自律性、自己決定を重んじるフリースクールや子どもの村などから移ってくる生徒たちを見ているとその問題点について考えざるを得ない。

彼らが大人から教わらなかった大事なことは、大学や大学院に進学しないと学べないこともあるし、就けない職業もあるという当たり前の社会構造の話で、彼らはそのことを知らないままに、勉強の機会の一部を失い、将来の選択肢のいくつかを奪われてしまっている。つまり、自律性、自己決定を謳いながら、肝心の自らの生存の条件について子ども自身が考える機会が奪われてしまっているのではないかという疑義が生じる。

子供はバカじゃないから初めから無菌状態の中で育てる必要はなくて、むしろ中高生だったら、いま社会構造はこうなってて受験制度ってこういうところがバカげてるけど、じゃあ君はどうする?といっしょに考えながら進むことだってできる。
矛盾をはじめから排除するんじゃなくて、むしろ社会の矛盾と自分の欲求を突き合わせながらどの道に進むか共に考えることができるはずだ。だからうちの塾では大学進学のど真ん中の道を支援しながら、道草したい子供たちとも付き合っていきたいと思う。


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# by terakoyanet | 2020-09-24 14:03 | 寺子屋エッセイ(読み物) | Trackback | Comments(0)

今日のとらきつねは沖縄・宗像堂さんのパンの日。
パンを食べた後は胃がもたれる・・・、グルテンフリーがいいな・・・。
そういう方にこそ、食べてみてほしいなと思います。パンも小麦も一括りにできないということが、わかっていただけるのではないかと。
宗像堂さんに対する熱い気持ちは、暑苦しいくらいにこれまでの記事でたくさん書いていますので参考にしてください。


・・・

いよいよ本日13時からは宗像堂さんのパンの販売です!

福岡初上陸の黒糖バターロール、そして、いまだから食べたいいちじく&クルミ、そして大人気の焼き菓子、酵母スコーンと黒糖カトルカールも到着です。ぜひお立ち寄りください。(写真は黒糖メロンパン)
ラインナップは
・つぶつぶ麦の角食パン
・バナナコクルレ
・サブリナ
・アーサのフォカッチャ
・黒糖メロンパン
・いちじく&クルミ
・パン・オ・レザン
・黒糖あんぱん
・黒糖バターロール
・読谷麦の酵母スコーン
・黒糖カトルカール
写真の説明はありません。

・・・
福岡の皆様〜^_^19日土曜13時〜

大濠公園近くの『とらきつね』にて、宗像堂のパンと焼き菓子を販売致します!

沖縄も風に微少な秋の気配を感じますが、日射しは相変わらずです。

さて、今回のラインナップをご紹介致します。
(メロンパンと黒糖パターロール、焼き菓子意外は卵、乳不使用)

*つぶつぶ麦の角食パン (宗像堂が農家さんと共に育てている小麦を粒のまま生地に練り込んだ食パン。プチプチした麦粒の食感をお楽しみください)

*バナナ・コクルレ(黒糖の生地にバナナ、くるみ、干しぶどう入り。創業以来一番人気のおやつパン、中はしっとりケーキのようです)

*サブリナ(食べるとじゅわっと甘味があり、ザラメの絡んだローズマリーの不思議な美味しさはこのパンでしか味わえない。世界でも宗像堂にしか無いパンだと思います)

*アーサのフォカッチャ(海藻のアーサを生地に練り込みました。昔スタッフがバゲットにアーサを練り込んでみたいと言い出し、作ってみたらあらまぁ美味しい!という事で、フォカッチャにもしてみました。パンから磯の香りがしてくるのがなんだか楽しいです)

*黒糖メロンパン(伊平屋島の黒糖を使った生地に、ザラメ入りのクッキー生地を載せて焼いたメロンパン、このメロンパンしか食べたことの小さなお客様が、よそのパン屋さんのメロンパンを、これはメロンパンじゃないと言っていたそうで(笑)ごめんなさい。うちが基準に。。究極に素朴なほっこりメロンパンです)

*いちじく&くるみ(ライ麦と全粒粉入りの生地にドライのいちじくと香ばしいくるみを練り込みました。ワインとも相性のよいパンです)

*パン・オ・レザン(私達が育てた麦の全粒粉入りの生地。サルタナレーズン入りのぶどうパン)

*黒糖あんぱん(小さいけれどずっしり。満足感があります。今日もおやつに食べました!)

*黒糖パターロール(写真のパン、黒糖生地に卵とバターを使用した、ふんわりパン。今回初めてお送りします。宗像堂でも毎週土曜だけの貴重なパンになります)

*読谷麦の酵母スコーン(美味しい手作りジャムを頂く事が多いんです。ちょっと温めて、シークワサーカードや、イチジクジャムをのっけて。。至福のおやつタイム!)

*黒糖カトルカール(これが冷蔵庫にあるというだけで、なんたる安心感。雨の日も晴れの日もおやつタイムにそっと出してきて厚めに一枚スライス。ザクッとした外側の黒糖部分がたまらない。今日はミルクティーで食べよう)
という事で、皆さま、どうぞよろしくお願い致します!

また福岡にも行って直接皆さまとお会いしたいです〜。その日を楽しみにしています。
(福岡の美味しいものも食べたい!)





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# by terakoyanet | 2020-09-19 11:51 | とらきつね | Trackback | Comments(0)

9月17日の雑感

最近のつぶやき


中3生の女の子が作文の中で「なぜ体育ではやる気を声の大きさではかろうとするのか?」という疑問について書いている。ほんとなんでだろうね。バカみたいだよね。

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親が子どものことを心配して過剰に守ろうとするときの問題点は、そのときの親の心の動きが、私は子どものことが「わかっている」という思いが前提となっているところだ。親が子どもを「わかっている」という思いは子どもの心と体を囲い込み、身動きを取れなくする。結果、子どもの自立が阻まれる。
長期的に見れば、親が子どもの心配に寄り添う、同調することが、むしろ子どもの苦痛や不安を長引かせてしまうことは多い。

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このときの親の苦しみについては『親子の手帖』の中で次のように書きました。
子を守ることは、同時に子を抑圧することになる。でも、抑圧しすぎると、子は育たない。だからといって、抑圧しなければ、私はあなたを育てられない。親はそうやって子の責任を自分独りで引き受けようとするために、延々と逡巡を繰り返し、それに付随する苦しみによって、親はさらにその思考から子どもをいっときも手放すことができなくなります。子どもを自然に育てるということは、親がその思考から解き放たれ、子どもに対する力の行使を断念することなのに、それはなんと難しいことなのでしょうか。

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千葉雅也さん
ほんとにそれ。

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一般化は避けたいところだが、いまの多くの子どもたちに共通する弱点をひとつ挙げるなら「共感力が高すぎる」ことだと思う。共感力が高いから、やさしい子が多いし、あからさまな差別をする子も減った。
でも、共感力が高いというのはつまり空気を読むことで易きに流されやすいということなので、自分の理解できることだけを常にカスタマイズして受け取るだけで、それ以外を悪気なく簡単に捨象してしまう。
これはインチキのジェントリフィケーションが進む日本においては都合のいい傾向で、例えばホームレスという存在をはじめから存在しないものとして扱おうとするような日本社会の縮図でもある。

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9月17日の雑感_d0116009_10021890.jpg
おやときどきこどもの書評、その後も全国各紙に次々に取り上げられているみたいです!感謝。




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# by terakoyanet | 2020-09-17 10:03 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)