『橙書店にて』から別府のお店のことまで
2019年 11月 15日
『橙書店にて』晶文社(2019年11月刊行)






この次の日に田尻さんからお礼のメールが届いて温かい気持ちになりました。
11月27日の雑感
2017年 11月 27日

このところ、メインパソコンの調子が悪く、書いた記事が2回連続でおじゃんに(死語!?)なってしまいました・・・。いま失望感でいっぱいです。
たくさんお伝えしたいことがありますが、とりあえず、このあと在校生の英検の頑張りについてだけはお伝えしようと思います。
写真は国東半島の某所にて。
国東半島の晩秋は素晴らしいです。今年は行けていませんが。
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黄金色の坊ガツルへ
2017年 11月 03日
私にとって秋は山の季節。
今日から三連休ということでお出かけの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私たちは連休ほど忙しくなる仕事をしていますからお休みは関係ないのですが、秋のいちばんいい季節のこの連休にちなんで、坊ガツルの写真をご紹介したいと思います。
坊ガツルは長者原のくじゅう登山口から2時間ほど歩いて到着します。終点に法華院温泉があるという粋な演出も。
私は秋になると半日時間ができれば山に登りますので、数日前、晴天の絶好の山日和にくじゅうの坊ガツルを歩いてきました。

いつもより少々時間がかかりましたが、バスの中から由布岳の雄姿を見たとたん、今日は山の神様が味方していると心強くなりました。
この時期は長者原の登山口に着いた時点ですでにわーっとなります。














時間があるときは、さらに大船山や三俣山に登ることもあるのですが、今回は坊ガツルのみ。
坊ガツルは、登ったり下ったりが少ないのに九重の山々の景色が堪能できる最高のトレッキングコースです。
山はいつも一人で行くのですが、今回は珍しく妻がいっしょに来てくれました。
秋の山を堪能しました。皆さんも秋のくじゅうをお出かけの候補にぜひ。
豊後大野の出會橋、轟橋
2016年 06月 21日
石橋としてはアーチ径が全国1位と2位の大きさ。その偉観に驚かされます。
奥嶽川の水流も美しく、避暑におすすめの場所です。


九州の豪雨被害がこれ以上広がらないことを心より祈っています。
今回の震災で、全国に名高い熊本の石橋は大丈夫だったのだろうかと案じていたら、まとめのページがありました。このような活動をなさっている方々にありがとうの気持ちを携えて、これからも石橋を見に行きたいと思います。
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別れとはじまりの季節 -中学部-
2016年 03月 26日
たくさん書きたいことがありますが、今日は、最近お別れをしたみんなのことを書きたいと思います。
引越しするかじわらくんの送別会を、お笑い部+Kくんで行いました。場所は唐人町商店街の潮鮨。



楽しすぎる時間。
そして中3(新高1)の卒業旅行は、毎年恒例の城島高原&由布院へ
当日は見事な快晴で、由布岳もばっちり。















今年は特に一人ひとりが楽しい時間を過ごしているという印象が強く残りました。
生徒たちといい思い出ができて、私たちも幸せでした。
高校コース(高等部)の送別会については、改めて書きたいと思います。
こちらもすごく良い時間でした。
写真送って、とお願いしてくれた子たちへ。
あと数日中に送るから、首を長くして待っていてくださいね。
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晩秋の国東半島 川中不動にて
2015年 12月 02日




天念寺の前の長岩屋川の大岩には、高さ約3mの不動明王と2童子が彫られており、川中不動と呼ばれています。室町時代に水害防除の願いをこめて彫られたとのこと。
この辺り、背後には、天念寺耶馬と呼ばれる奇岩秀峰が連なっており、素晴らしい景観と風情と楽しむことができます。冬がはじまるこの時期、どこか浮世離れした国東に、また足を運びたくなります。

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一日卒業旅行その2
2015年 03月 28日













その3はまたそのうちに掲載できればと思っています。
★写真にはTさんが撮影したものや、ご家庭からメール送信をいただいたものを含んでいます。ありがとうございます。
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卒業セレモニーと一日卒業旅行 その1
2015年 03月 28日
晩秋の国宝富貴寺
2014年 12月 10日
先日、国東半島芸術祭に出かけたときに立ち寄りました。
私自身3回目の訪問ですが、富貴寺が最も美しい季節と言われる11月下旬に来ることができたのは幸いでした。



枯淡な風情に色を添える黄と紅の葉。
風が吹きつけるたびにひらひらと宙を舞い、地面に落ちていきます。
壁画で知られる本堂の中も素晴らしいので、ぜひ開いている日に訪問することをお勧めします。
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国東半島芸術祭―明後日まで―
2014年 11月 28日

会期中は6つのプロジェクト+1つの展示があり、パフォーマンスプロジェクトが行われる日もある中で、わたしは無理やり仕事の合間を縫って出かけたため、わずか2つのプロジェクトしか訪れることができませんでした。
大学時代、国東半島に初めて出かけたときの第一印象は「さびしい場所」。
国東半島では、阿蘇や九重のような、人に微笑みかけるような親和的な自然を見ることができません。
何の規則性もなくただ無雑作に山を覆う雑木林、延々と続く似たような田園風景。
そして盛夏の中で、国東半島の植物たちは、ただその暑さを身を縮めてやり過ごしているように見えました。
国東半島は瀬戸内に面しているために、山がちな地形のわりに雨量が少なく、九州山地の凄絶な生命力を持った森林を見慣れた人間からすると、生える植物、殊に森林たちが貧弱に見えるのです。
だから、そのような森林たちの間を縫って辿り着いた石仏たちも、ことさら繊細でか弱いものに見えました。
(その繊細さに惹かれ、その後2・3度足を運びましたが。)
日本全国の半島、殊に鉄道の便が悪い半島には、近代化後の開発を逃れた手つかずの自然や文化の足跡が残されています。国東半島はその好例で、神仏習合の神社や寺(跡地を含む)に向かう参詣道の石畳、それに寄り添うように佇む無数の石碑、石仏は江戸時代とそれ以前の姿をそのまま私たちに伝えます。
そのような手つかずの場所に、今回の芸術祭では一時的にではあれ、(見る人によっては)得体のしれない赤い人形(千燈プロジェクト・後述)などが持ち込まれたため、一部の方などは眉を顰める場面もあったそうです。
しかし、今回の芸術祭の素晴らしさは、そのプロジェクト自体が国東半島が本来持つ風景の美しさ、文化の深遠さに触れる機会を見る人に与えてくれたことにあります。
私自身、ペトロ・カスイ岐部というかつての殉教者に思いを馳せながら辿り着いた岐部プロジェクトでは、木製の教会に立って、そこから見える思いがけない海と姫島の美しさに感銘を受けました。そして千燈プロジェクトでは、国東半島の六郷満山の原型が残る千燈寺付近の雰囲気の中に、凝縮された時間の厚みを感じ、そして赤い人形に釣られて岩場を登った先にあった五辻不動尊からは、瀬戸内・中国を遠望する圧倒的な景観を見ることができました。まさにアートプロジェクトが、国東半島がもともと持つ魅力に私を引き合わせてくれたのだということを感じました。その意味ではこのプロジェクトは成功と言えるのではないでしょうか。
そんな芸術祭も明後日まで。あと2回は訪れたかった。
でも、今回の導きにより、国東半島に行く楽しみが大きく増しました。
半島内に訪れたい場所がまだまだいくつもあります。
以下はプロジェクトで訪れた場所の写真です。
◇岐部プロジェクト







この芸術祭に国東半島の写真集も出している石川直樹さんという若い知性が参加しているのは幸運なことだと思います。彼の写真はとても素晴らしく、国東半島に濃密な時間が流れていることを改めて思い知りました。(※写真撮影は許可をいただいています。)
◇千燈プロジェクト












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