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先日こちらでご報告した石川直樹さん講演の感想、たくさんの方にご覧いただきました。

今日は、同じく今年の合宿で講演が行われた文化人類学者の磯野真穂さんの講演を、子どもたちの感想と共に振り返りたいと思います。

磯野真穂さんは、講演前日にTwitterにて

明日9日、 鳥羽和久さん @tobatoppers の学習塾「唐人町寺子屋」で中学生向けの文化人類学の授業をさせてもらうことになりました。こちらはその前振りとして作ったスライドです。

とことわりを入れた上で以下の内容を投稿され、本校生に向けた講演の内容をチラ見させてくださいました。(そしてこの投稿がバズっていました。)


磯野さんは子どもたちの心を掴んでしまう人、そんな気がしていたのですが、想像以上でした。遠隔(ZOOM)で行われた講演は、中1・2と、中3のそれぞれで内容の異なるものでした。

磯野真穂さんの講演 サマー合宿(中1・中2)& 夏合宿(中3)_d0116009_14215218.jpg



以下に、子どもたちの感想の一部を掲載します。子どもたちの感想を読んでいただくだけで、磯野さんが子どもたちに伝えたかったこと、伝わったことを読み取っていただけるのではないかと思います。
中1・中2生と比較した受験生である中3生たちの感想の「深化」具合も楽しんでいただけたら。

みんな長文を書いているので、全員分を紹介できないこと、内容を抜粋していることをご了承ください。



自分が思っている普通と、相手が思っている普通が違うなって思う場面に遭遇したことがあるので、磯野さんが言った「居心地が悪い」ってことにすごく共感した。日本の常識と他国の常識がぜんぜん違うことを知って、常識って文化によって異なるって言ってたけど、じゃあ常識ってことばがなんで生まれたのかな(笑)って思いました。常識って言葉がないのもだめだけど、1人1人の普通が存在するから、非常識もだめだけど、1回常識をすててみたいなと思った。(中2Y)


私は、よくお母さんに「勉強しなさい」と言われます。勉強しようとして机にむかうと、「はぁ~、やりたくないなぁ~」とついやる気をなくしてしまいます。自分のやる気がなくて、勉強をやらないわけだけど、やっぱり、やらなすぎると不安になります。「自分ってできないのかな」とか「どうやったらやる気になれるのかなぁ」と考えても、あまり答えが出てくることはありませんでした。でも、磯野さんの話の中で、やる気がないのは人間である証拠、いつもやる気があるのはロボットだけ、という言葉を聞いて、すごく気持ちが楽になりました。でも、勉強はしないと伸びないし、最近「やろう!」という気持ちになってきたので、毎日コツコツがんばろうと思います。磯野さんの話は、分かりやすく、とても面白かったです。クイズがちょこちょこあったので、参加しているという実感がすごくわいて、たのしい時間がすごせました。磯野さんの本も読みたいです♪(中2H)



現代のモデルやアイドルがとてもやせていて、多くの人が劣等感を感じていて、少し太っているだけでSNSなどでけなされる。この講演を聞いて「もっと広くまわりを見てみなよ!」と文化だけで決めつけている人に言いたくなった。学校にある暗黙の了解のようなものにも似ているなと思う。おそらく私たちは「決めつける文化」という檻の中にいて、その檻から出ることで新しい世界が見えてくるのかなと思った。(中2N)



私もちょっとしたことだけど、友達の言っていることに「ん?」と思うことがありました。今までは、「それが普通なんだ」とか「いつかそう思うようになる」と思っていたけれど、今日話を聞き、磯野さんのように、自分に共感してくれる人を自分で見つけに行こうと思えるようになりました。(中2K)



歴史・社会・学問によって文化が地域で違い、どれが良い悪いではなく、その地域の文化をみとめていくことが大切だと思った。また、最近、文化が社会によって変わっていっていることがわかった。磯野さんが問題を出してくれて、文化のルールが違うことが実感できたし、今まであたり前と思っていたルールも他の地域ではあたり前ではないことがわかった。友達と話し合ってとても楽しかったです。問題を出してくださって、私たちが楽しめるような講演でとても楽しい時間でした。ありがとうございました。(中2O)



文化人類学と聞いて、原始人など昔の人の歴史に関する学問だと思ったが、世界の文化の違いに前向きに取り組む学問で、話を聞いていると、当たり前の右、左の方向指示なども文化の違いで変わってくると聞いて、人が作る文化の力はすごいなと思いました。
磯野さんとは直接会ったわけでもないし、磯野さんの過去を知っているわけでもないけど、学生時代のときは、居心地が悪かったと聞いて、本当かな?と思うほど明るく楽しく生きていそうな人で、文化人類学と出会ってたような考え方を持った人は、物事をポジティブに考えるというか、色んな視点で見ることができる人はとても楽しそうに生きていると思いました。多様な考え方をもっている人は幸せに生きれると感じました。僕は、これからの出来事を色んな目で見て、たくさんの思い出や記憶を笑顔で楽しい日々だったと思えるよう、これからたくさんの経験をしたいと思いました。(中2H)



文化が違うということはいろいろ知っていたけれど、それをなぜそのようになっているのかを考えたりできて楽しかった。びっくりしたことは、それを考える「文化人類学」という学問もあるんだと知っておどろいた。国の文化の違いもあるけど、自分と周りの違いもあるんだなと知った。
居心地が悪いことや気に食わないことも、自分が悪いのだけではなく、自分を取り囲んでいる「当たり前」の文化のずれなんだと知れて少し楽になった気がした。自分もいろんな文化を考え、また、いろんな人と共有したいと思った。(中2K)

磯野真穂さんの講演 サマー合宿(中1・中2)& 夏合宿(中3)_d0116009_14461558.jpg


僕は今日、初めて「文化人類学」を知りましたが、今まで僕が感じてきた事と一致したような気がしました。日本の昔からある文化が、今になって根強く残っていることは、良い部分もありますが、外国から見ると悪く見えてしまうことは、他国については気づけても、自国に対しては何とも思わないことが多いと感じました。自国の文化を大切にすることも必要ですが、文化を見直して、どうしてこのような文化ができたかを考える必要があると思いました。(中2M)



文化人類学。私たちから見ると、不思議だなと思っていても、他の国から見ると、おかしかったり残酷だったりすると分かった。文化や伝統の違いで、今に居心地の悪さを感じることがある。その感じを共有してくれる人を見つけることで、楽になる。強く共感してくれることで、安心したりする。今の日本では、周りがこうだから、私も同じようにしないと。
周りにまどわされず、自分の意志も大切にしていきたいです。(中1U)



文化人類学という学問は、評価する学問ではなく、なぜそのような文化なのかを考える学問ということが特に知れてよかった。私は、性別で生き方が決められるというのはかわいそうだなと思うし、もし自分がそうなったらいやなので、文化人類学の考えはいいなと思ったし、おもしろいなとも思った。文化によって違う考え方が知れたことがおもしろいと思ったし、あれがいい、これがいいと、いろいろな生き方があるということも発見できてよかったなと思えた。(中1M)



今日は、文化人類学について、くわしく知ることができた。文化の関係で、いろいろなことを思っている人がいると初めて知った。人によって感じることや思うことがちがい、差別があり、文化を考え直していかないといけないと思いました。ぼくはそういった事を感じたことはないので、気持ちは分からないけれど、内容はよく分かりました。文化の違いで、人がいやだと思うことや、その他いろいろな話を聞けてよかったです。(中1U)



文化人類学というのを初めて聞いて、驚きました。なぜかというと、自分があたりまえだと思っていたのが、他の国では考えが違ったり、反対に、他の国の「あたりまえ」が、自分では違ったりしていたからです。なので、日常生活でも、これはおかしいと決めつけるのではなく、なぜそのようになるのかを、そのこの生活の特徴や、そこの人たちの方法を見つけ、おかしいと思うのではなく、そのことを尊敬して関わっていきたいです。(中1S)



磯野さんのお話を聞いて、私はあまり同情することはないと感じていたので、やっぱり人が思うことは人それぞれなんだなと思いました。私はけっこう自由な性格で、文化に興味をもったりしないから、ここで初めて向き合った感じがしました。磯野さんがとてもおもしろくて、友達になりたいと思いました。また、磯野さんは正直で、自分の過ちもたくさん話してくれて、そういう性格にとてもあこがれを持ちました。しかも自分の経験からのお話しだったので、説得力があったと思います。
文化で居心地が悪くなるのは、自分が悪いわけじゃなくて「当たり前」が悪い。だから自分の考えを共有することが大切というのが1番心に残りました。(中1N)



磯野さんは、中学生、高校生の時に、何も夢もなくても将来たくさんできることがあったりするから心配ない、やる気がなくても大丈夫など、人生についていろいろなことを聞いて、自分に少し自信というか、勇気が出ました。
外国(他国)と日本では、文化も男女の差も全く違ったりすることを明らかにしていく文化人類学は初めて聞いたし、最初は謎だったけど、聞いていくうちに、もっと知っていきたい!もっと謎を見つけていきたい!と思い始めました。そして、居心地の悪さを解決できて共有していける人を見つけていきます。そして、居心地の悪さを感じる人を助けていけるようになりたいです。(中1A)



すごくフレンドリーな方で面白かった。また、一つ一つ質問してくれた事が、考えてみれば分からなくて、不思議な事がたくさんあったけれど、しっかり考える事ができて良かったです。今度から、おかしいと思うのではなく、ちょっと立ち止まって考える事が大切だなと思いました。
特に、なぜやせている方が美しいと思うのか、という質問が心に残りました。考えてみるとなんでだろう?と思う事も多く、でも、深く掘り下げて考える事によって、本当の文化人類学というものを学べた気がします。(中1M)



普段考えたり、疑問を持ったりすることがないようなことを考えるいい機会になったのでよかったです。私は、やせている方がいいなど、そういうことは、だれかが言ったら、みんなと同じがいいから、自分も合わせようとして、普通になってしまっているんだと思います。私は正直にやせている方が良いと思ってしまいますが、今日の話を聞いたことで、少し考えが変わったので良かったです。
私は今日のお話しの文化人類学のように、物事に疑問を持って色々な角度から見ることで、もっと知れると思いました。
「好きなことがなくても大丈夫」「やる気がなくても大丈夫」
私はクラシックバレエを習っていて大好きだけど、他にもたくさんやりたいことがあるので、磯野さんが言っていたよう、好きなことがなくても良い。ということも思い出しながら、これから頑張って行きたいと思います。(中1U)



磯野さんの話を聞いて、私は、文化人類学ってなんだろう?と思って聞いていて、聞いているうちに、文化人類学をだんだん分かってきました。文化人類学は誤っていることを評価するのではなく、なぜそのような文化が存在するのかを聞いたり観察したりして明らかにします。自分が居心地悪い所にいたら、すぐ辞めたり、死にたいとかいう気持ちになったりするけど、逆の気持ちになってみたら、ずっとここで仕事したいという気持ちになるというように、みんなが同じ文化じゃないということを知れたのでよかったです。(中1M)



「文化」とは地域や人々にふんわりと共有されたルール=他の地域の人々から見ると奇異に見えてしまうことがある。自分が「あたり前」と思っていることは、人によって全く違う。他の人との「ズレ」を感じる。居心地の悪さ。
今日、磯野さんの話を聞いて、文化人類学というがくもんについて語ってもらって初めて、そんな学問がある事を知った。とてもおもしろい話を聞けてよかったと思う。それから、高校、大学といろいろ行くけど、これからもこの話を大切にしていきたいなーと思う。この話を家族にも聞かせたいなと思った。
磯野さんはとても明るくていい人だったので、またお話ししてほしいなーと心から思う。(中1H)



僕自身も中学で生活検査などで、個性を大切にするとか言いながら、なんで髪型とか長さが決められているのか、毎回疑問に思っていて、先生とかに聞いても、結局完璧な理由を先生たちも特に理解しておらず、言い訳を聞いているみたいだった。けど、磯野さんの話を聞いて、「なんだ、周りの文化が僕とずれていたんだ!!」と気付くことができた。はじめ文化人類学、どういうこと?だったのが、話の後、自分のもやもやを解決してくれたものに変化していて、とても身近なものになって、とても文化人類学を大変してみたくなった。
今日はとても自分のためになるようなお話をしていただきありがとうございます。おかげ様で中学でずっと疑問に思っていたことを自分なりに解決することができ、今日一日で文化人類学にとても興味がわいてきました。人生が楽しくなりそうです。文化による、変、おかしい、と思うのはなぜ?と考えるのが、文化人類学。(中1F)



中学・高校・大学でいろんな経験をつんできた磯野さんだからこそ、いろんな考え方があり、多くの人に反響が続いているんだと思います。
色々な例を示していただいて、分かりやすく、頭に入っていきやすかったです。世界では太っていた人の方が美しいのに、日本はやせている方が美しいと思われているという話では、みんなでいろいろなアイデアをだしあったのがおもしろかったです。日本は豊かになりすぎて、食の他のことに気が向いているのだと思います。また、「居ごこちが悪いかもしれないけれど、それを共有すてくれる人が必ずどこかにいる」という言葉が響きました。
自分のあたり前(文化)を人におしつけることは、人の居ごこちを悪くさせることだと思います。なのでいろいろな人の文化を知って、「みんながいて楽しい空間をつくっていきたいと思いました。(中2I)



磯野さんの話を聞いて、とても驚きました。正直、文化人類学なんて興味ないし、おもしろくなさそうだと思っていました、しかし、僕のその思いは、講演が始まってすぐに、もっと話を聞いてみたいという思いに変わりました。
磯野さんからの、なぜ太っている人が良いとされる地域と、細い人の方が良いとされる地域があるのかという質問、アメリカで女子サッカーが女子サッカーがなぜ盛んなのかという質問を受けて、僕は答えることができませんでした。しかし、答えられなかったからこそ、その答えを知りたいし、なぜその答えになったのかが知りたくなりました。そのようなところに文化人類学のおもしろさがあるのではないかと、自分で勝手に思っています。今日の磯野さんのお話は、心の底からおもしろいと思いました。文化人類学によって、居にくいと感じているのは、自分と、自分の周りを囲む文化がずれているからだということを学びました。(中2A)



今日初めて文化人類学について知りました。左右の話、サッカーの話、くじらの話、特にダイエットの話は印象に残りました。実際私は自分がとても太っていると思っていて、話を聞き終わった今でもそう思っていますが、他の国や地域の文化の違いについてがわかりました。また、自分と同じように疑問や不安を持つ人を見つけていきたいと思いました。世界を見たら、人の考えの違いや、国の文化の違いはたくさんあると思うので、これからはそれらも考えていきたいです。
最後に、文化人類学が、人のいごこちの悪さを言葉で伝えてくれることを学んで少し興味を持ったので、もし大学で出会ったら学ぶことも考えたいし、周りにそれで困っている人がいたら、声をかけたいと思いました。(中2A)



学校の勉強と違って、ふわっとしてるものだなと思った。視点の高い客観的って大切。
最後に磯野さんがあげたおかしいと思う例に、私も違和感を感じた。まわりの人も「え?」と反応していたし、日本には男尊女卑と言う言葉もあるし、男女の差については日本の文化が段々と変わってきているような気がする。セクハラ、パワハラの乱用とかで、逆に女性の立場が強くなっている気もするけど。
「はやく大人になりたい」と言っている人たちは、私たちが思っているよりも何か抱えているのではないかと思った。大人になるにつれて、皆の言う普通に違和感を感じておかしいと言える機会が減ってきている思う。皆が赤が好きだと言って、その子は青が好きだと言って、それが自由な発想と評価されるなら(認められないよりかはいいけど)文化っていうのは人によってはずいぶん固くきついものなのではないかと思った。
スライドの愛の石壁背景に白文字と黄色の線のセンス、高貴な壁画ってかんじがして大好きです。
てっきり拒食と過食について説かれると思っていたので、文化について話し始めたときにはびっくりしました。お話、ありがとうございました。そういえば、時折飲んでいたのは何ですか?予想は氷の溶けた麦茶です。理由は特にありません。(中2S)



今日の授業で一番印象に残ったことは、文化が違うと事柄のとらえ方、考え方、感じ方が違うということです。ある民族は、女性は太った方がよいとされていて、やせていると生活習慣大丈夫?と思われることにはとてもビックリしました。これが多様性なのかなと思いました。
今まで知らなかった言葉や考え方を今日、たくさん知りました。ありがとうございます。文化人類学は難しそうだったけど、様々な視点から見たり、色々な考えをすることがとても大切であり、日常でもこれらは大切なのではないかと感じました。(中1F)



文化人類学ってのははじめてきいたけど、おもしろかった。磯野さんは、留学して文化人類学にふれたって言ってたけど、自分もいつか文化人類学にふれるかもしれない。今日の講演の途中で磯野さんが言ってたけども、自分と自分が取り囲む文化のずれが起こってるかもしれない時は、いごこちの悪さを共有してくれる人を探していきたい。(中1T)

磯野真穂さんの講演 サマー合宿(中1・中2)& 夏合宿(中3)_d0116009_14464281.jpg


日本の女子高生は他の国と比べても痩せすぎていると言われているのに、当の彼女達は太っていると感じているそうだ。太っていると痩せているに明確な基準はないから、どうしても周りと比べて、自分がどうかを測ろうとしてしまう。そうやって、基準がどんどん極端になっていくのではないかと思った。
何が正しいのか、どうあることが必要なのかをつくっていくことはとても難しい。その中で、当たり前が何かを考えていくのが文化人類学だと初めて知った。色々な視点から物事を見ると、同じ事柄も全く違ったことに見えてくる。とても不思議なことだと思った。私達のような年代の人が、当たり前について考えることが、世界をつくることにもつながるのかもしれない。(中3I)



想像より多くの生き方がある世界だから、今は今を生きることに集中するという言葉が心に残りました。広い視野で将来を見据えると今までとは違う新しい世界が見えてくると思うからです。この言葉を聞くと、自分が住んでいる世界がどういう場所なのか、もっと知りたくなりました。
文化人類学とは、そういった研究だと感じました。普段の日常で自分達が当たり前だと思っていることも、世界的に歴史的に見ると全く違います。世界中を見ると、いろいろな気候、様々な世界情勢があり、各民族の文化があります。その中にはそれぞれの当たり前があると思います。このように、どんどん疑問が出てきますが、疑問に思うことはこれまでの勉強のおかげだと磯野さんは言いました。今まで勉強をする本当の意味を知りませんでした。そもそも勉強をする本当の意味を考えたこともありません。ですが、今日の講演会でなぜ勉強をしているのか初めてその理由を知りました。また、鳥羽先生が社会の授業の時に、政治やニュースに対して批評するためにも知識をつけないといけないと言っていた意味を理解しました。
今の世の中は僕よりかなり上の人達が政治を始め国を引っ張る立場にいます。ですが、三年後には政治に参加することが可能です。そのときに周りに流され、自分の中ではよく考えていないものがあると思います。それらを同じ一票として数えても良いのかと感じています。ですが、このことを防ぐために普段勉強していることを、今日、文化人類学的視点から学びました。これからは、目の前のことのみに活かすのではなく、将来大人になっても活かせる勉強をしていきたいです。(中3O)



私は磯野さんのお話を聞いて、最初は日本の当たり前や世界の当たり前がなぜそうなったのか教えてくれる会なのかと思っていました。しかし、なぜかと考える中で、自分たちの当たり前が崩れて新たな疑問が生まれました。疑問の答えを探す中で、新たな疑問が生まれて、自分が普段気にしたりしていないだけで世の中には疑問がたくさんあると気づかされました。特に「右と左のない社会」の話を聞いたとき、目からウコロが落ちるような思いでした。自分にとって「右と左」というのは完全に生活の中に溶け込んでいて今まで考えたことがありませんでした。気づかなかったことに気づくと、一つまた世界が開けたような感覚で、うれしかったです。(中3Y)



今日の講演の中にはたくさんの問題提起があった。しかし、その多くは明確な答えがないそうだ。私は、身の周りにあふれる「なぜ」の全てに答えがあるわけではないということにびっくりした。
今回、磯野さんの話を聞いて、生活の中でたくさんの疑問を持つことが重要だと思った。疑問を持つことが物事を発展させ、よい未来へつなげる。そのために、まずは学校や塾、受験に向けてや興味を持ったことなどについて率先して勉強をすることで知識を増やしていこうと思った。(中3A)



今日の講演会では、文化人類学がどんなものかを学んだ。「当たり前というのは、世界中の人々にとっては当たり前ではない」というふうに疑うのが大事と知った。また、文化人類学は違いをおかしい、誤っていると評価するのではなく、なぜそのような文化が存在するのかを明らかにする学問であるということも教えてくれた。この考え方を人々が知らないせいで、いじめがあるんじゃないかということも学んだ。
いろいろな話の内容を通して、世界には「当たり前」という言葉はないんじゃないかと思った。人それぞれの考え方、文化、環境、食事、そのような個性があるから世界は成り立っているんではと思う。唯一あるとすればみんな「平等」という当たり前だと私は考える。
今日、磯野さんの言葉により勉強する意味が自分がこれまで知っていた意味の中で一番心に残った。将来の自分が世界のあり方を変えるとき、今までのあり方を知らなければいけない。だから、勉強していて感じた「なぜ」をためていくために勉強する意味があるという考え方を絶対に忘れないようにしたい。この考え方が広まれば、戦争や争い、いじめがなくなる一歩目だと私は思う。(中3I)



今日の内容で、磯野真穂さんがやっている人類学者にとても興味がわきました。世界の当たり前を調べる仕事と言われてみて、簡単な仕事だと自分の感覚で感じましたが、話を聞き続けるにつれて、何なんだと疑問が頭の中に出てきました。
それは最初の質問で、右と左がない国があるので、その国はどうやって右と左を表しているだろうという質問でした。驚いた理由は2つあって、1つ目は、本当に右と左がない国があるんだということ。2つ目は自分達の国では、当たり前と思われている常識がその国にはないということでした。(中3K)



僕は今日、当たりまえについて少し考えました。
自分が生きていることも学校に行けることも当りまえではないのだと思いました。
ところで「あたりまえ」の作られ方は二種類あると思います。
一つ目は誰かえらい人が勝手に決めること。磯野さんがおっしゃっていた国語や数学の問題のことです。僕たちがあたりまえに解いていた数学や国語の問題のことです。これは問題を作る人やそれが得意な人が勝手に決めたことで、僕たちがそれにケチをつけても良いと思いますが、なぜかケチをつけることができません。
二つ目はみんなが必要と思っていることです。中学に行き高校を出て必要があれば大学に行くようなことです。みんな必要なことであればみんながそれをしようとし、自然とあたりまえになっていきます。大人になったらみんな安定した仕事につきたがったり、受験前にはほとんどの人が塾に行ったりすることが、このことだと思います。
しかしこのあたりまえをしなくても普通に生きてはいけます。ではあたりまえなんていらないのでしょうか。もしかしたら、本当はあたりまえなんてないのでしょうか。ただ一つ「あたりまえ」があるならそれは死ぬことくらいです。(中3H)



磯野さんは今回の講演で、いつも私たちが感じている「当たり前」に対しての考え方を教えてくれました。自分達が今学校や日常で何気なく感じる当たり前の出来事や風潮は、他の国や地域に行けば全く「当たり前」なんかじゃなくて、多少違う所もあれば、正反対の所もあるんだということを教えてくれました。疑問を持つ事、学習する事は、今ある世界を越えるためだと教えてくださって、ありがとうございました。(中3H)



今日の磯野さんの講演は、自分達との関係が深い「受験勉強」と文化人類学をつなげた話で、とても分かりやすかったです。「歴史の教科書ではなぜ男性ばかりが出てくるのか?」、「作者の気持ちを答えよという問題はなぜあるのか」といったものだけでなく、そもそもなぜ勉強するのかという根本的なことを問うものもあって、すごく身近に感じました。自分たちの「当たり前」に疑問をもつことは、とても大切なことなんだと分かりました。(中3H)



私は今日、磯野さんの講演によって、いろいろな「あたり前」が「あたり前ではない」ことを知ることができました。私もはじめはおかしいなと思っていても、そのうち「あたり前」にねじまげてしまっていたこともたくさんありました。
日本で生活していると、日本の文化に慣れ過ぎてしまって、全然違う文化に驚いたり拒否したりすることがあります。しかしどの国の文化が正しいとかいうものはなく、ただ、すべてをまわりに合わせないで世界に目を向けてみてもよいということがわかりました。
だから、自分の意見をまわりにあわせてもそれが私にとっての正解だとかかぎらないので、自分の意見をきちんと持って自分が何者なのかを知っておくことが一番大切だと思いました。
今日の講義をふまえて、今までの自分を見直してみたいです。そして、疑問に思ったことはむりにねじまげて解決しようとせずに、ずっと疑問のままでも大切に胸の中にしまっておきたいです。そして、「自分は~な人だ。」と口に出して言えるほど、しっかりした人になりたいです。(中3S)



今日の内容の感想は、哲学的な話だった。「当たり前」を「なぜ?」と思うことは今まで考えたこともない上に、考えたら「なぜ生物が生まれたのか?」とか「どうして自分は生きているんだ?」などまさに哲学的なことを考えそうだなと思っていたのに、今日の磯野さんの内容は、文化人類学の入り口に過ぎなかったが、中学生が分かりやすい疑問や「当たり前」の問題提起をしてくれて、とても頭に内容が入ってきた。他にも、明確な答えは一応あるけどそこまでの過程や自分で導いた答えが「抽象的ではないか」や「その答えの根拠は何か」という推敲をして、自らの答えをよりよいものにしつつ、それを他の人達と議論することを楽しむ学問なのかと体験することができた。
また、国それぞれの文化が何故できたのかということや、歴史も関わってきて、その歴史が本当なのか偽りなのかというパラドックス的なことが起こるが、それらを研究して、いつの失敗か?どこの災害か?を推測してそれらを次の世代につなげて紡いでいくのが学問をする意味なのかなど、自分で勝手に推測した。(中3H)



磯野さんの文化人類学の話を聞いていると、今までどれだけ自分たちが小さな世界の目に見えているだけのことを信じて生きてきたかがとても分かりました。歴史も国語も、今まで自分の中野「当たり前」がとても矛盾しているように思えることができました。
鳥羽先生から、磯野さんの話はとても面白いと聞いていて、どんな話だろうと期待していたら、想像の斜め上を行くような話をしてくれて、最初も「文化人類学」?なんだそれは?と思ったけど、講演が終わった今はとても興味がわいてきました。昨日までは自分が「当然」と思っていたことが、今日のものの1時間で崩れていくことがとてもおどろきでした。自分が今まで信じていた「当たり前」とはなんだろう?と考えることができました。
最後まで、とても楽しかったです。いつか書店などで磯野さんの本を見つけることができたら、4冊とも読んでみたいです。(中3F)



文化人類学とは、私たちの身の回りにある様々な「当たり前」に対して疑問を持ち、世界にはどんな「当たり前」があるのかを探す学問。磯野さんの話を聞き、私は自分がいかにたくさんの「当たり前」について考えたことがなかったかを実感することができました。同時に、自分の身の回りにはこんなにも疑問にあふれているのかと気付くことができました。その「当たり前」の起源について考えてみると、その国の文化やその当時の状況が反映されていたりして面白かったです。
今回の講演を通して、今までは考えたこともなかった身近な「当たり前」について深く考えることができ、とても楽しかったです。少し見方を変え、いろいろなことに興味や疑問を持つことができれば、自分の視野が大きく広がると思うので、そういった姿勢を大切にしていきたいと思います。(中3H)



日本人は何故やせているのを「かわいい」や「かっこいい」と言うのだろうか。私は、小さいころから見た目のことを言われ続けるとそうなると思う。やせているのが「かわいい」というような「当たり前」ができるのだ。
このような日本人に根付く「当たり前」のことを、「何故そうなのか」という疑問が将来この世界のつくり手になる私達には大切である。磯野さんの話で、色々なことが見えてきた。(中3T)



真穂さんは、「それでも勉強をするのは、今の世の中に疑問を持ち、新しい世界をつくっていくため」だと言いました。歴史とは世の中に疑問を持った人たちが世の中を変えるために立ち上がることを繰り返しているのではないかと思いました。今は勉強を頑張って新たな世界をつくっていこうと思います。(中3K)



磯野さんは話の中で、「なぜ日本の若年女性はやせすぎているのか」などの例を挙げていた。なぜだろう。普段当たり前のように「やせている方がかわいい、かっこいい」と考えたのだろう。世界には食料を得るのが難しい人たちがたくさんいる。その人たちは太っているほうが健康的と思われる。でも日本人は自分たちは太っていると思うのは「まわりと比べている」からだという。まわりと比べるというのはときに恐ろしい事にもつながる。なのでまわりではなく、「自分」と向き合うことが大事なのだ。
磯野さんはもう一つ、「なぜ勉強するのか」を例に挙げた。それは自分がいい大学に入るのでもなんでもない。自分が大きくなったとき、今の世界のあり方に対して疑問を持ち、自分が世界をつくりだすためなのだ。そのために、今の世界をつくる大人たちが何を必要だと考えているのか知っておかなければいけない。だから私は、勉強を頑張りたい。今の世界がどのような状況か理解し、自分の手で世界をつくっていけるような人になりたい。決して簡単なことではない。でも、一つ一つにご門をもってそれをきちんと理解していきたい。(中3S)



磯野さんは、勉強する理由について、世界のあり方に対し問いをたて、世界の新たな作り手になる。そのために今の世界の「正解」「必要」を知っておかなければならないので、勉強をしている。とおっしゃっていた。必ずしも世界が変わるとは思わないけど、現実を知っておくことは確かに必要だと思った。
私は中学校に入学してからずっと感じていることがある。それは、数学の必要性だ。小学校で習う算数は日常生活において必要だと分かるが、中学校の数学を使うような場面はなかなか思い浮かばない。直角三角形の合同条件なんて、入試や定期テスト以外で使うのだろうか。そんなことを考えていても数学の宿題は進まないので、普段はその考えを封印している。しかし、そのような考えも、新しい世界をつくる道具だと今日の講演で学んだ。なぜ?という疑問をもう少し大きくなるまで覚えておくことが大切だそうだ。
疑問は探せばどんどんあふれてくる。今、最も疑問に思っているのは、なぜ体育では、やる気を声の大きさではかろうとするのかという疑問だ。このような小さな「なぜ」を取りこぼさず胸にそっとしまっておき、大人になったときに存分に「なぜ」を探求してみたい。(中3N)



磯野さんの講演は高校に行く僕たちのために役に立ったと思います。中学校の中で疑問に思うことは社会をつくるためにとっておく、といった言葉が一番耳に響きました。それは今、知識を得る時期で、将来、働くときに必要な力になることを意味しているんだなと思いました。また、日本で「当たり前」と思っている右左や、痩せているほうがかっこいい、かわいいといったものが無かったり、逆だったりしているのを聞いた瞬間、驚きました。そういった知識を得ておくために勉強が大切なのかなと思いました。
今までの講演の中でも一番と言っていいほどおもしろくて、じっくり考えさせてくれるような話でした。普段考えないことを考えるがあまりに楽しいので、磯野さんに感謝します。自分の勉強の中で出る疑問を、将来働くとき、大きな力にできるような希望を持ちました。(中3I)

磯野真穂さんの講演 サマー合宿(中1・中2)& 夏合宿(中3)_d0116009_14262072.jpg

・・・・

磯野真穂さん、子どもたちにたくさんのギフトをありがとうございました。傍から見ていて、画面越しなのにかかわらず、子どもたちの多感な心に届いているという実感がありました。

磯野さんの明るいキャラクターに魅力を感じた子も多く、友達になりたい!、さらには、磯野さんがいる大学に行きたいー!!と言っている子もいました。

磯野さん、次回は福岡にお招きして子どもたちと対話をしてもらいたいと願っています。
同時に、とらきつねのほうでもイベントを企画させてもらえたらと思っています。

・・・

磯野真穂さんの本、『なぜふつうに食べられないのか: 拒食と過食の文化人類学』(春秋社)は、私が『おやときどきこども』の執筆の際にも影響を受けた本で(巻末の参考文献にもあげています)、拒食と過食の分析が面白いだけでなく、人の「語り」がどのように形成されるのかを紐解くという意味で興味深く、とてもお勧めです。(この本に興味がある方は『ダイエット幻想』のほうもぜひ。)

そして、宮野真生子さんとの共著、『急に具合が悪くなる』については、子どもたちに事前に次のように紹介していました。この数年の中でも私が特に推したい1冊です。まさに一生モノの本。

磯野真穂さんの講演 サマー合宿(中1・中2)& 夏合宿(中3)_d0116009_14493805.jpeg

ぜひ、大人のみなさんにも磯野さんに出会っていただきたいと思い、ご紹介でした。





by terakoyanet | 2020-09-15 14:58 | 生徒のがんばり(テスト結果等) | Trackback | Comments(0)

福岡県模試で快挙!

2020年度の本校生にとっては最初の福岡県模試(中3対象)において、全県5科総合2位!を含む快挙が達成されました!(順位は7791名中) 受験生、やはり夏に伸ばしてきました。


●全県5科総合 2位 HAさん  48位 NKさん 

●全県3科総合 4位 HAさん  6位 NKさん

●英語 1位 NKさん  18位 IMさん

●国語 1位 HAさん  14位 NKさん  14位 HSさん

●理科 14位 HAさん

●社会 9位 HAさん  19位 ONくん


また、先日のフクト実力テスト会では中2のKIくんが281点(300点満点中)、偏差値70を超える快挙。こちらも全県上位の得点を獲得していると思われます。みんな夏にがんばりましたね。


とらきつね on Facebook 随時更新中です。
by terakoyanet | 2020-09-12 12:35 | 生徒のがんばり(テスト結果等) | Trackback | Comments(0)

今年は宿泊を伴う夏合宿(中3)とサマー合宿(中1・中2)が中止となり、代わりに中村学園女子高校にて日帰り合宿が行われました。その際には写真家・作家の石川直樹さん、文化人類学者の磯野真穂さん、編集者の藤枝大さんの講演が行われ、子どもたちは日ごろは得ることができない刺激を受け、とても楽しそうにしていました。今日は、石川直樹さんの講演を、子どもたちの感想とともに振り返りたいと思います。

子どもたちと前日にちょっとした打ち合わせをしました。
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快晴の合宿1日目。

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石川直樹さん。
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石川直樹さんの講演 サマー合宿(中1・中2)& 夏合宿(中3)_d0116009_11035545.jpg

以下、子どもたちの感想の一部を掲載します。
子どもたちの感想を読んでいただくだけで、石川さんが子どもたちにどんなことを伝えたか、想像していただけると思います。みんな長文を書いているので、抜粋していることをご了承ください。



インターネットや先生、親に聞いて確かめるのではなく、自分の目や耳、体で感じようとすることがすごいと思いました。話を聞いていてその場の情景がうかび、とても楽しかったです。また、読書や勉強の大切さがわかりました。ありがとうございました。(中2O)


疑問に思ったことがあったら、スマホで調べたり、常識だからって思ってそこまでで終わり。だったけど、石川さんは、自分の体全てで感じ、理解してて、いいなぁと思った。1回でもいいから、石川さんのように自分の目と耳と鼻と、体全身を使って、疑問を解決してみたいと思った。また、私もけっこう本が好きだから、もっといろんなジャンルの本を読もうと思った。話がじょうずでめっちゃおもしろかったです。(中2Y)


私も写真を見るのが好きです。景色や人などの写真が好きです。地図帳や地理の教科書にのっている写真も好きです。なんで私が写真をみるのが好きかというと、石川さんが言っていたように、自分の知らない世界をしることができるからです。石川さんが初めて一人旅にでた年は今の私と同じ年ということをしってびっくりしました。私も一人旅して知らない世界を見たいです。私は、石川さんの考えが好きです。大人で目標や夢がある人ってかっこいいなぁと思います。いつか、K2に登ったり、宇宙に行ったりしてほしいです。(中2H)


命の危険を感じながらも旅できるということはとてもかっこいいなと思った。今日会った写真の中で一番美しいなと思ったのはK2と犬ぞりの写真だ。実際に行ってみなければわからないが、ことばにできないほど神秘的なんだろうなと思った。犬ぞりは、雪原の中をかけ回るとすがすがしい気持ちになって、自分の人生観を見直せそうだなと思ったからだ。今、自分が限られている生活圏の中で「ああ、もっとこうしたら今よりも何倍もきれいな世界が目に映るんだろうな。」と思うことがある、怒られている時も楽しんでいる時もだ。髪型を変えたいと思うように、今ある他愛もない毎日を変えてみたくなった。不安に思うところもあるが少し冒険してみたくなった。(中2N)


私も本が大好きです。暇さえあればパッケージの説明書を読んでるくらいです。そのおかげで、食べたことのない食べ物や知らない漢字、人の感情など、本当に色々な知識をつけたと思います。そして、私の場合は、例えばおいしそうだなと思い、こんな味だろうと想像するだけです。でも石川さんは行動に移しています。自分のやりたいと思ったことをやり、見たいと思ったことを見て、好きなことをとことんしていてかっこいいと思い、それと同時に私にはできないと思いました。
私には将来の夢がありません。石川さんのように人生をかけられるような心の底から大好きなものが見つかるかも自身がありません。でも、石川さんほどでなくても大好きなものが見つけられるよう、得意なこと好きなことを大切にしたいです。
私は、好きなことのために、できないこと、好きじゃないことをできるように勉強し、できるようになる石川さんの学び方が好きだし、憧れます。私も石川さんのように本気で好きなことを見つけたいです。(中2K)


僕は海外旅行は、景色やおいしい食べ物、観光が全てという考えでした。でも、今回の話を聞いて、有名な国へ行くのもいいけど、僕の知らない国や人に会って、その場所の文化に触れることの方がとても楽しそうだと思いました。虫を食べたりはちょっと嫌だけど、文化に触れることで見える世界が変わるということにとてもワクワクして、旅してみたいと思いました。(中2H)


まるで「ぐうちゃん」(※『アイスプラネット』椎名誠)の話を聞いているようだ。これが石川さんの話を聞いた率直な感想だ。私は「ぐうちゃん」の持論のようなものをかいま見てから外国を旅してみたいと思うようになった。そのため、私は実際に「ぐうちゃん」のように旅をした石川さんの話を食い入るように見るようにした。
私の想像を超える講演だった。世界はテレビで見たものが事実と思っていた自分の考えは粉々に打ち砕かれた。世界は一個人の知識、イメージでは収まりきらないような神秘、厳しさ、おもしろさでつまっているということを知った。(中2K)


インドでは10mごとにおどろきがある。自分の目で見ることで、気づくことがいっぱいある。インドは手でごはんを食べるって知っていても、その場に行って見ることでおどろくことがある。知ったかぶりではなく、実際に行って見ることで、ちがう見方が出来る。
死ととなりあわせなのに、とても楽しい、ワクワクすることが、とてもびっくりした。旅が学校。旅をしながら学ぶことがたくさんあることをしりました。旅をするために英語を勉強する。経験者からのアドバイスはなっとくできると思います。今は、未来にいらなくね?と思っていても、未来に勉強していてよかったと思える。全く想像していなかったことが起きる。(中1U)


12さいの時はじめて一人旅の国内で高地に行くことがすごいと思いました。そして、エベレストに2回も登ったことが死ぬ可能性もあるのに登ったことがすごいと思いました。K2という山がむずかしいらしく、2回登ったけど頂上までいけてないけど、それでもまた挑戦することがすごいと思いました。いろんな場所で生活していくうちにその場所の言葉がすこしずつしゃべれるようになるのがすごいなぁと思いました。あと、本をいままであまりよんでこなかったけどこれをきっかけにたくさん本を読みたいです。(中1U)


私は、今日の授業で自分の常識は世界で通用しない、インターネットで調べるだけでなく五感で感じることが大切だということを知りました。私も常識は世界で通用しないということはインドネシアに行った時、ごはんを右手で食べるというのを知り、カルチャーショックを受けたこと(10分間くらい現地の人を見ていたら食べることができたけど)など経験しました。でも、五感で感じるということはあまりしていないので、社会で出てきた人のふるさとに実際に行って見てみたり、旅をして知らないことを聞いたりすることなど実行しようと思います。一番印象に残ったことは、石川さんが「旅は垂直方向にも道の世界が広がっている」と言っていたことです。私はこれを聞き、未知の世界は、たくさんあるから、旅をして五感で感じてほしいと言っているのではないかと感じ、色々なところを旅しているからこそ言えるすばらしいことだなと感じました。10枚しかとることのできない古いカメラを使っている、その上、フィルムなのでとった写真は現像しないと見ることができないということから1回のチャンスや景色を大切にしていることがとてもすばらしいと思いました。(中1F)


まさに、お父さんが目指す人物像そのものでした。隣の優しいおじさんみたいなやわらかい声で、自分が撮った写真と自分が旅する理由を説明するんだからギャップ。北極から南極に行くのは、本を読んだ気がします。
昔、石川さんを知ってから、人は生身で雲の上に行けることを知りました。写真に雪山が多いようにやっぱり雪と白い息が似合う。こういう、自分が楽しいと思うことをつきつめて危険と隣り合わせでそれでも楽しいと思えるような人のことを14年生きていても理解できないのは、大人になったら変わるのでしょうか。石川さんの話を聞いたり読んだりしていると、本当に野宿したくなってくるから困ります。地球上で山にのぼったら地球から離れていくのに火星上で山にのぼったら地球に近づくってなんか面白いなと思いました。上を向いたら青い地球があるんでしょうか。本の中で答えてくれるのを待ってます。
自分とこうも別の世界にいる人を前にしたとき、別の人間すぎてただ圧倒されて書くことがなくなります。石川さんだったら、カヌーおじさんを前にしたとき、ここに私以上に書いていたんでしょう。お話ありがとうございました。同じ空間でゼリー食べれただけで幸せでした。(中2S)


今回話を聞いて、私が今知っていることはすごく小さなことだと思いました。私は、世界の国々に実際に行って自分の目で見てみたいと思ったこともあまりないし、山に登ったりすることは「危ない」という印象しかありませんでした。でも写真を見ると自然の美しさが伝わってきたり、見てみないと分からないこともあると聞いて、世界へ行くこともすごい経験だと思えました。10枚しかとれないカメラは「消す」ことができないけれど、それは人生の中で失敗したことを「消す」ということはできないのと同じことだということが1番印象に残りました。(中2K)


石川さんの写真一枚一枚に対する情熱やこだわりが話を聞くだけで伝わってきました。カメラのフィルムの話を聞いて、自分でもたくさん写真がとれると分かっていると、写真一枚一枚の大切さ、ありがたさが弱まってきて、本当にとりたい写真が分からなくなってしまうのではないかと思います。このように、石川さんのお話は「たしかにそうだな」と何度も思うことができて、とても勉強になりました。また、自分の目で見て体で感じてみないと分からないものが世の中にたくさんあるということに気づかされました。自分も将来、苦手な飛行機に乗らずに世界を旅してみたいです。(中2A)


僕も本がとても好きで、教科書をもらった時に読みあさるタイプです。石川さんの旅の話やカメラについて語ってもらって、「自分の体が反応したときに、シャッターを切る」とか聞いて、めっちゃかっこ良くて、感動しました。僕はカメラとか使わないけど、現実の側面を見せてくれるっていうのは、カメラじゃなくても、自分の好きな、本やゲーム、テレビとかでも自分から見つけ出すことは可能なんじゃないかなと思っていて、ただ、ゲームをするだけじゃなくて、いろいろな事をいろいろな視点をつくることが大事だと思いました。(自分なりの見解)
石川直樹さんが生で話をしてくれるよって母に言ったら、「私も行きたーい!」と言ってめちゃ興奮していました(笑) お母さんがそんなに喜ぶ意味が話を聞いてわかりました。僕がお手本にしたい人生そのものだったから、自分も真似して、同じような、さらに上を行けそうな考えを持てるようにしたいです。(中1F)


僕は海外に行ったことがないからどこかに行ってみたい。お父さんが大学生の時に登山部に入っていたから、将来お父さんと一緒に山に登ってみたい。石川さんの話はとてもおもしろくて、たくさんキレイな写真をみれてとてもよかった。これから石川さんの本を読む機会があればそっせんして読んでみたいなと思う。ちなみに僕も本が好き。僕も果物が好き。今回は口から質問が出なかったから、次会うときはたくさん質問を用意しておきたい。(中1H)
石川直樹さんの講演 サマー合宿(中1・中2)& 夏合宿(中3)_d0116009_20474576.jpg


好きなことをしていきながら、勉強していく大切さがよく伝わりました。そして、勉強してこの先に役立つことを知れました。ぼくは石川さんみたいに本は読まないけど、勉強は大のキライで、好きなものはたくさんあるけど、同じような感じでした。写真のことや、体験した話がよく、くわしく分かりました。いろいろな話を聞けてよかったです、これからに関係しそうな話でした。(中1U)


石川さんの話を聞いて、自分の目や体で感じて理解するということにすごく共感しました。今の時代はすぐにインターネットなどで調べてしまうけど、ぼくも行けるところなら自分の目や耳、体全身で感じてみたいです。あと、十代のときに一人で旅をしたこともすごいことだと思いました。一人で右左をきめて、一人でやってみることがいいと思いました。ぼくも、親に決められたり、他の人の流れに流されないように、自分で決めてみたりして、生きてみたいと思いました。(中1S)


まず、旅が好きなことが伝わりました。旅のことを一番に考えて、中学校の夢とか、仕事とかについて、とても自由な人だなと思いました。私はとても自由が好きだから、石川さんの生き方にあこがれをいだきました。石川さんは人生をすごく楽しく生きてそうだから、私も楽しく生きれるようになりたいです。私はまだ外国に行ったことがないから連れていってほしいです。ちなみに今私が行きたい所は、ハワイとイギリスです。(中1N)


石川さんが写真をとる時に思うことや、古いカメラのこだわりが知れてすごいなと思いました。その中でも心に残ったのは、古いカメラを使う理由で、「念のために写真をとる事がなくなる」と言っていた事です。私はスマホでとるので、何枚も写真をとってしまいます。でも石川さんの考えを聞いて、これからはその時に起こった事を正直に大切にとりたいと思いました。冒険している時の素直な感情がきけて嬉しかった。
まだ高校生のときに外国の山を登ったりして、本当にすごいと思いました。死ととなり合わせなのに、楽しいと思えるのはやはり、自分の好きな事だし、苦しいことばかりではないからだと思います。石川さんのこだやりや、人間らしい感情が素敵だなと思います。(中1M)


石川直樹さんは、写真を大切に生きていて、かっこいいなと思いました。ぼっとうできるものがあるのは、人生やっぱり楽しいのかなと思います。そして、大きな夢(宇宙に行く)というものをもっていて、石川さんは人生ずっと楽しんでるなと思いました。いつもマイナス思考だと、なんの華もない人生を歩んでいると思いますが、プラスにとらえて、石川さんのように、自分なりの生き方を見つけていければなと思いました。そして、大きな夢をもって、楽しく人生を歩んでいきます。勉強も頑張ります…。(中1A)


おそれずに、体で実感したり、見たり聞いたりして理解する、ということは、すごく達成感のある楽しい事だと分かりました。私もおそれずに、何事にもチャレンジできるようになりたいと思いました。そして私も、石川さんが大切にしている、体が反応したら、写真をとることを、少しこれからやってみたいなと思いました。(中1U)


危ない事が沢山あったのに、ずっと旅を続けていられる事がすごい。カメラやスマホを持ち歩いていると聞いて、写真は欠かせない物なんだなと思った。私も、本の中だとファンタジーや冒険系が好きなので、興味を持って話を聞けた。本が好きで、実際にその場所に行く事や、その場所についてその場で調べられることがうらやましいと思った。私も海外旅行に行ってみたいな~(中1O)


石川さんの話を聞いて、分かんないことがあったら目で見て確かめるという事がすごいと思いました。今の時代とかだったらインターネットなどで調べて終わり、みたいな感じだけど、石川さんは、気になったらその場に行って見る、写真をとるのくり返しで、いろいろな体験などをして事実かどうか知るという事、体験をたくさんして、少しずつ知識が増えると世界がどんどん広くなっていく、広くなるにつれて、関心も強くなるのは、ちゃんと自分の目で見て確かめる人しか分からない気持ちなのかなと思いました。
石川さんは、このコロナが終わったら、また、たくさん高い山を登ると思います。たくさん危険とかもあると思うので、がんばってください!! また、沢山きれいな写真をとってきてください!!(中1M)


登山は、死ぬか生きるかだけど、楽しいとわかりました。次の日、次の日の事を考えて、登山などの準備をしている。デジカメだったらすぐ消せるが、人生と同じように、その一つのことをとらえて写真をとっているのがすごいと思った。僕は本を読むのが嫌いだけど、次へ次へと他の本をじっくり読んでいきたいなと思いました。(中1M)


私が一番印象に残っていることは、「写真を見返していると、一つの旅が複数の旅になる。」と言っていたことです。確かにそうだなと思いました。私は海外に行って写真を撮ったことはまだないけど、石川さんの撮った写真を見るとワクワクして、世界のこんな所もあるんだ、と思えました。教科書で学んだりするだけでは分からないこともたくさんあると思うし、実際に行くことで、写真では伝わらない感動や実感があると思います。
そして、自分が気になったことを確かめる、高校生で一人で海外に行くなどの行動力がすごいと思いました。心で思っていても、実際に行って確かめることはそう簡単ではないと思うけど、これまでたくさんの国に訪れて、自分の知識と体験して得たことをつなげることができている石川さんは本当に冒険家なんだなと思いました。時には命の危険もあるのに、それでも旅を続ける理由は、そこで出会った人々や感動があるから、そして、写真という形に残して、たくさんの人に見てもらい、世界ってこんなに広いんだ、ということを伝えたいからだと思います。それが写真家の魅力だと実感しました。(中3K)


僕は石川さんほどではないですが、まあ旅好きな方?です。石川さんは中2で東京から四国へ一人旅したように、このあいだ友達と九州の長崎とか大分とか熊本に行ったりしたことがあります。石川さんはなんだか国語の教科書にのっていた『アイスプラネット』の「ぐうちゃん」みたいだなと思います。ぐうちゃんも石川さんも世界にはありえないようなものがたくさんあると言っていますし、南極や北極などのはじっこやとんでもない高さの山の頂上など僕たちからすると旅からかけはなれているところに行くのもおどろきですし、ぐうちゃんも石川さんも好きなことをするためには勉強した方が良いといっている所もいっしょです。
山に登ったり北極などには行けなさそうですが、将来に楽しいことをするために、今勉強をしておきたいです。(中3H)
石川直樹さんの講演 サマー合宿(中1・中2)& 夏合宿(中3)_d0116009_00205935.jpg


石川さんが世界を旅し、写真を撮るようになったのは、本が理由になったことと、もう一つの理由がありました。その理由、願望というのは、「世界を体で感じたい」という壮大でかつ身近なものでした。写真を通して見る景色は、ただ目で見る現実とはまた違う側面を見ることが出来ると石川さんは語っていました。また、写真という残るものにする事で石川さんの経験してきた旅が多くの人に伝わっていくんだなと思いました。
石川さんが、自分の体が反応した時に写真を撮っていて、意図的に撮っているわけではないと知ってとても驚きました。特に酸素不足で苦しい状況下でも写真を撮るなど、並大抵の覚悟ではとてもできないものだと思います。石川さんの講義を聞いて、自分の好きなものに熱中すること、学習することの大切さを感じさせてもらうことができました。今回はわざわざ忙しい中来ていただいてありがとうございました。(中3H)


私は、石川さんの話を聞いて、今まで考えもしなかった、人生の選択の仕方や行動力を知ることができた。特に驚いたのは、中学生にして一人旅を達成したということだ。石川さんは、習ったことをもっと詳しく知りたいと思ったり、実際に行ってみたいと思ったりすると、すぐに行動した。しかし、私は中学生で、できるとも思わないし、その勇気もないので、石川さんは本当にすごいと思った。
また、石川さんは人類学や民俗学の分野にも関心を持ち、研究を行っているということにも衝撃を受けた。一つの分野にこだわらず、興味を持ったことに対して、カメラという手段を使って突っ込んでいく姿に感動した。(中3A)


彼は自分が撮影した写真を見せながら、今までに体験してきた事や自分の過去、自分の考えなどを話してくれた。中学生の時にした一人旅、死を感じた時の話、それらはとても関心をそそるものであった。
彼がはなしてくれたものの中には、彼の考えについて話してくれているものもあった。それはまさに百聞は一見に如かずといったもので、勉強などで知って分かったつもりになっているものは、実際に見て初めて噛み合うのだと言っていた。
私はそれを聞いた時、少し旅をして自分の目であたり前にそうだと思っている世界を見てみたいと思った。彼の見せてくれた写真は、山の頂から撮影した写真や登山中のキャンプ地の写真、現地で知り合った住人たちの生活風景など、一つ一つが魅力的なものであったが、石川直樹さんの考えに習うのであれば、それはその世界とのファーストコンタクトであり、実際にその場に行って自分の目で見ることによって、本当の意味で知れるのだろう。(中3S)


私は「写真」はその時の残したいと思った風景を残すものだと考えていた。しかし、石川さんにとっては、世界を別の世界から見せてくれるものと思っていることを知り、「長年旅を続け、たくさんの写真をとっている人にとっては、写真はとてもすごいものだ」というふうに考えさせられた。
私は講演が終わってから少し心が軽くなったと思う。石川さんの話の中で「みんなの中でやりたいことやしたいことがまだない人は、いろいろな事を体験していないだけ。」という言葉を聞いたことで、今いそいで見つけようとしなくても良いんだと思えたからだ。また、やりたいことがいつかできた時に困らないためにも、勉強をして大学には行くようにしたいと思った。(中3I)


私は石川さんの話を聞いて、世界は自分の目に見えているものだけがすべてではなく、自分があたり前だと思っている事もあたり前ではないんだな、と思いました。今は将来役に立たないだろうと思っていることも、役に立つことがあったり、今きちんと土台をつくっておけば、将来は自由に生きられるんだという事も学びました。
石川さんは、山に登ると生まれ変わった気分になると言っていました。私もいつか挑戦してみたいです。(中3K)


一見充実していそうな彼にも「勉強なんかしても意味があるのだろうか。」という疑問や反発心があったという。それでも石川さんは大学院まで進学した。そこで学んだことは決して無駄ではなかったのだ。そのときの努力があったからこそ、今の石川さんがある。たとえどんなにつらいことがあっても、今の自分から逃げずに耐えて自分と向き合っていくことが最も重要である。本当の自分を真正面から見つめるのは誰だって怖いし、現実から逃れようとしてしまう。だが、そんな自分に勝って殻を破り成長することが一番重要な事である。(中3N)


「身体で理解し知覚していく」この言葉に似た言葉を私は今まで何度も聞いたことがあるけれど、実際に体験した人の話を聞くのは初めてでした。石川直樹さんは「アイスプラネット」の「ぐうちゃん」みたいな人で、行動も話す内容にも共通する部分があって、旅に出て経験を積んだ人たちには、同じように思うところがあるのだろうかと思いました。その思いにあたるところが、知識ではなく経験として肌で感じることは人にとって大事なことだということです。知識は学校で習ったりする一般常識のことだけれども、実際は全然違う風景が見えていたり、その地にすんだいる人たちしかわからないことがたくさんあります。そういった違いを見つけて、どんどん自分を新しいものに変えていけるようになりたいです。
今まで私が書いてきたことも「知識」でしかないので、これから「経験」に変えていけるような大人になりたいです。嫌な仕事ではなく、好きな仕事に就いて石川さんのような人生を送っていきたいです。(中3S)


石川さんは勉強に身が入らなかったと言いました。旅に直接役に立たなそうだからです。しかし、大学へ進んだことで、知識が増え、今までとは違うことに興味がわき、そこから世界がより広く見えてきたと石川さんは言いました。
僕は講演会の中でこのことに一番驚きました。今まで僕には自ら夢を見つけようと行動したことがありません。数学の式や図形が一体将来の何の役に立つのだろうと考えていました。ただ何となく勉強していつかは夢ができるのだろうぐらいの考えでやってました。けど、その勉強自体が将来自分がやりたいこととつながっていくことを聞いて、それらの考えが全て変わりました。今日学んだことを、これからは、勉強に対する取り組み方に活かしたいと思います。(中3O)


8月9日、写真家の石川直樹さんが唐人町寺子屋の僕たちのために来てくれました。初めに石川さんがどんな人で、どこに行き、どんな活動をしているかを知る映像を見ました。動画を見た後の僕たちに、石川さんが直接話をしてくれました。石川さんが今まで取った数々の美しい写真に夢中になっていたので、前半部分の話の内容を聴いていませんでした。その後の質問時間に自分と他の数名が石川さんの旅で驚いた場所、好きな場所などを質問しました。
石川さんがこれまで取ってきた写真を見せてくれた時には、寒い国から乾燥した国まで、いろんな国の写真があり、スケールが大きいなと思い、とても驚きました。僕も写真を撮るのが好きなので、こういう活動にすごく憧れます。国語の授業で、「アイスプラネット」という北極に浮かぶ巨大な氷を知り、見てみたいなと思っているので、将来自分が世界を周って写真を撮っているような姿も思い浮かべました。ぼくが「今までの旅で仲良くなった人はどれくらいいますか。」と質問すると、「たくさんです。」と答えてくれました。およそ1時間の講演の中で、旅の魅力を教えてくれた石川さん。そんな人との貴重な出会いの記念にサインをもらいました。この出会いは忘れません。(中3I)


石川さんは今日の講演で、自分が大切にしていることや、旅や写真のおもしろさなど、たくさんのことを話してくれました。いつも自分たちが無意識に行っている呼吸や食事、睡眠などが、ヒマラヤ山脈のような危険な場所だと、「明日、生き延びるために」意識的にすることで、より重要性を実感するなど、興味深いお話もたくさんありました。その中で、私が特に興味をもったのが、石川さんがシャッターをきるときは、体が反応したときだということです。その写真を見る人がどう感じるかではなく、自分がどう感じるかで写真をとるのは、とてもおもしろいことだと感じました。(中3H)



・・・

石川直樹さんのインスタグラムには、この日子どもたちといっしょに食べた大量のゼリーの写真がアップされていました。
(いいねが1000以上ついてる。。)

石川直樹さんの講演 サマー合宿(中1・中2)& 夏合宿(中3)_d0116009_01251210.jpg




石川直樹さん、子どもたちに大切なものを届けてくれました。
言葉は届けることはできても、生きかたそのものを子どもに投げかけてくれる存在というのはなかなかいない。

とても楽しい時間でした。
また石川さんに子どもたちの前に現れてほしいと、いろいろ頭で考えをめぐらせています。




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by terakoyanet | 2020-08-28 01:30 | 行事・イベント | Trackback | Comments(0)

早くも2学期が始まる中学生たち。暑い中ほんとうに大変ですが、どうか頑張ってほしいと思います。

今日は、2020年度当仁中3年生の本校生1学期期末テスト塾内平均点をお知らせいたします。
中3にとって1学期期末テストは特に大切なもの。

今回は学校平均点が50点台が3科目もあるなど極めて低かったのですが、先日もお伝えしたとおり、本校生はほんとうに頑張りました。共通クラスが学校平均を全科目20点以上上回ったのは、本校歴代でも初の快挙となります。



◇中3 当仁中塾内平均点(共通クラス)

国語 78.1(+21.6)
数学 80.5(+24.5)
社会 86.2(+24.2)
理科 81.5(+21.1)
英語 77.8(+23.3)
計 405.6(+114.5)



中2 当仁中塾内平均点(特進クラス)

国語 83.7(+27.2)
数学 90.3(+34.3)
社会 90.6(+28.6)
理科 92.0(+31.6)
英語 91.4(+36.9)
計 447.1(+156.0)


逆に良すぎて当仁中の塾に通ってない子らが心配になってしまうくらいなのですが。。
(適正な基礎問題が多いのに、こんなに平均点が低くなるのはなぜ?)
夏のまとめの模試(フクト・県模試)でも3年生の飛躍を楽しみにしています。

当仁中1学期期末テストは、中1から中3まで全ての学年において塾内平均点が400点を突破しました。
早くも1か月後に迫った2学期中間テストでは、前回の自分を超えることをまずは目標にしましょう。



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by terakoyanet | 2020-08-20 10:06 | 生徒のがんばり(テスト結果等) | Trackback | Comments(0)

2020年度、当仁中2年生の本校生期末テスト塾内平均点をお知らせいたします。
早いもので、中2にとっては中学校生活の折り返しの時期にあたる定期テスト。
今回は英語の学校平均点が極めて低く、せっかく学習を頑張ったのに…と落ち込んでいる子もいました。
そんな中、本校生は学校平均よりも80点も高い平均点となり、大変な中でほんとうに健闘したなと思っています。
特に数学は満点が続出で(特進クラスは平均が約97点!)凄いことになりました。



◇中2 当仁中塾内平均点(共通クラス)

国語 80.2(+12.1)
数学 89.6(+19.7)
社会 77.2(+16.7)
理科 88.7(+17.9)
英語 69.9(+16.1)
計 405.6(+80.0)



中2 当仁中塾内平均点(特進クラス)

国語 89.7(+21.6)
数学 96.9(+27.0)
社会 87.6(+27.1)
理科 94.9(+24.1)
英語 83.3(+29.5)
計 452.5(+126.9)


中1のときよりさらに伸びてきた中2の生徒たち。過去最高得点を取った生徒も複数名います。
得点が伸びなかった子たちは、定期テストの勉強のしかたが悪いというよりは、やはり日ごろの塾の小テストで得点が取れていないのが問題です。定期テスト直前になんとか無理矢理に学校のワークをやり終えて、そのあと山をはって一部だけ頑張って覚えるようなテスト勉強で点数が取れるわけがありません。

特進クラス生たちは、特に英語と数学で確実に得点し、高得点に結びつけています。


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by terakoyanet | 2020-08-16 15:22 | 生徒のがんばり(テスト結果等) | Trackback | Comments(0)

2020年度、当仁中1年生の本校生1学期期末テスト塾内平均点(速報値)をお知らせいたします。

毎年お話ししているのですが、中1にとってこれから2学期は大きな分岐点になる時期です。
1年の2学期を理解度が高い状態で乗り切った生徒はそのまま3年生まで高い状態のまま成績をキープできる生徒が多く、逆に2学期に下がってしまった生徒はそのまま低迷することが多い「魔の2学期」と言われる時期です。
ですから、1学期の復習をしっかり行ったうえで、2学期の授業にのぞんでほしいと思います。

当仁中発表の平均点ですが、5科目合計の平均点が実際よりも高めに出ている可能性があるのではないかと思っています。なぜなら、各科目の平均点を合計しても、5科目平均とかなり誤差があるからです。(気になる方は学校に問い合わせてみたほうがいいかもしれません。)

今年の中1は休校期間の優位性を生かし、平均400点を超える高い得点を記録しました。
450点越えも複数名出ています。
まだまだ一人ひとりに課題があることはもちろんですが、本当によく頑張っていると思います。
不安な中学校生活のスタートでしたが、子どもたち一人ひとりが頼もしく変化してきていると感じます。


◇中1 当仁中塾内平均点(共通クラス)※カッコ内は学校発表の平均点との比較

国語 76.1(+9.2)
数学 82.6(+11.0)
社会 75.7(+11.0)
理科 78.0(+12.5)
英語 91.9(+10.0)
計 404.3(+50.8)



近日中に特進クラス生の発表が行われますが、今回の定期テストも参考に選抜が行われます。


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by terakoyanet | 2020-08-15 15:01 | 生徒のがんばり(テスト結果等) | Trackback | Comments(0)

1学期期末考査の結果が明らかになりつつあります。

中1、中2、中3とも、休校中に学習をしっかり継続できたことが功を奏し、いつもの年以上に学校平均を大幅に超える成績が出そうです。

中3は今年、当仁中生以外の生徒が多く、当仁中生は他の学年の約半分にあたる13名しかいないのですが、当仁中の学年TOP10のうち半数にあたる5名を本校生が独占!という快挙を成し遂げています。

今週中に全学年の集計が出そろうと思いますのでまた改めてご報告いたします。


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by terakoyanet | 2020-08-04 10:46 | 生徒のがんばり(テスト結果等) | Trackback | Comments(0)

前回の記事の続き 保護者様方からいただいたお手紙です。


学校が休校になり、大変な状況の中での動画配信、ZOOM個別など、本当に有難いと存じます。お疲れ様です。
何でもあたり前ではないことや、このような状況になったからこそ感じる事など親子共に考えさせられます。
あっという間に入試がやってきそうですが、今回の事を糧にしてあきらめずに頑張り抜いてほしいです。(中3)


(成績表を見て)成績に関することだけでなく、様々な心の通った情報で心温まりました。小6、はじめての塾でしたが、zoom、テスト、Youtubeなど工夫してくださったおかげで、休講中でも不安なく良い学習習慣を身につけることができ、心より感謝申し上げます。(小6)


Zoomは先生と直接、話すことが出来、本人はとても緊張する様ですが、先生がいつも本人を認め励ましの言葉をかけてくださるので、本人の意欲につながっていると思います。感謝しております。(小6)


(成績表を見て)最初は中3までの成績が記載されているのを見て驚きましたが、高学年の雰囲気を何となく感じながらやがてやってくる高校受験への準備が出来るとよいなと思うようになりました。(中略)来月から通塾となり、皆と楽しんで勉強する姿が目に浮かび親としても嬉しい気持ちでいます。どうぞ宜しくお願いします。(中1)


難しい問題を考えて考えて出した答えが合っていた時はとても嬉しかったようで、「勉強、楽しいかも!!」と言っていたので私も嬉しくなりました。(小6)


3月から5月、この休校の間、寺子屋と鳥羽先生の存在がなければ、本人はもっともっと気力を無くしていたと思います。(中略)元気でなんとかこの期間をすごしてくれたことに安心するとともに、支えてくださった先生方に感謝します。(中2)


共通授業~特進まで、しっかり提供してくださる授業のおかげで、自宅にいながらもきちんと学習の定着ができていると思います。本当にありがとうございます。目まぐるしく変化する状況の中、今後どのようになっていくのか不安もありますが、子どもの頑張りをしっかりサポートして行きたいと思います。(中3)


いつもご指導いただき、がんばるように声がけをしていただいたり、ありがとうございます。4月からのスタートで、勝手もわからない中で手探りでやる中、覚える勉強の量に面食らいながら取り組んでいます。(中略)コロナで学校も休みの中、授業いただき、感謝しています。(中1)


いつも熱心なご指導をしていただき、ありがとうございます。(中略)中3という大事な時期に休校となり親としてはかなり不安もありましたが、鳥羽先生のご尽力のおかげで休校前と変わらない学力を維持できているようです。学校再開も決まりましたが、まだまだ不安なことが多くあります。これからもご指導のほどよろしくお願いいたします。(中3)


このような状況下、迅速にオンライン授業等、子どもの学習環境を整えてくださり、ありがとうございました。
おかげさまで勉強に関して心配することなく、休校期間を過ごすことが出来ました。
これからの分散形式の授業も安心して通わせることができます。ご配慮ありがとうございます。(中1)


コロナで通常通りとはならず、大変な中、早くにいろいろな対応を取ってくださりとても感謝しています。ありがとうございました。寺子屋の動画授業やZoomテストなどのおかげで、長い休みの間も勉強から離れてしまうことなく過ごせました。少しの時間でも1対1で線s寧と話してZoomの中で「頑張ったね」と声をかけてもらう事が娘も嬉しくて励みになった様です。(中1)


初めての成績表でしたが、ZOOMの総合で〇位になったことがとても励みになっています。学校からプリントや動画も届いていますが、寺子屋の指導の方がずっとていねいでわかりやすいと話していました。イレギュラーな船出となりましたが、不安を感じなかったのは先生のおかげです。本当にありがとうございます。(中1)


まだたくさんのコメントをいただいていますので、後日ご紹介いたします。
たくさんのお気持ちをいただき、ありがとうございます。
子どもたちは日々変化していて、その頼もしさに助けられる毎日です。


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by terakoyanet | 2020-06-21 14:00 | 当校の特色 | Trackback | Comments(0)

休校期間には、普段以上に保護者様方からたくさんのコメント、お便りをいただきました。
この困難な時期にたくさんのお心を寄せていただいたこと、お気持ちを伝えてくださったこと、本当にありがとうございます。ここでは十分にご紹介できませんが、この期間の子どもの変化について書かれた方も多数いらっしゃいました。一部ですが以下に掲載させていただきます。一部でもすごくたくさんありますので、3回か4回にわけてお届けします。
今回、この記事を残すことは、後で振り返ったときに大切な記録、記憶になると思います。



この数か月、自分なりに計画を立てる様になり、課題に取り組める様になり、明らかに1年生の時とはギアが変わった様に思います。いつも励ましてくださってありがとうございます。これからの1年間もどうぞよろしくお願いいたします。(中1)


ZOOM個別試験に苦戦していますね。意味の分からない緊張。慌てっぷり。〈中略〉今後の人生で…対人対面で回答が求められるシチュエーションはいくらでもやってきます。苦手でもこういった状況を回避するのではなく、対応能力を強化したり、経験を重ねることで克服していかなくてはなりません。うまく活用することで、このような手段も自分のものにしてください。(中2)


頑張っている人との差が出たんでしょうね。今後の巻き返しに期待します。
大変な状況の中、子ども達のために最大限の環境を与えて頂きありがとうございます。
おかげ様で勉強面の不安はなく授業再開を迎えられます。(中2)


休校中の授業の取り組みやテスト等の対応など、いろいろと知恵を絞って寺子屋を続けて下さりありがとうございました。
これからどのような学校生活になるのか分からないことも多いですが、”その時々でベストを尽くすこと”を先生方から感じ取っていると思います。ご苦労もあると思いますが、保護者としてできる限りフォローしていきますのでよろしくお願い致します。(中3)


しっかりとした成績表の冊子で、よく読ませていただきました。
4月からZOOMと教室テストとYouTubeの授業となりましたが、普通の授業だけでは不注意で取りこぼし、書き忘れの多い息子にとっては、何度も止めて見れるYouTubeは、とても助かりました。成績を出せたことで、次のやる気につながったと思います・(小6)


先々月より状況に応じた細やかな対応をしていただき、本当に感謝しております。先生のお陰で休校による勉強面での不安を感じることなく過ごすことができております。(中1)


生活スタイルが一気に変わると勉強への姿勢も大きく変わりましたね。歌っておどってYouTubeばかりではいけないことに気づいたハズです。(中1)


日々状況が変化する中、臨機応変な対応、そして丁寧でわかりやすい動画授業の内容に、寺子屋の底力を感じました。こういう非常時の対応で、本来の凄みがわかりますね。寺子屋に通っていなかったら、もっと不安の大きな休校期間になっていたと思います。(中3)


コロナの影響等大変な中、様々な工夫をされ、塾を継続されていること、心より感謝申し上げます。動画の授業もズームでのテストも新しいことがたくさんでとても楽しく勉強させて頂いています。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。(中1)


休校に伴い、どこよりも早い対応(YOUTUBEやZOOM)に、感激致しました。ありがとうございます。
ZOOM個別はちょっと緊張するみたいですが、良い集中力にもつながっているように思います。(中1)


この長い長い休みの間、本人なりに勉強をがんばっている様子でしたが、暗記作業がどうも苦手で、国語・英語、あいかわらず苦戦しています。〈中略〉本人が早く気づき、新しい(知らない)ことを知ることは楽しいと少ーしでも思ってくれたらうれしく思います。でも、まずは中学校生活を楽しんで欲しいです。(中1)


ズーム指導で先生の優しさや熱心さを感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。(中1)


学校が休校になってすることがない日常生活の中、塾の動画授業にとても助けられました。本人も何回もくり返し見ているようで、わかり易いとも言ってましたが、やはり対面で行われる授業にはかなわないようで再開されたことを親子共に喜んでいます。(中1)


親として今回の休校で教育とは、という事を考えさせられています。鳥羽先生に学ぶことができなかったらと考えますとゾッ…とします。先生どうか、ご無理なさらずご自愛ください。いつも本当にありがとうございます。(中1)


勉強に対して誠実に向き合ってほしい。自分の意志で勉強に臨んでほしい。と思うあまり、口うるさく言いすぎたのか、「ママは勉強の話しかしない。うるさい!」と言われてしまいました。知らない間に子供にプレッシャーを感じさせていたのかもしれません。コロナ禍でその思いが大きくなりすぎていたようにも思います。今は子供の力を信じて見守ってみようと自分自身に言い聞かせている所です。(中2)


約3ヶ月、先生に多大なご苦労をおかけして申し訳なさを感じつつも、動画授業、ZOOM授業のおかげで、親子ともに大きな不安もなく休校期間を過ごすことができました。Zoom個別はとんでもなく緊張する5分間だったようで、最初は手が震え、自分の心臓の鳴る音が響いていたそうです。その緊張感も貴重な体験だったと思います。先生、本当にありがとうございました。(中2)





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by terakoyanet | 2020-06-16 13:04 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

私は「おやときどきこども」を読んで、母親や教師などのどんなをレッテルを持つ人でも、もとはひとりの人間なんだと気づかされました。

私は、中学生のとき教師に対して多くの不満を抱いていました。「教師」という職業に就いたからには、完璧にその仕事をこなしてほしい。生徒のことをちゃんと考えてほしい。そんなことばかり思っていました。

しかし、この本を読み終えた今では教師を、「教師」というレッテルをはがしてみることでそのひとはそのひとなりの努力をしていたんだろうなぁと、受け入れることができました。それと同時に自分のこころにゆとりができたような気分がしました。

この本はたぶん大人に向けて書かれた作品だろうと思います。けれど、わたしみたいなまだ親のもとで暮らしているこどもが読むことで、親にたいする見方が少なからず変化すると思います。

私の母親は勉強に対して厳しい人です。高校の定期テストで順位を落とすと、部活を辞めさせると脅されたこともあります。正直、母親のことは全く理解できませんでした。「脅したことで成績があがるわけないじゃないか。」と、こころのなかでつぶやいていました。でも親の気持ちを少し理解できた気がします。私の母親もきっと私のことを考えこみすぎてこんな言葉をくちにしたんだと思います。こんなふうに考えれる余裕ができたのは、この本を読んでからです。

鳥羽先生の生徒のひとりとして、これはいつも生徒全員と真摯に向きあって、一緒になって悩んでくれる鳥羽先生だからこそ書ける文章だなと読んでいながらずっとおもっていました。鳥羽先生らしい本だとすごく思います。とても考えさせられる本でした。

・・・

高校生のあやかさんが、版元のナナロク社に『おやときどきこども』の感想を寄せてくれました。自分に引き寄せて読んでくれて、これを読んだだけでも書いてよかったなーと思いました。

あやかさん、私の本に寄り添って書いてくれたから上のような書き方になったと思うのですが、日ごろから彼女からは親への愛情や感謝のようなものがひしひしと伝わってきます。多忙な中、版元から送られてきた原稿を読んでくれて感想を書いてくれたみたいで、本当にありがとう。

本が出たあと、読んでくれた卒業生、在校生がいたら感想を聞かせてください、




AI-amのよっぴー(吉田 晃子 さん)、まりん(星山 海琳 さん)が版元のナナロク社に『おやときどきこども』の感想を寄せてくださいました。この感想が届いた日、感動のビッグウェイブが出版社を襲ったそうです。

感想というか、これはもう、「大人」と「子ども」の間の関係についてつづった掌編です。以下、読んでみてください。

・・・・

親にも、子どもにも、ひとつずつの孤独がある。「わかる」ではなく「わからない」を知る鳥羽さんの言葉は、こんなにもよく聴こえてくる。

学習塾という場所は、ときどき、数値ばかりが建物を覆っているかのように見えてしまう。けれどその場所で鳥羽さんは内側からの声を見せあい、孤独と孤独のままに交わり、人間の淋しさと切実さを受容する。安全靴を履かせようとはせずに、地面の感触をたしかめる一人ひとりの裸足を見ている。そして子どもたちは鳥羽さんを介して「私」を再発見し、発展させていく。それはまちがいなく、本質的な教育の空間だ。

大人は、長い年月をかけて「正しさ」の病に侵されてきた。親は、子どもが子ども自身の「私」と握っていた手を外し、「正しさ」へ押しこめていく。人間は割り切れないものなのに、偶数の存在であることを求めてしまう。けれど鳥羽さんのひたむきな言葉は、「私」を味わう時間を切り詰められてきた親と子のあいだに引かれた境界線を滲ませていく。わからなさ、割り切れなさへと近づく勇気を灯し、親が帰るべき「いま」を見せてくれる。

この本を読んでいるあいだ、わたしたちはひとりになる。そして、その喜びを湛えて大切なひとのそばへ行き、ひとつずつの孤独で呼応しあうのだ。

https://note.com/nanarokusha/n/n402f6b4085e3

(他のご感想は後日紹介します。ありがとうございます。)


高校生のあやかさんとAI-amのおふたりからの感想(『おやときどきこども』)_d0116009_11181756.jpg



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by terakoyanet | 2020-06-10 11:23 | おすすめの本・音楽 | Trackback | Comments(0)