寺子屋ブログ by 唐人町寺子屋

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タグ:親子の手帖 ( 12 ) タグの人気記事


2018年 08月 20日

東京・下北沢の本屋B&Bにてトーク「さまざまな親と子のかたちについて」が開催されます

来たる9月19日(水)の20時より、下北沢の本屋B&Bで行われるトークイベントに、シンガーで文筆家でもある寺尾紗穂さんといっしょに登壇します。
すでに多くの方にお申し込みいただいているようです。

寺尾紗穂さんは、こちらのブログでも何度も触れてきた才能あふれる人。

私が今年の3月に出した本『親子の手帖』がようやく形になったとき、最初に読んでもらったのが寺尾さんでした。
現代の親と子のさまざまな形について、寺尾さんの父、次郎さんについて、そして先日発売されたばかりの、寺尾さんが編集した『音楽のまわり』 (音楽家たちが愛おしい短編を持ち寄った本)についてもいろいろ聞きたいと思っています。

寺尾さんに話が聞きたい、と心から思っている人間(私)が寺尾さんとお話ししますから、きっと面白い話が飛び出すと思います。ご都合がつく方はぜひよろしくお願いします。
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先日(8/11)は東京の文京区シビックセンターにて、お話し会が行われました。
東京近郊のお母さまたちが力を合わせて呼んでくださり、いろいろなお話しをさせていただきました。

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主催者のおひとりでもある桜井さんによるグラレコ。
私がしゃべっている隣でどんどん仕上がっていくので、すごいなーと思いました。

もうひとりの主催者の香取さんは、当日のことをブログで記事にまとめてくださいました。


心をこめて準備をしてくださった主催者のお二人はもちろん、さまざまな方にお会いできたことを本当にうれしく思いました。
切実な思いを抱いて参加してくださった方たち、教育関係のお仕事に携わる方々、京都のトークに参加できなかったからと駆けつけてくださった方、寺子屋の卒業生の松崎さん、おもちゃ箱の柴田さんとお母さま(すごく素敵な親子)、ナナロク社の村井さんと川口さん、帯文を書いてくれた写真家の植本さん。初めて東京でお話をしましたが、皆さんに集まっていただき、何か共振するところが少しでもあったのなら、有り難く思います。

9月19日もよろしくお願いします。さらに年内にあと一度(10月か11月)東京でお話しをさせていただく機会がありそうです。



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by terakoyanet | 2018-08-20 02:03 | 行事・イベント | Trackback | Comments(0)
2018年 08月 04日

東京開催『親子の手帖』刊行記念イベントのお知らせ

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東京で開催される 鳥羽和久『親子の手帖』刊行記念トークは来週末(8月11日[土])の開催です。
詳細とチケットのお求めは以下になります。
https://oyakonoshiawase.peatix.com/?lang=ja

こちらの講演会は、『親子の手帖』の読者であるお母さんたちが力を合わせて呼んでくださるもの。
子育て真っ最中で慌ただしい毎日の中で、お話しを聞きたいとお声をかけてくださったこと、準備を大切に進めてくださっていることに心から感謝いたします。

東京近郊にお住まいの皆さん、関東方面に帰省・旅行中の皆さま、この日にぜひお会いできたらうれしいです。



8月29日は西南学院中高にて講演を行います。
ご参加いただければよいのですが、こちらはおそらく教職員様向けのものだと思います。




さらに、9月19日(水)の20時からも東京・世田谷でトークに出演予定(寺尾紗穂さん『音楽のまわり』と、『親子の手帖』のW刊行記念イベント)ですが、こちらにつきましては、後日改めてお知らせいたします。



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by terakoyanet | 2018-08-04 11:19 | 行事・イベント | Trackback | Comments(0)
2018年 06月 30日

京都・大阪で行われた『親子の手帖』出版イベントのこと

6月22日(金)、23日(土)に拙著『親子の手帖』の刊行記念イベントが、京都と大阪で行われました。
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6月22日(金)は、京都のメリーゴーランドさんで、同店の店長であり、『絵本といっしょにまっすぐまっすぐ』(アノニマ・スタジオ)の著者としても知られる鈴木潤さんと対談しました。
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(メリーゴーランド京都さんのinstagramより)

鈴木さんの天然のパスが心地よすぎて不思議なくらいスムーズにお話しできました。鈴木さん、天然の天才でしょ。終わった後、話に来てくださる客席の皆さんが、心の深いところを伝えようとしてくださるのがとても嬉しかったです。涙を流しながらお話をしてくださる方も。

今回は出版してすぐではなくて、3ヶ月経過していますから、本の中身を自分の中に落とし込んできている方がとても多く、本を読んで子どもの小学校受験の捉え直しをした方、LDの子がいる方、子どもの側から本を読んでくださった方、ほんとうにそれぞれの方がそれぞれに切実な思いを抱えて本と向き合っておられて、そういう方々と実際にお話しできたのは、ほんとうにかけがえのない経験となりました。
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こちら↓の丁寧な記事を書いてくださっていた、大学の先生であり、子どもと家族の小さな図書館「ちいさなとびら」を運営されている方とお会いできました。

対談を聞いたあとに、心の深いところから響いてくるような言葉で、感想を書いたくださった方もいました。
いま、本に寄せられたひとつひとつの声を大切に拾っているところです。
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本番を終えたあと、鈴木さんと扉野さん(鈴木さんの夫で住職で作家さん)の家に遊びにいって、じんわりと楽しい時間を過ごしました。子どもさんとネコちゃんがかわいかった。そしてお手製の野菜料理が美味しすぎて遠慮なくガツガツといただきました。(お世話になったおひとりおひとりに感謝。)

鈴木さんたちと別れたあとは、寺子屋卒の京大生たちと焼肉を食べに行きました。
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3人はイベントにも来てくれて、がっつり話を聞いてくれました。

当仁中から修猷館へ、そして京大に進学した同学年の3人。
ずっといっしょだったのに、大学ではそれぞれが別の方向を向いて歩き始めていて、それがとても面白い。

次回会うときは、さらに人生が深まっているだろうから、さらに深い話ができそうだね。




そして翌日6月23日(土)は、大阪のスタンダードブックストア心斎橋で、代表の中川和彦さんとトーク。
中川さん、大阪のおっちゃんで、面白いんだけど、それだけじゃない。大胆で適当に見えて、すごく繊細でやさしい人。
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この日は疲れで前日より少し調子が悪かったんですが、中川さんのおかげで乗り切れました。

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「親子の手帖」美しい装丁が読む前の気持ちをいつもより少し聡明にしてくれ、読んだ後も美味しい水を飲んだような清涼感をくれました。出版社も著者も、名前に鳥が付いてるんだ…と今気づく。

とTwitterにつぶやいて、最初に「鳥」のしかけに気づいてくださった、いわたさんも会場にいらっしゃいました。

大阪は、私の親戚もたくさん来てくれて、お礼をひとりひとり言えなかったけど、とてもうれしかったです。
大阪は愛があるなー。

このときのお客さんが
ダ・ヴィンチニュースで「叱り方のポイント」読みました。
と教えてくださったので、福岡に帰って探してみたら、確かにそういう記事がありました。
ダ・ヴィンチニュースでは以前、インタビューをしてもらったのですが、別の記事があることは知らされていませんでした。


大阪には他に、『小さな天才の育て方・育ち方』の著者である、よっぴー&まりんも来てくださって、本番のあと、美味しいうどん屋さんに連れていってもらいました。

まりんさんは、発売まもない時期に、『親子の手帖』についての文章を綴ってくれています。
まりんさんの文章、とても好きです。

うどん屋さんに行ったあとは、熊本の医師で作家(アルテリにも寄稿してます)の松嶋さんと合流して、いろんな話をしました。いろんな話をしましたが、よっぴーが話してくれた子どものころ、若いころの話、心に刻まれました。


そして、翌日の昼に、今回のイベントの段取りを作ってくださったTORI FOODの宮武さんと、『親子の手帖』の表紙絵・挿画を描いてくださった元永彩子さんに会って、福岡に戻りました。
大阪で会った方たち、お世話になった方たちも、本当にありがとうございました。


観光ゼロの忙殺スケジュールでしたが、たくさんの方とお話しができて、うれしかったです。

次回は8月11日に東京で刊行イベントです。
関東の方々、お会いできますように。





親子の手帖、皆様のおかげで増刷後も売上好調とのことです。

本校が運営するとらきつねのオンラインショップでも、送料無料で本がお買い求めいただけるようになりました。
よろしくお願いします。


そういえば、京都のイベントの直前に、くらすことの藤田ゆみさんとちょっとお会いできました。
『親子の手帖』は くらすこと でもお取り扱いいただいています。
見ているだけで胸のワクワクがとまらなくなる、素敵なもの、大切につくられたものたちといっしょにお買い求めください。





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by terakoyanet | 2018-06-30 02:28 | 行事・イベント | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 26日

『親子の手帖』刊行記念イベント 京都&大阪

6月に『親子の手帖』刊行記念イベントが京都と大阪で行われます。

①6月22日(金) 京都@メリーゴーランド京都
メリーゴーランド京都さんにて、鈴木潤さんとトークを行います。
京都近郊の方にお声掛けいただければ幸いです。
鈴木潤さんと穏やかに正直な話ができたらなあと思います。
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福岡で学習塾を営む鳥羽和久さんは、日々出会う子どもたちとその親とのやり取りから、今の、そしてこれからの子どもたちとその家族が向かう未来を、時には厳しく時には暖かく、そして迷いながら一緒に考えています。
その思いを込めて執筆された『親子の手帖』を読んで、どうしても鳥羽さんに会いたいと思い、対談が実現することになりました。とてもとても楽しみです。


お申し込みはメリーゴーランド京都さんのHP(以下にリンク)にて
鳥羽和久×鈴木潤
6月22日(金) 
18:00〜参加費1000円
メリーゴーランド京都ギャラリースペース

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大阪の憧れのお店であるスタンダードブックスストア心斎橋店にて『親子の手帖』刊行記念トークが行われることになりました。大阪の知人の方にお伝えいただければ幸いです。代表の中川さんにツッコミを入れてもらいながらのイベントになりそうです。スライド等も使ってしっかりお話しします。

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今年の春に刊行された『親子の手帖』は、少子化と核家族化で親の孤立が進む現在におけるさまざまな問題(小中学受験・成功体験・カンニング・発達障害・学力と差別・不登校・いじめ・夫婦関係・母子という幻想の共同体・中1ギャップ・スペクトラム化する社会など)を深く描き、発売1週間で増刷になるなど大きな反響を呼んでいます。『親子の手帖』を著した鳥羽和久さんのトークは、子どもに日々翻弄されるお母さんやお父さん、かつて親に苦しめられた子どもであった大人たち、そして人と人との関係に悩む全ての人にとって、大切な時間になるでしょう。悩みを安易に解決、解消するというより、むしろ、その悩みから逃げずに踏みとどまる体力をつけるためのヒントを得てください。

お申し込み方法は以下のスタンダードブックストア心斎橋ブログをご参照ください。


鳥羽和久『親子の手帖』刊行記念トーク
~現代のたよりない親子の幸せの探し方~
【出演】鳥羽和久
【日時】2018年6月23日(土) 開場11:15 開演12:00
【会場】スタンダードブックストア心斎橋カフェ
 大阪市中央区西心斎橋2-2-12 クリスタグランドビルBFTEL 06-6484-2239
 ■カフェ通常営業時間:11:00~22:30
【料金】 1,200円(1ドリンク付)

※当日のトーク会場ご入場はチケット番号順(ご入金順)です。入場後は自由席です。
※チケット番号は予約順ではなく、ご入金順になります。
※チケット引換が遅くなりますと立ち見になる場合がございます。※ご予約数によって当日券の発売を中止する場合がございます。


お近くの方、どうぞよろしくお願いします。


『親子の手帖』は全国の多くの書店でお買い求めいただけます。


・・・

昨日、教室の2Fでプリントのコピーをしていたら、高2のある生徒が「先生、今年も頭のうしろ、脱毛ですか。大丈夫ですか?おつかれさまです。」と声をかけてくれました。(中2のある子も微妙に声をかけてくれました。)ありがとう。私はほぼ毎年5月に部分ハゲができます。(2・3月の入試ストレスの影響としか思えない。)何の衒いもない掛け声にハゲまされました。ありがとう。仕事にハゲんでもハゲない方法があれば教えてください。



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by terakoyanet | 2018-05-26 14:05 | 行事・イベント | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 13日

『親子の手帖』未収録原稿「子どもの生き方はもう決まっている」

『親子の手帖』を書いたときに、他の章の文章と若干の重複があったために、まるごとカットした「子どもの生き方はもう決まっている」という文章があります。それをご紹介いたします。

・・・

子どもの生き方はもう決まっている

 「三つ子の魂百まで」というありふれたことわざもありますが、人間の生き方というのは、だいたい3歳から6歳くらいまでの間に決まってしまう、このことは多くの人たちが異口同音に語ってきたことであり、私も同じように思っています。

 「三つ子の魂百まで」というのは、そのころまでに子どもに傾けられた愛情や言葉、そしてそれによって涵養された子どもの感受性というのは、子どものその後の人生を左右するほど決定的に大きなものであるという意味です。その時期の子どもというのは、ただ自分が置かれた環境に身を置き、与えられた条件に追従するしかない存在なのですから、まさに親が子どものその後の人生の命運を握っている時期というわけです。

 そう考えると、子どもというのは不憫なものです。自分の人生を決定づける最も大切な時期が、そうとは気づかないうちに過ぎ去ってしまい、過ぎ去ってしまったあとには、それをどれだけ悔いても取り返しがつかないのですから。

 しかし、あなたも私もかつての子どもです。そしてあなたの両親もやはり、かつて子どもでした。私たちは、意のままにならない生を、原罪のように背負ったままで生き延びなければならない、そういう宿命を持っています。

一方で、この「三つ子の魂百まで」という言葉が、科学的にも正しいことが世間でまことしやかに語られるようになって以来、その認識が乱用、誤用されることが多くなってしまいました。「三つ子の魂百までって言いますから、うちの子にも1歳のときから英語を習わせていたんですけど…。」そんなことを平気で言ってしまう親御さんもいるわけですが、これはそもそも「三つ子の魂百まで」ということわざの意味自体を取り違えてしまっています。「三つ子の魂百まで」というのは、3歳くらいまでに大切なことを教育しておかないと、それが身につかなくなる、という意味では決してありません。むしろ、このことわざを「教育」にすぐ結び付けてしまうことこそ、とても危険で不幸なことなんです。


幼少のころから「教育」された子どもは弱くなりがちです。大人が知識を与え、それを吸収すれば褒められる。このことを繰り返すと、子どもは知識を与えられることを当たり前と思い、自分で考えようとしなくなります。また、褒められること自体が目的となるのは、その知識の質自体を低くするとともに、大人の機嫌をとるために勉強をするということを、ことさらに子どもに教え込んでしまうことになります。自分で考えようとしない子は、その後、応用的な思考を身につけることができません。大人の機嫌をとるために勉強するようになった子の勉強はいつまでもポーズにすぎず、思い通りにいかなければカンニングをしてでも大人の期待に応えようとするようになります。「なんでそんなに頑張れないの!?」と幼いころから言われ続けた子は、自己否定感情が強くなるだけでなく、周囲に対して暴力的になりがちです。(親は子どもに頑張ることではなく、暴力的な言動で人を脅かすことの方を、図らずも子どもに教えてしまったのです。)こうやって、幼少のころの「教育」の過ちが、中学生、高校生に成長した青年たちに大きな影を落としているということは多々あります。

私は職業柄、中学生や高校生のお母さん、お父さんたちが、子どもと格闘している姿を見ることが度々あります。子どもがなかなか勉強しないときに、部活やめさせるわよ、とか、そんなんだったら大学受けさせないわよ、就職しなさい、とか親はいつでも子どもに脅し文句を吐いて、なんとか子どもの誤った道筋を矯正しようとします。脅しではとどまらずに、実力行使に出て実際に子どもの感情を損なわせることで、自分がいま置かれている状況を子どもに身をもって知ってもらおうとする場合もあります。

そういったときに、私はいつも、そんなことをしても、子どもは決して思い通りにはならないだろう、と思います。自我がもうしっかり育ってしまったあとの中学生や高校生に対して一方的な権力をふるったところで、自我と自我のぶつかり合いになることは火を見るよりも明らかで、どだいうまくいくわけがないのです。だから、この世代の子どもとの関わりは「話し合い」が基本です。膝を突き合わせて自分の心と相手の心を向き合わせることからしか始まりません。

さらに言えば、子どもの下書きのようなものはすでに幼い時に済んでしまっています。中高生の子どもたちはその下書きをもとに、日々の生活を送っているのです。だから、中学生や高校生の親がいくら必死に呼びかけてもその子どもの欠点が埋まらない場合、それは子どもの中にすでに作り上げられた人生との付き合い方そのものが反映されていて、それを矯正するというのは簡単なことではありません。無理なことを要求され続けたら子どもは卑屈になるに決まっています。だから、中高生の親が、この子の生き方はある程度決まってしまっている、そのことを理解して子どもに接するのは大切なことです。

でも、子どもの欠点が目立つからといって、この子が幼いころの私の子育てが間違っていたんだわ、とそんなふうには考えないでください。親が子どもに対して感じている欠点と、その子ども取り巻く人たちが感じている性質は符合しないことが多いですし、子どもは半ば無意識的に自分の欠点を補うような行動をちゃんと選び取っているはずですから。また、「良い子育て」をしたからといって「良い子」が育つわけではありません。いくら子どもに的確な良い指導を繰り返したとしても、子どもが受け取るのはその的確さや良さではなく、その指導の質そのものであることは注目すべき点です。そうやって常に適切さを保った指導を受け続けると、子どもはむしろ自分では何も判断できなくなり、その結果、何もしようとしなくなります。しっかり者のお母さんのもとでは、自分では何もできない男の子が育ちやすいというからくりは、そこにあると私は思っています。(女の子の場合、お母さんをそのまま真似しようとするから、そうはならないことが多いです。) そのように考えると「良い子育て」というのは難しいです。私のような第三者から見ても、しっかり者のお母さんというのは素敵な女性たちです。でも、彼女たちの誠実さの発露そのものが、子どもにとっては毒になることがあるというのはとても難しい問題です。そう考えていくと、子育てというのは、親が方法論や良し悪しという価値判断からできるだけ離れ、子どもの存在をそれ自体として受け止めることからしか始まらないのかもしれません。

私たちが荒れ地に種を撒き、そして芽を出した植物が、やがて一見妙な花をつけ、いま実を結ぼうとしている。目の前の子どもというのは、その花や実の心根のようなものなのだ。子どものことをそうやってちゃんと真剣に眺めていさえすれば、さまざまな不安は消え去り、きっとその顔が見えてきます。その顔を手掛かりに、親と子の関係が紡がれていくことを願っています。



・・・


『親子の手帖』(重版出来)はいつのまにか、全国各地の書店に販路が広がり、たくさんの方の目にとまることになりました。手にとってくださった皆さまのおかげです。
6月には、大阪や京都の書店さまでも本のご紹介をするイベントの機会をいただくことになりました。ありがとうございます。

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by terakoyanet | 2018-05-13 07:48 | 寺子屋エッセイ(読み物) | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 11日

ダ・ヴィンチニュースにインタビュー記事掲載

本日、KADOKAWAのダ・ヴィンチニュースに、映画監督の神保慶政さんによる私(代表・塾長 鳥羽)のインタビューが掲載されました。

よかったらご覧ください。




神保さん、ありがとうございます。


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by terakoyanet | 2018-05-11 13:56 | おすすめのHP | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 17日

『親子の手帖』お取り扱い店舗一覧(4月17日現在)

重版出来の『親子の手帖』。お取り扱い店が全国に拡大中です。

それぞれの街のお知り合いの方にお伝えください。

ここにもあったよという情報もお知らせいただければ幸いです。



◎4月17日現在のお取り扱い店 (*在庫状況はお店にご確認ください。)

【東京】
・荻窪 本屋title
・吉祥寺 ブックスルーエ
・吉祥寺 ジュンク堂書店 吉祥寺店
・世田谷 本屋B&B
・多摩 ジュンク堂書店多摩センター店

【埼玉】
・大宮 ジュンク堂書店大宮高島屋店

【新潟】
・笹口 ジュンク堂書店新潟店

【岐阜】
・岐阜 ジュンク堂書店岐阜店

【静岡】
・静岡駅前 戸田書店 静岡本店
・鷹匠 MARUZEN&ジュンク堂書店静岡店
・鷹匠 水曜文庫

【愛知】
・栄 丸善 名古屋本店
・栄 ジュンク堂書店ロフト名古屋店
・東山公園 ON READING

【京都】
・河原町丸太町 誠光社
・河原町三条 丸善京都本店
・四条河原町 メリーゴーランド京都
・四条通り ジュンク堂書店京都店
・一乗寺 恵文社 一乗寺店
・浄土寺 ホホホ座

【大阪】
・茶屋町 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店
・堂島 ジュンク堂書店大阪本店
・松屋町 TORI FOOD by トリ風土研究所

【兵庫】
・明石 ジュンク堂書店明石店
・三宮 ジュンク堂書店三宮店
・三宮 ジュンク堂書店三宮駅前店
・西宮 ジュンク堂書店西宮店

【鳥取】
・湯梨浜 白線文庫(HAKUSEN内)

【広島】
・広島駅前 ジュンク堂書店広島駅前店
・本川町 READAN DEAT

【愛媛】
・松山 ジュンク堂書店松山店

【福岡】
・赤坂 ブックスキューブリック けやき通り店
・糸島 くらすこと
・うきは MINOU BOOKS & CAFE
・大牟田 TARAMU BOOKS & CAFE
・西戸崎 ナツメ書店
・天神 ジュンク堂書店福岡店
・唐人町 とらきつね
・唐人町 よくねる寝具店
・博多 丸善福岡店
・箱崎 ブックスキューブリック箱崎店
・桧原 福岡おもちゃ箱
・六本松 六本松蔦屋書店
・六本松 雑貨と古書 ハチジュウイチ

【長崎】
・長崎 ひとやすみ書店

【熊本】
・合志 HAYASHI(母野思)
・新町 長崎次郎書
・練兵町 橙書店


【鹿児島】
・鹿児島 ジュンク堂書店鹿児島店


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『親子の手帖』が置かれる絵本やさん メリーゴランド京都店



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うきはの minou books and cafe さんにもあります



Amazonでも部門上位をキープしています。(4月16日 1部門で1位、2部門で3位)ありがとうございます。

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初版と第2版、中表紙に大きな変化が。初版は透明感のある白でしたが、第2版は手帖という名に相応しいニュアンスのある茶色に。中表紙がこれだけ落ち着いた仕上がりになると、カバーを外して持ち歩くのもいいなと。元永彩子さんの絵も別の美しさを宿したように見えて嬉しいです。とらきつねでは初版と第2版、どちらもお買い求めいただけます。



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by terakoyanet | 2018-04-17 13:08 | おすすめの本・音楽 | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 03日

ご来場ありがとうございました →→ 重版決定

3月31日に、六本松蔦屋書店にて『親子の手帖』の出版記念トークを行いました。

尹雄大さんの助力を得て、良い時間になりました。言葉を詰まらせながら真剣な声を聞かせてくださった方たちがいました。その声に対する尹さんの柔らな返答が胸に響きました。またこれからも、参加者おひとりひとりが手を取り合うような場があればいいですね。現役生やその保護者様、卒業生の保護者様をはじめ、一般の皆様も含めて、たくさんの方とお会いできて、うれしかったです。

イベントの運営をしてくださったBluebookの増崎さん、蔦屋書店の皆さまにも大変お世話になりました。ありがとうございました。
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*お写真はBluebook 増崎さまからいただきました。

・・・

そして、おかげさまで、発売1週間にして、本の増刷が決定しました。
今日、版元から連絡がありました。ありがとうございます。

現在も、Amazonで「鳥影社」部門で1位、「親子関係」部門で3位、エッセー・随筆の「た行の著者」部門で5位と健闘しています。

多くの人に届くということは、その本の中身が誰にとっても正解ではないという当たり前の事実に気づかされることでもあります。一昨日は、この本を読んだ方から追いかけられて殺されかける夢を見ました。本が届くことはうれしいことですが、苦しいことでもある、そう感じるのは私が臆病すぎるのでしょうか。

・・・・

☆『親子の手帖』をお取り扱いいただいているお店
(4/3 現在。他にも置かれている書店は多数あると思われます。)
*但し販売開始日は各店舗によって異なりますのでお問い合わせください。


【東京】
・世田谷 本屋B&B

【静岡】
・紺屋町(静岡駅前)戸田書店静岡本店
・鷹匠 水曜文庫

【京都】
・河原町丸太町 誠光社
・四条河原町(ミナペルホネン京都ビル)メリーゴーランド京都
・一乗寺 恵文社一乗寺店
・浄土寺 ホホホ座

【大阪】
・松屋町 TORI FOOD by トリ風土研究所

【名古屋】
・東山公園 ON READING

【鳥取】
・湯梨浜 白線文庫(HAKUSEN内)

【福岡】
・赤坂 ブックスキューブリックけやき通り店
・糸島 くらすこと
・うきは MINOU BOOKS & CAFE
・大牟田 TARAMU BOOKS & CAFE
・西戸崎 ナツメ書店
・天神 ジュンク堂福岡店
・唐人町 とらきつね
・唐人町 よくねる寝具店
・博多 丸善福岡店
・箱崎 ブックスキューブリック箱崎店
・桧原 福岡おもちゃ箱
・六本松 六本松蔦屋書店

【熊本】
・合志 HAYASHI(母野思)
・新町 長崎次郎書店
・練兵町 橙書店



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by terakoyanet | 2018-04-03 23:09 | 雑感・授業風景など | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 19日

『親子の手帖』の販売が始まりました。

『親子の手帖』の販売が始まりました。とらきつねなど一部のお店ではすでに販売が始まっており、一般の書店でも21~23日ごろから始まるようです。どうぞよろしくお願いいたします。
Amazonでも、現在、鳥影社部門で1位、親子関係部門で9位と健闘しているようです。



ブログですでに書いた内容は2~3割程度、それ以外はすべて書き下ろしになります。

親として、というより、かつて子どもだった自分に戻って読んだという予想外の反応を、とてもうれしく思っています。さっそく感想を寄せてくださり、ありがとうございます。



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by terakoyanet | 2018-03-19 15:11 | おすすめの本・音楽 | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 14日

親子の幸せのかたち 『親子の手帖』出版記念トーク のお知らせ

3月31日(土)の16時から、六本松蔦谷書店にて『親子の手帖』の出版記念イベントが行われることになりました。
(六本松蔦谷書店さま、株式会社weekendさま、ありがとうございます。)

お話し相手は、尹雄大さんにお願いしました。
私のイベントということになっていますが、私のほうも尹さんに尋ねてみたいことがありますので、楽しみです。

ちゃんと実のあるお話できるかわかりませんが、この本にはこれまで15年間に考えてきたことを私なり詰め込みましたので、
何がほっとけないからこの本を書いたのか、真剣にお話できればと思っています。

この本には少し極端な親子が描かれていますが、でも、どこかで私たちにつながっている、そう感じていただけるのではないかと思っています。だから、一般の方はもちろん、寺子屋に通っている、または通っていたご家族にも来てもらえたらうれしいです。

親子の手帖は、Amazon等ではすでにご予約が始まっており、早ければ今週末~来週初めには全国の書店に並び始め、遅くとも再来週の初めには各書店でお求めいただけます。

私が現時点で直接確認している九州内のお取り扱い店は、天神・ジュンク堂書店、赤坂・ブックスキューブリック、六本松・蔦谷書店、唐人町・とらきつね、桧原・福岡おもちゃ箱、うきは・Minou Books & Cafe、熊本・橙書店などです。(個人的にお取り扱いしてくださるお店も募集中です。)




親子の幸せのかたち『親子の手帖』出版記念トーク ゲスト 尹雄大

日時●3月31日(土)16時
会場●六本松蔦屋書店アートスペース
参加費●大人1,000円・中高大学生500円・小学生以下無料
予約先●六本松蔦屋書店 092-731-7760


◇尹雄大プロフィール
神戸市生まれ。10代で陽明学の「知行合一」の考えに触れ、心と体の一致をさぐるために柔道や空手、キックボクシングを始める。1999年、武術研究家の甲野善紀氏に出会い、松聲館に入門。2003年、光岡英稔氏に出会い、韓氏意拳を学び始める。
フリーランサーのインタビュアーとして、これまでに生物学者の池田清彦氏、漫才師の千原Jr氏、脳科学者の茂木健一郎氏や作家の川上弘美氏、保坂和志氏、俳優の田中泯氏、ミュージシャンの七尾旅人氏、川本真琴氏、大川興業の大川豊総裁、元ジャイアンツの桑田真澄氏など学術研究者や文化人、アーティスト、アスリート、ヤクザに政治家など、約800人にインタビューを行って来た。
体と思考をめぐる著述も多く、主な著書に『体の知性を取り戻す』(講談社現代新書)『FLOW 韓氏意拳の哲学』(冬弓舎)、『やわらかな言葉と体のレッスン』(春秋社)などがある。


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by terakoyanet | 2018-03-14 01:00 | 行事・イベント | Trackback | Comments(0)