竈門神社の秋
2020年 12月 03日
秋の平尾台
2020年 11月 11日













黄金色の坊ガツルへ
2017年 11月 03日
私にとって秋は山の季節。
今日から三連休ということでお出かけの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私たちは連休ほど忙しくなる仕事をしていますからお休みは関係ないのですが、秋のいちばんいい季節のこの連休にちなんで、坊ガツルの写真をご紹介したいと思います。
坊ガツルは長者原のくじゅう登山口から2時間ほど歩いて到着します。終点に法華院温泉があるという粋な演出も。
私は秋になると半日時間ができれば山に登りますので、数日前、晴天の絶好の山日和にくじゅうの坊ガツルを歩いてきました。

いつもより少々時間がかかりましたが、バスの中から由布岳の雄姿を見たとたん、今日は山の神様が味方していると心強くなりました。
この時期は長者原の登山口に着いた時点ですでにわーっとなります。














時間があるときは、さらに大船山や三俣山に登ることもあるのですが、今回は坊ガツルのみ。
坊ガツルは、登ったり下ったりが少ないのに九重の山々の景色が堪能できる最高のトレッキングコースです。
山はいつも一人で行くのですが、今回は珍しく妻がいっしょに来てくれました。
秋の山を堪能しました。皆さんも秋のくじゅうをお出かけの候補にぜひ。
晩秋の国東半島 川中不動にて
2015年 12月 02日




天念寺の前の長岩屋川の大岩には、高さ約3mの不動明王と2童子が彫られており、川中不動と呼ばれています。室町時代に水害防除の願いをこめて彫られたとのこと。
この辺り、背後には、天念寺耶馬と呼ばれる奇岩秀峰が連なっており、素晴らしい景観と風情と楽しむことができます。冬がはじまるこの時期、どこか浮世離れした国東に、また足を運びたくなります。

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晩秋の国宝富貴寺
2014年 12月 10日
先日、国東半島芸術祭に出かけたときに立ち寄りました。
私自身3回目の訪問ですが、富貴寺が最も美しい季節と言われる11月下旬に来ることができたのは幸いでした。



枯淡な風情に色を添える黄と紅の葉。
風が吹きつけるたびにひらひらと宙を舞い、地面に落ちていきます。
壁画で知られる本堂の中も素晴らしいので、ぜひ開いている日に訪問することをお勧めします。
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国東半島芸術祭―明後日まで―
2014年 11月 28日

会期中は6つのプロジェクト+1つの展示があり、パフォーマンスプロジェクトが行われる日もある中で、わたしは無理やり仕事の合間を縫って出かけたため、わずか2つのプロジェクトしか訪れることができませんでした。
大学時代、国東半島に初めて出かけたときの第一印象は「さびしい場所」。
国東半島では、阿蘇や九重のような、人に微笑みかけるような親和的な自然を見ることができません。
何の規則性もなくただ無雑作に山を覆う雑木林、延々と続く似たような田園風景。
そして盛夏の中で、国東半島の植物たちは、ただその暑さを身を縮めてやり過ごしているように見えました。
国東半島は瀬戸内に面しているために、山がちな地形のわりに雨量が少なく、九州山地の凄絶な生命力を持った森林を見慣れた人間からすると、生える植物、殊に森林たちが貧弱に見えるのです。
だから、そのような森林たちの間を縫って辿り着いた石仏たちも、ことさら繊細でか弱いものに見えました。
(その繊細さに惹かれ、その後2・3度足を運びましたが。)
日本全国の半島、殊に鉄道の便が悪い半島には、近代化後の開発を逃れた手つかずの自然や文化の足跡が残されています。国東半島はその好例で、神仏習合の神社や寺(跡地を含む)に向かう参詣道の石畳、それに寄り添うように佇む無数の石碑、石仏は江戸時代とそれ以前の姿をそのまま私たちに伝えます。
そのような手つかずの場所に、今回の芸術祭では一時的にではあれ、(見る人によっては)得体のしれない赤い人形(千燈プロジェクト・後述)などが持ち込まれたため、一部の方などは眉を顰める場面もあったそうです。
しかし、今回の芸術祭の素晴らしさは、そのプロジェクト自体が国東半島が本来持つ風景の美しさ、文化の深遠さに触れる機会を見る人に与えてくれたことにあります。
私自身、ペトロ・カスイ岐部というかつての殉教者に思いを馳せながら辿り着いた岐部プロジェクトでは、木製の教会に立って、そこから見える思いがけない海と姫島の美しさに感銘を受けました。そして千燈プロジェクトでは、国東半島の六郷満山の原型が残る千燈寺付近の雰囲気の中に、凝縮された時間の厚みを感じ、そして赤い人形に釣られて岩場を登った先にあった五辻不動尊からは、瀬戸内・中国を遠望する圧倒的な景観を見ることができました。まさにアートプロジェクトが、国東半島がもともと持つ魅力に私を引き合わせてくれたのだということを感じました。その意味ではこのプロジェクトは成功と言えるのではないでしょうか。
そんな芸術祭も明後日まで。あと2回は訪れたかった。
でも、今回の導きにより、国東半島に行く楽しみが大きく増しました。
半島内に訪れたい場所がまだまだいくつもあります。
以下はプロジェクトで訪れた場所の写真です。
◇岐部プロジェクト







この芸術祭に国東半島の写真集も出している石川直樹さんという若い知性が参加しているのは幸運なことだと思います。彼の写真はとても素晴らしく、国東半島に濃密な時間が流れていることを改めて思い知りました。(※写真撮影は許可をいただいています。)
◇千燈プロジェクト












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秋の宝満山登山
2014年 11月 12日
私自身、風邪をひいていて体調不良の不安の中での登山でしたが、同じく体調不安&体力不安の同行者2人を見て「この2人が大丈夫なら自分も大丈夫か」というような身勝手な安心感と、当日の絶好の晴天によるハイテンションに助けられ、思ったほどの苦を感じることなく、登頂しました。
頂上で見たのは福岡平野と筑後平野のきらめきと、紅葉で色づき始めた山々。
福岡市内の全域、博多湾、及び福岡空港が一望でき、かなり遠くも見渡せました。
北は三郡山地の山々、西は若杉山、立花山、海ノ中道、志賀島、玄海島、糸島半島、金山、脊振山、南は筑後川、耳納山地、遠くには多良岳、雲仙普賢岳、東を見ると古処山、英彦山、さらに奥には九重連山。
以前から登りたかったのに、身近すぎて登っていなかった宝満山ですが、登ってみて素晴らしい山だと実感しました。頂上の眺めが抜群なのはもちろん、無心になって登るのにちょうどよい塩梅の山道の具合がとてもよ気に入りました。また、半日だけでも時間を空けて一人でも登りたいなと思いました。
今回はKさんのナビで竈門神社から。別ルートや三郡山方面への縦走もそのうちにと思っています。

このコースは階段上の道が多いです。


いろいろな史跡があるのも楽しい。




登るにつれ、太陽が高くなり、紅葉した樹木をまばゆく照らします。

かなりゆっくり登って、2時間あまりで山頂到着。めちゃくちゃ気持ちがいいです。


上宮前の階段を登ろうとしたら、右手奥に雲仙普賢岳がぽっこり見えました。


奥に九重連山。

筑後平野と耳納連山。

空港・東区方面。

中央区・早良区・西区(糸島)方面。



下山します。



無事、竈戸神社に戻ってきました。青い空に感謝。

下山後は梅々枝餅を食べて二日市温泉(博多湯)へ。
最高にすがすがしい秋の半日旅でした。
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紅葉の黒部渓谷
2014年 11月 04日
快晴に恵まれたこともあり、素晴らしい展望を楽しむことができました。
黒部渓谷鉄道のトロッコに揺られ、河原に温泉の湧く鐘釣まで行きました。
紅葉はもちろんのこと、ドイツの古城を模したような発電所や青い水を湛えるダム、石造りの水道橋などの興味深い人工物も意外な見どころでした。
黒部渓谷鉄道は、台湾の有名な山岳鉄道「阿里山森林鉄路」と姉妹提携を結んでいるそうです。
そのためかはわかりませんが、台湾から来たと思われる方が多数乗車していたことが印象的でした。









鉄道を降りた後、紅葉する山々を見上げながら宇奈月温泉を散策して帰路に就きました。

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駒場東大も秋。
2013年 11月 22日
東京 代々木公園の紅葉
2013年 11月 22日
園内は紅葉真っ盛りでした。







生まれも育ちも福岡の人間の私にとって、晩秋から冬にかけての東京の気候はなんともうらやましいものです。
日本海側に面しているために曇りがちな日が多い福岡に対し、北西の季節風が乾いた風をもたらす関東平野の冬の晴れ渡り方の清々しさといったら。
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