寺子屋ブログ by 唐人町寺子屋

terakoyant.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

タグ:熊本県 ( 71 ) タグの人気記事


2018年 07月 17日

高校生サマー合宿 2日目は阿蘇・熊本へ!

高校生のサマー合宿。今年は特に充実した時間になりました。
1日目の福森伸さん(しょうぶ学園)に加え、2日目には、かるべけいこさん(料理家)、野中元さん(写真家)、黒岩敬太教授(崇城大学工学部学部長・ナノサイエンス研究者)とお会いし、たくさんの刺激を受け、いろいろなことを考えるきっかけをもらいました。

詳細のご紹介のためには長い時間が必要になり、いまはその時間を取ることが難しいため、今日は私が撮った拙い写真を載せたいと思います。


気持ちのよい霧島(妙見温泉)の朝。

d0116009_11164818.jpg

猫と眼鏡男子。(肥薩線の嘉例川駅にて)
d0116009_11181493.jpg


かるべけいこさんの昼ごはん。ほんとうに、ほんとうに世界一、と言いたくなるくらい美味しくて。
夏らしい献立でした。古民家に吹き抜ける風の気持ちよさを感じながら。
d0116009_11235959.jpg

写真家・野中元さんと語り合い。野中さんの言葉は温度があるから子どもたちにちゃんと伝わります。
d0116009_11260276.jpg


熊本市内に移動。作家・村上春樹が読書会を開いたことでも知られる橙書店で本選び&本のプレゼント。
d0116009_11285601.jpg

そして国際交流会館で、黒岩教授による講座。深くて広いお話しでした。
なぜ研究するの?科学は万能なの?といった、根本的なお話し。

黒岩教授は私の小中学校時代からの友人。部活もクラスも同じ時期がありました。
参加者の生徒さんのお父さんとは研究仲間とのこと。世間はせまいですね。

d0116009_11282176.jpg

最後に熊本城加藤神社に立ち寄って行程終了。みんなおつかれさまでした。
d0116009_11324620.jpg
行程中ずっと高2の竹内さんに写真を撮ってもらったので、今度、彼女の写真を使って改めて合宿を振り返る記事を書きたいと思います。
協力してくださった皆様、出会った人や風景のおかげもあり、ほんとうにいい時間になりました。

この思い出が子どもたちの心の中で熟成され、花を咲かせるための良い肥料になりますように。


とらきつね on Facebook 随時更新中です。



by terakoyanet | 2018-07-17 11:35 | 行事・イベント | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 17日

5月17日の雑感

連日、三者面談が行われています。
中3はもちろん、中2にとっても大切な時期なので、真剣な時間が続いています。

期末テストまであと1か月となりましたので、生徒たちにはテストに向けたアドバイスをする機会が多いです。
中3はすでにテストに向けた対策を始めている子が多数。受験生になって変わったね。
面談をきっかけとして、子どもたちにさらなる良い変化がありますように。


・・・・


昨日は面談が始まる前に、大急ぎで阿蘇に行ってきました。合宿の下見です。
d0116009_09085463.jpg
高森殿の杉に立ち寄りました。(合宿では行きませんが。)
巨木というのは、私たちが知りえない特別な言語で語りかけてくるような迫力を感じます。
この幹にこの枝に、意志がないはずがない、そう思わせる強靭なうねり。



今年のサマー合宿は阿蘇を舞台に子どもたちが長時間の学習に励みます。
合間には、大学のラボ見学や熊本地震の被災地学習など心に刻まれる体験学習も。
詳しくはまたご報告します。

今年は天候に恵まれることを願っています。



とらきつね on Facebook 随時更新中です。



by terakoyanet | 2018-05-17 09:45 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 29日

ゴールデンウィークにおすすめしたい、九州の少し穴場な場所16選

今日からゴールデンウィーク。
今年のゴールデンウィークは幸い天候がいい日が多いようですね。
今年もどんたくに出る子たちがはりきっています。

こちらでは、これまでこちらのブログに掲載した中で、ゴールデンウィークに出かけるのにおすすめの、少し穴場な場所をご紹介します。


1 立石山(糸島市@福岡)
手軽なハイキングで、想像を絶する絶景が広がります。


2 囚人墓地(大牟田市@福岡)
九州各地の近代化遺産が世界遺産に登録されましたが、登録されていなくても忘れたくない場所があります。


3 烏帽子岳(阿蘇市・南阿蘇村@熊本)
草千里まで行って烏帽子岳に登らないなんてもったいないです。草千里ー烏帽子岳の登山道は熊本地震のあと、一時閉鎖されていましたが、いまは復旧しています。


4 大杵社(湯布院町@大分)
湯布院に行ったらお湯に浸かって街歩きも楽しいですが、ここの大杉は見逃せません。


5 川底温泉・法華院温泉・長者原温泉・筌の口温泉(久住町・九重町@大分)
九重の奥深さを思い知らされる秘湯たち。


6 樅木の吊り橋(五木村@熊本)
私は九重の大吊橋よりこっちのほうが断然好きです。

7 シアター・シエマ(佐賀市@佐賀)
九州の至宝、シエター・シネマ。


8 白水溜池堰堤(竹田市@大分)
土木技術の粋が結晶化した美しい曲線美を持つダム。


9 求菩提山(豊前市@福岡)
修験の山として知られる求菩提山。記事では岩洞窟だけを紹介していますが、山歩き自体がすごく楽しい場所です。


10 旧大野木場小学校(島原市@長崎)
雲仙普賢岳を目前に、周辺は天草を望む絶景。自然の美しさと恐ろしさは隣り合わせであることをかみしめる場所。

11 大崩山(延岡市@宮崎)
絶景の岩山。本格的な登山なので舐めたら命の危険が。

12 鹿目の滝(人吉市@熊本)
雄滝、雌滝、平滝の3つの滝から成ります。たびたび虹がかかる美しい場所。柱状節理も見事です。13 日奈久温泉(八代市@熊本)
町歩きが楽しい日奈久温泉。おきんじょさんに会いに行ってください。

14 市房杉・湯山温泉(水上村@熊本)
樹齢千年と言われる圧倒的迫力の市房杉と、泉質が最高の湯山温泉。


15 今村教会(大刀洗町@福岡)
全国有数の美しい教会。朝日が堂内に差し込む早い時間帯の訪問をお勧めします。ミサがある日曜日は避けてください。
16 立神峡(氷川町@熊本)
晴れた日に行くと、エメラルドグリーンの絶景に卒倒します。


ゴールデンウィークさえも忙しいという方も多いと思いますが、
舞鶴公園の藤棚もいまが見どころで、近所にも素晴らしいところがいろいろとあります。
束の間のお休みを楽しんでください。

d0116009_11255145.jpg

とらきつね on Facebook 随時更新中です。

唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2017-04-29 09:12 | 好きな場所 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 15日

熊本地震から1年。

熊本地震から1年。
この苦しい経験を通して、生きること
について、死ぬことについて、人と繋がることについて、自然と関わることについて、食べることについて、いろいろな思考を巡らさざるをえなかったし、その思考を通して得た知恵を仲間と共有することで、私たちは生き延びていくことができるという手ごたえをどうにか得られるかもしれない、そんな手探りを続けた1年でした。

いま聞きたいのは、理想を語る美しい言葉でもなければ、かといって希望のない歌でもなく、「いま」を生きる、生き生きとした生命そのものの奏(かなで)です。熊本からとらきつねに届くものたちは、燦燦とした生命力に満ちていて、それらがどれだけ私たちの精神を奮い立たせてきたことか。厳しい時に、大切なものを届けてくださった皆さん、それを大切に購入してくださった皆さんありがとうございました。

今日と明日の土日に、とらきつねで「熊本」から届いた大切な果実たちを千円以上購入してくださった皆さんは、とうじんポストカード1枚、もしくはUSED CD(オザケンもあるよ)1枚をご自由に持って帰っていただくというサービスを実施いたします。対象商品は以下のとおりです。

①かるべけいこ(南阿蘇村) 鉄火味噌・焼菓子各種
②Hayashi/母野思(合志市) くまベジ菓 各種
③坂本製油(益城町) 食用油(なたね油・椿油)各種
④橙書店(熊本市) アルテリ(熊本発の文芸誌)
OPENは本日土曜が13-20時、明日日曜が13-19時です。

d0116009_10030017.jpg
上の写真は、以前 南阿蘇の自然料理家かるべけいこさんのお宅(野中邸)でいただいたランチ。
これほどシンプルで、それなのにこんなに美味しいなんて!
美味しすぎて泣けるほど有り難い気持ちになったご飯になりました。



とらきつね on Facebook 随時更新中です。

唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2017-04-15 10:08 | とらきつね | Trackback | Comments(0)
2016年 12月 02日

とらきつね2016歳末ギフトセットのお知らせ

2016歳末ギフトセット 販売期間12/2(12:00)-6(24:00) (ネット限定)
お歳暮に、クリスマスプレゼントに、年末年始の楽しみにぜひ。
商品がなくなり次第、販売を終了させていただきます。

1) かるべけいこ ありがとう2016セット 4200円
報道ステーションの『南阿蘇の食卓』でもおなじみの自然料理家かるべけいこさん(とらきつねのトークライブのゲストとしてもお越しくださいました)の鉄火味噌、シュトーレン、クッキーのスペシャルセット。
商品内容:鉄火味噌(瓶入り)1、シュトーレン1、ローズマリークッキー1、ペパーミントクッキー1、かわいい商品説明同封
d0116009_9242561.jpg



2) 復興祈願 熊本満喫セット 3600円
熊本地震で被災しながらも、踏ん張って安全で美味しいものを作り続けている生産者の皆さんの商品を集めたセットです。プロの料理家たちが愛用する古式圧搾による植物油と、熊本の大地で育まれた食材によって作られた鉄火味噌・焼菓子のセット。
商品内容:坂本製油(益城町) しらしめ油(825g)1
かるべけいこ(南阿蘇村) 鉄火味噌1
母野思(合志市) くまベジ菓5種(さつまいもクッキー・かぼちゃクッキー・黒糖クッキー・生姜キッキー・天草の塩クッキー)各1
かわいい商品説明同封
d0116009_9281040.jpg



3) とらきつね特選 美味しいおすすめセット 4700円
とらきつねで大人気の逸品を集めたおすすめセット。
商品内容:ハーブコーディアル(鳥取県湯梨浜町・HAKUSEN)1
ラムケーク(鳥取県湯梨浜町・HAKUSEN)2
有機焙じ茶ティーバッグ(福岡県うきは市・うきはの山茶)1
有機紅茶ティーバッグ(福岡県うきは市・うきはの山茶)1
生成り 再仕込み2010[300ml](福岡県糸島市・ミツル醤油)1
かわいい商品説明同封
d0116009_9283763.jpg



*小さいお店ですので発送できる数は限られます。完売してしまったらごめんなさい。
*12月2日12時にカートオープン
*商品のお引渡し・発送は12/12(月)~20(火)を予定しています。
*発送(ヤマト)と店頭受け取りのどちらかをお選びいただけます。発送(ヤマト)の場合、別途送料が発生いたします。


とらきつね、唐人町寺子屋では、2016年に発生した熊本地震を受け、ささやかながら気持ちを届ける支援を行ってまいりました。そして年末になり、丹精込めてつくられた熊本の逸品を、同じく地震で被災した鳥取、そして地元福岡の商品とともに皆さんのもとへ届けることができることを心から喜んでいます。美味しいものを自信をもって選びました。ぜひご賞味ください。



とらきつね on Facebook 随時更新中です。


唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2016-12-02 09:35 | とらきつね | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 19日

田北さん、坂口さんと、橙書店のこと。

今回のイベントの第1部では、2016年を振り返るトークが行われます。今年、私たちが共有した出来事の中で、最もインパクトの大きかったもののひとつとして、そして未だにインパクトを与え続けているものとして、熊本の地震が挙げられると思います。

今回のイベントのゲスト、坂口恭平さんと田北雅裕さんは、ふたりとも熊本にゆかりのある方々。そして熊本には、おふたりが時を隔ててクロスした場所があります。

d0116009_033124.jpg


橙書店。村上春樹氏が朗読会を開いたことで、多くの人が知ることとなったこの小さな書店は、地震の影響で移転した今も、無骨ながらも清涼な瑞々しさを湛えた熊本の文芸の拠点として、近所の人たちが穏やかな時間を過ごすことができる憩いの場として、日々大切に運営されています。

d0116009_033304.jpg


店主の田尻さんが見せてくださったのは、橙書店の開店当初につくられた、素朴な佇まいのしおり。「これ、田北さんが作ってくださったんですよ。」しおりには、開店当初の息遣いそのものが綴じ込められているようで、そこに書かれた文を読んでいると、フォントが軽やかなダンスを踊っているように浮かび上がってきます。

d0116009_0334643.jpg
*こちらの画像だけ、instagramでyanoa21さんから許可をいただいてお借りしました。田尻さんにも許可をいただいています。


坂口恭平さんは、今回の移転にあたり、看板やドアの「橙書店」の文字を書いた人。そして橙書店は、坂口さんを世に送り出した沢山の書籍が生命を得た場所でもあります。坂口さんは橙書店の隅の小さな部屋で、どんなに苦しい内容のときでも軽やかに踊っているあの文体を生み出したのです。

時を隔てて橙書店という小さな場所で交錯したお二人の邂逅の場となる23日のイベント。楽しみにしたいと思います。

d0116009_0342675.jpg



――――


とらきつねでは、橙書店さんが発行する文芸誌「アルテリ」をお取り扱いしています。

d0116009_0364546.jpg

d0116009_0384472.jpg


アルテリは現在第2号まで刊行されており、坂口恭平さんは、第2号の冒頭で美しい短編「避難所」を発表されています。これを読むだけでも、アルテリを買う価値ありです。



とらきつね on Facebook 随時更新中です。


唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2016-11-19 00:41 | 寺子屋エッセイ(読み物) | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 10日

杖立温泉のみちくさ市へ

11月6日(日)の7時~10時の間に杖立温泉で開催されたみちくさ市に行ってきました。

2ヶ月に1度のペースで開催されている杖立温泉みちくさ市、本当は前日から宿泊して楽しみたいところですが、それはどうしても叶わないので、今回は早朝6時からN先生と出かけました。大分自動車道に入ってしばらくすると、目前にせまった山と山のはざまに雲海が広がっていて、初冬の朝の美しさをつくづくと感じながら杖立に向かいました。

d0116009_102376.jpg


日田インターからはR212号線を南下します。熊本地震の影響で4カ月もの間通行止めになっていた国道。複数箇所が片側通行であるなど、現在でも影響が残っています。到着直前に「ここのダムによって沈められた集落はどんな町だったんだろう・・・」などと言いながら通過した松原ダムが、まるで台湾の絶景地として知られる日月潭さながらの息をのむ美しさで、初冬の早朝に出かけることで出会えたさまざまな景色に顔をほころばせながら、インターから40分弱でいよいよ杖立温泉到着です。

d0116009_10211335.jpg


普段の晴れた日のみちくさ市は、桜橋下の蒸し場前で行われているのですが、今回は11月となり外の寒さが厳しいため、「杖立温泉会館」が会場となっていました。こちらは杖立集落にかつてあった分校跡の木造校舎。
d0116009_1024373.jpg

私もN先生も、小学時代に木造校舎を経験した世代なので、廊下の雑巾がけしたよねーなどと話しながら、ワクワクと会場へ。

d0116009_1048946.jpg
d0116009_10492388.jpg

d0116009_10504670.jpg


地元旅館の料理人の方々(米屋別荘さん、旅館よろずやさん)が、地元の食材を最大限に生かしてつくった朝定食は予約制。当日に電話予約してみたのですが、定食完売で、私たちはアラカルト(写真)をいただきました。温泉水の蒸気を使ってつくられたお料理の数々。もう、本当に、お世辞なんていっさい抜きで、絶品!とてもとても美味しくいただきました。朝市でこれだけ本気のお料理が出るなんて素晴らしいです。

d0116009_10554014.jpg
(*このお写真のみ杖立温泉みちくさ市FACEBOOKページからリンクされていました穴井様よりお借りしました。)

◎11月 みちくさ市の献立

(A定食)
小国原木椎茸と黒豚の焼売 竹の子芋と栗 銀杏の餡かけ 冬至南瓜豆腐

(B定食)
肥後赤鶏のつくねみたらし餡 阿蘇高菜ピリ辛出汁巻き卵 小国大根の風呂吹き 紅葉麩

(AB共通)
蒸し野菜サラダ(かぼちゃ・人参・いんげん・甘藷・厚揚げ) デュッセル特製ソーセージ 山菜おこわ 味噌汁

(アラカルト)


―――

こちらのみちくさ市は、2004年から杖立温泉に住み、住民の立場からまちづくりにかかわってこられた、九大の専任講師、田北雅裕さんとそのゼミ生たちが、杖立温泉観光協会、住民の方々と協同して運営なさっています。会場に入ったとたん、フレッシュな女の子たちが明るい笑顔で迎えてくれるのですが、彼女たちが、田北ゼミ生の子たちですね。(写真撮らせてもらったらよかったです。)

早朝からのイベントですから、前泊してイベントの運営に参加する彼女たち。日ごろ考えていること、研究していることの「実践の現場」を見ることで、きっといろいろな刺激を受けるでしょう。特別な場所で特別な空気を味わうことができている彼女たちを(かつて同じ学生だった者の目線で)とてもうらやましく思いました。

d0116009_1191618.jpg


みちくさ市の会場では、いくつかのお店が出展されています。
今回の会場では、コーヒー(Carubon Companyさん)、ハンドクラフト(KIKORIさん)、お豆腐(小国のゆめさん)、パン(ASO DELIさん)などが出品されていました。

d0116009_11173793.jpg

私が会場の物販で買ったものをひとつご紹介。
こちらはなんと地元のみねおばあちゃん(御年98歳!)が味噌からつくった「にんにくみそ」。
アツアツご飯にかけて食べましたが、最高でした。

みちくさ市に参加する人たちは、朝日を浴びた杖立川沿いに立ち上る美しい湯煙を見ながらこの会場を訪れるでしょう。そして、出される朝ご飯を通して、そして物販とそこにいる地域の人たちを通して、杖立の、小国の素晴らしいところを次々に発見していくでしょう。さらに、朝市に参加したあとには、それぞれが気持ちのよい朝風呂に入りに行くでしょう。
そういったこの土地ならではのよいところと自ずと出会えてしまう。この朝市の魅力はそこに尽きます。なんて楽しい朝。

このような有機的な循環を生み出すことは、決して一朝一夕の思い付きでは不可能で、この土地に住み、十年以上土地と直接にかかわってきた人だから可能になったことがあると感じました。そこらへんのことも、今度の11月23日にとらきつねのイベントに登壇する田北さんに伺ってみたいなと思いました。

d0116009_11323158.jpg
d0116009_11334032.jpg
d0116009_11342521.jpg
d0116009_1137142.jpg
d0116009_11373328.jpg
d0116009_11375125.jpg


朝食を食べ終わって外に出ると、朝霧が消え、青空が広がっていました。
杖立温泉の川沿いの景観と、温泉街らしい古い町並みは本当に魅力的で、もう心をつかまれてしまいました。

お風呂は、今回のみちくさ市でお料理を出された米屋別荘さんへ。(*入浴のお客様が不在のタイミングで撮影させていただきました。)
d0116009_11415558.jpg
d0116009_11421573.jpg
d0116009_1143106.jpg


源泉が直下にある、迫力のある温泉でした。打たせ湯があり、蒸し風呂もあり、清潔感のあるすばらしいお風呂でした。筑後川水系の温泉は、肌になじむ泉質のお湯が多いのですが、こちらのお湯もやはり柔らかな感触のお湯で素晴らしかったです。

d0116009_6294666.jpg


正午までに福岡に戻るというノルマがあった私たちは、後ろ髪をひかれる思いで再来を誓って魅力的な温泉地を去りました。

次回のみちくさ市は2月開催とのこと。楽しみですね。


――――

今回、私たちは時間がなくて行くことができなかったのですが、今回のみちくさ市の案内に載っていた「おすそわけ野菜のレストラン松原」さんもとても気になっています。

今回のみちくさ市では、来場者の方々がそのあとレストラン松原に行ってお食事をすれば、「小鹿田DE杖立プリン」をいただくことができる、という特典がありました。レストラン松原は杖立温泉から県境を超えたお隣の大分県日田市の中津江上津江地区にあるのですが、こういった、行政区を超えて協同してイベントを行う取り組みも、やわらかな実践をなさっている田北さんたちならではのアイデアだなと思いました。

レストラン松原では、この地区で暮らす高齢者の方々が自家用に育てた野菜を「おすそわけ」していただくことで、それを使用した料理を出されています。高齢者の見守りをかねたこのような取り組みのアイデア、とても面白いですよね。


――――

田北雅裕さん、坂口恭平さんが登壇するとらきつねのイベントは11月23日、勤労感謝の日に開催です。
d0116009_1262651.jpg

定員のため、お申込み受付は終了しています。



とらきつね on Facebook 随時更新中です。


唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2016-11-10 11:50 | 好きな場所 | Trackback | Comments(0)
2016年 10月 14日

フレフレくまもと!

熊本地震から半年が経ちました。

昨日も余震がありましたし、まだ倒壊したままの家屋も多く残されています。
そして、多くの被災した方たちが、その影響のために日々苦しい思いを抱きながらも、前に進むための勇気を振り絞っていらっしゃいます。


阿蘇草千里。忘れえない美しさ。(2014年11月)
d0116009_14342191.jpg


雨上がりの通潤橋。その轟に胸が躍る。(2014年8月)
d0116009_14374711.jpg


湯の鶴温泉。熊本県内には昔から大切に伝えられてきた小さな湯の町がたくさんある。(2013年6月)
d0116009_14452896.jpg


霊厳洞。熊本城以外にも、歴史散策が楽しいスポットも多数。(2016年6月)
d0116009_14483627.jpg


夏の立神峡。熊本には凄まじい絶景ポイントもある。(2010年8月)
d0116009_14532631.jpg


市房山の大杉。自然の力を感じられる場所もたくさん。(2010年8月)
d0116009_14561672.jpg


五木村の川辺川。熊本はとにかく水が美しいところが多い。(2014年7月)
d0116009_15374381.jpg


だから、ヤマメや鮎も美味しい。人吉の青井阿蘇神社。(2009年9月)
d0116009_152408.jpg


熊本市の白川。熊本市内の散策は本当に楽しい。福岡にはないディープなお店もたくさん。(2014年5月)
d0116009_9164387.jpg


天草・十三仏展望台。熊本は海も美しい。(2015年7月)
d0116009_1575354.jpg




南阿蘇。一年でも特に美しい季節を迎える熊本に、遊びに行こうと思います。(2015年10月)
d0116009_15115369.jpg



とらきつねでは、熊本産の良いものをたくさん取り揃えています。

かるべけいこさんの焼き菓子(南阿蘇村)
ココペリさんの焼き菓子(熊本市)
母野思さんの焼き菓子(合志市)
坂本製油さんのなたね油、しらしめ油、椿油(益城町)

などなど。
いつもすぐ品切れになってしまうかるべけいこさんのお菓子もまもなく入荷です。

買って応援!そんなことは何となく気が引けて言えませんが、それでも、熊本の美味しいものは、熊本と私たちの思いを繋ぐものだということを強く実感しています。

フレフレくまもと!
唐人町寺子屋、及びとらきつねは、これからも熊本を熱く応援します!






とらきつね on Facebook 随時更新中です。


唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2016-10-14 15:24 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)
2016年 09月 29日

坂本製油さんのこと

昨日の記事でご紹介しました坂本製油さん、改めてご紹介させていただきます。

――――

熊本県益城町の坂本製油さんとのお取引を始めさせてもらうことになり、伝統製法(古式圧搾製法)で作られた純つばき油、純なたね油、純正なたねしらしめ油を入荷しました。

「一番搾りのみを使用した無添加無着色の油は、高いというイメージが当たり前になっている現在、”安いから良いのではなく、良いものを安く””子育て世代の方々や食にこだわりをお持ちの方に継続的に利用していただきたい”という先代の信念と製法を引き継いでおります。」

坂本製油さんのHPには熱く力強い思いが綴られています。坂本製油さんの油は、福岡ではお取扱店が限られています。この機会にぜひお試しください。そして気に入っていただけたらぜひ日常使いとしてご採用ください。

先日も報道ステーションの「南阿蘇の食卓」に登場した、自然料理家のかるべけいこさん、野中元さんのご夫婦も料理やお菓子作りに愛用される坂本製油さんの油。香りも仕上がりも本当に素晴らしく、食卓に革命が起きる美味しさです。

皆さんご存知の通り、益城町は熊本地震において大きな被害を受けた土地です。坂本製油さんも地震の被害、さらに水害の被害を受けられましたが、それでも「まけんばい」と歯をくいしばって香り高い油の出荷を続けられる姿に、遠近問わず多くの方が励まされています。

・・・・・・・・・・・・・・・・

☆なたね油・しらしめ油825㎖ 604円(税抜) 
☆椿油 100㎖1123円(税抜)

d0116009_6554215.jpg
d0116009_6555262.jpg
d0116009_656441.png




とらきつね on Facebook 随時更新中です。


唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2016-09-29 06:56 | とらきつね | Trackback | Comments(0)
2016年 09月 21日

新しい旅のすすめ その1

村上春樹氏が朗読会を開いたことでも知られる、熊本の橙書店が刊行している「アルテリ」第2号(2016年8月31日発行)の巻頭に、坂口恭平氏の美しい短編『避難所』が掲載されている。この物語の中で、「わたし」は、熊本地震の影響で妻の実家の横浜に避難し、さらに妻と気まずくなり東京の知人宅へと二重に「避難」している。熊本から避難してまもなく2カ月が経過しようとしているある日、娘の「ナオ」がわたしを訪ねてくる。ナオは地震以来、音や振動に極度の恐怖心を抱くようになっていて、わたしはそれを自分のことのように不安に思っている。そんな不安な二人がわずか2時間だけいっしょに公園に行き、共に時間を過ごすことになる。「遊具で一緒に遊びたい」と言うナオに対して、わたしは「ここで見てるよ」と言う。ナオは「嫌だ。一緒に遊びたいもん。」とそれでも食い下がる。それに対してわたしは「でも、パパも嫌なんだよ。」と応じる。
d0116009_19532995.jpg

ここに描かれているのは、親子、というよりは、あまりにフラットな人間間の対話である。「わたし」は、親であっても決して子を「所有」することはできず、親と子はどこまでも非対称であることを直観的に知っている冷徹な人である。愛する我が子を見るときに、その存在と存在の隔たりがいつでも悲しく目に映る人である。もし「わたし」の言動が子供じみて見えるとすれば、それは、「わたし」が私たちが普段目にする親子のヒエラルキーに依拠していないからである。

「だって、誰かに遊びかた決められているみたいで退屈なんだよ。」わたしはなぜ遊具で遊ぶのが嫌なのかをナオに話したあと、いっしょに「木登り」をすることを提案する。ナオの目の前で7,8mの高さを登る私。そして「やめて。」「パパ、落ちそうで怖いよ」と叫ぶナオ。「また不安になってきた」とつぶやくナオ。
でも怖くて不安だけど、おもしろそう、わたしの木登りを見てそう感じたナオは、自ら木を登る練習をする意思を示し、半泣きになったり怒ったりしながらも、わたしの力を借りて、なんとか低い枝の上にまたがる。そして降りるときに怪我をするも「痛くない」ことを発見し、次は自力で登る意思を示し、次は自力で低い枝に登りきる。

登り切ったあとナオは「不安じゃない、怖いのに、痛いのに、不安じゃない」と言う。わたしも、「怖いけど、痛いけど、面白い。それほんとに大事だから。」そう答える。最後の場面で二人は、雲ひとつない空の下で、木の上の家でもつくろうか、そんな話をしている。そうやってこの話は静かに終わってゆく―。

『避難所』は5分もあれば読める短い小説。そのあらすじをわざわざここに書き連ねたのは、他でもなく、私がいまから書こうと思う「旅」の醍醐味はまさに、この小説の最後のほうに出てくる言葉、「怖いけど、痛いけど、面白い。」これに尽きると考えるからだ。

私自身これまで多数の国・地域に行きながら、一度も旅行会社のパックツアーに参加したことがなく、(参加したことがないのに言う資格はない、そう言われそうだけど)パックツアーは、「誰かに遊びかた決められているみたい」で嫌だから、いつも自分で全てを手配して、自分で旅をつくるようにしている。先が見えず怖いけれど、でも本来、安心というのは、上の小説のナオがそうであったように、はじめからそこに行けばあるものではなくて、自分でいろいろと試す過程で勝ち取っていくものではないだろうか。その意味では日本国内における外国をいたずらに怖がる風潮は、その多くがよくわからないものを直視できないときに起こりがちな、ごく一部の特殊な例を肥大化してとらえてしまうような、アレルギー的で強迫的な反応であり、それらの無根拠ともいえる反応によって、多くの人たち、特に女性の旅が抑制されている事実については、とても勿体ないことではないかとさえ思われる。(女性の旅にリスクがあることを否定しているわけではないが。)
怖さや痛さを伴いながら、それでも面白い、そのことを味わうことなくして、旅は成立しないとさえ思える。

(その2に続きます。)


とらきつね on Facebook 随時更新中です。


唐人町寺子屋の新しいオフィシャルホームページはこちらです。

入塾希望の方、お問い合わせの方はこちらの「お問い合わせフォーム」を通してご連絡ください。

by terakoyanet | 2016-09-21 19:56 | 寺子屋エッセイ(読み物) | Trackback | Comments(0)