タグ:親子の手帖 ( 29 ) タグの人気記事

とらきつね一般書ランキング (7/1-8/10)と入荷の本

とらきつね一般書ランキング (7/1-8/10)

(初)1 旅をしても僕はそのまま 鳥羽和久 啄木鳥社
(初)2 たぷの里 藤岡拓太郎 ナナロク社
(4)3 親子の手帖 鳥羽和久 鳥影社
(初)4 夜の木[第8版] タムラ堂/タラブックス
(初)5 文藝2019秋季号 韓国・フェミニズム・日本 河出書房新社
(初)6 居るのはつらいよ 東畑開人 医学書院
(1)7 台風一過 植本一子 河出書房新社
(初)8 往復書簡 無目的な思索の応答 武田砂鉄・又吉直樹
(8)9 アメリカ紀行 千葉雅也 文藝春秋
(初)10 ホホホ座の反省文 山下賢二、松本伸哉 ミシマ社

d0116009_00492195.jpg

今月は、7月に発売した新作zine『旅をしても僕はそのまま』(←そのうちナナロク社から出る予定の新刊とは別のものです)が50冊以上の売り上げで1位に登場。2位には当店の絵本売上新記録を達成する勢いの話題沸騰、藤岡拓太郎『たぷの里』。店内ではタラブックスフェア開催中で、『夜の木』の第8版も初登場。以下、話題作が並んでいます。




お盆休み中のとらきつねですが、次のオープンは18日(日)となります。


<最近の新入荷・再入荷>
(再)居るのはつらいよ 東畑開人
(再)子は親を救うために「心の病」になる 高橋和巳
(新)詩と出会う 詩と生きる 若松英輔
(新)庭とエスキース 奥山淳志
(再)不道徳お母さん講座: 私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか 堀越英美
(新)山の神々 坂本大三郎
(新)新潮2019年9月号 千葉雅也『デッドライン』収録
他入荷


子育てやケア、さまざまな生き方について考える本を中心に入荷しています。


拙著『親子の手帖』は現在3刷ですが、おかげさまで4刷をお届けできることになりそうです。

新しい原稿とか索引とかを追加して、新装版に仕上げたいなという気持ちがあるのですが、まだ担当の編集者に何も言っていないのでどうなるかわかりません。


とらきつね on Facebook 随時更新中です。


by terakoyanet | 2019-08-12 00:57 | とらきつね | Trackback | Comments(0)

7月30日の雑感

今年の夏期講習は楽しいです。
子どもたちの宿題達成度が高いし、子どもたちの笑顔やさりげない一言に1日で何十回も励まされます。

この時期は実労時間が半日を超えるので、体力的にとてもしんどいです。
しんどいしんどいと思わず心の中でつぶやきながら、でも目の前に子どもたちがいるから頑張れます。

それにしても、中3は夏期講習に入って1週間、すでにかなり進捗しました。
今日、ご家庭にメールをしましたが、一部の生徒はもっと教室開放を活用してほしいと思います。

中1・中2も雰囲気よく進んでいます。
合宿も迫っていて、雰囲気に活気があります。

今日の夜、しんどかった1日の授業が終わり、なんとか持ちこたえたぞとスマホの画面をのぞくと、
翻訳者・作家の村井理子さんが親子の手帖のことをつぶやいてくださっているのを発見。

d0116009_01434257.jpg
村井さん、ありがとうございます!
私、村井さんの本が大好きで、とらきつねでも取り扱わせてもらっているので嬉しいです。
『犬(きみ)がいるから』ぜひ読んでみてください。「考える人」の連載「村井さんちの生活」にも日々じんわりさせてもらっています。

村井さんのおかげさまだと思うのですが、amazonでも2部門ベストセラー1位。出会ってくださった方もありがとうございます。





とらきつね on Facebook 随時更新中です。


by terakoyanet | 2019-07-30 23:51 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)

とらきつね、親子の手帖とたぷの里

先月の末に、唐人町に住むあるお父さんからメールをいただきました。
とても嬉しい内容でしたので、紹介させてください。

・・・

突然のメール失礼いたします。

唐人町に住んで、三児の父親をしております。

「親子の手帖」の愛読者です。


昨週末子どもを連れて「とらきつね」を訪問しました。

上の子が店内にあったお相撲さんの贅肉に頭を巻き込まれた少年のTシャツを気に入って、

その夜、家のホワイトボードに記憶をよびおこしながら書き込み面白がっていました。

下の子がその絵をまた気に入り、笑いが止まらないのです。


「親子の手帖」を読んでいるとき、中学受験を控えた同じ親としても、またかつて子どもだった自分の学生時代の記憶に苛まれて心が締め付けられるような熱いひとときを過ごしました。

鳥羽さんの文章は、そこに居合わせているような情景やまた彼らの情動が直に伝わってくるような丁寧な描写で、一気に読み干してしまいました。

自己や他者の感情を知覚し、またご自分の感情をも具にコントロールする才覚の方なのだろうと察することができました。

俗に言うEQ領域を活性化させるためには本物やいいもの、また「何だこれは?」というようなわけのわからないものを見ることだと聞きますが、その部分に引かれてか私もかねてから気になっていた「とらきつね」に足を運ぶ機会となったわけです。


月曜日の夕方、仕事から帰ると、下の子が散歩に行きたいというので近くを廻ろうと連れ出しました。

その道すがら、「あそこの角に行きたい」と言い出しました。とらきつねです。

おそらく今日は休みだろうと記憶していたのですが遠くはない、ひとまず行ってみようと方向転換です。

子どもはいつもはよくしゃべり冗談を言って笑わせるようなユーモアな童子ですが、この時は何も言わず黙々と前を見て歩みを強めます。

何に突き動かされているのでしょう。

やはりお休みでした。

「帰ろっかー」

「うん。でもほらあれ、見えるねー」

と、お相撲さんのTシャツを指さしてニヤニヤ私の方を見上げます。

あ、そうか。

これか。

お店の事を〝不思議なものと例えられていましたね。


・・・・学習塾というのは勉強を教えさえすればいいし、社会性や道徳について語りだすような塾はかえって信用ならないとさえ思っています。ではなぜこんな余計なことをしているのかと言えば、生徒が通う教室のすぐそばにとりあえず不思議なものが転がっていればいい。そうすれば、匂いに引き寄せられて、必要な人が必要なものと出会うだろうと思い、店やイベントを運営するようになりました。


「勉強」という大きな鉄壁に小さなのぞき穴があって、風の通る抜け道がある、もしくは別の抜け道がある。

その無鉄砲のような潜在的な配慮なるものがあるだけで安心感、選択肢が拡がる。


何だかわからないけど巨大なプレッシャーから逃げ出せるような、

そう感じて嬉しくなりました。


いつも空いてないけど何か或るぞ…

その匂いに引き寄せられて、私はカレーの壺をいただいて帰り、童子は何かを感じ取ったのでしょう。

一夜明けて再び何があるか、そこに立ち戻るという実行力を見せました。

子どもたちはこの店を不思議がり少し怖がっていましたが、同時に面白がり期待を込めていた情動に、また鳥羽さんの言葉が後から追いついてきて、私の記憶にちょうどはまったものですから私も何か感じるものがあったのでしょう。


とらきつねの訪問後、読み残っていた図書館で借りた「親子の手帖」のもう半分を読み終え、何か教育というようなものを超えた次の幸福論に出会った様な気がしてついつ興奮し、支離滅裂な長文になってしましました。すみません。


灯台の灯りが霧の中を挿していくように、子どもたちが迷った時の希望という目じるしに。

これからも応援してます。

ご縁があればこれからの幸せについてのお話など聞きに参ろうと思いますのでイベント情報などあれば教えてください。ありがとうございました。


・・・


本文中の「お相撲さんの贅肉に頭を巻き込まれた少年のTシャツ」は、たぷの里のTシャツのことですね。
d0116009_12493123.jpg
たぷの里、発売に先駆けて本日の18時から藤岡拓太郎さんの特設ページにて一部公開(ためし読み)される模様です。楽しみです。

とらきつねとたぷの里を通して風の通る抜け道のようなものを感じてくださったこと、うれしく思います。

これからの学習塾は、子どもたちを一方向に導くだけではけっしてうまくいかないと思います。
いままでもうまくいっていなかったはずですが、その不自然を許す時代だったのだと思います。

子どもたち一人ひとりが内観(自分の心の裡を観察)できるようになるよう促すということは、
通常の「教育」の目的には含まれていませんが、私はこのことはとても大切だと思っています。
そのためのさりげない仕掛けを、さまざまな場面で心掛けているつもりです。

こういうはたらきかけ自体はとてもわかりにくいものですから、表面的なもの(子どものやる気・成績など)を見て、
教室を去ってしまう方も時にいらっしゃいますが、それもやむをえないことと理解しながら日々仕事をしています。


『親子の手帖』現在、Amazon3部門トップテン入り(鳥影社1位・親子部門9位・た行の著者5位)で在庫切れ。
こういうときは、とらきつねBASEでどうぞ。送料無料。ご希望があればサインもつけます。(いらないと思いますが。)




とらきつね on Facebook 随時更新中です。


by terakoyanet | 2019-07-05 13:07 | とらきつね | Trackback | Comments(0)

7月のイベントのお知らせ(桧原シュタイナー土曜学校の鳥羽和久お話し会&とらきつねの島崎智子トーク)

7/4(木)開催の福岡おもちゃ箱さん主催のイベントでお話しをします。

場所は桧原シュタイナー土曜学校にて。

主催者が寺子屋の保護者さまだということもあり、私もリラックスして参加できそうです。

親と子にとどまらず、『家族とわたし』の関係について、人と人の間についてのお話しになると思います。


・・・


7月4日(木) 鳥羽和久さん お話会 『家族とわたし』

9時45分〜受付
10時〜12時 お話会
12時〜13時 懇親会(希望者)
会場 桧原シュタイナー土曜学校校舎(福岡市南区桧原2-54-7)

参加費 
お話会 2,000円
懇親会 900円(おむすびひばりさんのお弁当付)

託児はありませんので、お子様は
信頼出来る大人に預けてご参加ください。
お連れになる場合は、お子様の様子を大切に、
状況を見て出入り等の工夫をお願いいたします。

お申込み締切 6月30日
お申込み先 福岡おもちゃ箱まで
TEL 0925522039(10時〜18時)
またはDMにて
※DMの場合は、漏れを防ぐために、こちらからの返信のやりとりの上、お申込み完了といたします。

おもちゃ箱マルシェで販売を続けている書籍『親子の手帖』著者で、唐人町寺子屋塾長でもある鳥羽和久さんをお迎えしてお話会を企画しました。

鳥羽さんは、娘二人が塾でお世話にもなっていて、普段は鳥羽先生、とお呼びしています。
今回、子育ての先生としてお招きするわけではなく、(そもそも子育ての先生なんているのでしょうか?)
塾の先生として多くの親子を長年見てこられた経験はもちろんあってのことですが、
鳥羽さんとして、今、思うこと考えていること、をお話していただきたい、と思い企画しました。


それぞれが家族の中で育ち、何らかの影響を受けながら大人になり、そして新たな家族をもつ。
子どもや、夫との関わりで日々ふと訪れる葛藤。

子どもの(幸せの)ため、夫のため、親のため、自分のため。時に自分を守るため?

無意識の行為の中で、ふと心の中ででも立ち止まれる瞬間があれば、自分も家族も少し救われるのでしょうか?

幸せ、と、言う時にわたしは何を求めているのでしょうか?

家族とわたし、について、今一歩立ち止まって見つめるきっかけになり、
子どもの話だけでなく、わたしの話が安心して出来る大人になれたら、
そんな気持ちでの企画です。

個人的にも 会って、生の言葉を聴いてほしい方です。
是非ご参加お待ちしています!


鳥羽 和久(Toba Kazuhisa)
1976 年、福岡県生まれ。
大学院在学中の 2002 年に中学生 40 名を集めて学習塾を開業。 2010 年に航空高校唐人町(単位制高校)開校。現在、教室で 150 名超の小中高の生徒を指導する傍ら、本屋と雑貨の店「とらきつね」 の運営や及び文化イベントの企画を行う。近年は、子育てや旅に関 するエッセイ執筆や、全国の学校での講演も多数。著書に『親子の 手帖』( 鳥影社 )、『旅をする理由』( 啄木鳥社 ) がある。



・・・

そして、大好きな島崎智子さん、来月17日に、ついにとらきつねに来ます。
お話し会&ミニライブ。

親のこと、家族のこと、兄弟のこと、子どものこと、恋愛のこと、音楽のこと。
穏やかに話をしたいです。でも、悲しみを根ほり、葉ほりするので、少し聞いていて苦しくなるかもしれません。

参加者の皆さんのいろいろな気持ちが拾われる時間になることを、切に願います。

チケットの購入は、とらきつね店頭、またはとらきつね BASE(オンライン)にて。

d0116009_08561678.jpg

悲しみは誰のもの 
話し手:島崎智子 聞き手:鳥羽和久

シンガーの島崎智子さんにお話しを聞くトークイベントです。(合間にミニライブあり)


島崎さんの歌は、苦しくて、悲しい。
明け透けで、にがにがしくて、気まずくて、せつない。そして狂おしいほどに尖っている。
感情が振りきれてしまって、もとの感情の所在がわからなくなるほどに、突き抜けてしまっている。


どうしようもなく救いがない。救いがないのに愛はある。
愛は脆いな。脆いものと付き合うのはしんどいな。


でも、脆いものと付き合うというのは、正直でないとできないから。
バカがつくくらい正直に心と付き合えば、心のほうも、もう堪忍やと降参してくれるかな。
そしたら、悲しみの下にある優しさに触れることができるかな。


島崎さんと3月に荻窪の本屋Titleで、コーヒー飲みながらおしゃべりしました。
当日は、このときにお話ししたことを底本にして、彼女から、家族について、愛について、音楽について、話を聞きます。

彼女は親や家族のことでずっともがいてきた人。そのせいで愛について苦しんできた人。そして、どうしようもなく、かわいらしい人。


ハードな内容も出てくるかもしれないし、聞いたらバカになるような話も出てくるかもしれないけど、面白い時間になるんじゃないかなぁと思っています。歌には魂を持っていかれること間違いありません。ぜひ気軽にご参加を。


◇プロフィール

島崎智子(しまさき・ともこ)

1976年大阪府生まれ。42歳。
自己破産に至るまで、時間とお金を音楽制作に投資、頻繁に作品リリースしながら全国を歌い廻る。心の美しいところからドロドロしたところまで曝け出す究極の自己表現。そのライブは文字通り「生もの」であり、唯一無二であり、どこまでも自由だ。彼女の丸裸の歌とピアノが、私たちにどのような感情をもたらすのか、誰にも予測不能である。

2000年に作詞作曲を始めライブ活動開始 。2005年 MIDI Creativeレーベルよりアルバム『mebalance』でデビュー、東京へ拠点を移し、活動規模を全国に広げ、ライブツアー開始。
2008年にMIDIレーベルへ社内移籍。2013年11月 (株)ミディより独立、みらくるレコード設立。
2015年のデビュー10周年には デビュー10周年記念DVD-R『10年間ありがとう』ライブ盤『hole in my mind』などをリリースし、翌年には書籍『10年日記』をリリース。2019年7月に9thアルバム『片道切符』をリリース。ニューアルバムのリリースに際し、「悲しみの徹底受容。怒りの下には悲しみが、悲しみの下には優しさしかなかったです。」とコメントを寄せている。


◇日時 7月17日(水)19:00~21:00
◇場所 とらきつね 福岡市中央区唐人町1-1-1成城ビル1F
◇参加費 2,000円(学生は1,000円)
◇チケット とらきつね店頭 もしくは 
とらきつねBASE(オンライン)にて販売


島崎智子さん、県内では7月15日に博多HOMEで、19日に飯塚のHULOTでライブ。

彼女の歌声をもっと聴きたい人はそちらに。

島崎智子さんを知りたい、聞きたい人は、まずこちらをどうぞ。

「蓮根模様」この1曲に特別な出会いを感じた人は、これから島崎智子にハマるはず。



そして、彼女のぽっかり空いてしまった心の穴がみえる「穴ぼこ」
気づいてしまった
私には穴がある
真っ黒で大きな
穴が空いている



そして、これを見ずに死ねるか!という怪演。
島崎智子「幸町団地」


離婚届を出して 何週間か経った夜
二人並んで 寝転んで 天井見てたら
ごめんね ごめんね ありがとう
結婚してくれてありがとう
って 君は手を繋いだ



島崎智子はバンドや楽団との演奏もいい。


死にたいと思うことがあります。

いつも出所がはっきりしない罪悪感に苦しめられています。

他人(母親)に自分が乗っ取られていると感じることはあります。

自己肯定感が頼りないせいで他人の愛を受け止められないと感じます。

大切な人と正面から向き合ったまま一緒に居続けるというのは難しいな。

例えばそんなことを考えることがある人に、島崎さんの言葉を聞いてほしいと思います。


・・・

最後に、先日、茨城県の器と暮らしの道具 ハコニワ さんが書いてくださった『親子の手帖』の感想文が、心の深いところに刺さる、とてもいい内容でしたので、ご紹介させてください。


文化祭の代休中、パジャマ姿で家をウロウロする次男坊に、朝から物申したきことあれど、
なんとなくそれは避けて、本屋に行って数時間過ごす。
そして幸運なことに、
私は心に響く一冊の本に出会ってしまった。
「親子の手帖」鳥羽和久著

ほぼ立ち読みで読了したけれど、
これはもう一度読みたいと思って購入。

正論吐いて、あなたのためよと導いてるつもりでも、
ちょっと待てよ。
それは本当に子供のためなのか?
親である自分のたまたま持ち合わせている価値感の中で、わかりやすい子として安心したいだけなのではないか?
それ、私も薄々気付いていた。

私が親の立場を振りかざすとき、
近頃子供の頃の私が顔を出す。
そして思い出す。
親の言葉の裏側にある本音までも実は感じ取っていた。
そして出来得ることなら、親の価値観がどれほどのもんであれ、親の期待に応えたい、親に認められたい、
褒められたいと思っていた。
親は子供をコントロールしてるつもりなんてさらさらなくても、その点で子供はすでにコントロール下にある。

いま、親になった自分が彷徨いながらここにいる。
と同時に、子供の頃の健気な自分もまだ胸の中にいる。
かつて親の言動によりどう感じたか、愛しかったか、
嬉しかったか、傷ついたか、乗り越えたか。
いろんな思いがこみ上げる。

この本を読んで、
親としての自分と子供だった頃の自分が手を繋いだ気がしている。
だからなんだかあったかい気持ち。

子育て中の人でなくても、
かつて子供だった人は
読んでみてほしいです。
自分を縛っていたものの正体が見えてくるかも。

大人になって知ったこと、
大人はそれほど大人じゃない。
子供の頃の自分に聞いてみたら、
子供も意外に子供じゃない。

だから、大人の都合で、
小さな翼を折らないように思慮深くいたいと思う。


@hakoniwa155utsuwa
d0116009_09122159.jpg



by terakoyanet | 2019-06-22 09:15 | とらきつね | Trackback | Comments(0)

「平成の子どもたち」いただいたご感想

4月13日(土)に行われたお話し会「平成の子どもたち」。
入場を制限させていただく満席での開催になりました。
ご参加いただいた皆さま、そして登壇してくれた高校生たち、改めてありがとうございました。
d0116009_19234005.jpg
当日は以下のような流れでお話しをさせていただきました。

●はじめに 親と子の関係 『親子の手帖』のこと

●言葉で伝わるという誤解

●こどものことが「わかる」ということ

●今昔のこども観

●理解のある親とこどもの精神

●社会の多様化と子どもの不安定化

●高校生たちに聞く、現代の学校 実学偏重の現代教育

~高校生たちに話を聞く 高3竹内さん

●AIの時代の新たな主体
~高校生たちに話を聞く 高3仁藤くん・高2永戸くん

●「ことば」を取り戻す

●「コミュニケーション」の弊害

●こどものことばに応答する

●意志と責任





当日、ご参加いただいた方々にご感想、ご意見をいただきました。
読み応えがあるものばかりで、確かに、なるほど、と何度も頷きました。
全てを紹介しきれませんが、一部だけ掲載させていただきます。
もう、いただいた感想だけでも、ZINE(小冊子)を作りたくなるような充実ぶりです。
ぜひ読んでいただければと思います。


***


わからないものをわからないままにして、一緒にいるというのは、とても難しいと感じています。
私が子どもと接するのが苦手なのはこのためですし、大人となら話せるというのもまた、一般常識やマナーを足場にしていればとりあえず大丈夫というだけのことなのだと思います。
子どもに限らず、他人をわかったつもりでいることがアブないですね。


リセットについては、世代で認識がくい違うように感じました。
(中略)彼らのゲーム性は、リセットして始めからやり直すという意味はうすいと思います。
リセットはたぶんしません。なかったことにはならないので。
ただ、あのときこのとき、こうしていたら、こうしたらという"if"の自分・世界が無数にあって、それに異和感がないということかなと思いました。あくまで私の感覚です。
だからこそこれから先の自分にも無数のルートがありえるし、選ぶことができるように思いますし、選ばなかったが確かにありえたはずの自分を思って悲しむこともあるように思います。

→「if"の自分・世界が無数にあって、それに異和感がない」の部分、なるほどー!と思いました。


定期的にお聴きしたいと思うお話でした。
大人も今の子供達と同じ価値観になるというのはかなり難しいし、特にお話し会に興味を示すことがないような「大人」にとって、ほぼ不可能な気もするため、とても為になった今日のお話を、動画で配信していただけたら、そのような「大人」とも少し共有し、話し合いの場をもてるかもしれないと思いました。(中略)
是非またこのような会を設けて頂けるとありがたいです。
今日はとても面白い考え、反省させられる会をありがとうございました。


今日の講演を拝聴することができて良かったです。
子供の考え、親の考え、最近は子供の成績が下がり、責任の押しつけをしました。
今日伺って、私は間違えているなと思いました。
先ず、子供の話にしっかり耳を傾けていきたいです。


今日は初めて”お話し会”に参加させて戴きました。(先生の本は読ませていただきました。)
とても和やかな雰囲気で楽しい時間でした。
私は"The 昭和"の年齢の為、余計に現代のネット社会は(便利さは活用させて貰っていながら)怖さの方が強くて余り良く思っていませんが、子供はこれからその社会で生きていくので、少し自分の認識や価値観も変化させて戴かないとと思い直しました。


一番、痛かったのは”そう育った”を受け入れること、子どもの欠点を認めることができないのは、親が自分のことを受け入れていないからだというお話でした。今一度、自分を振り返る時間を持とうと思います。何とか上手く子供との関係を築ける様に、自分との関係を考えます。


初めてお話し会に参加させていただきました。
今まで子どもの事をわからない事がはずかしかったり、駄目だなと思って焦ったりもしていました。又、正論をぶつけて、反論させない様にする事もありました。
お話しを聞いて、私は、私なりで良いのかも知れないと思ったし、正論をぶつける事の弊害(主体性が育たなくする)がある事を気付かされました。
貴重なお話しをありがとうございました。


理解のある親の子はもろい子になりやすいというお話は衝撃的でした。
我々の古い世代と、今の高校生達は違うOSで動いているというお話が面白かったです。
リベラルアーツが大事ということが再確認できました。高校生の生の声が聞けて良かったです。

d0116009_19541243.jpg

高校生のエネルギーに圧倒されました。彼らの現状と、私たちが気づいていない古くて新しい生き方を体得していることについて私は全くの無知でした。
私のような頭のカタイおやじに向けて、もっと数多くこういう話をしてもらえる機会が増えていったらいいのになあと思いました。
ただ、最終盤、エネルギーと情報量の多さに脳がつかれてしまいました。何回か聞いて、予備知識も入れてくる必要があるなと感じました。
大変貴重なお話の機会をいただき、ありがとうございました。


私には4歳になったばかりの娘がいます。
毎日毎日言い合いになり、自分の大人気無さに嫌悪する日々を過ごしています。
とりあえず今日家に帰ってからは、私はこの子のことは理解できないのだから、話を良く聞いて、一緒に喜んだり、悲しんだりすることに集中しようと思います。
楽しい時間でした。ありがとうございました。


とても面白い内容でした。
子供がこの春、小学校に入学し、社会への一歩を踏み出した喜びを感じているのがよく分かる一方で、自分の手を離れていくつつあり、その心の中はよく分からないなあと思っているところでありました。
自分がおしつけられた教育を受け、そのことにも気づかずに大人になってしまったので、子供にはおもしろい人生を送ってほしいなあと思っています。


深く余韻の残るお話がたくさんありました。
子どもに関わる仕事をしていると、親へのアプローチのむずかしさは私も感じます。
子どもは素直でまっすぐでやわらかく変化していく。
まず変わらなきゃいけないのは大人で、その姿ふるまいを子どもに見せていく、身体化していくべきだというのは、なるほどその通り!と思いました。
全体的に”よくわからない”それでいいんだなーと思いました。もっと本を読もう。

d0116009_19545123.jpg

ゲーム的な考え方のお話しの中で、”リセット”についての議論を聞いた際に、自分の小学校の頃の学校教師の話を思い出しました。
恐らく20年近く前になると思うのですが、ある同級生の無鉄砲な行動に対しての説教で、「今の子どもは、マリオのゲームみたいになんでもリセットできると思っている。死んだら元には戻らんのやぞ!」と激しく怒っていたこと、それを聞きながら、僕ら生徒は、内心ポカンとしていたこと(なにやら世代間ギャップがあるかもしれないということで)・・・などいろいろと当時の情景がでてきました。

リセットということ自体が、世代間で認識がかなりくい違っているような印象です。リセットということばには、”やり直し”や“元通りになる“といった意味合い以外に、”死”の概念にかなり近いニュアンスでとらえる人も多いのかもしれません。そうなると、鳥羽先生がおっしゃっていたように、リセットに対して抵抗がある人が多いのも、(特に上の世代で)当然かもしれないなあ、と漠然と思っていました。


先月のうきはでのお話を聞いて、もう一度聞きたいと思い参加しました。
私は現在○○歳ですが、地元の公立小中学校に通い、さらに地元で「一番良い」と言われる公立高、国立大を出て、公務員になりました。
周囲からはずっと、親孝行だと言われ、自分でも特に迷うことも違和感を覚えることもなく過ごしてきました。

どちらかというと楽観的な性格ですが、ものすごく楽しい、ものすごく何かをやってみたいと思うような場面もなく、ただ単に冷めた性格なんだろうと自己分析していたのですが、鳥羽さんの話に出てくるいろんな親子が、私の母と私自身に当てはまるものばかりで、やっと私の親子関係の歪さに気がつくことができました。

でも、やっぱり30年近くの関係を変えるのは難しいし、見放すこともできないことも分かりました。鳥羽さんが紹介してくださった本が、自分の気持ちを自分で認識して、「本意ではないけど、今はこう生きるしかない」と"選択して"受け入れる助けになっているような気がします。
感謝の気持ちを伝えたくて長くなりましたが、書かせていただきました。ありがとうございます!

→もっとも心に残ったご感想のひとつです。気持ちを伝えてくださったこと、ほんとうにありがたく思います。


『親子の手帖』を読み、今日の話を聞きたいと思い参加しました。
小6男子の親ですが、自分で考える力をつけてほしいと思って育てる中で、本人が話すときはよく聞き、質問されたら、私のわかる限りで答える、をしてきたのですが、それが、子供の考える芽を摘むーと聞いてショックを受けております・・・ なので、これから、私もわからないことがたくさんあるから、一緒に学ぼう、考えようという心持ちで過ごしたいです。どちらかというと、素直すぎるところがあるのは、反論させなくしてきたのかも、と、これも考えさせられました。


今の若い子の考え方、時代の変化も、私が知るようにしないと、子供の話を聞くことも、自分よがりになってしまうな、と思いました。
いつの間にか、私が”昔は良かった”とつぶやくおばさん世代になっていてびっくりしました。自分のこれまでのストーリー、今の時代、子供のことを分からない自分と自覚すること・・・。日頃考えないことを考えた時間でした。
リベラルアーツの話を聞いて、今まで読んだことのない本を読みたくなりました。ありがとうございました。


今回のトークショーを拝聴して、とても心に残ったのは、”守られる子供”という概念が近代につくられた子ども像だということ。
今、ちょうど岸政彦さんの本を読んでいたこともあり、”特権”を持つ者への差別というキーワードと自分の脳内で連鎖させてしまった。
ただまさに生きづらい平成の時代を生きる高校生たちの前向き(彼らからすれば一般的な?)な言葉にとても勇気づけられた。
むしろ彼らを勇気づけたいと思っていた自分の無意識な差別意識に気づく始末で、とても恥ずかしいと思う。


大学職員として勤務していた際、信じられるほどの予算をつぎこんでアクティブラーニングをする場所(空間)を作った。まさに地獄。
学生たちは議論などせず、YouTubeを観ていた。正しい使い方かもしれない。YouTubeではなく読書空間にして、知の土台を作ってくれたらと思う。
ただ、自身の知の土台が未熟であるために、なかなか理解に時間がかかり、また、分からないことも多くあった。
お客さまが「動画配信」してほしいとおっしゃっていて、私も同意見です。
そのお客さまは、分からなかったのではなく、とても心に響いたので、もう一度ゆっくりじっくり聴きたいということだと思います。大切な話を自分の中にアーカイブしていく作業はとても難しいです・・・。ありがとうございました。


鳥羽先生が「平成の子供たち」で仰っていたので、息子に「勉強しないの?」と言わずに「勉強しない現象について、どう感じていらっしゃいますか?」と聞いたら、「へ?」と答えました。昔から訳の分からない子ですが、どうぞこれからも宜しくお願い致します。


***


この感想を共有すること自体、このイベントの醍醐味だったのではないかと思えるほどのたくさんの実のある言葉、ありがとうございました。
この日お話しした内容の一部は、秋口くらいまでには発刊できたらいいなと思っている私の新刊に掲載される予定です。
『親子の手帖』とあわせて、新しい本のほうもよろしくお願いいたします。



とらきつね on Facebook 随時更新中です。


by terakoyanet | 2019-04-24 20:26 | 寺子屋エッセイ(読み物) | Trackback | Comments(0)

MINOU BOOKS & CAFE にて 「こどもとことば」が開催されました。

d0116009_07595960.jpg
一昨日、3月29日にうきは市吉井町のMINOU BOOKS & CAFE で行われた「こどもとことば」と題されたお話し会で、皆さんにお話しをしてきました。

ほんとうにたくさんの方にお越しいただき、うれしく思いました。
本校の生徒のお母さま、お父さまにも、複数の方にお越しいただきました。
うきは市は私の地元の隣町でもあり、高校時代の友人たちも駆けつけてくれました。

MINOU BOOKS & CAFE さんは県内でも特にピカイチの本屋さん。
やわらかい人柄の中に、ちゃんと筋が通ったことをやっている石井さん。
自身のセンスの良さをちゃんと調整しつつも最大限に生かした仕事をしていらっしゃる。
石井さんの鼻が、当初イメージの3倍くらい高くて、イケメンだな、と驚きました。いまさら!


このときにお話しした内容を含むお話し会を4月13日(土)に教室1Fのとらきつねにて行いますので、お越しいただければ幸いです。
d0116009_08081666.jpg

とらきつね on Facebook 随時更新中です。


by terakoyanet | 2019-03-31 08:07 | お知らせ | Trackback | Comments(0)

こどもとことば / 親子の手帖レビュー

MINOU BOOKS & CAFE さんでのお話し会「こどもとことば」。
早いもので明々後日の開催になりました。このテーマでのお話しは初めてになりますが、たくさんの実感と思いを携えて当日はお話ししますので、よろしくお願いいたします。
聞き手はMINOU BOOKSの石井さん。石井さん、好きなので楽しみです。うきは市吉井町での開催です。

d0116009_12051851.jpg

鳥羽和久さんトークイベント「こどもとことば」は、いよいよ今週末、29日(金曜日)になりました。
大好評で3刷になっている鳥羽さんの書籍「親子の手帖」も入荷しておりますので
当日お買い求め頂けます。
まだお席ご用意できますのでどうぞよろしくお願いします。

_


普段どのように「ことば」をつかっていますか?
子どもを叱るとき。人に何かをお願いするとき。
相手に何かを伝える時のコミュニケーションの道具として以外のことばを使っていますか?
今回のトークイベントでは普段無意識に使っている「ことば」について
学校や塾の講師として長年一人一人の子どもたちと向き合い、様々な親子との対話を重ねてきた
寺子屋ネット福岡代表の鳥羽和久さんにお話を聞きます。


ことばは、子育てにも、親子の関係にも、人と人との付き合いにも関係してくる
とても大事な手段です。一方で、ことばは、単なるコミュニケーションの手段という役割をはるかに超えて、私たちに直接はたらきかける、音であり、詩であり、うたでもあります。
普段からことばに苦労している人は、まだ、ことばの可能性に気づいていないのかもしれません。
こどもとことばの関わりの話を通して、ことばと出会い直す体験をしてみませんか。
ことばと出会い直すということは、同時に世界と出会い直すことでもあります。


こどもとことば
寺子屋ネット福岡 代表 鳥羽和久さんトークイベント

日程:3月29日(金)
時間:19:00 – 20:30(受付は18:30〜)
ゲスト:鳥羽和久(寺子屋ネット福岡 代表)
聞き手:石井 勇(MINOU BOOKS & CAFE)
参加費:1,500円(ドリンク付き)


【予約・問い合わせ】
MINOU BOOKS&CAFE 電話:0943 76 9501
メール:info@minoubooksandcafe.com @ MINOU BOOKS&CAFE


ーーーーーー


『親子の手帖』、先日は歌手の一青窈さんにSNSでご紹介いただいています。

一青窈さんから「ホロリ」の一言をいただいたことがどんなにうれしいか、「もらい泣き」が好きな方ならわかりますよね。

「ハナミズキ」だけでなく、細かいところまで20年間彼女の活動を追ってきた人間として、とてもうれしいです。


d0116009_12204392.jpg
@yohitotoyo

親子の手帖🕊鳥羽和久

読みはじめて
まもなく
ホロリとしてしまった!

子育てをしていて
うまくできない自分を
つい責めてしまう
すべてのお母さん
そして、
受験がぴょこっと
頭の片隅にもたげてる
ママにオススメしたい🤱 ”子どもは親の体面ではなく本音だけを鋭敏に聞き分けます”

どんな風にこどもの声に耳を傾け
こころを寄せればいいのか ”自分の心の自然をそのまま受け止めてください。
心自体は何も間違ってはいませんから”

と語る著者は福岡の唐人町にある寺子屋の塾長さんです


ーーーーーーーーーーーー


そして、私が敬愛する歌手の島崎智子さんも、先日SNSでコメントを上げてくれました。


「この本、感情的じゃないのに心がこもってて、文章も簡潔なのに情緒があってとてもいい。」

これは、いままでもらった賛辞の中でもっともうれしい言葉のひとつ。ありがとうございます。


@島崎智子

この本、感情的じゃないのに心がこもってて、文章も簡潔なのに情緒があってとてもいい。

これを読んだおかげで、わたしの中で、もう手が届かないところで巣食っている、呪いの言葉、起きがけに一つ思い出せた。
「幸せになっちゃいけない呪いシリーズ」まだまだ出てきそう。思い出すことさえ出来れば、呪いではなくなる。ただの、条件付け、癖だと思える。意識さえ、できてれば、洗脳に振り回されることなく生きていける。

この作者と、昨日、小一時間話したんですけど、こういう分野を掘り下げて研究?してくれている人が、いてくれるのは、日本の救いです。わたしは渦中で、おのれの治療の道筋と、展望の話はできるけど、ピンポイントやからな笑






そして東京のお話し会に私を何度も呼んでくださっている香取さんのご友人からいただいた、心の深くに届くご感想。

共感する方も多いと思います。


いろんな意味でいい本だね。そうだそうだと深く納得、共感するところもあれば、断罪されているような気分になって泣きそうになったり、何度も本を閉じては深呼吸して、また読み進めて。

答えなんて何処にもないんだよね~正解なんてなおさらない。人ってそもそも育てなくても育つものだし、放っておいても上に延びようとするものだと思うけど でも、子を生んで一緒に暮らしている時点で必然的に親子関係が生じてきて。なんか、やっぱり難しいなぁって改めて思う今日この頃だな。

心に寄り添う、理解しようとすることと、子供に同情することは違うなって思う。そこが今の私のテーマかな。でもね、最近になって私ようやく本当の意味で、子育てを始めたんだって感じてる。今までは自分自身を育てていたようなものだなぁって。子供に心を寄せる余裕も器もなかったなって。自分と向き合いながら、正に子供と向き合ってる。


心が宿ることばはいいですね。

29日のイベントはすでにお申し込みいただいている保護者様、ご家族もいらっしゃるとのこと。

遠方なのに、ありがとうございます。



とらきつね on Facebook 随時更新中です。


by terakoyanet | 2019-03-26 12:34 | お知らせ | Trackback | Comments(0)

旅立ちのとき

Tくん、九州大学 理学部 生物学科 合格!の報を受けて、いろいろあったので、泣きながらいま画面に向かっています。
Tくんとは哲学者の中島義道さんと3人で居酒屋「女と味噌汁」に行ったこともあったなぁ。


今日と明日は各中学校の卒業式が行われています。
本人にとっても、ご家族にとっても大切な日ですね。


拙著『親子の手帖』から、文を引用して、ご家族への言葉とさせていただきます。

子どもはいずれ親を離れ、自立していくのです。親にとって、子の自立は、喜びであると同時に、自分の身を捥がれるような苦痛を伴うものです。あの日、私から生まれた、私と同一視せざるをえないような脆弱さをまとっていたあなたが、私の逡巡とは別の場所で、私と別の人格を持ち、私から離れていく。それを認めることの苦しさ、そして途方もない心細さ。これは多くの親が共有する感情でしょう。

しかし一方で、子の自立は親にとって救いでもあります。私があれだけ間違ったのに、あなたはこれほどに自分ひとりで育ち、立派になった。親はそのとき、子どもに言いようのない頼もしさを感じます。<中略>子の自立はどうしようもなく寂しくて苦しいことなのに、それが親の救いでもあるとは、子育てというのはどこまでも深遠で不思議なものです。


この春 旅立つ一人ひとりがこれから幸せであるように、と心から祈っています。


とらきつね on Facebook 随時更新中です。


by terakoyanet | 2019-03-08 14:33 | お知らせ | Trackback | Comments(0)

3月29日にトークイベント「こどもとことば」開催

d0116009_00305058.jpg


3月29日(金)に「こどもとことば」と題し、吉井町(うきは市)のMINOU BOOKS & CAFE さんでお話しをすることになりました。面白い内容になりそうな気がしますので、お誘い合わせの上でお越しいただければ。新しい年度のスタートのこのタイミングでお話しできるのも何かの縁だと感じています。


私の地元、そして大好きなMINOU BOOKSさんでの開催なのでわくわくします。やわらかい石井さんからのパスも楽しみです。MINOU BOOKS & CAFE さんは、最近お店の棚が変わって、ますます魅力的なお店になっていますから、ぜひ出かけてみてください。

では、よろしくお願いします。



当店でも人気の書籍「親子の手帖」の著者であり、
寺子屋ネット福岡の代表もつとめる鳥羽和久さんのトークイベントを開催します。
タイトルはこどもとことばですが、子どもを持つ親だけでなく、
コミュニケーションで悩んでいる方や、言葉に興味がある方、自信のない方など
色々な方に参加して頂けたら嬉しいです。

_______


普段どのように「ことば」をつかっていますか?
子どもを叱るとき。人に何かをお願いするとき。
相手に何かを伝える時のコミュニケーションの道具として以外のことばを使っていますか?


今回のトークイベントでは普段無意識に使っている「ことば」について
学校や塾の講師として長年一人一人の子どもたちと向き合い、様々な親子との対話を重ねてきた
寺子屋ネット福岡代表の鳥羽和久さんにお話を聞きます。


ことばは、子育てにも、親子の関係にも、人と人との付き合いにも関係してくる
とても大事な手段です。

一方で、ことばは、単なるコミュニケーションの手段という役割をはるかに超えて、私たちに直接はたらきかける、音であり、詩であり、うたでもあります。


普段からことばに苦労している人は、まだ、ことばの可能性に気づいていないのかもしれません。


こどもとことばの関わりの話を通して、ことばと出会い直す体験をしてみませんか。
ことばと出会い直すということは、同時に世界と出会い直すことでもあります。



「こどもとことば」
寺子屋ネット福岡 代表 鳥羽和久さんトークイベント


日程:3月29日(金)
時間:19:00 – 20:30(受付は18:30〜)
ゲスト:鳥羽和久(寺子屋ネット福岡 代表)
聞き手:石井 勇(MINOU BOOKS & CAFE)
参加費:1,500円(ドリンク付き)


【予約・問い合わせ】
MINOU BOOKS&CAFE 電話:0943 76 9501
メール:info@minoubooksandcafe.com @ MINOU BOOKS&CAFE




-------------------------------------------------------

3月には他に以下の2つのイベントにお話しの相手として参加いたします。

d0116009_00353164.jpg


◇石川直樹 20年の旅 ~新刊3冊刊行記念トーク 福岡~

日時 3月14日(木) 開場19:00 開演19:30
場所 とらきつね 福岡市中央区唐人町1-1-1
料金 一般3,400円 (1・2部共通) 学生1,800円(1・2部共通)

★第1部 ヒマラヤ&シベリア 遠征報告 19:30~20:30

ネパール語で「母の首飾り」という意味をもつ美しい山アマダブラム。昨年の秋、ヒマラヤでも特に急峻で高度な登山技術が求められるこの山に「自分のすべてを出し切って」登った、石川さんの遠征の話を撮影した写真とともに。そして、今年、2度目の遠征となった「知床にやってくる流氷のはじまりを探す旅」のシベリアの話も。

★第2部 石川直樹 20年の旅(聞き手:鳥羽和久) 20:40~21:40

東京・初台オペラシティで開催中の大規模個展『この星の光の地図を写す』の展示風景を投影しながら、石川さんの過去20年の旅を振り返ります。世界中を巡る旅について、写真について、文章について、そしてそれらの相関について、深く掘り下げる話ができればと思います。

d0116009_00411528.jpg


『ことばの生まれる景色』刊行記念 辻山良雄さんトークイベント 「絵と文で本を旅する四十景 福岡編」


『ことばの生まれる景色』(ナナロク社)刊行と「本のあるところ ajiro」でのnakaban原画展開催を記念して、辻山良雄さんのトークイベントを開催します。


「本屋「Title」店主・辻山良雄が、一冊の本とそれを端的に表していると思った一節を選び、画家のnakabanがそこからイメージを膨らませた絵を描く」ーー「ことばの生まれる景色』は、そのようにして作られました。聞き手には、『親子の手帖』などの著書があり、ご自身も本をこよなく愛し、旅する人でもある鳥羽和久さん(福岡・唐人町で学習塾と、本と雑貨の店「とらきつね」主宰)をお迎えし、本書で取り上げた作品を中心に、本を読むということ、本を書くこと、そして本のある場所をつくることについて存分に語り合います。


※3月13日(水)~3月24日(日)の期間、 『ことばの生まれる景色』nakaban原画展を「本のあるところ ajiro」にて開催します。合わせてお楽しみください。


********************************************************************


日時:2019年3月19日(火)20:30~22:00(開場20:15)
出演:辻山良雄さん(本屋「Title」店主、『ことばの生まれる景色』著者)
聞き手:鳥羽和久さん(本と雑貨の店「とらきつね」主宰)
場所:本のあるところajiro(〒810-0001 福岡市中央区天神3-6-8 天神ミツヤマビル1B)
参加費:1500円
お問い合わせ:ajirobooks@gmail.com(担当:藤枝)





とらきつね on Facebook 随時更新中です。


by terakoyanet | 2019-03-02 00:44 | 行事・イベント | Trackback | Comments(0)

『親子の手帖』まもなく3刷出来

拙著『親子の手帖』の発売から11か月が経ちました。
直接に保護者さまや卒業生から、そして知らないたくさんの方から、SNSやイベント会場などで多くの感想等をいただき、ありがとうございます。(感想の一部はこちら
秋頃に増刷しますと聞いていたのですが、ようやく来週あたりに重版(3刷)ができるそうです。
今回は帯も一新されるので、楽しみにしています。

年内に新しい本のお知らせもできると思います。でも、本を書くこと自体が自己目的化したらおしまいなので、改めて身を引き締めて仕事を進めていきたいと思っています。

d0116009_23291045.png

とらきつね on Facebook 随時更新中です。


by terakoyanet | 2019-02-20 22:40 | お知らせ | Trackback | Comments(0)