2020年 反響があったつぶやきのまとめ
2021年 01月 07日
今日は、理解のある親は子どもにとって万能などころか残酷でさえあるという話です。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) May 2, 2020
自分が受けた傷を確認するような子育てというのは、子どもにとっては、思いの外、残酷なことなのです。
新刊発売前企画 『親子の手帖』部分公開#親子の手帖https://t.co/OYakvBrWLL pic.twitter.com/6r5BConpC7
今日は、休校が長引いてぎすぎすする親子に読んでもらいたい「叱り方のポイント10」です。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) May 4, 2020
子どもは不思議なもので、親としての親のことはよく見ないのに、人間としての親のほうはよく見ているんです。
新刊発売前企画 『親子の手帖』部分公開#親子の手帖https://t.co/OYakvBJxDj pic.twitter.com/PvGlOfXefD
I lost a watch. I must buy ( ).
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) May 9, 2020
( )の正解はoneだが、itと答えたSくんは、ヤフオクで自分がなくした時計が出品されていて、それを買ったんです、と強弁。
来月、新しい本『おやときどきこども』(ナナロク社)が出ます。本の帯には、寺尾紗穂さん、東浩紀さんから言葉を頂いており、もったいなすぎて言葉もありません。子どもたちとのさまざまな対話を2年かけて1冊に詰め込みました。大人が子どもと出会い直すための本です。 https://t.co/a0CQGgL0g6
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) May 14, 2020
子どもが親に嘘をつくときって、子どもにとって嘘自体が親との良好な関係を繋ぎとめるための精いっぱいの誠実な応答であることが多くて、だから親の「あんた嘘をつくんじゃない!」は「無理を強いる」→「無理をさせた結果嘘をつかせる」→「それなのに嘘を責められる」という子にとっては悪夢の循環。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) May 22, 2020
高3の男の子から、「正方形が長方形であり、ひし形であり、平行四辺形であるくらいだから、学校が好きなのに行きたくなくなったり、好きな親を殺したくなったり、女の子が好きなのに男子の友達が好きになったりするのもおかしくないですよね?」と尋ねられたので、人生で一番の勢いで首を縦に振った。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) May 24, 2020
初めての授業。プリントを1枚忘れただけで教室の隅で怯えるように座っている女の子がいた。彼女はきっとそれくらいできつく叱られることを繰り返してきたので、いま目の前が真っ暗だ。休憩時間に、誰だって忘れ物くらいするから堂々としていていいと伝えただけで彼女は涙をこぼしながらお辞儀をした。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) May 30, 2020
いろいろコメントありがとうございます。子どもが否定性に陥っているなと思ったら、それを内在化させずに「単にそうなっている」ということを本人と確認するとよいと思います。自分の性質を興味深い対象として他人と味わうことで子どもは変わることがあります。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) May 30, 2020
「それぞれの子が、自分の興味のあることを自分のペースで学んでいったら、はっきり言って今の文科省のペース設定より速い」は同じくそう思います。(主に小中学校について。)
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) May 30, 2020
学校の弱点はあらゆることが(子どもに最適化するのではなく)学校という「組織」に最適化しているところにある。 https://t.co/chHKHHl0cf
慰めるだけじゃなくてその後もフォローしないと、というリプをいただいています。そうだと思います。以下は例えばカンニングをする子に対してどのようなフォローができるかを書いたものなので字が小さくて恐縮ですが読んでみていただければ!(拙著『親子の手帖』より)https://t.co/8PWExFrVxk
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) May 31, 2020
親子の何を見てきたのだろうかというご質問ですが、以下に、幼いときから母親から繰り返し難関校Fに行きなさいと呪いをかけられた女の子の話を書いています。力不足でいつも試行錯誤ばかりですが、いろいろな親と子どもを見てきました。https://t.co/g1zvJ8IV1d
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) May 31, 2020
三者面談などで親が「うちの子は〇〇だから」と苦々しい顔をしながら言うのを聞くたびに、あなたの中のうちの子はもう古いから、と思う。子どもは日々変化している一方で、親はむしろ子どもが変化しないことをどこかで期待している。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) June 1, 2020
とある公立中学校、38℃以上にならないと教室のエアコンをつけてはならないらしく、37.7℃の教室内で皆で我慢比べ。みんなマスクまでしてるのにバカなのか?日本の学生には人権がないと以前から言ってるけど本当にない。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) June 9, 2020
アトピー性皮膚炎の子どもがマスクを外したらマスクの中が真っ赤だったので、マスクもうしないでいいよと言ったら安心したようににこっとした。一律にマスク着用を義務化するのをやめてください。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) June 11, 2020
何事も義務化しないというのは個人の尊厳の基礎であるはずなのに、緊急事態の名の下に義務化が正当化され、それに多くの人が同調してたなびくのはとても危ういことだと感じます。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) June 11, 2020
アトピー性皮膚炎の子どもたちの多くは、手の消毒も困難です。消毒ができないたびに申し訳なさそうな顔をする子どもたちには大人がちゃんと全然OK気にしないでサインを送ってあげないと。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) June 11, 2020
大人に一度そうしなさいと言われたら子どもは辛くてもそうしてしまうという、大人が子どもにかける呪いについてコメントをいただきましたが、「呪い」については(これは全く別の話、母と娘の高校入試の話ですが)以下で紹介したことがあります。https://t.co/Jyg3GuLCqw https://t.co/g1zvJ8IV1d
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) June 11, 2020
沢山いただいたリプライにマジレスします。見えにくかったらごめんなさい。 pic.twitter.com/T0YsCleiG4
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) June 12, 2020
高1の子で去年(中3のとき)の通知表に「周りが見えておらず、協調性に欠けている」と書かれた子がいたので、「周囲の動揺に安易に同調せず、批評精神に長けている」と書き直して渡した。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) June 29, 2020
知人の学校の先生が「教職員には十分な人権がない」と言っていたのはこういうことがふつうにまかり通る土壌の中にある。コロナ禍の学校でも子どもの感染にばかり焦点が当てられるが高リスクのまま勤務する教職員たちがいかにしんどい思いをしているか。 https://t.co/aJhTaZFmpL
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) July 8, 2020
植本一子の写真集『うれしい生活』を見ていると、うれしいときも、かなしいときも、光は等しく私たちに降り注いでいる、そんな当たり前のことにぐっと胸をつかまれます。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) July 11, 2020
写真は現実を記録するのではなく、現実についてのひとつの見方を提供するものにすぎない。それなのに、 pic.twitter.com/DcAGZTtmeh
子どもを大切にしながら心配している親御さんから「本人のペースで学習の遅れを取り戻したい」とたびたび言われるのですが、そもそも「学習の遅れ」という相対的な認識自体が本人のペースを乱す原因になっているんです。お子さんは何も遅れていません。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) July 17, 2020
「購入する」という行為は商品を「所有する」ことが第一義とは限らなくて、購入する行為がその商品のことが「好き」な自分を承認する意味合いを切実に持っていることがある。「好き」が肯定されるのってすごく有難いことなんです。だから、好きなものが手に入ったら、やったね!と心から喜ぶことが吉。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) July 19, 2020
「僕が教えたやり方で解かないと〇にしてあげないよ。僕が教えたやり方で解かないとイジメるよ。」そんな教師の発言に異議を唱えるために定期テストであえてその教師が教えた通りではない解き方(解法は完璧)で解くという捨て身の抗議をした子がいたとしたら、教師のすべき仕事はただひとつ、その子の
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) July 30, 2020
今年の中学生の夏合宿、19年目で初めてどこにも行けないかわりに、石川直樹さん(写真家)、磯野真穂さん(人類学者)、藤枝大さん(編集者)が講演をしてくださることに。思考でどこまでも飛んでいけそうな布陣、楽しみです。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) August 3, 2020
子どもどうしのトラブルの際に、謝りなさいと言われた子どもが易々と謝らない(ちゃんと反省しない)のは、大人が「謝りなさい」と言うこと自体が子どもにとってすごい暴力で、その暴力性に気づいていない大人に対する反発が芽生えるから。大人はもっと考えろよ。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) August 5, 2020
坂口さん@zhtsss のパステル画をなぞっているような、何度かそんな気がした天草の旅。普賢岳も見えた。 pic.twitter.com/CAgzUzqUZA
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) August 15, 2020
もっと勉強しないと現実はそんなに甘くないよ。大人はいつも子どもにそう言うくせに、別のある日は「あなたは将来何になりたいの?」と将来の夢を語らせようとするのだ。現実は苦しいものだと言っておきながら、それでも子どもにキラキラしながら希望を語ってほしいと願う大人の残酷さ。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) August 26, 2020
親御さんが感情的に「じゃあどうしたらいいんですか?」と尋ねるときのほとんどの答えが「いや、何もしないでください」になってしまう。つまり、不安定な状態に耐えることができる胆力をつけてください、ということだ。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) August 28, 2020
「向き合う」とか「寄り添う」という言葉は要注意で、そういうのは「向き合わなきゃ!」という感じで無理にやっても失敗します。やり方は2つで、ひとつめは真心でやること、ふたつめは与えられたタスクとしてこなすこと。後者の方が高度で失敗しにくい。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) August 31, 2020
北方民族博物館が凄すぎた。#網走 pic.twitter.com/7J5uxjgsFZ
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 1, 2020
斜里町立知床博物館の剥製たちが凄すぎて学べる!とかを遥かに凌駕してカオスだった。 pic.twitter.com/pIxmgpT6lL
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 4, 2020
網走も釧路も帯広も苫小牧も、想像よりずっと小さな町だった。北海道はきっと札幌以外全て想像より小さい町なのだ。北海道の過疎化はなんだかダイナミックで、深刻さや進行の度合いも桁違い。日本のこれからの衰退を憂うなら、いまの北海道に学ぶことがたくさんあると思う。 pic.twitter.com/3nlacGwwrO
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 9, 2020
子どもたちへ。「生きていて、そもそも差別という概念はない」なんてことを口走る人を信用しないでください。「差別はいけない」という考えは、自分が差別をし、偏見を持つ人間だという認識からしか始まりませんから。 https://t.co/YZTAKzyNnU
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 12, 2020
8月に行われた磯野真穂さんの講演(対象は中学生)の講演の子どもたちの感想をまとめてるけど、子どもたちの言葉がとてもいい。(明日か明後日には公開できそう。) https://t.co/cVMxL0U1Ug
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 14, 2020
一般化は避けたいところだが、いまの多くの子どもたちに共通する弱点をひとつ挙げるなら「共感力が高すぎる」ことだと思う。共感力が高いから、やさしい子が多いし、あからさまな差別をする子も減った。でも、共感力が高いというのはつまり空気を読むことで易きに流されやすいということなので、自分
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 16, 2020
子どもは大人以上に日々変化している。それなのに親はすぐにうちの子は○○ができない、あなたは○○ができないと言う。それは呪いです。今日はできるかもしれないのに。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 22, 2020
今年の中3は読書家がとても多い。休憩時間におもむろに文庫本を取り出して読み始める子供たちを見ていると、紙の本がなくなる将来なんて想像がつかないし、実際大人より子供のほうが紙の本を必要としていると感じる。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 24, 2020
自律性、自己決定を重んじるフリースクールや子どもの村などから移ってくる生徒たちを見ているとその問題点について考えざるを得ない。彼らが大人から教わらなかった大事なことは、大学や大学院に進学しないと学べないこともあるし、就けない職業もあるという当たり前の社会構造の話で、彼らはそのこと
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 24, 2020
大人ってなんで子どもの目標がないこと、志望校がないことを嘆くのだろうか。単に味がわからない料理を並べられても選べないのと同じことなのに。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 26, 2020
食えないとダメだという大人(主に親)から子供への外圧は凄まじい。学校選びもそれが主軸になっているといっても過言ではなくて、そのときに見失われているのは自分が社会で何をやるか、どう生きるかというシンプルな問い。食うことを目的にするのは、実ははじめから自分を低く見積もっている証拠。 https://t.co/AqIWkJ5w7f
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 28, 2020
自分の意志で決めなさいと言う親は多いが、子供に必要なのは、自分が尊重されつついっしょに選択したという手ごたえ。連日、受験生の三者面談が続きます。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) October 10, 2020
高2のある女の子、今朝学校に行きたくなくなって学校近くのファミマで立ち読みしてたら、店内でYOASOBIの「夜に駆ける」が流れてなんとなく元気になって学校に行けたそうだ。音楽はいいね。がんばったね。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) October 13, 2020
ツイッター上には自分の傷や怒りをもとに他人をジャッジする人が多くてそれが人と人の間の断絶を招いている。そうならないために人間は学問や論理を鍛えてきたのにそれらが自分の感情を正当化するための道具に成り下がっている。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) October 28, 2020
学校は子どもが世界と出会い損ねるきっかけを作っている。作文が書けない、体育ができない、音楽が苦手だという子たちは、それだけでやり損なった感を抱いたまま大人になっていくけど、それは一定の型にはめて評価しようとする学校の方がいびつなだけであなたは悪くない。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) November 5, 2020
中3のある男の子がいつも、これ買ったけど美味しくなかった、これ持ってきたけどお腹いっぱいで、これなんか知らんけどバッグに入ってた、とか言いながら毎回「先生いりませんか?」とお菓子を持ってくる。そういう彼のコミュニケーションの取り方が私は好きです。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) November 6, 2020
大人が学生に(親が子供に)、若いうちは頭が柔らかいから何でも吸収できるよ、私なんかもう、と自虐るときに固まっているのは頭というよりは頑なな心。何歳からでも学べることを目の前で見せてくれる大人がいたら子供は心強いのに。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) November 15, 2020
「人に伝わる」ことを優先しすぎると、いつの間にか伝えるべき大切なことが失われてしまっている。大切なことってそれくらい曖昧で脆弱なものだと思う。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) November 29, 2020
『おやときどきこども』来月の重版が決まりました!4刷で累計八〇〇〇部です!手に取ってくださった皆さまありがとうございます。あわせて電子書籍版の販売も決まりました!ナナロク社の英断にも感謝です。今後ともご贔屓のほどよろしくお願いします。 pic.twitter.com/iiARW2U5TC
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) December 6, 2020
NHK(Eテレ)ウワサの保護者会をご覧いただいた方、ありがとうございました!親は子供の将来を憂うより、子供が「自分を知る」手伝いさえできればそれで十分ではないか。事前打ち合わせのないリアルの中で生まれた言葉たちが、編集を通して皆さんに伝わる形になっていることが不思議で面白いですね。 pic.twitter.com/Mh7kLJ5VWZ
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) December 8, 2020
子どもに夢を語らせたがっていると思いきや、実際に子どもが夢を語りだすと現実に引き戻そうとする親がいる。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) December 8, 2020
AIのせいで働き先がなくなるけどあなたはどうする?的な議論を子供たちにやらせる学校があるけど、根拠のないことで不安を煽るのはやめてほしい。工業製品の機械化が劇的に進んだ産業革命では手工業は減っても仕事の総量は増えた。要は仕事の質の変化だけどその変化に弱いのは子供じゃなくて大人世代。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) December 9, 2020
沢山子供の勉強を見てきましたが、夢や目標がある子は頑張れて、そうじゃない子は頑張れないという傾向は見られません。勉強のやる気がないからといって夢を実現させる力が弱いというわけでもありません。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) December 12, 2020
好きなことを見つけなさい、と言う大人は多いけれど、イヤなら私に遠慮なんかせずにすぐに手放していいからね、そう教える親の少なさ。子どもの「好きなこと」で子どもを囲わないでください。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) December 12, 2020
三行で撃つ、明快、明晰。名著だと思う。めちゃくちゃ勉強になる。 pic.twitter.com/6ykliQXJrm
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) December 23, 2020
マイノリティの権利主張がウザいからと、そもそもどうやって自分をマイノリティに「認定」したの?とそのアイデンティティに作為を感じる人がいるのですが、マイノリティというのは認定とかじゃなくて「社会」が自分用にできていない…という気づきと傷つきの経験なんです。その理解からお願いします。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) December 25, 2020
今年の中3、一度もマスク取った写真撮ってないやん。マスク外して口を閉じてニコッとして前向いて、と言ったらこの笑顔。泣く。 pic.twitter.com/bKoTsdwESs
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) December 26, 2020
いじめられてる人は苦しくて死にそうなのに「いじめられてる自分」を受け止められないことがある。寂しくて死にそうな人も「寂しい自分」をなかなか受け入れられない。それは自分のぎりぎりの尊厳に関わっているから。でもそんなを自分を自分で許してお前かわいそうだねヨシヨシと言ってあげてほしい。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) December 30, 2020
子供の夢について
2020年 12月 13日
9月のつぶやき
2020年 09月 28日
北方民族博物館が凄すぎた。#網走 pic.twitter.com/7J5uxjgsFZ
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 1, 2020
斜里町立知床博物館の剥製たちが凄すぎて学べる!とかを遥かに凌駕してカオスだった。 pic.twitter.com/pIxmgpT6lL
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 4, 2020
末井さん、ありがとうございます😭
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 8, 2020
いちどこの目でこの棚見てみたいなー。#青山ブックセンター本店 https://t.co/UXwvj3VwQP
3刷出来!ナナロク社の熱意のおかげもあり、沢山の方に届いて嬉しいです。でもまだ序章だと思っています。楽天ブックスで本総合ランキングで瞬間1位取ったし、意外にも類書がないので2年後にまずは2万部いってたらいいなぁと思います。今日は妙に現実的なことをつぶやいてみました。 https://t.co/p5tFwchwhE
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 9, 2020
網走も釧路も帯広も苫小牧も、想像よりずっと小さな町だった。北海道はきっと札幌以外全て想像より小さい町なのだ。北海道の過疎化はなんだかダイナミックで、深刻さや進行の度合いも桁違い。日本のこれからの衰退を憂うなら、いまの北海道に学ぶことがたくさんあると思う。 pic.twitter.com/3nlacGwwrO
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 9, 2020
計算ができないから算数が嫌い、跳び箱が飛べないから体育が嫌い。子どもの「嫌い」は相対評価の結果なので、相対評価を絶対評価にした一連の流れは否定されるべきではない。問題は絶対評価の価値を現場が理解できず、同時にそのような評価をする懐が学校や教師、受験の制度側に整っていなかったこと。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 10, 2020
子どもの「嫌い」は大人が子どもどうしを比べるという相対評価ばかりをするせいで、子どもがその評価を内面化するために起きる自己防御なので、大人は子どもの「嫌い」を既成の価値観に対するカウンターと捉えて、その内面化に抗えることを伝え、その評価と共にたたかうべき。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 11, 2020
中3生の女の子が作文の中で「なぜ体育ではやる気を声の大きさではかろうとするのか?」という疑問について書いている。ほんとなんでだろうね。バカみたいだよね。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 15, 2020
親が子どものことを心配して過剰に守ろうとするときの問題点は、そのときの親の心の動きが、私は子どものことが「わかっている」という思いが前提となっているところだ。親が子どもを「わかっている」という思いは子どもの心と体を囲い込み、身動きを取れなくする。結果、子どもの自立が阻まれる。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 15, 2020
先月行われた磯野真穂さんの授業(中学生対象)の感想をまとめました。各々の子どもたちが「当たり前」を疑うことに対する驚きや面白さ、個人的な感想を懸命に綴っていて読み応えがあります。磯野さんは教えるというより子どもと一緒に思考するような授業を展開してくれました。https://t.co/uehhXv6bnM
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 15, 2020
いま質問に答えながら思ったけど、親の個別性よりも、夫婦間の関係性が「親」の在り方に影響を与えているという見方は、母親や父親が「私の問題」にしすぎないためにも大切だと思う。 https://t.co/3xBr9886i3
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 16, 2020
一般化は避けたいところだが、いまの多くの子どもたちに共通する弱点をひとつ挙げるなら「共感力が高すぎる」ことだと思う。共感力が高いから、やさしい子が多いし、あからさまな差別をする子も減った。でも、共感力が高いというのはつまり空気を読むことで易きに流されやすいということなので、自分
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 16, 2020
おやときどきこどもの書評、その後も全国各紙に次々に取り上げられているみたいです!感謝。 https://t.co/hrbHbVn1hx pic.twitter.com/IvHcbwi4BR
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 16, 2020
『おやときどきこどもこども』3刷、福岡にも到着しました。本に関わってくださる皆さんに感謝です。ありがとうございます。 https://t.co/uiDEyjmYyF pic.twitter.com/wytroxnsvH
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 18, 2020
子どもは大人以上に日々変化している。それなのに親はすぐにうちの子は○○ができない、あなたは○○ができないと言う。それは呪いです。今日はできるかもしれないのに。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 22, 2020
親は子どもができない自分(できないことで守られる自分)を積極的に保持しようとすることが見えていない。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 22, 2020
私は陰キャラで面白いことなんてしゃべれないと思っている、そういう子たちが楽しいと思える教室をつくりたいとずっと前から思っている。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 23, 2020
今年の中3は読書家がとても多い。休憩時間におもむろに文庫本を取り出して読み始める子供たちを見ていると、紙の本がなくなる将来なんて想像がつかないし、実際大人より子供のほうが紙の本を必要としていると感じる。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 24, 2020
親が子供に一番最初に望むことは何事もなく無事に生きていてほしいということ。でも無事に生きるところには人生の面白みはない。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 24, 2020
いまの子供たちってわざわざ説明しなくても「男」「女」とか「健常」「障害」とか、そういうのがボーダーレスでグラデーションだというのを感覚的に知ってる感じがする。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 24, 2020
これってつまり、自律性、自己決定を謳いながら、肝心の自らの生存の条件について子ども自身が考える機会を奪ってしまっているのではないかという疑義でもあるんですよね。 https://t.co/ysmzBBDrpl
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 24, 2020
子供にやりたいことだけをやらせることの問題は、それをやりすぎるとかえってその子の欲求が偏狭になりかねないこと。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 24, 2020
一方で、外部から巻き込まれる形でいつのまにかがむしゃらに勉強してしまう経験をした子供はそれを通して世界の広さを知る。若い時にこの経験をしないのはもったいないと思う。
私自身やりたくないことはやらなくていいと思っている方なんですが、ただ、やりたくないことをやらなすぎると、初対面では好きじゃなかった人が何度か会ううちに好きに転じるようなそういうときめきが人生から無くなっちゃうんですよね。つまり出会いが予め封じられる。それってさびしくないですか?
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 25, 2020
大人ってなんで子どもの目標がないこと、志望校がないことを嘆くのだろうか。単に味がわからない料理を並べられても選べないのと同じことなのに。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 26, 2020
私がこう育てたから子どもがこう育ったと考えるのは一部はそうだけど大部分はそうじゃない。これは同じように育てたはずの兄弟姉妹が全然違うように育つ不思議を目の当たりにした人が皆知っていることのはず。子育てはいつも偶然性にさらされていて、子は勝手に育つというのはそういう意味。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 26, 2020
毒親とかインナーチャイルドとかそういう便利な言葉は還元主義的欲望に巻き込まれやすい。病の原因を親のみに規定することは諸々の偶然性を踏まえると不可能。偶然性を無視してしまう還元主義は思い込みや恨みを生みやすい。
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 27, 2020
食えないとダメだという大人(主に親)から子供への外圧は凄まじい。学校選びもそれが主軸になっているといっても過言ではなくて、そのときに見失われているのは自分が社会で何をやるか、どう生きるかというシンプルな問い。食うことを目的にするのは、実ははじめから自分を低く見積もっている証拠。 https://t.co/AqIWkJ5w7f
— 鳥羽和久 (@tobatoppers) September 28, 2020
自律性、自己決定を重んじるフリースクール等の問題点について
2020年 09月 24日
9月17日の雑感
2020年 09月 17日
文系は役に立たないとか大嘘。思考と欲望に関する抽象的分析的な思考を鍛えると同時に、色々遊んで自分を危険にさらすのもいとわず人間関係を実験して、それと文系的考察を絡めていくと、決定的に人に介入する技術が醸成される。
— 千葉雅也『デッドライン』発売 (@masayachiba) September 15, 2020
一般化は避けたいところだが、いまの多くの子どもたちに共通する弱点をひとつ挙げるなら「共感力が高すぎる」ことだと思う。共感力が高いから、やさしい子が多いし、あからさまな差別をする子も減った。
休校期間に保護者さま方からいただいたお便り その2
2020年 06月 21日
休校期間に保護者さま方からいただいたお便り その1
2020年 06月 16日
読み物の記事をいくつか
2020年 03月 29日
1月30日の雑感
2020年 01月 30日
大人が子どもに「将来の夢」を尋ねる構造って、まじめな子どもたちを苦しめるだけじゃないかということ。
答えが出ないことなんて当たり前だと思ってこれまでずっと生きていた。むしろ、自分の目の前に答えが用意されていないことこそが、人生の醍醐味だと思っていた。
塾に入っただけでなんぼのもんやねん
2020年 01月 17日