アムール川に架かるハバロフスク橋
2017年 10月 16日
ドライバーにそう教えられて着いた場所は、レンガ造りの建物の廃墟。






ハバロフスク橋は、後日、アムール川をクルーズしたときに、至近距離で目にすることに。



この橋の上の線路は、イルクーツクに、ノボシビルスクに、エカテリンブルグに、そしてモスクワに繋がっています。頭の中で西へ西へと鉄道の行程を辿っていくだけで、その距離の果てしなさに途方に暮れながらも、どうしようもなく心を奪われてしまいます。
いつか、ずっと先のことになるかもしれませんが、長い休みを取ることができる歳になったら、ゆっくりとシベリア鉄道でモスクワを超えて、サンクトペテルブルグまで行ってみたいと考えています。
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古宇利島へ
2017年 10月 03日





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豊後大野の出會橋、轟橋
2016年 06月 21日
石橋としてはアーチ径が全国1位と2位の大きさ。その偉観に驚かされます。
奥嶽川の水流も美しく、避暑におすすめの場所です。


九州の豪雨被害がこれ以上広がらないことを心より祈っています。
今回の震災で、全国に名高い熊本の石橋は大丈夫だったのだろうかと案じていたら、まとめのページがありました。このような活動をなさっている方々にありがとうの気持ちを携えて、これからも石橋を見に行きたいと思います。
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秋月の目鏡橋
2014年 11月 17日
秋月と言えば、私にとっては高校時代に毎年遠足で行っていた場所。
その奥のだんごあんには家族や地元の友達と何度も遊びにいったところです。
しかし、地元のことほどよく見ていない、よくわからないということは往々にしてあることなのか、ひさしぶりに郷里の近くをふらふらしてみると思いがけない発見があります。そしてかつての自分は何も見ていなかったのだなと、ちょっと眩暈がするような戸惑いさえ感じることもあります。


先日(といっても随分たちましたが)秋月を訪れたときにも、目鏡橋をみて、こちらの橋は「めがね」と言っても一眼(単アーチ)だったのねといまさら気づき、かつて地元の友達と長崎の眼鏡橋(2連アーチ)を訪れたときに、間違って手前の一眼(単アーチ)の名もなき橋を眼鏡橋と誤認して、みんなで楽しく記念撮影しかけたことを思い出しました。お前のせいで長崎で間違えたんだよと頭でつぶやきながら、そのあとも思いがけない発見の連続に胸を躍らせ歩いたのでした。
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紅葉の黒部渓谷
2014年 11月 04日
快晴に恵まれたこともあり、素晴らしい展望を楽しむことができました。
黒部渓谷鉄道のトロッコに揺られ、河原に温泉の湧く鐘釣まで行きました。
紅葉はもちろんのこと、ドイツの古城を模したような発電所や青い水を湛えるダム、石造りの水道橋などの興味深い人工物も意外な見どころでした。
黒部渓谷鉄道は、台湾の有名な山岳鉄道「阿里山森林鉄路」と姉妹提携を結んでいるそうです。
そのためかはわかりませんが、台湾から来たと思われる方が多数乗車していたことが印象的でした。









鉄道を降りた後、紅葉する山々を見上げながら宇奈月温泉を散策して帰路に就きました。

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天草の祇園橋
2014年 10月 27日




石柱を組み合わせた床板と、たくさんの橋脚がこの橋を非常に個性的なものにしています。
パーツは直線でできているものの、全体を見るとアーチを描いており、素朴ながらその造りは実に見事なものでした。
この場所は、島原・天草一揆で多くの血が流された場所として古くから知られ、この橋も「切支丹殉教戦二百年祭」までの完成を目指して1832年に造られたものと伝えられています。
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石橋と実用の美 -通潤橋と霊台橋-
2014年 10月 01日
現在の私たちが、過去の民衆たちが建てた建造物、彼らの生活を助けた日用品や、そこに施されている繊細な工作や装飾を見たときに感慨を受けるのは、そこに宿る美しさが、過去の民衆たちの生活の頼もしさそれ自体の証となっているからである。それを見たとき、すごいことやってやがると、思わず懐が熱くなるのを感じざるをえないのだ。
私が肥後の(特に緑川流域に点在する)石橋群に魅了されるのは、まさにこの頼もしさを求めるがためである。


橋から少し離れて棚田と合わせて俯瞰すると、谷をまたいで造られたこの水道橋の地形的必然が見えてくる。



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五家荘、樅木の吊り橋
2014年 07月 22日
ここに行ったのは人生で2度目ですが、今回は一際いいところだなという実感が深まりました。
吊り橋そろそろかなと思っていると、眼下の山中に二重の吊り橋が見えます。
とんでもない場所に吊られている橋の姿を見て、血の気が引くような恐怖が。。

こちらの吊り橋。安定感のある九重夢大吊り橋なんかしか渡ったことのない方は恐怖でしょう。
眼下は深い渓谷。一歩踏みしめるたびに橋がゆれる。おのずと足が竦みます。

しかしせっかく山深い五家荘まで来たのです。
吊り橋の恐怖だけを楽しむのはあまりにもったいない。
深い山の緑(秋は紅葉)、どこまでも透明な渓流の青を見て、真夏でも清涼な風を感じてはじめて、この場所に来た喜びを身体の底から感じることができるのです。

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水郷古鎮 朱家角の朝
2014年 02月 08日
音楽談義に激しく花が咲き、深夜3時過ぎまで飲みました。
彼に許可をもらってそのうち紹介しますが、めちゃくちゃいい音を鳴らすバンドです。
そして彼(Aくん)がつくった曲が素晴らしくて驚きました。きっと彼はいい音楽家になります。
6時過ぎに起きた今朝。現在KBCシネマ(福岡市)をはじめ全国で上映中の「ある精肉店のはなし」が素晴らしかったので、その映画のことを書いていたのですが、間違って消してしまったので同じものを書く気になれず、中国水郷古鎮"朱家角"の朝の風景を載せることにします。











朱家角は巨大都市上海からの中心から西に車で1時間ほど(バスだと2時間ほど)の場所にあります。
都心からのアクセスが良いため、水郷古鎮のブームが熱くなりすぎたいまでは、昼間に行くと人だかりでゆっくり楽しめません。
宋代に水路沿いに大きな市場が開かれ紡績業がさかんだった歴史あるこの町は、たくさんの観光客が訪れるようになったいまではお土産屋さんばかりが並ぶ町に変貌を遂げました。
訪問するのにおすすめの時間帯は早朝。
柔らかい朝日を浴びて小さな声で談笑する人たち、アクロバットな運動をするおばあちゃん、水路で洗濯をする女性たち。
昼の喧騒が嘘のような静かさで、白昼夢の中に紛れ込んだかと目の前の世界の現実感に不安を覚えるほど。今ではもう失われたかと思われた昔の風情が、早朝の町にはそのままの姿で残っていました。
水路の町から上海外灘のホテルに戻ったのは9時半。
朱家角は今日も盛大なお祭りのような賑わいを見せるのでしょう。
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イギリスの小さな町、ブラッドフォード=オン=エイヴォン
2012年 12月 02日

町の入口 ブラッドフォード=オン=エイヴォン駅。
幹線上にある駅だからアクセスは抜群。ロンドンからの日帰りも可能です。


エイヴォン川には立派な石橋(Town Bridge)が架かっていて

その橋のたもとには、一目見ただけで魅了されてしまうすてきなティールームが。
その名も"The Bridge"。
店内の写真は撮っていませんが、紅茶が美味しく、白いフリルエプロンと黒いワンピースを着た若いメイドさんたちがせわしく働く、愛すべき伝統的な英国ティールームでした。

町中にはいくつかの美しい教会があります。







エイヴォン川沿いは静かな散策路で、水辺で毛繕いをする白鳥、美しいガーデン、不意に顔を出すリスたち・・・など、イギリスの田舎の美しさを堪能できます。
喧騒から離れて、静かな時間を過ごしたい方にぜひおすすめしたい町です。
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