-10-03 10:21 | 寺子屋エッセイ(読み物) | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 02日

成功の方程式というのは確かに存在する

先日ある高校生の男の子に「成功の方程式というのは存在しますか?」と尋ねられて答えに窮したことがありました。
そのあと、一言ではなかなか答えを言い尽くせないこのことについて考えています。

私は、成功の方程式というのは確かに存在すると思っています。
凄い確率で全国大会に導くスポーツのコーチはいるし、学校が変わるたびに全国優勝に導く部活動の顧問もいます。そういう人は成功の方程式というものを持っています。本校も、中学生がこうやって学べば伸びるし合格しやすいという方程式を持っている。だからある程度の実績を積んできた。だから確かに成功の方程式というのは存在します。

成功の方程式が個々人にはまるかどうかは、その個人の周りの環境に依るところが大きいです。
だから、良い指導をする場所に子どもを預けたら、家庭の考えとかをを出さずにただ任せていた方がいい。
そういうわけで、成功の方程式によって実績を積んでいるコーチや顧問は、なるべく外部の雑音を遮断した状態で指導します。家族さえも有無を言わせないような独裁的な体制で指導することで、方程式の全てを教え子に伝えようとします。
しかし、これが行き過ぎると、本人や家族が指導者の暴力さえも肯定するということが起きることもあります。

成功の方程式を持っていて、その運用を徹底的にやる人もいれば、それに慎重な人もいます。(ちなみに、単に臆病だからその方程式を使わない人は、慎重とは言いません。)それは、「成功」を重んじるか、それとも、その個人の「人間」自体を重んじるか、ということに関わります。成功の方程式に従わせることが、必ずしも人間性を損なわせるとは限らないのですが、ほとんどの指導者がそういう誤りを犯していることも事実です。

私自身は、全ての個人と要素を成功に導く指導者よりは、高い確率で成功に導く指導者を目指しています。
全ては目指しませんが、あくまで、高い確率という部分にはこだわります。

また、成功した、していないに関わらず、そもそも成功自体に価値があるのか、という別の視点についても子どもたちに問いたいと思います。成功の有無によって、見えなくなるものがないようにしてあげなければ、これから長い人生が続く子どもたちが不幸になると思うからです。




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by terakoyanet | 2018-10-02 10:58 | 寺子屋エッセイ(読み物) | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 01日

とらきつね一般書ランキング(8/27-9/30)

とらきつね一般書ランキング(8/27-9/30)*参考書の売上は除いています

(1)1 音楽のまわり 寺尾紗穂編
(2)2 親子の手帖 鳥羽和久 鳥影社
(3)3 アルテリ六号 (石牟礼道子追悼号)
(初)4 ユリイカ2018年9月号(濱口竜介特集)
(初)5 フェルメール 植本一子 ナナロク社
(再)6 「ユマニチュード」という革命 イヴ・ジネスト他 誠文堂新光社
(初)7 極北へ 石川直樹 毎日新聞出版
(初)8 本を贈る 若松英輔他 三輪舎
(再)9 猫はしっぽでしゃべる 田尻久子 ナナロク社
(初)10 定本 育児の百科(全)松田道雄 岩波文庫

1位の寺尾紗穂さん編『音楽のまわり』は再々入荷をしましたが、もう残りが少なくなっています。2位の『親子の手帖』は発売から半年間ずっと上位をキープ。ありがとうございます。

これまででもっとも多くの方に本を買っていただいたこの1ヶ月。5位初登場の『フェルメール』、8位初登場の『本を贈る』をはじめ、名著が続々と刊行されました。昨日トークイベントが行われた、石川直樹さん、津田直さんの関連本や写真集もたくさんお買い求めいただきました。

現在は「植本一子とナナロク社フェア」開催中。ナナロク社の本づくりのこだわりに、ぜひ仰け反っていただきたいと思います。そして、10月中旬からは「タラブックス フェア」が始まりますので、こちらもお楽しみに!


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by terakoyanet | 2018-10-01 13:58 | とらきつね | Trackback | Comments(0)