中3入試直前特訓 宗像 その1
2018年 12月 28日
明日は宗像。
2018年 12月 27日
BEST TRACK 2018 (JAPAN)
2018年 12月 24日
彼らは今年のアルバム『POLY LIFE MULTI SOUL』でさらに凄味が増しました。
冬期講習1日目
2018年 12月 22日
中3のこと
2018年 12月 21日
1月14日に、PLANETS vol.10 刊行記念「宇野常寛ゼミ 遅いインターネット計画」開催!
2018年 12月 20日
宇野常寛ゼミ 遅いインターネット計画(福岡開催)
家入一真、猪子寿之、落合陽一、乙武洋匡、押井守、片渕須直、前田裕二、箕輪厚介、村本大輔らが参加した、いま日本で一番熱い総合批評誌、「PLANETS vol.10」の編集長、批評家の宇野常寛さんによる、九州初のゼミが、福岡・とらきつねにて開催されます。
ツイッターをはじめとするインターネットが「速すぎる」ことが、私たちが目にする情報の質を劣化させ、どうしようもない状況を生み出しているという問題意識から、「遅いインターネット計画」を始動した宇野常寛さんに、昨今のインターネットを取り巻く問題から、平成後のこれからのコミュニティの在り方について、たっぷりお話しを伺います。宇野さんの語りを聞いたことがある人はわかると思いますが、宇野さんのお話し中は、聞いている方もドーパミン出まくりの時間になりますから、刺激的な時間になることを了承の上、ご参加ください。
相互対話型のイベントがいいなと思っています。ですから、ゼミの後半40分ほどは、質疑&対話の時間とさせていただきますので、参加者の方はぜひ積極的にご質問、ご意見などを聞かせてください。(もちろん、宇野さんの話をひたすら聞きたいという方のご参加も歓迎です。全員に発言してもらうことは、時間的にも難しいですから。)
当日は、PLANETS10をはじめ、PLANETS刊行の本も販売いたします。また、ゼミの後には、宇野さんのサイン会も行います。
◇日時
2019年1月14日(月・祝) 午後2時~4時(2時間程度)
◇料金とチケット
4,000円 [学生2,000円]
(定員30名程度)
①とらきつねBASEにて購入(チケットレス・予約番号発行)
https://torakitsune8.thebase.in/items/15293446
②とらきつね店頭にて購入(チケットレス・予約番号発行)
※キャンセル不可(返金できませんのでご注意ください)
◇当日のスケジュール(おおよその目安になります)
13:00 とらきつねOPEN
13:30 開場
14:00 宇野常寛ゼミ 遅いインターネット計画 前半部開始
15:00 休憩
15:10 宇野常寛ゼミ 遅いインターネット計画 後半部開始
15:30 質疑と対話(参加者の方々と)
16:10 ゼミ終了 サイン会
◇宇野常寛プロフィール
評論家。1978年生。批評誌〈PLANETS〉編集長。著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、『母性のディストピア』(集英社)、『若い読者のためのサブカルチャー論講義録』(朝日新聞出版)。石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)、『静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話』(河出書房新社)など多數。企画・編集参加に「思想地図 vol.4」(NHK出版)、「朝日ジャーナル 日本破壊計画」(朝日新聞出版)など。京都精華大学ポピュラーカルチャー学部非常勤講師、立教大学社会学部兼任講師も務める。dTVチャンネル「NewsX」火曜日担当
「役に立つ」とは何か。
2018年 12月 20日
小6の冬期日程について
2018年 12月 19日
小学生は冬期講習は行われませんが、今週金曜の授業より、日時に変更が生じますのでご注意ください。
12月21日(金)理社 17:00~18:10(※時間変更)
12月25日(火)国算 17:00~18:25(ミニ・クリスマス会 ※時間変更)
12月27日(木)英 17:00~18:10(※時間変更)
12月28日(金)理社 17:00~18:10(※時間変更)
【正月休み】12/29~1/4(※小学生の休み期間であり、中高生とは異なります)
1月の共通授業は8日(火)から。時間は通常通り(17:30~)
昨日の国算の授業にて、冬季期間に仕上げる(提出は1月8日[火])算数のテキストの宿題(宿題範囲は1冊全て)を配布しています。
解き方等については、生徒さんたちに詳しく説明しています。
本日は朝から附属福岡小で「12歳からの哲学」(小6)の授業。
子どもたちとの新たな出会いを楽しみにしています。
ナナロク社のこと
2018年 12月 13日
現在、とらきつねでは、12月16日の植本一子さんトーク開催を記念して、植本一子さんの書籍、及び、ナナロク社さんから刊行された書籍のフェアを開催しています。

トークの第1部は植本さんとナナロク社代表、村井さんのトーク。
今日はナナロク社のことを少しお話しします。
ナナロク社 http://www.nanarokusha.com/ は2008年に村井光男さんと川口恵子さんによって立ち上げられた出版社。
「ナナロク」の名は、ふたりが1976年生まれであることなど、きっと76個くらいその由来はあるんじゃないかと思いますから、死ぬまでに全部聞いてみたいと思っているところです。
現代がもし、詩が力を持たない時代だとすれば、きっとそれはとても不幸なことです。
ナナロク社は、詩と、そこから紡ぎだされる現象を大切にしている出版社だと感じます。
谷川俊太郎さんの数々の詩集をはじめ、さまざまな、シンプルながらコンセプチュアルな作品が刊行されています。
そしてそれらの作品は、けっして時代の風になぎ倒されることのない、凛とした強さを持っています。
ナナロク社の本は、装丁が素晴らしい。
手にとって見ていただきたいのです。見てるだけではわかりませんよ。手に載せて、少しページをめくってみれば、きっとその美しさとやさしさが実感をともなって体に染み込んできます。
詩集というのはこうやって掌で感じながら楽しむものなのだということを、深く感じることができます。
ナナロク社の名を世に知らしめるきっかけになったベストセラーといえば、川島小鳥さんの『未来ちゃん』がありますが、「宅老所よりあい」がすぐそば(唐人町寺子屋&とらきつね と同じ校区内にある)の福岡の私たちにとっては、もしかしたら『へろへろ』(鹿子裕文さん)のほうがピンとくる方が多いかもしれません。
ナナロク社の数あるエピソードのなかで、私が好きな話を2つご紹介したいです。
1つめは、現在、ベストセラー爆走中の藤岡拓太郎さんのマンガ『夏がとまらない』にまつわるお話し。
※『夏がとまらない』を読んだことがない方は、下のリンク先の「18才」だけでも読めば、その面白さがせつなさがわかると思います。
https://www.takutaro.com/making-of-natsugatomaranai/
「夏がとまらない」日記は、藤岡さんが、この本を作るにあたり、ナナロク社から本を出したい!と思って村井さんにメールを送るところから始まります。そのあとの、藤岡さんのマンガを読んだ村井さんの返信メールが、編集者というのはこれほどか!と驚愕してしまう内容なのです。
抜粋しようと思いましたが、全部載せた方がわかりやすいし面白いので、そのまま載せます。(藤岡さん、村井さん すみません)
藤岡さん
こんばんは。
ナナロク社の村井です。
どたばたとしているうちに、メール、遅くなりました。
さて、先日お話をした、「夏がとまらない」についてですが、つぎのように考えています。
見たことがないのに、見たことがあるように感じる、
はじめてみるのに、思い出すようにとらえられるもの、
そして、おかしみが感じられるもの。
これが、私が『「夏がとまらない」といったもの』について、言えることです。
藤岡さんの作品は全般に、いわゆる「あるある」ではなく、
むしろ、そんなひとたちはいない「ないない」なのですが、
それを、「あるある」のように描いていることにも、
私は、面白いと思っているところです。
ただ、より、藤岡さんの独自性を強めることとして、
季節の風情や、懐かしさや、あるいは優しさといったようなものが、感じられる作品を読みたいと思います。
ここからは、書いていて難しくなるのですが、
なので読んで意味がとらえにくくても、
それは藤岡さんのせいではないので、気にせず読んでください。
とりあえず、書きます。
私は、笑いに逃げない笑いで、笑えるものが、読みたいです。
すでに、多くの芸人や喜劇作者によって、笑いの類型はたくさん出ております。
それにより、読者、受け手も、かなり、訓練されてしまっています。
良い面もあるのですが、あるていどの形で、笑いとして受容してしまうことが、あるかと思います。
なんとなくこうすると不条理の笑いになるな、とか、
ここは多少乱暴に終えても大丈夫だなとか、
藤岡さんの作品がそういった作品ということではないのですが、
笑いを作るうえで、笑いに逃げ込める要素は、いまはとても多いように思うのです。
そういったなかで、
藤岡さんの作品を読むと、
心のなかから、なにかが反応してくる、
なにかを思い出す、といった、
笑いということをつきぬけた何か(それは笑いなのですが)を、見てみたいと思っています。
そういった中、私として、
「夏がとまらない」は、よい作品でした。
まあ、つらつら書きました。
意を尽くせませんが、このまま送ります。
創作のご武運をお祈りしております!!!
村井光男
すでに『夏がとまらない』のファンであった私は、村井さんから藤岡さんに送られたこのメール文を読んで、ちょっと愕然としました。村井さんのこのメール自体が詩であり、そして「あるある」「ないない」の話のところなど、『夏がとまらない』という作品のよさを虚飾なく端的に表していることに驚いたのです。
ナナロク社という確かな目をもつ版元のフィルターを通ることが、作品にとって、読み手にとって、幸福なことなのだということを知ったエピソードです。
2つめは、ナナロク社の最新刊、『ことばの生まれる景色』の著者である荻窪の本屋Titleの辻山良雄さんが、つい先日綴った「よく読むタイプ」というタイトルの短いエッセイ。(このタイトルがまた良いな)
http://www.gentosha.jp/articles/-/11735
この本の担当であった編集者・川口恵子さんが「よく読む人」であったこと、良き「第一の読者」であったことが、この本を最終的に当人も見知らぬ着地点まで到達させてしまったことが書かれていて、とても興味深いです。
血の通った本というのは、こうやってできるのだ、そういう現場を見せてもらった気持ちになりました。
今回のイベントで、ナナロク社の村井さん、川口さんがお越しになるので、ナナロク社の「すさまじい」本(本屋Title 辻山さん)はこうやってできるのだ、ということを、あらかじめ皆さんに知ってもらいたく、やや長い文章をまとめました。
当日、第1部と第2部の合間に、短い時間ですが、村井さん、川口さんからナナロク社という出版社とその本についてのプレゼンが行われます。
楽しみにご参加ください。
下の写真は、誕生日に植本さんから大量のお菓子をもらった村井さんの写真。チャーミングです。
保護者さまからのお便り
2018年 12月 12日