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2019年 01月 16日

とらきつね一般書ランキング(12/1-1/14)と、宇野常寛さんのゼミのこと。

とらきつね一般書ランキング(12/1-1/14) ※参考書・洋書の売上は除く

(初)1 PLANETS vol.10 宇野常寛編 PLANETS
(9)2 フェルメール 植本一子 ナナロク社
(再)3 降伏の記録 植本一子 河出書房新社
(初)4 ダルちゃん1・2 はるな檸檬 小学館
(1)5 親子の手帖 鳥羽和久 鳥影社
(初)6 母性のディストピア 宇野常寛 集英社
(初)7 かなわない 植本一子 タバブックス
(初)8 ことばの生まれる景色 辻山良雄/nakaban ナナロク社
(初)9 他人の始まり 因果の終わり ECD 河出書房新社
(初)10 cook 坂口恭平 晶文社


今月は、当店でイベントが行われた植本一子さん、宇野常寛さんの書籍が上位に並んでいますが、はるな檸檬さんの『ダルちゃん』や、先日ご紹介したばかりの辻山良雄さん&nakabanさんの『ことばの生まれる景色』、坂口恭平さんの『cook』など、皆さんに手にしてもらいたい新刊も続々ランクインしています。また今年も、細々と良いと思った本をご紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

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14日には、宇野常寛さんのゼミ、「遅いインターネット計画」がとらきつねで開催されました。

落合陽一さんらといっしょに雑誌や本を出しながら、日本の言論のど真ん中で戦っている人の話は、本当に刺激的で面白かったです。

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宇野さんが、参加者一人ひとりの質問に対し、懇切に答えていたのがとても印象的でした。

積極的に発言してくださった方々、発言はしなかったけど真剣にご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
豊かな学びのある、濃厚な時間になりましたね。



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by terakoyanet | 2019-01-16 03:26 | とらきつね | Trackback | Comments(0)
2019年 01月 04日

宇野常寛さんの「遅いインターネット計画」と「フィクション」について

一昨日、昨日と深夜にEテレで放送された「平成ネット史」、ご覧になった方はいらっしゃいますか?
落合陽一さん、堀江貴文さん、ヒャダインさんらとともに、宇野常寛さんがご出演されていました。

いよいよ10日後の1月14日(月祝)に、宇野常寛さんをお招きして宇野さんのゼミ「遅いインターネット計画」を開催します。
話を聞くのが、本当に楽しみです。

うちのイベントは基本的に利益を度外視して開催していますから、基本的にそこには愛しかありません。
宇野さんのどの部分が好きで今回お呼びすることになったのか、今日は昨年10月に発売された宇野さん編集の『PLANETS vol.10』(以下、PLANETS10) のご紹介も兼ねて、お話ししてみたいと思います。


宇野さんはPLANETS10の巻頭座談会(乙武洋匡×ハリス鈴木絵美×前田裕二×村本大輔+宇野常寛)において、村本大輔さんが、SNSにおいて自身が発信した意見に対する「いいね」に対して、小泉進次郎の悪口を喋ったらお客さんがワーッと盛り上がるという例(「小泉さん」は単なる一例ですから誤解しないでください、誰でもいいんです)に触れながら「(安易に)賛同されることが怖い」という発言をしたときに、宇野さんは次のように答えます。

僕はそれこそ質的な問題だと思う。そこで簡単に「いいね」が押せたりリツイートができたりすると流されてしまうんだけど、そういうことができなければ、その時は「村本、いいこと言った。小泉進次郎はダメだ!」と思ったとしても、3日後に横須賀に遊びに行って三浦半島でマグロ食べてたら小泉親子のポスターが貼ってあって、「ああ、意外と地元で愛されているんだなあ」とちょっと冷静になる瞬間があるかもしれないじゃないですか。僕が速度に注目しているのは、そういうことなんです。そういう幅をメディアのほうが持つことによって、改善できると思っている。

もちろんそれで100%解消できるなんてことはない。だって僕自身が結構独善的な人間で、基本的には自分の考えが一番正しいと思ってるわけですよ。でも人間って、自分の意見が常には通用しないことを、世界の真実として理解しているじゃないですか。そういった他者性というか、わかりあえなさ、つながらなさが勉強になって、もっとパワーアップできる。(自分が正しいと)信じている人はいていいし、僕もそういうタイプの人間です。それを追求するためには、逆にちゃんと人の話聞いた方がいいよ、ってことなんですよ。


宇野さんは「日本のインターネットは予めその人にとって気持ちのいい都合のいい、今の自分を肯定してくれるものや安心してくれる内容など分かっているものを脊髄反射的にリツイートし、拡散することで、スッキリするという使い方が定着して」いて、「自分を客観視する能力には限界がある」ことを忘れ、「情報に接することによって全能感に酔っている」人が多いことを同インタビュー内で指摘しています。それはインターネットが「速すぎる」からなんだという問題意識のもと、それを遅くすることで、「他者性というか、わかりあえなさ、つながらなさ」というものが独善的な判断の中に否応なく紛れ込んでくる、そういう「遅さ」を取り戻したいという切実な願いが込められているのを感じます。


この巻頭座談会のめちゃくちゃ面白いところは、宇野さんがそれまでの話題を「フィクション」の話と接続しているところ。
ここで思い出したんです。そうだ、宇野さんは、「フィクション」を愛するオタクだった。

PLANETS10という雑誌で、私が猛烈に面白かったところは、片渕須直と押井守という2人のアニメーション監督のインタビュー記事。
インタビューと言っているけれど、PLANETS10のインタビューの面白さは、聞き手であるはずの宇野さんが、当人と同じくらいの分量でグイグイ深いところまでしゃべっちゃうんです。だから、インタビューをされる側も、そこまでしゃべっちゃうんだというくらい、いろんなことを引き出され、後半になるにつれて、話が深まる、深まる。どこまでも。

片渕さんと宇野さんが、高畑勲、宮崎駿という2人の巨匠の臨界点について話している内容は、フィクションに興味がある人なら、絶対に読み逃すことはできない内容です。もうね、決定的な指摘がなされている。そして、片渕須直監督の『「この世界」と「片隅」は重ならない』という問題意識を、宇野さんも共有しながら、引き受けながら、彼が「遅いインターネット計画」なんてことを言っているとしたら、これは、もう、とんでもないことだなと思ったのです。

片渕須直さんと押井守さんの2人のインタビューを読んだ後に、もう一度、巻頭座談会の後半部を読み返すと、新たな地平というか、宇野さんの深い覚悟みたいなものが読み取れるんです。


僕は今こんな座談会をやっているけど、本来はフィクションの評論家です。フィクションって基本的に他人の考えたものであって、究極的にいえば他人の妄想なんですよ。同じことを言っていても、「俺すごい」という自慢話や「これがすごい」という社会的主張として展開されると受け入れられないけれど、フィクションには共感して侵入されてしまう。本質的には、他人に汚染される体験なんですよ。最初から「これは現実からある程度切断されたものです」という語り口があることによって、他人の考えに侵入されることが快感に変わるんだと思う。だから僕はフィクションが一番好きなんです。

<中略>

政治の話になると人の意見を受け入れなくなるのは、現実だからだと思うんです。だから僕は、「虚構」をもっと大事にしたほうが良いと思ってる。この場合の「虚構」は、映画や小説だけでなくてお笑いやゲームも含めた「遊びの領域」のことです。遊び、プレイそのものが目的であることって、一見無駄なことのように思われるけれど、「~の為にプレイするじゃなくて」「プレイするためにプレイする」体験って、人間にとってちょっと特別じゃないですか。その領域があることによって得られる快感はすごく大きいと思う。だからそれをうまく使っていきたい。


ここまで読み進めていくと、フィクションのことが好きな宇野さんが「遅いインターネット計画」というのを始めたのが、とてつもなく狂気じみた(誉めています)面白いことという気がするのです。この面白そうという感覚は私がひとつ前の記事に書いた「フィクションという覚悟について」とも連動しています。

というわけで、私は、宇野さんの話、とても楽しみなのです。


1月14日(月・祝)の宇野さんのゼミの詳細はこちらをどうぞ。



チケットはこちら。残席わずかです。






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by terakoyanet | 2019-01-04 11:37 | 寺子屋エッセイ(読み物) | Trackback | Comments(0)
2018年 12月 20日

1月14日に、PLANETS vol.10 刊行記念「宇野常寛ゼミ 遅いインターネット計画」開催!

宇野常寛さん、福岡・とらきつねでゼミを開催!
大人はもちろん、大学生、高校生などの学生にもぜひ来てほしいイベントです。
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PLANETS vol.10 刊行記念
宇野常寛ゼミ 遅いインターネット計画(福岡開催)

家入一真猪子寿之落合陽一乙武洋匡押井守片渕須直前田裕二箕輪厚介村本大輔らが参加した、いま日本で一番熱い総合批評誌、「PLANETS vol.10」の編集長、批評家の宇野常寛さんによる、九州初のゼミが、福岡・とらきつねにて開催されます。

ツイッターをはじめとするインターネットが「速すぎる」ことが、私たちが目にする情報の質を劣化させ、どうしようもない状況を生み出しているという問題意識から、「遅いインターネット計画」を始動した宇野常寛さんに、昨今のインターネットを取り巻く問題から、平成後のこれからのコミュニティの在り方について、たっぷりお話しを伺います。宇野さんの語りを聞いたことがある人はわかると思いますが、宇野さんのお話し中は、聞いている方もドーパミン出まくりの時間になりますから、刺激的な時間になることを了承の上、ご参加ください。


相互対話型のイベントがいいなと思っています。ですから、ゼミの後半40分ほどは、質疑&対話の時間とさせていただきますので、参加者の方はぜひ積極的にご質問、ご意見などを聞かせてください。(もちろん、宇野さんの話をひたすら聞きたいという方のご参加も歓迎です。全員に発言してもらうことは、時間的にも難しいですから。)

当日は、PLANETS10をはじめ、PLANETS刊行の本も販売いたします。また、ゼミの後には、宇野さんのサイン会も行います。



◇日時
2019年1月14日(月・祝) 午後2時~4時(2時間程度)


◇料金とチケット
4,000円 [学生2,000円]

(定員30名程度)
①とらきつねBASEにて購入(チケットレス・予約番号発行)
https://torakitsune8.thebase.in/items/15293446
②とらきつね店頭にて購入(チケットレス・予約番号発行)
※キャンセル不可(返金できませんのでご注意ください)


◇当日のスケジュール(おおよその目安になります)
13:00 とらきつねOPEN
13:30 開場
14:00 宇野常寛ゼミ 遅いインターネット計画 前半部開始
15:00 休憩
15:10 宇野常寛ゼミ 遅いインターネット計画 後半部開始
15:30 質疑と対話(参加者の方々と)
16:10 ゼミ終了 サイン会


◇宇野常寛プロフィール
評論家。1978年生。批評誌〈PLANETS〉編集長。著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、『母性のディストピア』(集英社)、『若い読者のためのサブカルチャー論講義録』(朝日新聞出版)。石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)、『静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話』(河出書房新社)など多數。企画・編集参加に「思想地図 vol.4」(NHK出版)、「朝日ジャーナル 日本破壊計画」(朝日新聞出版)など。京都精華大学ポピュラーカルチャー学部非常勤講師、立教大学社会学部兼任講師も務める。dTVチャンネル「NewsX」火曜日担当


Planets vol.10は、いろいろなところでご購入いただけるのですが、ぜひ、以下のPLANETSの公式直販でお求めください。
12月27日までの購入の場合、【特典冊子】宇野常寛インタビュー「『遊び』と『生活』から革命は始まる――『遅いインターネット』計画は何を目指すのか」が付くそうです。


宇野常寛さんのオンラインサロン、PLANETS CLUBはこちら↓
今年、大きな話題をさらった落合陽一さんの『デジタルネーチャー』や、いま大きな話題になっている12月発売の福嶋亮大さんの『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』もPLANETS刊行です。

【対談】落合陽一×宇野常寛 〈計算機自然〉はプラットフォームへの隷属を乗り越えうるか『デジタルネイチャー』刊行に寄せて


この対談、ムズいと思われた方、↓はずっととっつきやすいです。


そして、PLANETSチャンネル<木曜解放区>は、宇野さんが、「僕に興味をもった人はまずこの番組を見てください。」と呼びかけているコンテンツ。こちらも軽口から本質的な話まで、気軽に、でもじっくりと深く楽しめます。





さらに、私が最近、宇野さんめっちゃすごい(そして、宇野さん好きだ!)と思ったのは、NHKの100分de名著スペシャル「石ノ森章太郎」に出演したときの宇野さん。こちらのリンクはいつまで生きているかわかりませんが。見ごたえのある100分de名著の中でも、まさに神回で、宇野さんも、他の出演者も熱すぎる。


宇野さんは、歯に衣着せぬ語り口はとても痛快で、リアリストのようで底に愛があるから、思考の深い部分で共感することができます。

ゼミでは、宇野さんと直接に強度のある話ができればと思います。
チケット完売必至の様相を見せていますので、チケットの購入↓はお早めに。






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by terakoyanet | 2018-12-20 15:39 | とらきつね | Trackback | Comments(0)
2018年 12月 13日

ナナロク社のこと

現在、とらきつねでは、12月16日の植本一子さんトーク開催を記念して、植本一子さんの書籍、及び、ナナロク社さんから刊行された書籍のフェアを開催しています。


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トークの第1部は植本さんとナナロク社代表、村井さんのトーク。


今日はナナロク社のことを少しお話しします。


ナナロク社 http://www.nanarokusha.com/ は2008年に村井光男さんと川口恵子さんによって立ち上げられた出版社。

「ナナロク」の名は、ふたりが1976年生まれであることなど、きっと76個くらいその由来はあるんじゃないかと思いますから、死ぬまでに全部聞いてみたいと思っているところです。


現代がもし、詩が力を持たない時代だとすれば、きっとそれはとても不幸なことです。

ナナロク社は、詩と、そこから紡ぎだされる現象を大切にしている出版社だと感じます。

谷川俊太郎さんの数々の詩集をはじめ、さまざまな、シンプルながらコンセプチュアルな作品が刊行されています。

そしてそれらの作品は、けっして時代の風になぎ倒されることのない、凛とした強さを持っています。


ナナロク社の本は、装丁が素晴らしい。

手にとって見ていただきたいのです。見てるだけではわかりませんよ。手に載せて、少しページをめくってみれば、きっとその美しさとやさしさが実感をともなって体に染み込んできます。

詩集というのはこうやって掌で感じながら楽しむものなのだということを、深く感じることができます。


ナナロク社の名を世に知らしめるきっかけになったベストセラーといえば、川島小鳥さんの『未来ちゃん』がありますが、「宅老所よりあい」がすぐそば(唐人町寺子屋&とらきつね と同じ校区内にある)の福岡の私たちにとっては、もしかしたら『へろへろ』(鹿子裕文さん)のほうがピンとくる方が多いかもしれません。



ナナロク社の数あるエピソードのなかで、私が好きな話を2つご紹介したいです。


1つめは、現在、ベストセラー爆走中の藤岡拓太郎さんのマンガ『夏がとまらない』にまつわるお話し。

※『夏がとまらない』を読んだことがない方は、下のリンク先の「18才」だけでも読めば、その面白さがせつなさがわかると思います。



https://www.takutaro.com/making-of-natsugatomaranai/

「夏がとまらない」日記は、藤岡さんが、この本を作るにあたり、ナナロク社から本を出したい!と思って村井さんにメールを送るところから始まります。そのあとの、藤岡さんのマンガを読んだ村井さんの返信メールが、編集者というのはこれほどか!と驚愕してしまう内容なのです。


抜粋しようと思いましたが、全部載せた方がわかりやすいし面白いので、そのまま載せます。(藤岡さん、村井さん すみません)



藤岡さん
こんばんは。
ナナロク社の村井です。


どたばたとしているうちに、メール、遅くなりました。


さて、先日お話をした、「夏がとまらない」についてですが、つぎのように考えています。


見たことがないのに、見たことがあるように感じる、
はじめてみるのに、思い出すようにとらえられるもの、
そして、おかしみが感じられるもの。


これが、私が『「夏がとまらない」といったもの』について、言えることです。


藤岡さんの作品は全般に、いわゆる「あるある」ではなく、
むしろ、そんなひとたちはいない「ないない」なのですが、
それを、「あるある」のように描いていることにも、
私は、面白いと思っているところです。


ただ、より、藤岡さんの独自性を強めることとして、
季節の風情や、懐かしさや、あるいは優しさといったようなものが、感じられる作品を読みたいと思います。


ここからは、書いていて難しくなるのですが、
なので読んで意味がとらえにくくても、
それは藤岡さんのせいではないので、気にせず読んでください。


とりあえず、書きます。


私は、笑いに逃げない笑いで、笑えるものが、読みたいです。
すでに、多くの芸人や喜劇作者によって、笑いの類型はたくさん出ております。
それにより、読者、受け手も、かなり、訓練されてしまっています。
良い面もあるのですが、あるていどの形で、笑いとして受容してしまうことが、あるかと思います。


なんとなくこうすると不条理の笑いになるな、とか、
ここは多少乱暴に終えても大丈夫だなとか、
藤岡さんの作品がそういった作品ということではないのですが、
笑いを作るうえで、笑いに逃げ込める要素は、いまはとても多いように思うのです。


そういったなかで、
藤岡さんの作品を読むと、
心のなかから、なにかが反応してくる、
なにかを思い出す、といった、
笑いということをつきぬけた何か(それは笑いなのですが)を、見てみたいと思っています。


そういった中、私として、
「夏がとまらない」は、よい作品でした。


まあ、つらつら書きました。
意を尽くせませんが、このまま送ります。


創作のご武運をお祈りしております!!!


村井光男



すでに『夏がとまらない』のファンであった私は、村井さんから藤岡さんに送られたこのメール文を読んで、ちょっと愕然としました。村井さんのこのメール自体が詩であり、そして「あるある」「ないない」の話のところなど、『夏がとまらない』という作品のよさを虚飾なく端的に表していることに驚いたのです。


ナナロク社という確かな目をもつ版元のフィルターを通ることが、作品にとって、読み手にとって、幸福なことなのだということを知ったエピソードです。



2つめは、ナナロク社の最新刊、『ことばの生まれる景色』の著者である荻窪の本屋Titleの辻山良雄さんが、つい先日綴った「よく読むタイプ」というタイトルの短いエッセイ。(このタイトルがまた良いな)
http://www.gentosha.jp/articles/-/11735


この本の担当であった編集者・川口恵子さんが「よく読む人」であったこと、良き「第一の読者」であったことが、この本を最終的に当人も見知らぬ着地点まで到達させてしまったことが書かれていて、とても興味深いです。

血の通った本というのは、こうやってできるのだ、そういう現場を見せてもらった気持ちになりました。



今回のイベントで、ナナロク社の村井さん、川口さんがお越しになるので、ナナロク社の「すさまじい」本(本屋Title 辻山さん)はこうやってできるのだ、ということを、あらかじめ皆さんに知ってもらいたく、やや長い文章をまとめました。



当日、第1部と第2部の合間に、短い時間ですが、村井さん、川口さんからナナロク社という出版社とその本についてのプレゼンが行われます。


楽しみにご参加ください。

下の写真は、誕生日に植本さんから大量のお菓子をもらった村井さんの写真。チャーミングです。



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by terakoyanet | 2018-12-13 15:30 | 寺子屋エッセイ(読み物) | Trackback | Comments(0)
2018年 12月 03日

植本一子さんトークイベント、12月16日(日)に福岡・とらきつねで開催

来たる12月16日(日)に、写真家・植本一子さんのトークイベントが本校1階のとらきつねにて開催されます。
現在、東京・上野の森美術館にて開催中のフェルメール展(超大入り)にあわせて刊行された『フェルメール』(ブルーシープ/ナナロク社)の刊行を記念したトークイベントです。ゲストに植本さんのほか、版元であるナナロク社の代表、村井光男さんをお招きいたします。

※現在ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)にて、『フェルメール』の試し読みサイトが特別オープンしています。本とは異なる映像の美しさをたっぷりとご堪能下さい。

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◇イベント

植本一子
『かなわない』から『フェルメール』までを語る

第1部 植本一子×村井光男(ナナロク社)
「フェルメールの旅」
~『フェルメール』刊行記念トーク

第2部 植本一子×鳥羽和久(とらきつね)
植本一子の『かなわない』から現在まで~一子さんを根ほり葉ほり

・質疑
・サイン会


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◇場所と時間

とらきつね 福岡市中央区唐人町1-1-1成城ビル1F

12月16日(日)19時30分~21:50分ごろ




◇料金とチケット

前売 2,500円 / 当日 3,000円 (中学生以下無料)
※前売時点で完売の場合、当日券の販売はありません。

とらきつねBASEにて購入(チケットレス・予約番号発行)
https://torakitsune8.thebase.in/items/14761189
②とらきつね店頭にて購入(チケットレス・予約番号発行)
※キャンセル不可(返金できませんのでご注意ください)




◇内容

フェルメールの全作品を踏破する旅の写真と文章が収められた『フェルメール』(ブルーシープ/ナナロク社)の刊行を記念したトークです。

第1部では植本さんといっしょにフェルメールの旅をしたナナロク社の代表・村井光男さんをゲストに招き、フェルメールの絵を巡る旅について、旅を巡る心象風景について伺いたいと思います。
さらに、これまで谷川俊太郎さんの詩集や、『未来ちゃん』(川島小鳥)、『へろへろ』(鹿子裕文)、『夏がとまらない』(藤岡拓太郎)などの話題書を世間に次々に送り出してきた村井さんが、今回なぜ『フェルメール』という本を作るにあたり、植本さんに声をかけたのか、そしてついに美しい本が完成するに至った経緯について、お話しを伺いたいと思います。

第2部では植本さんと親交のあるとらきつねの鳥羽が、植本さんに家族のこと、親子のこと、ECDさんのこと、執筆や生活のこと、そして写真のこと等を尋ねたいと思います。鳥羽さんならなんでも聞いていいよ、と言われたので、いまの植本さんに聞きたいことを、いろいろ聞いてみたいと思います。


◇登壇者プロフィール

植本一子 うえもと・いちこ
1984年広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀で荒木経惟氏より優秀賞を受賞。広告、雑誌、CDジャケット、PV等で活動を続ける。2013年に立ち上げた写真館「天然スタジオ」で、一般家庭の記念撮影を行う。主な著書に、『かなわない』(タバブックス)、『家族最後の日』(太田出版)、『降伏の記録』(河出書房新社)など。
ホームページ http://ichikouemoto.com/


村井光男 むらい・みつお
1976年東京都生まれ。株式会社ナナロク社代表。新卒で出版社に就職するも3年で解雇となり、成り行きで設立した個人出版社も2年で頓挫。その後、復職した出版社が倒産したのをきっかけに、2008年ナナロク社を設立。谷川俊太郎著『あたしとあなた』『バウムクーヘン』など詩集、アートブックを中心にこれまでに約70冊を刊行。
ホームページ http:www.nanarokusha.com/


鳥羽和久 とば・かずひさ
1976年、福岡県生まれ。株式会社寺子屋ネット福岡代表、唐人町寺子屋塾長、及び日本航空高校唐人町校校長。大学院時代に学習塾を開業。現在、160余名の小中高の生徒を教室で指導する傍ら、とらきつね(本・文具・食品・雑貨)の運営や各種イベントの企画、独自商品の開発等に携わる。全国で講演も多数。著書に『親子の手帖』(鳥影社)、『旅をする理由』(啄木鳥社)。
ホームページ http://tojinmachiterakoya.com/

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◇植本一子さんを知る

世の中では「母」と言うと「母なる愛」とか「母性」とよく言われますが、母でも母性が湧きにくい人だっているし、母と娘の相性もある。人間ですから、親子でも合わないこともあります。「親子の間には愛情がある」というのは紋切り型ですよね。それぞれの形があります。 ~植本一子さん『家族最後の日』刊行時のインタビューより


こちらのインタビュー、印象的な言葉が次々に飛び出して見逃せません。

「娘の幸せが許せないという母の思いをひしひしと感じていました。」
「石田さんと家族になって、石田さんは私が私であることを何よりも最優先してくれたと思います。私に好きな人ができても怒られなかった。もちろん私が間違ったことをすれば正してくれるんですが、私に好きな人ができることは決して悪いことではないという姿勢で。」
「自分自身の考えることが日々変わるように、自分の考える家族の形も変わっていくものだと思います。「絶対」を決めないことが柔軟性でもあるし、家族とは「『こうあるべき』から解放されるべきもの」だとも思います。」



インタビューはこちらも面白いです。

能町みね子さんと植本一子さんの対談、「こうあるべき」を壊す二人のパートナー観

「自分にはまともな恋愛はできない」という姿勢がベースにあるので、それであれば自分の人生を切り売りするというか ー (植本)

「籍入れちゃうのって面白いな」という気持ちがあるんですよね。極端に言うと、結婚という制度をゆさぶってやろうみたいな、そういういたずらみたいな気持ちも半分ぐらいあって。<略>紙切れ一枚で結婚になってしまうのだというところを茶化したいような気持ちがあるんですよね。(能町)

(石田さんとの結婚は)お互いに「拾った」という感じがあったんじゃないかな。それで共依存みたいな関係が合致してしまったところがあって、すぐに結婚に進んだのかな、と今の分析では思っています。(植本)

もちろん一人で生きていける人もいますが、人と暮らすことが生命維持装置だという側面はあると思います。(能町)

自分自身、世間で言う「常識的な生き方」ができないということが強烈なコンプレックスとしてあって、その裏返しで「なんとなく常識的だと思われていること」を揺さぶってしまいたいという気持ちはどこかにあると思います。(能町)

私は、自己肯定感の低さを埋めるために誰かを求めてしまっていたのかもしれないと思い返しているんです。だから、恋愛めいたものは繰り返してきたし、数は多いけれど、結局親からもらえなかったものを、一線を超えた恋人みたいな対象に全部求めがちで、それで毎回相手を疲れさせてしまう。(植本)

世のなかに対しては、怒りの感情がやっぱり強くあるんですね。多くの人には、何回か恋愛した後に結婚して子どもを産む、というような流れがある。その人たちを決して責めるわけじゃないけど、私はもうそこにいけないということにすごく大きなコンプレックスがあるから、それに対してレジスタンスのような思いがある。自分勝手な、子どもっぽい怒りと、そうすることで後に道ができるというような、少しは意義ある怒りと。どちらもあるんじゃないかな。(能町)

まわりに対して怒りを感じるというのは、自分自身が相当常識にとらわれているからでもあるんですよね。常識にとらわれていなければ怒りもわかないし、それぞれが好き勝手に生きればいいわけだから。「愛し合う男女が結婚して、子どもを産んで育てることこそが正しい」みたいな、保守的で頑なな人格が自分のなかにもあって、その自分にたまに負ける。社会にも腹が立つけど、それよりもそこに簡単に負けている自分にも腹立たしい気持ちがあって。完全に自由になりきれない、そんな自分との戦いでもあるんです。(能町)

自分を形づくるのに関係していく親や友達のような、わりと近しい間柄の人のことを指すのですが、自分を良い方向に持っていってくれる「重要な他者」がいたらいいですよね。そしてそれは、一対一のパートナーシップに限らない。複数の他者とのやさしいゆるやかなつながりと助け合いの場が、より生まれていけばいいなと思います。だっていろんなことを一人に頼ろうとするから無理が出てくるんですよ。(植本)


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◇植本さん本人が投稿したイベントの案内

福岡、および九州近郊のみなさんの…脳内に…直接語りかけています…

来たる…12/16日曜夜、ひさびさに…福岡でトークショーです!トークのお相手は…鳥羽さんです!誰?!って思った…?


鳥羽さんは「親子の手帖」っていう本を書いた…塾の先生であります…素晴らしかったから…私も帯を書かせてもらいました…私の帯文も…いいでしょ?


鳥羽さんのことは…信頼してるので…トーク…楽しみなのです。西日本の皆様…12/16は福岡に集合ヨ!

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そして…もう一人のトークのお相手は…ナナロク社の村井さん!もうこの組み合わせ…何度目って感じですが…福岡では…もちろんお初!村井さんとトークすると…私…ツッコミ役みたいになるけど…楽しい…つまり…完全リラックスで…参ります!
この村井さん…なんか若い…

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鳥羽さんと喋ると…カウンセリング…というか人生相談になりそうで…楽しみ…。そうだな…最近関係がマシになりつつある…実母とのことはまぁいいとして…娘との関係について…聞いたりしたいな…とうとう…思春期が…やってくる!!!教えて鳥羽さん!


みなさんも是非!

植本一子@dj_anzan




◇チケット購入ページ



◇イベントFACEBOOKページ

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by terakoyanet | 2018-12-03 02:32 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
2018年 09月 15日

石川直樹 ワークショップ写真学校福岡が開催されます。 

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入って1枚目の写真から、山の美に圧倒されて、ワッと胸が熱くなるのを抑えられませんでしたが、2フロアにまたがる展示は、驚くほど充実していました。遠方からでも行く価値ありです。 (価値はそれぞれの方が決めればよいのですが。)

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ポイントとしては

・これまで、過去20年間にわたり石川直樹が世界各地で撮った写真の数々を一堂に見ることができる。
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・石川直樹が綴ってきた言葉の断片に触れることができる展示となっており、彼の写真だけでなく、本、エッセイが好きな人も楽しめる展示になっている。写真の向こうにある石川直樹の思考に触れることができる。
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・動画も見ることができる。K2やエベレスト登頂のドキュメントはかなり面白い。淡々とした石川直樹の語りも良い。
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・石川直樹の部屋、と題された展示では、彼が実際に長年使用してきた装備や道具、蔵書などの私物や若い頃の写真まであり、彼の活動を長年追いかけてきた人や、彼の道具の本を読んだ人たち、自らも登山をするという人たちにとって、堪らないコーナーになっている。細かいものも置いてあるので、持ち帰る人がいないか少し心配。いろいろ書きましたが、その面白さは訪れた人だけが解るもの。ぜひ、行かれてみてください。

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福岡市中央区唐人町のとらきつねにおいて、9月22日・24日・29日・30日の4日間にわたり、写真家・石川直樹さんによるワークショップ写真学校が開催されます。
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座学、写真集のレビュー、ポートフォリオレビューなどの内容から、「写真のことに詳しくないのですが、大丈夫ですか?」というお問い合わせが複数届いていますが、大丈夫です。

世界最年少の七大陸最高峰登頂などの実績から、いまだに探検家・冒険家としての印象が強い方も多いと思うのですが、石川さんが旅をして、現地で写真を撮るのは、それ自体が目的というよりは、自分の足とカメラというフィルターを通して、世界と自分との接点を見出す手段であると感じます。

今回、石川さんの体温を感じる近い距離で、石川さんが写真を通して何を見ているのか、ということを実感していただきたいと思います。
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そして、9月30日(日)の石川直樹&津田直 という東京でも実現していないスペシャルな対談は、とらきつねBASEにて9月17日(月)の午前10時から第2期販売を行います。前回は数時間で完売したチケットですので、お見逃しありませんように。

・・・

石川直樹 ワークショップ写真学校

講座としては以下のような内容を予定しています。

①座学
・・写真に対する理解を深めるための石川さんによる講義。写真の歴史や知っておいてほしい写真家の作品について、写真そのものについての話等。

②写真集のレビュー
・・気になる写真集や写真関連の書籍を持ち寄り、感想を共有しながら写真に対する理解を深めます。写真家の作品集だけではなく、アイドルの写真集やファッション誌など、自分が「写真」だと思っていて気になるものを持参してください。

③ポートフォリオレビュー
・・参加者一人ひとりが撮った写真(20枚以上)を石川さんが見て講評します。毎回、希望者のみ行います。他の人の写真を見たり講評を聞いたりすることも学びになります。

参加者に毎回持参してもらうものは
①20枚以上の写真プリント(サイズは問いません)
②自分がいま気になっている写真集(何冊でも)です。

これらの学びを通して、一人ひとりの写真が新しい光を帯びてゆくような、そんな機会になればと思います。写真を始めたばかりの初心者からプロを目指す方、現役のプロの方まで、年齢を問わずご参加いただけます。カメラについても、一眼レフでなければならない、というような制限はありません。写真というメディアを通して、石川直樹という知性に触れてみたいという方の参加もお待ちしています。

さらに、9月30日(日)の18時からは、石川直樹+津田直 というふたりの写真家によるトークイベントを開催します。
こちらも九州初の開催です。

*参加できない日がある方のご参加も受け付けますが、その場合に料金の割引等はございません。
*キャンセル不可です。

〇開催場所 福岡市中央区唐人町1-1-1成城ビル1Fとらきつね
〇講義料 一般32,000円 学生18,000円 (定員20名)
〇トーク参加費 一般3,500円 学生・ワークショップ参加者2,000円 (定員30名)
〇前売チケットのご購入方法
(1)とらきつねBASE(オンライン)で購入https://torakitsune8.thebase.in/
(2)とらきつね店頭で購入福岡市中央区唐人町1-1-1 1F(092‐731-0121)
(3)ALBUS店頭で購入福岡市中央区警固2-9-14(092‐791-9335)



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by terakoyanet | 2018-09-15 23:59 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)
2018年 07月 21日

今日は宗像堂さんのパンの日!

今日は、沖縄・宗像堂さん、酵母パンと黒糖カトルカールの販売(13時~)が行われます。
夏だからこそ、沖縄の大地のエネルギーがつまった宗像堂のパンがおすすめです。

沖縄・宗像堂のみかさんより、明日のとらきつねでのパンと黒糖カトルカールの販売のお知らせが届いています。石窯生まれのパンの香りがそのまま伝わってくるような言葉に、胸が躍ります。


21日土曜13時から福岡唐人町の『とらきつね』さんで宗像堂のパンと黒糖カトルカールの販売があります。

写真は黒糖カトルカール。九州産小麦、国産バター、きび糖、諸見里さんのこだわり卵を使ったパウンドを黒糖、メイプルシロップなどで作られた濃厚な蜜に沈め、表面はザクッとした食感、中はしっとりとした仕上り。手土産にも喜ばれています。

今回は黒糖チーズパンも!
伊江島産黒糖入りのほんのり甘い生地にステッペンチーズを包みました。お子さんにも人気のパン。

読谷村の海の見える畑でとれた麦を使った読谷食パンや読谷カントリーブレッドは全粒粉入りの生地が香ばしい。毎朝食べたいシンプルで味わい深いパン。

黒糖食パンは、この食欲が落ちる時期の強い味方、サワークリームやヨーグルトをのせて。

夕食前のビールには、ドライトマトとカシューナッツのフォカッチャをおつまみにして♡

ローズマリーと島ザラメがのったサブリナ、黒糖の生地にくるみレーズン、フレッシュなバナナがコロコロ入ったバナナコクルレは、冷たく冷やして、スライスしたものにヨーグルトをかけて食べても!!

そして、黒糖あんぱんは小腹がすいた時の頼もしい助っ人!

福岡の皆様、7月8月と続く暑さを、心と身体にいいもの食べて乗り切りましょう。宗像堂のパンでエネルギーチャージしてくださいね〜^_^


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下は宗像堂さんの本『酵母パン宗像堂』に登場する、宗像堂のパンを愛する甲本ヒロトさんの写真。ファンの人が泣いて喜びそうな写真(撮影 伊藤徹也さん)がほんとうに神々しいほどに素晴らしくってもったいなくて、こうやって画像をあげてもよいものか…と躊躇しながらも、紹介したくてあげてしまいました。

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宗像堂さんには、数日前には小田和正さんも来訪。ほんとうにみんなに愛されるパン屋さんです。

愛される理由は、パンを食べたらわかります。

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by terakoyanet | 2018-07-21 07:50 | とらきつね | Trackback | Comments(0)
2018年 07月 03日

写真家・津田直さんのトークイベント「僕の生き方、写真家としての今」を開催します。

今年、太宰府天満宮での写真展「辺つ方の休息」、三菱地所アルティアム(天神イムズ)での写真展「エリナスの森」など、福岡に住む私たちに、異国(フィンランド・リトアニア)の親密な世界を魅せてくださった写真家・津田直さんのトークイベントをとらきつねで初開催いたします。

今回は2部構成のトーク。

第1部では、津田さんに、自らのこれまでの生き方を振り返る話をしてもらいます。
美術館でもギャラリーでもないとらきつねで津田さんがお話しをするのですから、そこには「何か」があるわけです。

今回のイベントを開催するにあたり、津田さんから様々なお話を伺いました。津田さんのこれまでの道程は一筋縄ではないものでした。心の内に大切な何かを抱えたままサバイバルする津田さんの少年時代に、私は脳天を撃たれました。
これは皆さんに話を聞いてもらわねば、そう思い、写真家・津田直にアップグレードされる前の津田さんのことを話してくれるよう、お願いしたのです。

第2部では、津田さんに写真について話していただきます。いろいろな写真を見るのではなく、ある1枚の写真が津田さんによってどのように撮られ、どのように作品になるのか、そして私たちはその写真をどのようなふるまいで見るのか。もちろんそこに一定の正解があるわけではありません。写真というツールで世界と向き合ってきた津田さんが語る写真は、そのまま世界の話、私たちの話になってしまう、その必然にワクワクと胸を躍らせてほしいのです。
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津田直「僕の生き方、写真家としての今」 
7月21日(土) 開場16:40 開演17:00

第1部 知っている世界 < 知らない世界 17:00~18:20

第2部 一枚の写真からつないでゆく 18:30~20:00



〇参加費 
[前売券]
3,000円/学生1,500円 (1部・2部共通/学生の方は予約時にお申し出の上、学生証を持参してください。学生券は店頭販売のみ。)/小学生以下無料
[当日券]
3,400円/学生1,800円(*満席必至のイベントです。完売により当日券が出ない可能性があります。)


〇チケットのご購入について
(1)とらきつねBASEにてご購入(チケットレスシステムです。メールにて予約番号をお伝えしますので、当日お名前と併せてお伝えください。)
(2)とらきつね店頭でお支払い・ご購入
*一度ご購入いただいたチケットの払い戻しはできかねます。ご了承ください。
*(1)(2)のお支払い方法がどちらも不可能な方だけ、お問い合わせフォームよりお知らせください。

[会場詳細]
福岡市中央区唐人町1-1-1成城ビル1F とらきつね


〇津田直 プロフィール
写真家。1976年神戸生まれ。世界を旅し、ファインダーを通して古代より綿々と続く、人と自然との関わりを翻訳し続けている。文化の古層が我々に示唆する世界を見出すため、見えない時間に目を向ける。2001年より多数の展覧会を中心に活動。2010年、芸術選奨新人賞美術部門受賞。大阪芸術大学客員教授。主な作品集に『漕』(主水書房)、『SMOKE LINE』、『Storm Last Night』(共に赤々舎)、『SAMELAND』(limArt)、最新作に『Elnias Forest』(handpicked)がある。
http://tsudanao.com
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今年開催された津田直さんの写真展、三菱地所アルティアム「エリナスの森」、太宰府天満宮文書館「辺つ方の休息」、行かれた方も多いと思います。

私もどちらの展示にも出かけたのですが、本当に素晴らしかったです。
身体が別の世界に赴いてしまう、特別な感覚がありました。

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今回のトークイベント、写真に興味がある人だけでなく、面白い大人に、不思議な魅力をもつ大人に会ってみたい方、全てにお勧めいたします。7月3日現在、お席にさほど余裕がありませんので、お早めにどうぞ。




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by terakoyanet | 2018-07-03 20:42 | 行事・イベント | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 21日

今日は春うららマーケット

今日は雨の中ですが、春うららマーケットが開催されます。

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今年も「春うららマーケット」が春分の日の3月21日(水)に開催!今年は沖縄から宗像堂さんがお越しになり、販売とトークライブを開催します。ミックコメルシーさん+花屋マウンテンさんの春喫茶もオープン。たくさんの出店者、出品者の方々と、皆様のお越しをお待ちしています。(トークに「くらすこと」の主宰、藤田ゆみさんのゲスト出演が決定しています。)

12:00-16:00 春うららマーケット
17:00-18:30 トークライブ1部 『酵母パン 宗像堂』出版記念トーク (宗像誉支夫・宗像みか)
19:30-21:00 トークライブ2部 発酵的子育てのすすめ(宗像誉支夫・宗像みか・鳥羽和久) 


☆春うららマーケット 12:00~16:00(敬称略

[出店]
organic oyatsu 研究所
おむすびひばり
ゴマカフェマルニ(ごまだれや02maruni)
Hayashi(母野思)
福岡おもちゃ箱
Mic comercy(ミックコメルシー)
宗像堂
とらきつね

[出品]
adansonia(アダンソニア)
COOKLUCK(広沢京子)
HAKUSEN(ハクセン)
ミツル醤油

[花と植物]
花屋マウンテン

*お店は決まり次第、随時追加されますので今後もチェックしていただければと思います。


☆トークライブ1部 17:00~18:30
『酵母パン 宗像堂』出版記念トーク  

昨年末に小学館から『酵母パン 宗像堂 丹精込めたパン作り 日々の歩み方 』(写真 伊藤徹也 ・ 文 村岡俊也)が発売になりました。宗像堂さんを約10年前から撮り続けている写真家の伊藤さん、宗像堂さんのパンに溢れる思いをいだくライターの村岡さん。そして、麦農家の当真さん、作陶家の大嶺實清さん、ロックミュージシャンの甲本ヒロトさん、デザイナーの皆川明さん。宗像堂が大好きな人たちが集まってつくられた宗像堂さんの本。これほど幸福に包まれた本がいかにして生まれたかお聞きしたいと思います。そして、昨年末に『宗像発酵研究所』を創設した宗像さんが、日々、石窯と、パンと、発酵と、どう向き合っているか、お話を伺いたいと思います。きっとわくわくする時間になると思います。

◇日時 3月21日(水・祝)17時(開場は16時40分)
◇場所 とらきつね(福岡市中央区唐人町1-1-1)
◇料金 2,200円
(1部・2部共通は3,500円)

◇申し込み方法
*申込みの際には1部・2部のどちらに参加するかを明記してください。
①FBのとらきつねページへメッセージ ←可能な方はこれでお願いします。
②とらきつね(092-731-0121)に電話(*但し営業時間内のみ)
③唐人町寺子屋HPのお問合せフォーム(http://my.formman.com/form/pc/bzDGovvrrWXWHS7P/)からメッセージ
④店頭でお伝えいただいてもかまいません。

*前日・当日のキャンセルはご遠慮ください。連絡なしのキャンセルの場合、今後のイベント参加をお断りいたします。ご了承ください。


☆トークライブ2部 19:30~21:00
発酵的子育てのすすめ(宗像誉支夫・宗像みか・鳥羽和久

沖縄の宜野湾で地元の子どもたちと「沖縄サドベリースクール」を運営する宗像誉支夫さん、宗像みかさんのおふたりと、3月16日に『親子の手帖』(鳥影社)を出版する、とらきつねの代表であり、日本航空高校唐人町校の校長、唐人町寺子屋の塾長である鳥羽和久とのトークイベントです。発酵と子育ては似ている。そんな話になる予感がします。
楽しい話だけでなく、すこし苦しい話も出てくるかもしれません。でもそれも含めて、参加者の方に小さな幸せの気持ちを携えて帰っていただけるような時間になればと思います。

◇日時 3月21日(水・祝)19時30分
◇場所 とらきつね(福岡市中央区唐人町1-1-1)
◇料金 2,200円
(1部・2部共通は3,500円)

◇申し込み方法
*申込みの際には1部・2部のどちらに参加するかを明記してください。
①FBのとらきつねページへメッセージ ←可能な方はこれでお願いします。
②とらきつね(092-731-0121)に電話(*但し営業時間内のみ)
③唐人町寺子屋HPのお問合せフォーム(http://my.formman.com/form/pc/bzDGovvrrWXWHS7P/)からメッセージ
④店頭でお伝えいただいてもかまいません。


○宗像誉支夫(むなかた・よしお)
1969年、福島県郡山市で生まれる。大学院での微生物研究、陶工(與那覇朝大に師事)を経てパン職人へ。現在、石窯天然酵母パン 宗像堂主宰、サドベリースクール理事。2017年11月に宗像発酵研究所を開設。同年12月には、宗像堂と縁深い人々(皆川明・甲本ヒロト・当間嗣平など)が言葉を寄せた『酵母パン 宗像堂』(写真・伊藤徹也|文・村岡俊也)が小学館から発行される。

○宗像みか(むなかた・みか)
沖縄民謡のコーラスグループ、ネーネーズのマネージャーをするために沖縄に移住。結婚妊娠を機に退職、夫が研究職から陶工を経てパンを焼く人となったため、二人で天然酵母、石窯焼きのパン屋「宗像堂」をオープン。2017年には宗像発酵研究所を開設。また、5歳から18歳までが通う、沖縄サドベリースクールの創立に関わり、現在は運営メンバー。

○藤田ゆみ(ふじた・ゆみ)
大阪生まれ。くらすこと主宰。ケアワーカーとして特別養護老人ホームに勤務した後、編集プロダクションに転職。その後、ライフスタイル系カルチャー誌の編集部を経て、旅の生活スタイル提案マガジン『PAPER SKY』の立ち上げに副編集長として参加。出産と子育てのため一時仕事を離れ、 2005年、自らの子育ての日々を通し「子どもと一緒のスローな暮らし」と「わたし自身のものさしを見つける」をテーマとした“くらすこと”の活動をはじめる。15歳の長男を筆頭に、11歳、8歳、3歳、0歳の5人の母。著書に『子どもと一緒にスローに暮らす おかあさんの本』(アノニマ・スタジオ刊)。

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春うららマーケットでは、アダンソニア @adansonia_7 さんの焼き菓子が販売されます。「春のお菓子箱」はすでに予約時点で完売となっていますが、当日届く焼き菓子のほうは、予約なしでお求めいただけます。(ただし数に限りがありますので完売の際にはご容赦ください。)

現在、有り難いことに、パンやお菓子のお取り置きのご相談が多数届いておりますが、どの店舗も少ない人数で対応しており難しい状況であることをご了承ください。

春うららマーケットは12時開始です。今年もよい時間が流れる1日となりますように。

・・・・

21日は、とらきつねさん(福岡唐人町)にて焼き菓子販売いたします。
@torakitsune
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ご予約頂いた春のお菓子箱も、一緒にお届けいたします。
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マスカルポーネテリーヌ
キャロットケーキ
抹茶のフォンダン
きなこのテリーヌ
春のケーキ/金柑とホワイトチョコレート
春のマフィン/ピスタチオとイチゴ
仕入れによって少し変更になる場合がございます。
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春うららマーケットでは、熊本・合志から、Hayashi(母野思)さんが出店されます。Hayashiさんのクッキーはとらきつねで常時取り扱いさせていただいていますが、マーケットにご出店いただくのは初になります。今回はイベント限定のかわいいミニサイズもお持ちいただけるとのこと。
料理家の細川亜衣さんも熊本でイチ押しのお土産に選ぶHayashiさんのクッキー。動物性の原料を使っていないのに、こんなに美味しいなんて。そうやってきっと驚きますから、まだ未体験の方はこの機会にぜひ。林那美さんも気持ちのいいとっても素敵な方です。


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春うららマーケットで宗像さんたちにお会いになる皆さま、『酵母パン 宗像堂』(小学館)は読まれましたか? 私は発売と同時に購入して、そのあと忙しさにかまけて、一部を読んで「スゲー!」となったあと、そのままになっていました。私は宗像堂さんのパンの美味しさを知っている、と自分勝手に思っていて、だから宗像堂さんと繋がっているという確信みたいなのがあるんです。そのせいで、宗像さんのことはわかっている、というような安心感があったのか、本から新たに情報を得ようという考えが閃いていなかった。だからこの本はまだ私のものになっていませんでした。

でも今回、宗像さんたちとお話をすることになったので、昨夜から再度がっつり本と向き合ってみたのです。そうすると、目から鱗でした。この本に載っていることは、決して情報という言葉に還元できない生命の迸り(ほとばしり)そのものであり、波動そのものでした。この本はただのパンのレシピ本ではないし、かといって単に宗像誉支夫という人物のプロフィールを紹介するものでもない。躍動する写真のせいもあって、もっと大切な物語の紡ぎが波紋のように広がっていくのが見えるのです。本を読み終えたいま、ますます明日の宗像さんたちとのおしゃべりが楽しみでしかたがありません。(*トークイベントは要予約です。)

前置きが長くなりすぎてしまいましたが、明日販売するパンは以下の通りです。明日は、宗像誉支夫さん、宗像みかさんから直にパンの説明をしてもらうこともできますから、ワクワクとご来店ください。

・ローズマリーと黒潮源流塩のフォカッチャ
・サブリナ
・黒糖あんぱん
・バナナコクルレ
・黒糖山食パン
・角食パン
・くるみ&カレンズ
・読谷カントリーブレッド
・黒糖シナモンロール
・読谷山食パン

パンのことや、いっしょに小麦を育てている当真さんのことなど、ぜひ直接聞いてみてください。


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春うららマーケットでは、鳥取のHAKUSEN(ハクセン)さんからも美味しいものが届きます。
いつもの2倍の焼き菓子が届きますから、いままで買い逃してきた方々も、この機会にぜひお求めください。初めて食べた人たちは、もう美味しすぎて、何これ!?と驚かれます。それを見たり聞いたりするのがとても楽しいです。スコーンはぜひリベイクしてお召し上がりください。

今回HAKUSENさんから届くものたち
・塩チョコマフィン
・地粉スコーン
・濃厚チョコブラウニー
・ココナッツマカロン
・チョコチップクッキー
・ハーブコーディアル

HAKUSENさんお菓子には幸せな優しさと美しさがあり、そういう繊細なものたちを訪ねてくださるお客さんたちと共有することが、私たちの喜びです。


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桧原のシュタイナー教育、オーガニック・フェアトレード商品のお取り扱いで知られる福岡おもちゃ箱さんも、昨年に引き続き出店いただきます。

季節のハーブティー
オリーブオイル
木製小物
みつろうクレヨンやみつろう粘土
フェアトレードチョコレート

新学期の入学、入園、就職祝いなどにふさわしいアイテムや、花粉症対策に人気のネトルティーなどの季節のハーブティー、上質のオリーブオイルなどの販売が行われます。お買い物をぜひお楽しみください。

福岡おもちゃ箱さんのほうでもお知らせが上がっていますが、桧原の店舗でとらきつねの鳥羽の著書「親子の手帖」の予約販売(+水曜のマルシェで販売)が行われています。(『親子の手帖』は現在、Amazonランキングで「親子関係」新着部門など3カテゴリーで1位、2カテゴリーで3位と好調な売り上げです。)本をお買い上げの際は、ぜひ、おもちゃ箱さんでお求めください。

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春うららマーケットでは、Mic Comercy 春喫茶 がオープンします。ホットコーヒー、アイスコーヒー、自家製ジンジャーエール、ホットジンジャー、オレンジジュースなどのお飲み物や、フルーツケーキなどをお楽しみいただけますので、ぜひお出かけください。
写真は昨年のカフェのようす。素敵ですよね。今回も花屋マウンテンさんにお花と植物をお願いしていますが、きっと今年は全く違う表情のカフェになるような気がします。1日限定のめくるめく世界をぜひご堪能ください。


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春うららマーケットでは宗像堂×ミナペルホネンの「ミナムナバッグ」(カーキとベージュの2色)を限定販売します! 昨年はパンとセットの販売でしたが、今年はバッグとパンは別々の販売となります。(完売の際にはご容赦ください。)ミナの皆川さんと宗像さんは、宗像堂の紙袋やバッグを一緒に作っていますが、先日出版された『酵母パン 宗像堂』の中で、皆川さんはそのときのことをこんなふうに話しています。
「落書きみたいにして描いていたんだよね。それを気に入ってもらえたのかな。パンのシェイプがすごく魅力的だったから、自分でドローイングしてたのを紙袋にしても面白いっていう話になったんだろうね。」
皆川さんと宗像さんは沖縄で偶然に出会い、たまたま紙袋やバッグをいっしょに作ることになった。その自然な流れがとても面白いですよね。その自然さが、このバッグデザインの曲線にあらわれているようで、だからこそこんなに魅力的なんだと思います。

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春うららマーケットに届くアダンソニアさんのお菓子、あらためてお伝えいたします。去年の春うららマーケットでは、雨の中お並びいただいた方にしか行き届かなかったアダンソニアさんのお菓子。今回はより多くの方に届くようにと、事前に「春のお菓子箱」のご予約を受付させていただき、それとは別に、当日用のお菓子もたっぷり用意していただきました。私にとってアダンソニアさんのお菓子は、見た目の鮮やかさ、そして口に含んだときの驚き、そういったものを含めて、まるで頼もしい芸術作品を観るような味わいを感じさせるもので、特別な存在です。アダンソニアさんの春の風を皆さまに感じていただきたいと思います。
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明日、21日は
とらきつねさん(福岡唐人町)で焼き菓子販売いたします。
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春うららマーケット
12:00START
@torakitsune
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春のケーキ 金柑とホワイトチョコレート
春のマフィン ピスタチオ/イチゴ
きなこのテリーヌ
抹茶のフォンダン
キャロットスパイスケーキ
マスカルポーネテリーヌ
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定番のものと、春を詰めたもの。たくさんヤキヤキしました。おいしいものを抱えて、楽しいお喋り。夜からはトークイベントなど、盛りだくさん。とらきつねさんに入り浸ってしまいそうですね。是非お出かけ下さいませ。
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明日の春うららマーケットで、とらきつねは3周年(4年目最初の日)、母体の唐人町寺子屋は16周年(17年目最初の日)を迎えます🌸

この記念として、いままでに計1000枚近くを売り上げている、当店人気のとうじんポストカードの絵柄4種(大濠公園・地行浜・西公園・唐人町商店街、各M,L)をトートバッグにして販売いたします。今回の色パターンのバッグは個数限定となっています🌳


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おむすびひばりさんは春うららマーケットで、春のおむすびとして、菜の花のおむすびを出されますよ。もう画面から美味しさがほとばしっていますね!美しいです。明日はおむすびひばりさんの春のおむすびと、ゴマカフェマルニさんの春のお弁当がありますから、ぜひどちらもお見逃しありませんように。一番美味しいおむすびと、一番美味しいお弁当の競演、お楽しみください。


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COOKLUCKの広沢京子さんからは、柑橘カード(日向夏・はるか)、citrusシロップ(小夏・日向夏・ブラッドオレンジ・タンカン)が届きました! 天然の美味しさをぎゅっと絞った瓶の中身。美味しいよーとまるで発光してるかのように輝いてみえます。

雨の日ですが、皆さまがささやかな楽しみを見つける1日になりますように。

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かるべけいこさんのナチュラルケーキ3種、到着です。
今朝届いたばかりのケーキを見て、私たちは話していたんです。なんでこんなに輝いてるんだろうね。なんでこんなに見てるだけなのに感動するんだろうね。

そう、私たちはかるべさんのケーキを目の前にして、そのなんとも言えない佇まいの前で、思わず感動の言葉を口にしたのです。かるべさんの手にかかると、自然のものがなぜ輝き出すのか。もう、かるべさんの念みたいなものが、そこに吹き込まれている、そう考えるしかない、そんな結論に至った朝でした。

それにしても、今日は盛りだくさんすぎます。


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春うららマーケットなのに雨、昨年も雨だったので、昨夜まで残念な気持ちだったのですが、花屋マウンテンさんが今日の会場に「春うらら」を連れてきてくださって、一気に心に春の花が咲きました。もったいないのではっきりとした写真は載せられませんが、今日のとらきつねでは花見ができますよ。Mic Comercy の春喫茶は、花見茶屋に。きっと会場に来た全ての方の心にも春の花が咲きます。雨の中、来てよかった、確かにここに春があった、そう感じていただけると思います。繁森さん、そしてお手伝いしてくださった女性のスタッフの方、みんな感動していますよ。ありがとうございます。マーケットは12時から16時までですから、お間違えのありませんように。





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by terakoyanet | 2018-03-21 08:36 | とらきつね | Trackback | Comments(0)
2017年 12月 14日

2017年のとらきつねのイベントがすべて終了しました。

昨夜の中島義道さんをお招きしたトークをもちまして、とらきつねで開催される2017年のイベントが全て終了いたしました。ご参加いただいた皆さまに改めて感謝申し上げます。


来年も、すでにいくつかのイベントが決まりつつあります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


今日はおむすびひばりさんがとらきつねに。そして明後日の土曜日は沖縄の宗像堂さんの最後のパン販売の日。おむずびひばりさん、宗像堂さんとの出会いも、今年のとらきつねにとってとても、とても、大きな宝物です。


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写真左上より→
★ミックコメルシー藤野さん・花屋マウンテン繁森さん(春うららマーケット[3月])
★城慶典さん・かるべけいこさん・野中元さん(食を生業にすること[3月])
★寺尾紗穂さん(寺尾紗穂「たよりないもののために」レコ発ライブ[8月])
★かるべけいさんと参加者のみなさん(かるべけいこ野菜料理教室[6月])
★尹雄大さん(心を込めるのは半分くらいでちょうどいい~これからのコミュニケーション[6月])
★中島義道さん(「差別感情を哲学する」[12月])
★石川直樹さん(石川直樹トークライブ「地球を旅する」[10月])
★リボンヌ手芸部FUKUOKAさん主催のイベントより(コラージュ・クリスマスオーナメント ワークショップ[11月])
★東浩紀さん・山内泰さん・古賀徹さん(東浩紀『ゲンロン0 観光客の哲学』刊行記念読書会@福岡[7月])



誤解がないようにお伝えしておきたいのですが、本校では、当校の知名度を高めたり、話題性を振りまいたりするためにイベントを開催したりしているわけではありません。むしろ、学習塾というのは勉強を教えさえすればいいし、社会性や道徳について語り出すような塾はかえって信用ならないとさえ思っています。


では、なぜこんな余計なことをしているのかと言えば、それはいろんな状況を抱えた子どもと親がいるからです。迷いなく勉強を頑張ることができる子たちはいいのです。学校が楽しい子たちはそれだけで充分です。彼らは環境さえ与えておけば、ほっといてもすくすくと生きる力を伸ばしていきます。豊かな感受性を羽ばたかせてキラキラとした生を満喫する彼らを、私はいつも胸を熱くしながら眩しいものを見る目で眺めています。


でも、一方で、そうでない子がいます。彼らは一本だけ引かれた既存のレールを外れてしまえば、自分の存在が無に帰してしまうという恐怖に怯えています。世間に馴染まない自分の属性に対し、否定感情を募らせています。だから、そのレールから外れても大丈夫、不安で生きづらいのはきっとあなただけではないし、世の中はこんなに広くて自由なんだ、いろんな選択肢があるし、何なら選択しなくたって生きていける、そのことを彼らに垣間見せることができればと思ったのが、このようなイベントをするようになりました。そんなこんなで、彼らが通う教室のすぐそばにとりあえず不思議なものが転がっていればいい、そうすれば、匂いに引き寄せられて、必要な人が必要なものと出会うだろうと思い、店やイベントを運営するようになりました。


昨日、お店でミツル醤油さんの醤油を買ってくれた中島義道さんが、いたずら子っぽく私に言ってきました。

「鳥羽さん、醤油売るようなことになるなんて、思わなかったでしょう。でも、そうなるんだよね。」

関係のなさそうな、子どもの勉強を教えることと、醤油を売るということの連関の必然を、中島さんはすぐに見抜いてくださった。私はとてもうれしかったです。



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by terakoyanet | 2017-12-14 16:06 | とらきつね | Trackback | Comments(0)